二次創作小説(紙ほか)

小さきパンダのガレット・デ・ロワ(その1) ( No.197 )
日時: 2024/01/02 17:03
名前: 桜 (ID: mCvgc20i)

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!


今回は桜サイドの癒しの良心であるパンダのジャガーさんメインのお話のギャグコメディ。
ジャガーさんメインのお話は久しぶりなので新鮮。






「小ネタ」おとし玉


大半の人達全員「あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」
ゼオ「じゃあ、こっちからはお前らにおとし玉だ」
エジソン「キミの方からとは珍しいな」


すると、ゼオが持ってきたのは・・・






ゼオ「このおとし玉のくす玉を割ったらスペシャルなものが出てくるぜー」
大半の人達全員「なっ、なんだってーーーーー!!!?」






おとし玉のくす玉のスペシャルな中身を想像して思わずワクワクする中、ガウェインが割ろうとしていた!


ガウェイン「それならこれは我が王に割らせるべきです!」
ファルコ「あーっ!!このヤロー!!」


すると、おとし玉に突然足が生えた!


ガウェイン「え?」


おとし玉は生えた足を使って逃げ出した!


キッド「おいっ!!どこ行くんだー!!?」
ケロロ「我輩のー!!」


大半が逃げたおとし玉を追いに行く中、メイヴは鞭で捕まえようとする!


メイヴ「それなら鞭で捕まえるわ!」
以蔵「うっわずるいぜよー!!!」


しかし、今度は足がジェット機になって飛び出した!


メイヴ「足がジェットー!!?」
王ドラ「本当によくできてますよねそれ!?それならば・・・ホワチャア!」


すると、ジャンプした王ドラの蹴り技でおとし玉が落ちだした!


王ドラ「よっしゃあ!!」


しかし、それをマルクが奪い取った!


王ドラ「何するんですかー!!?」
マルク「これはボクのサ!この中にカービィを手に入れるオトナのお薬が入ってるかもしれないからな!」
マホロア「勝手に決めンナヨォ!!ソレはボクのダァ!!」
メタナイト「そんなことさせるかぁぁぁぁぁー!!!」


すると、おとし玉が割れだしてしまい、三人に煙が包まれた!


クー「おいっ何があったー!!?」
アサト(燕青)「あちゃー;これは・・・;」


その煙が消えたら、そこには・・・






おじいさん(原型にヒゲ)になった三人がありましたとさ(爆弾投下)


メタナイト&マルク&マホロア「」






メタナイト「ゼオが言ったおとし玉ってこういうことかー!!?」
ゼオ「浦島太郎みたいにしたかったんだもん!」
モードレッド「ぶん殴っていいか?」
ププル「あっ、新年もよろしくお願いしまーす;」


新年早々地震が起きたけどね・・・;(当時のリアルでの出来事)






くぅちゃん「くー!(ハッピーニューイヤー!」


新年が明けてお正月の季節。☆5組のメシウマ組が作ったおせちを食べたり、羽子板やコマ回しなどお正月にちなんだ遊びを行ったりしていた。そんな中で話に出されたのは・・・


ジャガー「ガレット・デ・ロワ?」


ガレット・デ・ロワ。中世期半ばまでのヨーロッパでは公現祭の日に食べる菓子であり、その中に入っていた小さな当たりのお菓子が出た人は当たりと見なされ、1年間の幸福を約束されていたものだったらしい。日本でもこれが当たると今日1日は王様として振る舞うことはできるようだ(諸説あり)


サンソン「うん。だから、その中に入っていた小さな王冠のケーキが当たったら、今日1日はその人のお願いを一つだけなら叶えるってルイージ殿らが話をつけていたらしいんだ。ジャガーも参加しろって」
ジャガー「ふーん(まあオレは面倒なことは巻き込まれるのはごめんだからな。外しとこう」


そしてガレット・デ・ロワを食べる時を迎え・・・






クレハン「ちなみにその王冠にはチョコペンが書かれてあるよ。「ドンマイ♪」って書いた王冠が王様だ☆(^言^)」







ガオガエン「うっわ腹黒い!!」
レッド「こうなるとやりたくなくなってくるよな・・・;」


そしてガレット・デ・ロワを切り分けて食べ始めた時、サンソンはジャガーに聞く。


サンソン「美味しいかなそれ」
ジャガー「味は悪くないんだがなんか二重に入ってるような・・・」






ジャガーが今見たもの:食べた欠片の中から「ドンマイ♪」と書かれていた小さな王冠のお菓子







ジャガー「お、おぉ・・・;」


見回りに来たクレハンはジャガーが当たったことを確認しながら話す。


クレハン「ジャガー?当たったんだな!」
マスハン「というわけで今日1日はお前が王様だ」


すると、マスハンはジャガーにレプリカの王冠を頭に乗せた後に宣言する!






マスハン「では今日1日は王様のジャガーからの頼みを聞いてやるんだ!」
ジャガー(なんじゃこれはぁぁぁぁぁー!!!?)






ジャガーの気苦労は絶えない(いつも行動を共にしているクルーク達の中でも根っこは数少ない良識人)






新年一発目はドタバタコメディ

小さきパンダのガレット・デ・ロワ(その2) ( No.198 )
日時: 2024/01/02 17:05
名前: 桜 (ID: mCvgc20i)

ヒントを得るための聞き込み






その日に1日王様に選ばれたジャガーはさっきの任命後の会話を思い返していた。


サムス『ちなみにそのガレット・デ・ロワに入っていた王冠は王様が一つだけ願えばその通りのことが叶う魔法がかけられてるからちゃんと考えて決めておくようにね?』
ジャガー「ガレット・デ・ロワにあんな細工しやがって・・・;」
サンソン「いいじゃないか。1日王様に選ばれたのは幸運だと思うよ」


すると、ジャガーは何か不安そうな顔をしながら呟く。


ジャガー「オレに王様の気持ちなんかわからねーよ・・・」
サンソン「え?あっ、そういえばキミは可愛くて小さいパンダのくせしてアメリカのアウトロー気質の持ち主だったね」
ジャガー「可愛くて小さいって言うな!オレはクールでナイスガイなギタリストだからな。放浪の旅も出ていたから優雅な育ちの王族の気持ちなんかわからねーよ」


ジャガーはそう言いながらため息を吐く。つか、言ってることは間違いはないが、可愛すぎる見た目のおかげで言葉の説得力がないですよ。


サンソン「それなら王様の人達に話を聞きに行こう。サーヴァントでもいいだろうね」
ジャガー「は!?オレはそんなこと頼んで・・・!」
サンソン「ちなみに今日願いを言わなかったら罰ゲームとして可愛いフリルの服を着せられるんだそうだ」
ジャガー「後々の行動まで封じやがった!!?」


そしてまずはご存知マリオシリーズの最大の宿敵かつ桜サイドの悪役組リーダーでクッパ軍団の首領である大王のクッパに話を聞きに行くことにした。


クッパ「それで我輩に話を聞きに来たってわけか」
サンソン「はい。悪役のあなたからの話は少しぐらいは糧になるのではないかと」
クッパ「意外と辛辣だな貴様は;まあそうだな・・・悪役でも部下とかが命を失いかけた時には動揺する面もあるな」
ジャガー「そうなのか?」
クッパ「他の王様だっていろんな奴がいるとはいえそんなことが起きたら誰だって動揺するんじゃないか?そいつに人の心がないならそんなことなど思わないし、「王様」の資格もないと断じる」


人が危ない目に遭っているのを見たら動揺する。それは悪役でも王様でも思うのだろうか?
次にご存知カービィ組のプププランドの(自称)大王デデデ大王に話を聞きに行った。


デデデ「ワシでもクッパと同じこと思うかって?そうだな・・・ワシの場合は部下のワドルディ達に何かあったら動揺するし泣いてもいるゾイ」
サンソン「泣くことはあるのですか?」
デデデ「もちろん他にもワシだって退屈しのぎとはいえ何かスポーツとかの娯楽施設を作ればワクワクするゾイ。それがプププランドの住民達にも満足できたら言うことはないゾイ!」
ジャガー(退屈しのぎに何か楽しませるようなことをする?)


二人の話を聞いたジャガーはそれを聞いたとしてもまだ上手くわかっていなかった。二人の話は間違ってはいないが、それだけに自分には曖昧であまりわからないのだ。


ジャガー「まだあんまりわかんねーなー・・・;」
サンソン「他の王様の人からも話を聞きに行こうか。いろんな意見を聞くことによって何かヒントを得られるかもしれないから・・・」


すると、サンソンはぶにゅっと何か膨らんだものにぶつかった!


サンソン「あっ、すみません。急いでいたので・・・」
???「人のお腹にぶつかっといてなんだその態度はぁ!!?」


すると、二人が見たのはドンキーコングシリーズにおけるラスボスであり新参者のSP組でもあるキングクルールだった!


クルール「俺様はクレムリンの王キングクルール様じゃぞぉぉぉぉぉー!!!」
ジャガー「サ、サンソンの奴が悪かったよ;って、王・・・?」


すると、ジャガーはクルールに対して飛びついてきた!


ジャガー「なあ、それならお前からも話を聞きたい!王様ならではの気持ちを!」
クルール「なっ、なんなんだ貴様は!!?」
サンソン「すみません。この子は今日のガレット・デ・ロワを食べて1日王様に選ばれちゃったんですけど・・・」
クルール「は?あのガレット・デ・ロワの奴か!それならまあいい。悪役組のでもいいなら意見を言ってもかまわんよ」


キングクルールは二人を自室に入らせたあと、彼なりの王様の矜持というものを語り聞かせた。


クルール「つまり俺様の場合の悪いことの大半が貴様らからすればくだらないものじゃ。バナナとかな」
サンソン「バナナ?」
クルール「ドンキーが大好物のあのバナナだ。何回も奴に倒されてはムカつくし、奴を倒すという野望達成のために日々の鍛錬を勤しんでいるんじゃ。まあ奴がいないとムカつきはするが、寂しい部分はあるな」
ジャガー「お前も寂しいと思うことはあるのか?」
クルール「あるある。悪の俺様でも思うぞそれ」


王様(かどうかわからない奴)でも寂しいと思うことはあるのだろうか。ジャガーはそれを疑問に感じていた。


サンソン「とりあえずガノン殿にも話を聞いて・・・」
クルール「やめておけ。絶対裸族の矜持でも聞かされるぞ;」
ジャガー「忠告ありがとな。やめておくよ・・・;」


スマブラ組の王様キャラ(ぱっと見は)の話を一通り聞いた二人は他のキャラにも話を聞きたいと歩いていた。


ジャガー「他は王子や姫ばかりだし、他に魔界の統治者でもいいからいるのか?」
サンソン「ああ、それなら思い当たる人物が約2名いる」


サンソンはまずはその人物の一人に連絡してその屋敷を訪ねることにした。ぷよぷよシリーズの魔界の貴公子でもあるサタンだ。


サタン「私とアルルのスイートホームの建設真っ最中なのによくこんな連絡くれたな?」
サンソン「すみません!でもそれは今この時だけはやめてくれますか!?」
サタン「まあよい。私なりの矜持はとりあえず私欲で太陽を大きくさせたりする(きっぱり」
ジャガー「やっぱりくだらないことかよ!!?」
サタン「だがな、私でも人のために動くことがあるぞ。膨大な魔力を使って、異空間ワープを作り上げたりな。謎の黒い影と共にな」
サンソン「黒い影?」


すると、部屋のドアにノックが鳴った後入ってきた。サタンのお屋敷に遊びに来ていたギガディスだ。


ギガディス「そなたは余の知らぬ間にそんなことしていたのだな;」
サンソン「ギガディス殿。そういえばあなたも若いとはいえ魔王でしたね」
ギガディス「正確に言えば統治者代理だな。余はまだ若いのでな、王の矜持など具体的には話せぬ。そもそもお父さんを連れて帰れれば・・・」
ジャガー「お父さん?」
サタン「そういえばお前の父親である大魔王は今は行方不明だと聞いたがどうした?」
ギガディス「いっいやっ、なんでもないぞ!ただの戯言だ!」


くぅちゃん「くしゅっ!(くしゃみ」
ププル「くぅちゃん、もしかして風邪引いてる?」


次にポップンの魔界の統治者であるヴィルヘルムの話を聞くために彼が所有している魔界の城を訪ねた。


ヴィル「それで私にも王の矜持について聞きたいと?」
サンソン「はい。あなたは最強四天王の一人だとユーリ殿から聞かされているので」
ヴィル「(どうせボロクソに聞かせてるんだろうな;)そうだな・・・口うるさくともそれだけ大切にしているということだぞ?」
ジャガー「そうなのか?」
ヴィル「ああ。口うるさいのは人のためならば言えることだな。押し付けているように思われているが、それだけちゃんと思っているということだ。伝わりにくいかもしれぬがな」


魔界の統治者らからも話を聞きに終わったが、ジャガーは大分わかってきたとはいえ王様の具体的なイメージはまだ掴んでいなかった。


ジャガー「大分わかってきた。だが、具体的なことはまだはっきりとわからねーな・・・」
サンソン「それならば、現在桜陣営に加入している王属性のサーヴァント達からも話を聞きに行こう。具体的なイメージが掴めれるかもしれない」


二人はまずクルーク直属のライダーのサーヴァントであるアルスター伝説におけるコノートの女王メイヴに話を聞くことにした。


メイヴ「生前に伝説最大の戦争を引き起こした女王に聞くことじゃないわね」
サンソン「それは悪かったよ。でも、率直に意見は聞かせて欲しい」
メイヴ「そうね。私なりの矜持は、美しいものが埋もれていくのを許さないということかしらね」
ジャガー「美しいものか?」
メイヴ「そうよ。その輝きは才能とか色々あるんだろうけど、私の場合は見目麗しきなの。せっかく美しく生まれたのに埋もれていくのは私でも許さないわ。だって、それは美しいんだもの」


輝きは埋もれていくのは許せない。それは色んな意見があるとはいえ道理に適っていると思う。
メイヴから話を聞きに終えたジャガーとサンソンは次に訪ねる人のところまで歩こうとしていた。


サンソン「じゃあ次は騎士王にも「ウィ、サンソン!」


サンソンはその人物の声を聞いて振り向く。彼に声をかけたのはスマブラ屋敷駐在のアーチャーのサーヴァントであり、フランスの初代皇帝であるナポレオンだ。


ナポレオン「そんなに歩き回りに行ってどうした?」
サンソン「閣下。実はジャガーが1日王様に選ばれたので、王様(の中には違うのもいるかもしれないが)の矜持を聞きに回っていまして」
ナポレオン「統治者の矜持ってわけか。まあ俺は皇帝なんでな、まだわからないが・・・意見を言うことはできるぞ。つまり可能性は無限だと信じる」
ジャガー「可能性は無限?」
ナポレオン「人間は可能性は0じゃないと考えるよりも可能性は無限だと信じる方が不安はなくせるだろ?まあ俺の場合は信じすぎた結果あんな最期を迎えたけどな・・・」


ナポレオンからの話を聞き終えた二人は騎士王から話を聞くためにスマブラ屋敷の隣のキャメロット城を訪ねた。


騎士王「王様の矜持ですか?」
サンソン「はい。意見を聞かせていただければと」
騎士王「そうですね。私はどこまでも民のためにとブリテンの王を全うしていたのですから。まあ思いすぎて結果的に失敗してしまいましたが・・・」







騎士王「それでもブリテンの民を守ったと同時にブリテンを愛していました。それは本当に人の心がないならば、そんなこと思えません」







その理由がどんなにくだらなくとも、その根底にあるのは決して自分のためだけではなく、どこまでも人のことばかりだった。
ジャガーはようやく王様に対する具体的なイメージを掴みかけていた・・・。

小さきパンダのガレット・デ・ロワ(その3) ( No.199 )
日時: 2024/01/02 17:07
名前: 桜 (ID: mCvgc20i)

騒動






大半の王様キャラ達から話を聞き終えた二人はスマブラ屋敷近くにある市街地の郊外の公園でサンソンが聞く。


サンソン「で、具体的なイメージは掴めたかい?」
ジャガー「ああ、なんとなくな」
サンソン「それなら構わないけど・・・それに関して願い事は掴めたかな?」
ジャガー「・・・」


しかし、ジャガーには願いはあまり思い浮かばなかった。それについてはまだだんまりしている・・・






エミーリオ「So I shold get a eternal sleep ageeeeeeent!!!!(訳:それならエージェントを永遠の眠りにつかせてやらぁぁぁぁぁー!!!!」
ジャガー「うぎゃあっ!!!?(間一髪で避ける」






なんと憎き商売敵であるエージェントを探していたエミーリオが魔術紋で攻撃してきた!サンソンは少し戸惑いながら聞く。


サンソン「川から無事に帰って来たのですね;」
エミーリオ「お前のところの主人のせいだよ!!(こないだの任務帰りで逃亡したエージェントを捕まえようとしたらトチって川に落とされてた)言っとくけど、ナオキだと崖から落としていても火の中に囲まれても銃で撃たれてもGみたいに死なないからな」
サンソン「ナオキって誰のことだい?」
ジャガー「エージェントの本名だ」
サンソン「えっ、そうなのかい!?」
エミーリオ「のほほんと雑談すんなよ!!?」
ジャガー「つまりオレにエージェントを殺せという願いを叶えさせろって!!?新年早々に殺人の指示を聞くのはごめんだ!!それに叶えたとしても絶対死なねーぞ!!?」
エミーリオ「ほー、断るってわけか・・・」






エミーリオ「If you're both had a stains of concreteeeee!!(ならば、貴様ら二人ともコンクリートのシミとなれぇ!」
ジャガー「オレらをエージェントに対する人質にするつもりかあああああー!!!?」






二人が逃げ出し、エミーリオがそれを追う中でサンソンは自分が巻き込まれたことに少しは腹立っていた。


サンソン「彼も悪いけど、エージェント様もちゃんとスパイの任務の後始末をしなきゃダメじゃないか!」
ジャガー「あいつの辞書に穏便に済ますという文字はねーよ!!?」
エミーリオ「コラァー!!待てぇーっ!!!」


二人は各地に避難しつつエミーリオから逃げ回っていた!その光景の一部を公開しておく。


ゼオ「あれ?サンソン、ジャガーと一緒にお面をつけてるのか?」
サンソン「変装です!(ハサンのお面をつけてる」
ジャガー「奴から逃げているんだ(スパルタクスのサンタムのお面をつけてる」
ププル「奴?」


クルーク「二人がそろってボクの家に逃げ込むって何があったの・・・;」
サンソン「少しの間は匿わせて下さい」
ジャガー「すぐ出るさ」
あやクル「雑煮を作ったが、いらぬのか・・・そうか・・・(エプロン姿」


アイオーン「ジャガーが我が聖域を逃げ場としているとは・・・!」←小さくてかわいいもの大好き
ジャガー「いいから早く隠れさせてくれ。オレはベッドの下でいいよな?」
サンソン「本当にご迷惑をおかけします」
ベディ「えっ、サンソン殿は信頼できる方ですし、それぐらいなら構わないのですが・・・(もしやトリスタンの女性関係のもつれに巻き込まれた?」


リップ「サンソンちゃんが逃げ込むって珍しいね?」
サンソン「はい、捕まったら死ぬような気がして・・・」
チャラ王「・・・おい、お前の女関係のもつれに巻き込まれたんじゃねーか?」
トリスタン「私は悲しい・・・私を真っ先に疑うとは・・・」


以蔵「なんで寮の毛布のロール状で寝ながら逃げ込むんじゃおまんらは;」
ジャガー「この方が隠れやすいんだ」
サンソン「今度、リンゴ酒を奢るから少しの間匿わせてくれないかな?」
以蔵「〜〜〜〜〜っほんにっこんべこがぁっ!!」


二人はいろんな手段を使ってエミーリオから逃げまくっていた。しかし、二人の体力はとうとう切れそうだった。


サンソン「ちょっともう足が痛い!これ以上走るのは無理だ!」
ジャガー「こんな時なら限界を超えろ!!」
エミーリオ「とうとう身体が疲れてるみたいだな?」


すると、エミーリオの魔術紋で木が出現し先の道が塞がれてしまった!


サンソン「行き止まり・・・いつのまに・・・」
エミーリオ「逃げ場所がなくなったな?声を漏らさないようにしたから叫んでも誰も助けてくれないんだから。さあ、何をして」







エミーリオ「遊ぼっ「1日王様に選ばれたジャガーに俺がなんだって?」






BGM:Inside Insight


すると、ある銃撃がエミーリオに放つ!彼は間一髪で避けるが、その目の前には自分の商売敵が立っていた!


サンソン「エージェント様!」
エージェント「よかった無事かお前ら!クルークからなんか二人が追われてるって連絡もらったからまさかと思って探しに来たんだよ!」
ジャガー「流石救世主(クルーク)だ・・・!(ジーン」


エージェントの姿を見たエミーリオは一瞬だけ舌打ちしながら睨みつける!


エミーリオ「自分が勝ったと思うなよ・・・!大体いつもいつもお前は厄介事を持ち込みやがって・・・!!穏便に済ます方法はないのか!!?」
エージェント「あるわけねーだろ(きっぱり」
サンソン「ここまで言い切ると逆に引かれますよ・・・;」
エミーリオ「ちょうどいい、この囲んだ木の中だったらオレンジの悪魔でさえも聞こえないだろう!」






エミーリオ「奴が介入できる余地もな「私でさえがなんですって?「ゑ?」






ドカッ!バキッ!ベキベキッ!バキッバキッ!ドゴッ!ドカッドカドカッ!ザシュッ!ザシュザシュッ!ビシッ!ビシビシッ!ガッシャーン!ドゴッ!ベキッ!ガッシャガッシャーン!チュドーン!チュドゴーン!チュチュドッゴーン!ギャー!


エミーリオをケチャップまみれにしたあと、エージェントはその張本人である王ドラを引きながら聞く。


エージェント「お前の方が穏便に済ますという言葉ないじゃん・・・;」
王ドラ「そうですか?サンソンさん、大丈夫ですか?ジャガーさんも!」
サンソン「大丈夫ですよ。少し手を切ったぐらいです」
王ドラ「すぐに手当しますから!その様子だと料理も作れないでしょう?このイタリアのモヒカン男はあとでキッドに連れ出させるので!」
ジャガー「おいっ!オレにも手当しろー!!」
エージェント「とりあえずあとはこっちで後処理しとくから手当が済んだらお前らは先に行っとけ」


二人は手当を済ませたあと、木の空間から先に脱出したあとにジャガーは半ば呆れながら言う。






エミーリオ鎮圧

小さきパンダのガレット・デ・ロワ(その4) ( No.200 )
日時: 2024/01/02 17:09
名前: 桜 (ID: mCvgc20i)

そして・・・






ジャガー「自分のマスターのところのこんな騒動ばかり巻き込まれてるのにお前はよくついていけてるな;」
サンソン「そうかな?僕の生前から言えば平和的でちょっと羨ましかったよ。命の危機には遭ったけど」
ジャガー「相変わらずうるさいけどな、オレは嫌いにはなれないんだよな。なんだかんだ言って出会う前よりもさらにワクワクしてたし・・・」


すると、ジャガーはここで気付いた。ジャガーにとってクルーク達と一緒に騒動や冒険を繰り広げたこと、その中でサーヴァント達との邂逅や傷だらけの三つ巴悪魔やガウェインらとの戦いに共にいさせてくれたことで自分の出会う前の思い・・・今の願いはとっくに叶えていたことに。


ジャガー(そうか。今のオレはもう自力で叶えているから願いは思い浮かばないんだった・・・)


ジャガーはサンソンの方に向きながら言う。


ジャガー「サンソン、お前に叶いたい願いがあるなら小さなことでもいいから叶えてやるぜ?」
サンソン「えっ?キミは・・・それでいいのかい?」
ジャガー「ああ。オレの願いはとっくに叶えてるからな。それにあいつらが言う限りはなんだかんだ人のために行動していたんだからな。人それぞれ考えが違うけど」
サンソン「僕は大きな願いなら叶えているけど、小さな願いなら、そうだな・・・」


その数分後、エミーリオをキッドに連行させた王ドラは一緒に歩くエージェントに怒っていた。


王ドラ「全く私のサンソンさんを巻き込むようなことをするだなんて普通だったらマスターの風上にも置けませんよ!」
エージェント「いつからお前のになったんだよ;それにしてもよくあの場所がわかったな」
王ドラ「サンソンさんがガレット・デ・ロワで1日王様に選ばれたジャガーさんがちゃんと王様としてのあり方を学ぶのについていけてるか密かにつけていたんです。それでこんな騒動があったからキッドに事前に通報しました」
エージェント「ただのストーカーじゃねーか!!サンソンもこんな奴を信用するなよ!!」


すると、二人が何か足が浮かぶような感じがあった!


王ドラ「!?エージェントさん、何かしましたか?」
エージェント「何もしてないだろ」


すると、二人が見たのは・・・






夜空の雲の上でドンチャンとお祭りを催されている桜サイドのキャラ達の姿があった・・・!






エージェント「夜空の雲の上でお祭りー!?」
王ドラ「でも、みんな生きてるしどういうことですか?」
クルーク「あっ、二人とも来たんだね。ボク達もわからないけどなんかいつの間にかここに」
トリスタン「アムールにいたというのにですよ」
王ドラ「みんな連れ出してどういう・・・」
サンソン「エージェント様!」


すると、サンソンがエージェントの元に来ながら言う。


サンソン「僕のお願いです。ジャガーが僕の小さなお願いを代わりに叶えてくれると。空の上、つまり固まった雲の上でのお祭りもいいかなって・・・そんなのは物語の中の世界だし、叶わないのは分かってるけど・・・」


すると、エージェントはサンソンに手を差し出しながら言う。


エージェント「いいぜ。一緒に祭りを回るか。今宵だけだもんな」
サンソン「はっ、はい!エージェント様!」


一方、それを少し離れたところから見ていたジャガーにゼオは聞く。


ゼオ「人のお願いを代わりに叶えるのはろくなことはないと思うぜー?」
ジャガー「構わねーよ。自分の願いはとっくに自力で叶えてるし。それに他の王様キャラにも同じこと言えるか?」
ゼオ「・・・言えないな」
ジャガー「それでいいと思うぜー」


サンソンの願いをジャガーが代わりに叶える形で夜空の上でのお祭りが催された最中に桜はマイクを手にした!


桜「それでは!お祭りもさらに盛り上げるために花火行くわよぉぉぉぉぉー!!!」
大半の全員「おおおおおーーーーー!!!!」






マリオ「じゃあここで俺がケツタンバリンを鳴らすぜ⭐︎(上半身は戦乙女アルルのコスチューム&下半身は全身がミルクだらけのアリシアのRー18イラストの痛褌」
ワリオ「ならば俺様はここでもっこRIを捧げるぞ⭐︎(上半身はガレスの召喚時の服装&下半身はモザイク処理されたアイスを頬張るシアンのRー18イラストの痛褌」
桜「タヒれ」






2024年もよろしくお願いします!






「後書き」
2024年一発目のお話はジャガーとサンソン君がメインのギャグ話でした。お正月なのでオールスター風味になるよういろんなキャラを登場させたりしました。公式におけるいろんな小ネタなどの要素も含むことができて嬉しい。
あと、リアルの話ですが、今回の話を書いていた時に石川県の方に大地震が起きていました・・・うちが住んでいる地域が震源地とはまあまあ近いので今どこでもちらほらと通信状況がヤバイことになっているらしいですが(うちの住んでる地域は割と軽い方なので大丈夫だったけど)正月早々にこんなこと起こされたらたまったもんじゃないので石川県の人々にも1日でも早く平穏な日常に戻れるように祈ります・・・






お粗末さまでした!感想おーけー