二次創作小説(紙ほか)

第三の段:キミと、光と(その1) ( No.298 )
日時: 2025/09/06 04:05
名前: 桜 (ID: J7cEmcFH)

今回はいよいよ道中〜第三の敵からのキーラとの決戦!?
・・・だといいのですが・・・((((°д°;))))






そんなわけで解放したアイレーン達の協力を得た一行はその後も道中では色々と探索を進めていた。


マサムネ「やっべ!!この森の霧、やばそうな毒の気配がする!!」
寿々「電力所までの道はこれしかないんだから、仕方ないじゃろー;」


ハンドレッコ「電力所でも道を作るのに必要なのがデンキウナギって;」
フラン「ウ!」
しおん「フラン、それの置き方の仕掛けがわかるの!?」


沖田「雪山ってキツくないですかー!!?」
斎藤「でも、僕らには馴染みがあるのがなんだか不思議;」
土方「寿々達もそうだが、黙って俺についてこい!落下するぞ!」
山南(流石土方君、こんな状況でもブレないね・・・;)


アイレーン「わぁー!宇宙なのだー!」
ペイペイン「私らにはあまり経験しないような旅ですね」


モードレッド「うわっ、オレらワールドツアーしてやがるー!」
シルク「みんな、元気ー!?」


なんだかんだでみんな探索を楽しんでいた。戦いの中の平和も必要だしありか。


ノッブ「・・・」


ノッブ一人だけ除いては・・・


カービィ「ノッブ?どうしたの、なんかお腹痛い?」
ノッブ「いや、なんでもない・・・」


ノッブは基地を出てからよそよそしくなった。そして神殿の入門ゲートのボタンを全て押した後、その扉が全て開かれたことを確認した!


モードレッド「いよいよ神殿だぞ!道を阻んだ雷が消え去るために向かうぞー!」
全員「おぉー!!!」


みんな神殿に向かうために色々と準備するが、カービィはノッブをなんとか元気づけようと自分のマキシムトマトを渡そうと彼女の隣に座った。


カービィ「ノッブ〜。これ、マキシムトマト!ボクの一番の大好物で常に持ってるけど、これをノッブにあげるね」


すると、ノッブがマキシムトマトをあげようとしたカービィの手をぐっと優しく押さえた。


カービィ「ノッブ?」
ノッブ「カービィ。わしを兵器として扱ってもよいぞ」


ノッブはそれを言った後、淡々と話を続ける。


ノッブ「わしらサーヴァントはいわゆるマスターの兵器でもあるんじゃ。それはそなたにとっても強力な兵器となるじゃろう。まあ色々な考え方もあるが、もしもの場合はわしを敵に対する砲撃にしても構わ」


それを発する前に突然カービィはノッブにビンタする!そのカービィの表情は涙を浮かべながらキッと彼女を睨みつけていた・・・。


カービィ「・・・っ」


カービィが逃げるように立ち去った後、それを密かに見ていた沖田が呆れたようにノッブに声をかけた。


沖田「呆れましたね。カービィちゃんが怒らないわけではないでしょうに」
ノッブ「沖田。見ておったか・・・」


すると、沖田はノッブに緑茶を渡しながら聞く。


沖田「それで?もしやカービィちゃんにラブラブの恋人がいてショックそうにしてましたか?」
ノッブ「ああ、あんなまっすぐに恋する乙女の顔を見たらなおさらタチが悪い・・・;」
沖田「恋愛的にはその方には勝てませんねぇ」


すると、沖田はでもと言葉を続ける。


沖田「カービィちゃんはノッブがサーヴァントでもちゃんと生きてる人だと思っていますよ。仲間だと思ってるし、心のある人だと」
ノッブ「!殊勝な言い方じゃな」
沖田「そりゃそうですね!アイレーン様達を取り巻くあんな個性的な仲間達に溶け込んだら誰だってあんな言い方しますよ!信じられませんよね、私も楽しく過ごしてるなんて!」
ノッブ「・・・カービィ達にも愉快な仲間ばかりじゃ。わしらサーヴァントを受け入れるなんて・・・」
沖田「できますよ。というか、もうノッブのマスターのカービィちゃんも受け入れてますよ。私はノッブのマスターになるなんか危ないし認めませんけど!」


その数時間後、神殿では一行が黙々と歩いていた。いや、大半はいつも通りではあるのだが・・・


モードレッド「姫とノッブ、なんかあったか?」
沖田「知りませんよー(あの後、ノッブはカービィちゃんに謝る決意をしてくれましたが・・・」


いまだにノッブと気まずいカービィは思わず悩んだ。


カービィ(ノッブを叩いたこと謝らなきゃいけないけど・・・メタのこと、事前に話してないのが悪いのかな?それともボクが頼りないせい?)


どっちも違うよカービィちゃん;すると、カービィは横目であの少年の幻影が見えた!


カービィ(なあに?口を開いて、なんか伝えたいの・・・?)


すると、ノッブがモードレッドに伝言する!


ノッブ「モードレッド!悪いが、ちょっとカービィを借りるぞ!」
カービィ「えっ!?」
モードレッド「ええ・・・;オレ達は先に行くけど、用が終わったら早く来いよー!」


カービィをノッブが連れ出した後、彼女はさっきのことでなんて謝罪すればいいかわからなかった。


カービィ「(ま、まさか怒ってる!?とにかく謝らなきゃ・・・!)ノッブ!あの「すまんのう」


カービィの予想に反してノッブからの謝罪を聞いた彼女は思わずあんぐりとした表情をした。


ノッブ「・・・そなたの気持ちも考えないで言って、悪かった・・・」
カービィ「・・・!ボクも叩いちゃって、ごめん・・・」


二人が仲直りした後、ノッブは話す。


ノッブ「そういえば、わしはこの世界に呼ばれたと思ったら、前にも呼ばれてたんじゃ。通常は引き継がない記憶を引き継いていたらしい」
カービィ「そうなの!?」
ノッブ「ああ、そっちはその場所の抑止力での限られた時でな。その最中に二人の旅人に会ったんじゃ。一人はローブを被ってて顔はわからんが、もう一人はあどけない童じゃ」


ノッブはその旅人の少年のことを語った。


ノッブ「その童は絵師もといこの時代で言う画家でな、可愛くない物言いじゃったが、同時にわしを気遣ってもくれたんじゃ。じゃが、度々気になることを口にしていてな・・・」
旅人の少年『!?メモフィア・・・!?』
カービィ「メモフィア?よくわからない言葉だね」
ノッブ「わしもわからん。そいつはわしが抑止力としての役割を果たす前にもう一人の旅人を連れてどこかに行ってしまった・・・同時にその言葉の意味も聞き出せなかったんじゃ・・・」


ノッブの切なそうな顔を見たカービィは聞く。


カービィ「じゃあ、再び召喚したからまた会いたいの?」
ノッブ「ああ、この事件を解決したら会いたいのう。今のわしのマスターはそなたじゃがな」
カービィ「!うん!」


一方、この神殿の核となる宝石を守るピットの影と交戦していた一行は少し苦戦していた。


斎藤「ヤバいぞ弓だとこっちが厄介だ!!」
沖田(二人とも、今頃どうしているのでしょうか・・・?)


すると、ある弾丸がピットの影にダメージを与えた!カービィと共に駆けつけたノッブだ!


しおん「ノッブ!カービィ!」
ノッブ「どけい!ここからはわしとカービィの二人じゃ!行くぞ!」
カービィ「OK!」


そんな二人の様子を見た沖田は安堵した。


沖田(二人とも、仲直りしたのですね。そして絆が深まってるような・・・なんかムカつきますねぇ)


どうしてもノッブに対抗心持ってるんだね沖田ちゃん;
そしてピットの影を倒して石が破壊された後、何らかの地鳴りが鳴った!


アイレーン「!?地震か!?」


その地震が止んだ後、カービィは今気付いたことを伝えた!


カービィ「今雷が消えてる!多分塞がれてた東の方にいけるかもしれない!」
ペイペイン「そうなのですね!」
カービィ「でも、油断しないでね。あそこには多分リオレウスが配置されてると思うから・・・!」


一行は目的を新たにした。行けるようになった東の方にどこかにいるであろうリオレウスとの対峙・・・!


土方「リオレウスはモンハンシリーズのモンスターだったな。確かに身体はかなりでかいが、倒せないことはねーぞ」
マサムネ「つか、今の俺らなら大丈夫だ!多分だが、倒せるぞ!」
寿々「いい加減じゃがな;」


すると、カービィが突然話しかけた!


カービィ「あっ、ちょっとみんな先に行ってて!ちゃんと行くから!」
ノッブ「えっ!?まあわしのマスターだから、危ない目には遭わないでよね;」
カービィ「はーい」


一人残ったカービィは少年の幻影に話しかける。


少年の幻影「・・・」
カービィ「さっきはありがとう。ノッブと仲直りしてやってくれって言いたかったんだね。お礼というわけじゃないけど、このマキシムトマト、キミにあげる。食べてくれたらいいんだけど・・・」


すると、その少年の幻影は受け取ったマキシムトマトを手にしたまま消え去った・・・。


カービィ(普通に持てるんだ・・・)

第三の段:キミと、光と(その2) ( No.299 )
日時: 2024/09/18 16:58
名前: 桜 (ID: 1AyWh4oQ)

道中






一行が雷が消えて解放された東の方に行くと、そこにはパックマンの道にいた!


マサムネ「パックマンに食われるー!!なんてねーよな」
ハンドレッコ「まあまずは探索しよう。火山とか汽車もあるしさ」


とりあえず道を開くためにDKの森からの北部の火山に行ってから伸びたまめの木を登る空の探索を終えて、ようやく汽車の駅に着いた。


モードレッド「とりあえず疲れるよ・・・;」
ペイペイン「あら、レバーかしら?」


ペイペインがレバーを引くと、なぜか汽車の線路の板が動いて繋いだ!


土方「どうやらレバーを引くと、列車が動くらしいな」
フラン「ウー!」


すると、全員が汽車に乗ってレバーを動かしながらその風景を堪能していた!


カービィ「出発進行ー!ゼルダの汽車体験だーい!」
アイレーン「あのクソ真面目な赤ガエルが聞いたら心底悔しそうな顔をするのだ♪」
沖田「なんでですか?」
アイレーン「あいつはあれでもガチの鉄オタなのだ」
沖田「い、意外な一面〜;」
ノッブ(この汽車、魔王列車風に改造できんかな?)


すると、山南はカービィが今食べているものを発見した!


山南「カービィちゃん、何かなそれ?」
カービィ「DKの森から採ってきたバナナ!たくさんあるから、みんなで食べよー!」
斎藤「カービィちゃん、いなかったとはいえ人のものを取ったらダメだよ。岡田君じゃあるまいし」
土方「いや、俺的には岡田がバナナを食べてくれるのがいいんだが」


その土方の以蔵に対するガチ発言を聞いた大半の全員は一瞬変な空気に包まれた・・・。


寿々「それに関して偏見は一切ないが、変な空気はやめるのじゃ!!」
マサムネ(もし龍馬の奴がいたら穏やかに幼馴染マウントで制する様子が見えるぜ・・・;)
カービィ「土方さんは以蔵さんに対して肯定派なん「それに関しては言わないでやってくれ;」?」
ノッブ「・・・(生温かい目でノッブを見る」
沖田「あぁー!!ノッブにこんな目で見られるのはムカつくー!!」←密かに土方に好意を寄せる


そして汽車が目的の地に着いた後、砂浜に向かった!しかし、リオレウスが待ち受けるであろう島は海の向こうだった!


モードレッド「おい!これじゃあ行けねーじゃねーか!」
カービィ「大丈夫だよ!だって・・・」


すると、カービィはポケモンのラプラスを見つけた!


ラプラス「よぉー、カービィ!キーラがまた復活しやがったらしいなー!(このラプラスは♂」
カービィ「うん!だから、ボク達を連れて行って!」
しおん「ラプラスに乗れるの?」


そして全員がラプラスに乗ると、ゆらりゆらりと向こうの島に向かう中で山南は聞いた。


山南「向こうの島はなんなのですか?」
ラプラス「ああ、アローラ島だよ!アローラ島はこの時限定のみだけど移動されてな、今は誰もいないが本来ならニャースとかロコンとかのアローラタイプのポケモンまでいたりするんだぜ!」
シルク「へー、ロコンのアローラタイプでもいたりするんだ・・・」


すると、ラプラスはシルクを見て驚く!


ラプラス「あ、あんたよく見たらリオルじゃないか!野生だと見かけるのは少数だから珍しいな!」
モードレッド「ああ、こいつはオレの相棒のシルクなんでな。あんまりジロジロ見たら困るぞ」
ラプラス「あんたのポケモンだったか。悪かったな」
カービィ(やっぱりルカリオの進化前は珍しいんだな・・・)


すると、空から何かの音がした!


マサムネ「ん?なんだこの音は・・・」


すると、砲撃の玉が一行を乗せたラプラスの方に落とされて来た!


ヒュルル〜・・・ザッパァァァァァーン!!


全員「砲撃の玉が落ちて来たあああああー!!?」


すると、その砲撃の玉の一つがカービィの方に落とされてその反動で海に落ちてしまう!


カービィ「うわぁ!!」
ノッブ「カービィ!!」


それを見たノッブはカービィを助けるために海に飛び込んだ!


しおん「二人とも!!」
ノッブ「先に行け!わしはカービィを助ける!」
土方「・・・生きて来てこい!!」
ラプラス「ではこっちだー!!」


カービィとノッブ以外の一行を乗せたラプラスがアローラ島に急いで向かう中、ノッブはカービィに向かって泳ぐ!


ノッブ「カービィ!生きておるか!?」


ノッブがようやくカービィを抱き抱えた時、彼女は目を覚ました!


カービィ「ノッブ・・・?」
ノッブ「よかった!このままわしが泳いでアローラ島に向かうぞ!」


すると、カービィは首を横に振った!


カービィ「その必要はないよ」
ノッブ「は?」


すると、カービィはコピー能力・ウォーターに変身した!


カービィ「ウォーターでノッブを乗せた走る波の上でアローラ島に向かうからね!」
ノッブ「・・・はっはっはっ、わしのマスターは無謀じゃが度胸のある奴じゃ!」


すると、ノッブもカービィの後ろに掴む形で波の上に乗った!


ノッブ「では向かうのじゃ!!」
カービィ「おうよ!!」

第三の段:キミと、光と(その3) ( No.300 )
日時: 2024/09/18 17:00
名前: 桜 (ID: 1AyWh4oQ)

リオレウス戦・・・?






モードレッド「な、なんだここは・・・」


一方のモードレッド達は着いたアローラ島からとある森丘にワープしており、その海も全くないような荒野の風景に思わず面食らいそうだった。


ペイペイン「まあリオレウスは大体こんなところにいそうですよ」
アイレーン「そうだなー。私がハンドレッコとモンハンやってたのだって・・・」
寿々「む?なんて?」
アイレーン「な、なんでもないのだ;(危うく私の自堕落な私生活がバレるところだったのだ;」
沖田(アイレーン様・・・;)←アイレーン直属のサーヴァントとして一緒に暮らしているため知っている
斎藤「まあこんな大きい谷にでもいるわけな」


しかし、それは大きい谷ではなくこの森丘で待ち受けていたリオレウスそのものだった!


大半の全員「リオレウスゥゥゥゥゥー!!??」
リオレウス「ーーーーーッ!!!」


しかし、リオレウスは咆哮を上げた後、モードレッド達を襲うことはなく逃げ去るように別の場所に移った。


しおん「あれ?攻撃して来ない?」
土方「どうやら移動させて囲い込まねーと戦えねーな・・・ん?」


すると、後ろでノッブによく似た人物が走り込んでいた!


山南「あれはノッブかな?」
マサムネ「おーい、ノッブー!カービィはー!?」


しかし、その人物は素知らぬようにただ掛けて行った。


マサムネ「なんだよあいつ・・・;」
シルク「とにかく一番おっきい谷の上でリオレウスを囲い込もう!」


モードレッド達はリオレウスをこの森丘で一番大きい谷の上で自分達と戦わせるべく移動する!何回かそれをした結果ようやく一番大きい谷の上に移動させることができた!


フラン「ウー!」
ハンドレッコ「とにかく登るよ!あれがノッブかはわからないけど、カービィと一緒に戻って来てるかもしれないしさ!」


モードレッド達がその谷の上に登ると、そこには眼光が未だに光るリオレウスの前に立つ、ノッブによく似た人物もいた。


モードレッド「ノッブ?お前、なんでリオレウスの隣に・・・って、お前は顔は似てるがノッブじゃねーな!誰だ!」


その人物はモードレッドの問いに何気なくそっけない態度で答えた!


ノッブによく似た者「失礼な!姉上の方が顔はいいだろ!」
大半の全員「ゑ?」


そのノッブによく似た人物はノッブのことをうっとりしながら語り始めた!


ノッブによく似た者「姉上は美しいのはもちろん、カリスマ性もあって有言実行も[[rb:躊躇 > ためら]]いもなく行って数多くの勝利を上げて来た偉大な魔王なんだ!あなた達やあのピンクボールとは格が違うぞ!」


すると、ペイペインがこそっとハンドレッコに話しかけた。


ペイペイン(あの方はあの三大シスコンと同じ類なのですか?)
ハンドレッコ(特にあおいとだったら気が合いそうだよね)
ノッブによく似た者「ところで姉上はいないのか?まさかあのピンクボールを助けに行ってしまったとか?」


その言葉に大半の全員はようやくさっきの出来事に関する事実に気付いた!


斎藤「さっき砲弾を放ったのはあんたか!」
ノッブによく似た者「だって、あのピンクボールが姉上のマスターになんかなったりするから」
アイレーン「カービィを悪く言うな!小さくても大変可愛いポップスターの英雄なのだ!」
沖田「あ、小さくて可愛いは重要なんですね;」


すると、ノッブによく似た人物は後ろにいるリオレウスの頭を撫でながら言う。


ノッブによく似た者「これ、すでにあの怖そうなバーサーカーや森の奴が遣わした奴らので知っていると思うが、同じ造られたものだ。なんかあのちっこい女と同じ顔をしてたのを発見したから関係者もろとも取り入れたけど」
モードレッド「!じゃあ、中身は・・・!」
ノッブによく似た者「かなりの魔力ブーストをかけられてるから負けるはずはないな、うん」


すると、起き上がったリオレウスがモードレッド達にさっきよりも一際大きい咆哮を上げた!


ノッブによく似た者「うぉっうるさっ!とにかくこのリオレウスの前には誰も勝てるわけがないからな!」
土方「ちっ、厄介なことを・・・」


すると、何らかの見えない物体がリオレウスに飛びかかって来た!


ノッブによく似た者「ゑ?」


リオレウスが倒された後、驚愕したモードレッド達を見下げるようにして見ていた。先ほどのドラゴンだ!


山南「なんだいこのドラゴンは!?」
モードレッド(さっきのドラゴン・・・!?もしや、またオレ達を助けた・・・?)


そのドラゴンは後ろを向いてどこかに向かうかのように飛び去って行った・・・。


ペイペイン「・・・倒されたのですが、どうするおつもりで?」
ノッブによく似た者「あ、あ、あ、あ、あ・・・;」


しかし、ノッブによく似た人物は思わず虚勢を張る!


ノッブによく似た者「しかし!あのピンクボールは戻って来てない!姉上をたぶらかして「わしのマスターをピンクボールって言うな信勝!!」


すると、後ろを見るとそこにはカービィと一緒に戻って来たノッブだった!


シルク「ノッブ!?カービィも!」
カービィ「ノッブによく似てるけど誰?」
ノッブ「・・・わしの手のかかる、弟じゃ;」


すると、ハンドレッコは信勝の名前で調べていた!


ハンドレッコ「あー、これは織田家に叛逆して死んだ弟って奴?流石に信勝はちょっと言いにくいからカッツでいい?」
カッツ「うるさいうるさい!つか、表記!!」


すると、カッツは涙目になりながら恐らく姉であろうノッブに告げる!


カッツ「つか、姉上!なぜそんなピンクボールをマスターにしているのですか!?」






カッツ「あなたは無能な僕よりも優れているような魔王と呼ばれるに値する織田信長だと言うのに!」






モードレッド「なんだって!!?」


ノッブの真名が思わぬ形で判明したことで一部がざわついた!


カービィ「ノッブ!?本当なの?」
ノッブ「・・・」
カッツ「今日のところは退散してやる!姉上も早くこいつらと離れるということを願って!」
マサムネ「あっ、こら待て!!」


カッツがワープを使って撤退した後、倒された造られしリオルが光って、それが消えた後、月島あおい、丹波橋ぽぽか、サン、あおいのサーヴァントのアタランテの姿になった!


カービィ「あおい、ぽぽか、サン!」
モードレッド「アタランテも無事か!」
ぽぽか「うーん、何があったんですか・・・;」
斎藤「僕達やフランちゃん達同様に取り込まれやがったみたいだねぇ」


すると、モードレッドはあおいにあいりの所在を聞く。


モードレッド「あいりは知らねーか?双子の弟のお前なら知ってそうなんだが・・・」
あおい「姉さん・・・!!?」


すると、あおいは駆け込もうとするところをマサムネに止められる!


マサムネ「どこに行く気だ!?」
あおい「姉さんを救出しにだ!キーラと一緒に空の上で待ち受けてるあの幼女に捕えられてる!」
モードレッド「!!」


すると、サンがそれを代弁するかのように話を続ける。


サン「ついでにツーストやクロスもそこに一緒に捕えられてるアル。操られてるかもしれないネ・・・」
カービィ「じゃあ二人もそこにいるんだ!」


すると、空からキーラのバリアが完全に解除される音が聞こえた!


沖田「聞こえましたね!」
カービィ「よし!あいり達を助けに行くよぉぉぉぉぉぉー!!!」
全員「おおおおおーーーーー!!!!!」






次でキーラ戦!

第三の段:キミと、光と(その4) ( No.301 )
日時: 2024/09/18 17:03
名前: 桜 (ID: 1AyWh4oQ)

キーラの前哨戦






あいり達の救出のため、送り出してくれたラプラスにお礼を言ってアローラ島からトンネルで移動した後、キーラのバリアが破られたことでできた空までの光の道を歩く最中に映像モニターが出て来た!


キャスター「よかった〜。リオレウスを偶発的に倒せたのですねー」
モードレッド「キャスター!なんで映像を出すのがおせーんだよ!?」
キャスター「それは信勝君にバレたら色々と困るからなのですよ〜。彼はああいうヘタレなくせして結構容赦のない部分があるので」
しおん(確かにそういうところはあったわ;)
キャスター「ではちょっと早いですが映像を切るのでみなさん、頑張って下さ〜い!」


キャスターの映像がプツンと切れた後、あおいはモードレッドに聞く。


あおい「誰ですかあの人;」
モードレッド「キャスターのサーヴァントだよ。胡散臭いし真名は分からねーけど、とりあえず道中の詳細とかを教えてくれる奴」
沖田「そうだったのですか(あれ?なんか・・・」


一方、ノッブの真名を知ったカービィは彼女に聞く。


カービィ「あの・・・ノッブ。聞きたいけど、キミは本来だったらボクをとっくに殺してた・・・?」
ノッブ「・・・ああ、そのはずじゃった。じゃが、面白そうじゃったし、何より力を貸すに値するマスターじゃから、臣下としても、友人としても放っておけんというか・・・またビンタされても構わないよね?」


すると、カービィはノッブの背中に抱きついた!


カービィ「ありがとう。ボクをマスターだと認めてくれて。たとえ真名があの織田信長でも、キミが力を貸してくれることが嬉しかったの」
ノッブ「カービィ・・・」


すると、それを見た寿々姫もほっと撫で下ろすように言う。


寿々「それにそういう奴は寿々らの世界にもいるから大丈夫じゃ。一人や二人ぐらい、どうってことないぞ」
ノッブ「えっ、そうなの!?」
斎藤「スマブラ屋敷に住まう、あの厳つい鎧風の騎士のことね;そいつも何考えてるかわからない奴でーーーーー」


すると、斎藤が何らかの殺気に気付く!


斎藤「避けろお前ら!!」
ぽぽか「!?」


斎藤が剣でそれを防いだ後、その人物は姿を現す。なぜか目が怪しい色の赤色に変化したツーストだ。


ツースト「・・・」
カービィ「ツースト!?」
あおい「あのキーラに操られやがりましたか・・・!!」


すると、サンの方も筆でなんとか防ぐ!主のツーストと同じく目が怪しい色の赤に変化した式神クロスだ!


クロス「・・・」
サン「ふん、随分と洗脳されてるアルね!」
山南「彼は昔は悪名を轟かせていた異名サーヴァント殺しの死神の式神だね!」
土方「山南、知ってんのか?」
山南「いや、召喚されてから過去の記録でしか見てないけど実際に会うのは初めてだよ。その時には随分と虐殺行為も働いてたみたい」


すると、カービィはクロスのことで山南に反論する!


カービィ「クロスは今はそんなんじゃないよ!ちゃんとツーストの式神で、ボク達の仲間だよ!」
山南「う・・・;私の方が申し訳なかった・・・」
モードレッド「少しでもわかればいいんだよ。お前ら!オレのあいりが泣くだろうから、ちょっと痛い目に遭っても恨むなよ!」


操られたツーストとクロスを相手に一行は戦う!ツーストは曲刀を使う防御術に特化した剣士であり、クロスは式神界でも屈指の戦闘力を持つ最強クラスの式神だ。そんな二人を相手に流石に苦戦を強いられていた。


アタランテ「ダメだな・・・一人は我らの弱点でもある式神。特殊のバーサーカーを相手にしている状態だ!」


すると、シルクがクロスにはっけいをする!


モードレッド「シルク!」
シルク「奇襲ではっけいなら通用するかなって!」


思わぬダメージをくらったクロスだが、それを見たツーストがポケモンボールを取り出す!


マサムネ「!!まずい、あれが来るぞ!!」


すると、ツーストは自身のポケモンであるウインディのソナタを出現させた後、彼ら同様に操られたソナタはかえんほうしゃで一行の方に攻撃する!


ハンドレッコ「ヤバいヤバい!!マスター、離れないで!!」
しおん「熱いのはいやー!!」


すると、この光景に業を煮やしたサンが叫ぶ!


サン「コラー!!いい加減にするネー!!」
ツースト&クロス「!!?」


サンの叫びに二人が動きを止めるが、彼女はなおも続ける!


サン「そんなんじゃあいりが泣くアルー!!クルークにツーストが操られたハゲって言われるアルー!!クロやあの下僕に嘲笑されるアルー!!王ドラやルドヴィカやあおいを始めとした三大シスコンにぶっ殺されるアルー!!ユーリにかなりヤバいオシオキされるアルー!!ウーノや式神界の長からかなりの説教を喰らうアルー!!」
ツースト「うげぇっ!!?サン!!?」
クロス「何があった!!?」


すると、カービィがハンマーで二人を殴って気絶させた!


カービィ「びっくりして戻ったんだねー;」
アタランテ「つか、奴らのこと知ったような口ぶりだったな」
サン「そりゃ、これでもツーストの親友だからネ」
あおい「つか、なんで僕の名前を出したんですか?当たってますけど」
ぽぽか「そうなんですか?」


なんとか二人を気絶させた後、ノッブはどうするのかと聞く。


ノッブ「こいつらはどうするつもりじゃ?」
カービィ「とりあえずあいりに会わせてあげないとだし、連れていくよ。ソナタも元に戻ってるし、背中に乗せる形で連れていけば問題ない」
ソナタ「任せて!」


ツーストとクロスをソナタの背中に乗せさせた後、再度空の上まで歩く。ようやくたどり着いたらそこにいたのは縛られているあいりだった!


モードレッド「あいり!!」


モードレッドがあいりを助けようとしたら、何らかの攻撃によって阻まれた。






復活していた光の化身キーラの・・・!!


カービィ「キーラ!!」






驚く一行が次に目に飛び込んだのは兜と豪華そうなドレスを身にまとう童女だった。


兜と豪華なドレスを着る幼女「待ってたよ、叔母上!お汁粉を食べながら退屈してたんだからー!」
ノッブ「なぜお前がモードレッドのマスターを捕らえているんじゃ?茶々」


その幼女の真名である茶々はあいりの身体をつぅっと触りながら答える。


茶々「決まってるし。この子は、茶々の母上になる人なんだから!」
あおい「は?」
茶々「この子は茶々の生前の母上に雰囲気が似てたし、この子だけは残しておきたかっただけ!ちょっと邪魔が二人いたから叔母上に殺されてもらう形で向かわせたし!まあ情けをかけるなんて叔母上らしくも」


すると、モードレッドが剣を下の雲の方に突き刺した!


モードレッド「誰がテメェの母親にしていいって言った?随分と身勝手なやり方じゃねーか。いいぜ、そっちがその気なら力ずくでも取り戻してやるよ!」
カービィ「モーさん!」


すると、茶々はキーラを遣わせる!


茶々「じゃあ、それを阻止するし!キーラ、いっけー!!」


キーラは複数の剣の形状に変えて一行の方に攻撃する!


アタランテ「させるか!!」


アタランテがそれを矢で射抜く形で阻止するが、続いてキーラが×印の方のレーザーを繰り出して来た!


土方「お前らこっちに避難しやがれ!!」
寿々「お主はこういう指示は必ず的確よな!」


すると、カービィはキーラの丸い部分に向かって攻撃して来た!


ノッブ「カービィ!?」
カービィ「この丸い部分が弱点だ!みんなやって!」
アイレーン「!わかったのだ!」


全員がキーラの丸い部分に攻撃してダメージを与えて来る中でキーラは水色のスマブラファイター達を出して来た!


ぽぽか「水色のスマブラファイター達・・・!?」


すると、そのうちの一人がスマッシュ攻撃でモードレッドをぶっ飛ばした!


モードレッド「ぐぅっ!!(やっべ落ちる・・・!!」
シルク「モードレッド!!」


このままモードレッドが落ちるかと思ったら何かに包まれた感じがした。彼女を受け止めたさっきのドラゴンだ!


モードレッド「は!?お前・・・!」


すると、そのドラゴンはキーラのいる場所まで飛んで行き、全員の前に姿を現した!


茶々「なんなのこのドラゴン!?」
ノッブ「おお!お主はあの時の!」


すると、そのドラゴンがモードレッドを降ろした後、またどこかに飛び去って行った!


モードレッド「助けられてばかりだが・・・あいりと距離が近くなったし覚悟はいいか?」


すると、モードレッドは自身の宝具をキーラの方に展開する!



モードレッド「この剣は我が父に対する邪剣・・・」






モードレッド「我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)!!」






モードレッドの宝具によりキーラが叫び声を上げながら倒されて行った・・・!一行の勝利だ・・・!







茶々「あぁ〜;せっかく殿下にも託されたのに〜!!」


すると、あいりの拘束が解けて倒れそうになったところをモードレッドが受け止めた!


モードレッド「あいり!!」


すると、彼女の声を聞いたあいりはうっすらと目を開けた。


あいり「・・・モーさん?助けに来てくれたの・・・?」
モードレッド「あいり・・・!」
あおい「姉さーん!!」


すると、同じくツーストが目を覚ました!


ツースト「一体何が・・・って、あいり!?その格好は・・・可愛い!すっげー可愛いぞ!」
あいり「も、もう!」


すると、茶々が彼らの間に割って入って来た!


茶々「これはこの茶々の母上になるように見立てた奴ですけど!」
ツースト&モードレッド&あおい「はあっ!!!???」


その光景を見たノッブはカービィに聞く。


ノッブ「いつもこんな感じか?」
カービィ「いつもこんな感じだよ」
サン「ぽぽか、こんなシスコン男でいいアル?」
ぽぽか「はい(即答」
斎藤「即答してるよ;しかも、式神のクロスサンはシマリス姿に変化してるし」


すると、空から地割りのような音が聞こえた!


マサムネ「!?空で地割りか!!?」
カービィ「あー、あれか!あれも復活してたんだ!!」


すると、急に空が割れてその中から闇のツルも出て来ていた・・・






キーラと同様にスマブラファイター達に倒された闇の化身ダーズの出現によって・・・!






大半の全員「待て!!いつのまにか吸い込まれて・・・ぎゃああああああーーーーー!!!!!」






続く・・・!






原作をプレイした時はこれは予想してなかった;感想OK