二次創作小説(紙ほか)

パンプキンハザード(その1) ( No.318 )
日時: 2024/10/31 16:51
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

今回はサンソン君&以蔵さんメインのハロウィン話ダヨォ!もちろんギャグダヨォ!


王ドラ「私はカボチャの達人・・・今宵のハロウィンではみなカボチャ顔にしてくれようぞ・・・(▲▼▲)」←カボチャマスクかぶってる
キッド「悪魔顔にピッタリじゃないか;」






こんな間も空けずに大山さんまでもが・・・うう・・・






「小ネタ」桜サイドの一部の味方サーヴァント組のメルヘン王国初来訪(時系列は第四部での出来事)


モードレッド「ここがメルヘン王国かよ・・・」


桜サイドの一部の味方サーヴァント組はツーストからのおつかいで初来訪したメルヘン王国のファンタジーな雰囲気に思わず面食らっていた。ナーサリーとジャック、パリスははしゃぎまくりながら遊び回っているが。


アタランテ「でも、子供達が喜んでいる。良きだな」
サンソン(あ、そういえば子供好きなんだった;)
以蔵「まるで絵本のような世界じゃな・・・」


すると、以蔵は何者かにより囚われてしまった!


以蔵「なんじゃぁぁぁぁぁー!!?」
龍馬「以蔵さーん!!?」


以蔵を捕えたのは偶然ユーリやアッシュとの空の散歩中に地上にいる彼らを見かけて降りてきた青き透明人間だった。


スマイル「ヒッヒッヒッ・・・ようこそ、メルヘン王国へ。キミ達の中にこんな可愛い仲間がいるから捕まえたヨ」
クー「Deuilのスマイル!?ダーオカを離せよ!」
以蔵(*°д°)こ、こんな囚われのお姫さんポジな・・・
お竜「待て。あのナメクジは嫌がってそうではないぞ」


すると、同じく降りてきた緑の人狼がスマイルにゲンコツをぶちかましたあと、以蔵をお姫様抱っこで救出した!


スマイル「ぎゃんっ!」
アッシュ「スマイル、戯れもほどほどにするッス。大丈夫ッスか、以蔵さん」
以蔵「は、はいぜよ・・・(目が思わずハートマーク」
龍馬Σ(°д°Ⅲ)
トリスタン「NTRですか・・・」


すると、誰かがバサッと地上に降りてきた!Deuilのリーダーの・・・!


ユーリ「二人とも。急に空から降りたかと思えば、もしやツーストに差し向けられた客が来ているのか?」
大半の全員(真打ちキターーーーー!!!)


すると、顔を赤らめる以蔵を隠しながらメイヴは挨拶する。


メイヴ「ご、ごきげんよう。あなた達は夜のお散歩だったのね;(今以蔵に来させたらヤバいわ・・・;」
ユーリ「む。そちらは人斬りでも恥ずかしがりの類か」
スマイル「ユーリ!彼はかくがくしかじかで・・・」
ユーリ「・・・そうか、わかった」


すると、ユーリは以蔵の方に向かい・・・






ユーリ「見知らぬ土地に来たばかりで慣れぬのだろう。私の城でゆっくりと休むがいい・・・(じっと見つめながら以蔵を顎クイ」






ジャック「ねぇ、イゾーはやっぱり熱があったの!?」
ナーサリー「病気かしら?心配なのだわ!」
ユーリ「大丈夫だ。よほど疲れていたのだろう」
パリス「アポロン様に食べさせる用のクッキーありますか?」
アッシュ「あるッス」
スマイル「おーい、こっちダヨー」
大半の全員(こいつらやべぇ・・・;(顔真っ赤に悶えて気絶した以蔵を抱えてる)
龍馬(わしよりも先に口説くとは・・・OTL)
アポロン[色んな意味で厄介な類か・・・]


ユーリ様はこの時、ようやく例のサーヴァント達に会うことができてご満悦なのだとか☆(ちなみに第四部の後にこの話を聞いた太陽の騎士はOTLになった)






メルヘン王国にあるユーリ城内のある部屋。青き透明人間は何かを作っていた・・・。


スマイル「ヒッヒッヒッ・・・ついに完成したヨ・・・!」






最近のスマブラ屋敷を始めとした各世界では仮装の試着がたくさん行われていた。何を隠そう、今年もハロウィンの季節がやってくるからだ・・・!


斎藤「なんかガヤガヤ賑わってるけど、近々催されているお祭りがあるの?」
沖田「ハロウィンです!去年は私を始めとしたサーヴァント達が見覚えのないトラウマが来そうで逃げてましたが、もう大丈夫だと確認できたのではしゃいでます!(デンジャラス・ビーストの格好」
山南「沖田君、その格好からしてはしゃぎすぎだよ;」


王ドラ「キョンシーですよ〜。怖いのですよ〜(キョンシーの仮装」
キッド「そんな顔でそれされても怖くねーよ;(警官+ゾンビをミックスさせた仮装」


ゼオ「おー、似合ってるじゃねーか!(狼の仮装」
ププル「ボクはいやって言ったのに・・・(白猫の仮装&顔真っ赤」
プニィ「似合ってるかも(写メ&妖精の仮装」


トリスタン「私はしがない吸血鬼・・・血が足りないと物足りないので王ドラ殿やリップを(吸血鬼の仮装」
ベディ「やめなさいやめて下さいね;(魔法使いの仮装」


今年のハロウィンの仮装の試着をしたり、新参者達にもハロウィンの簡潔なレクチャーをしたりなど大半がハロウィンにワクワクしていた。魔法使いの仮装をしているクルークはサンソンや以蔵の姿が見えないことに気付く。


クルーク「二人の姿が見えないな・・・何してんだろ?」


クルークが乱麻達が住む寮を一人訪れて、1階にある厨房に向かうと、そこにはハロウィンに子供組に渡すお菓子を作っている断罪の処刑執行人と幕末の天誅侍がいた!


サンソン「あ、クルーク。ハロウィンのお菓子はまだ早いよ」
クルーク「いないと思えば、二人でハロウィンのお菓子作ってんだねー」
以蔵「おん!子供らにとってお菓子はもらうもんじゃ!今年はカボチャのマフィンじゃ!」
クルーク「あっ、美味しそうだなそれ!」


しかし、クルークは何かに気付く。


クルーク「ところで二人のハロウィンの仮装は?以蔵さんには王ドラから仮装用の服の購入するためのお金もらったって聞いたけど、もしや博打に使っちゃった?」
以蔵「使っちょらん。ただ今年のハロウィンのお菓子を何にするかサンソンと熱中しすぎたせいでな・・・」
クルーク「うん」






サンソン「仮装用の服を買いに行く時間がなくなっちゃったんだ」






それを聞いたクルークはすぐさま二人をBRRの事務所内にある衣装室に連れて行った!そこにはたくさんの仮装用の服があった!


ヤイバ「お、故にクルークから聞いてるぞ。拙者らが仮装をプロデュースしてやるぞ」
セレン「この仮装がいいと思うんだけど、こっちもいいと思うんだよねー」
空「あ、クルーク!あとでリエちゃんやさなえちゃんが来るらしいんだけど、いいかな?」
クルーク「構わないさ。じゃあ、二人をよろしくー」
サンソン&以蔵(・д・;)


その数時間後、死神の仮装(FGOの4周年での英霊祭装に該当)をしたサンソンが自分の今の格好に驚いていた。






今回はハロウィンのギャグ

パンプキンハザード(その2) ( No.319 )
日時: 2024/10/31 16:54
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

パンプキンゾンビ(!?)大量出没






サンソン「まさかハロウィンの仮装を仕立てられるとは・・・」
以蔵「じゃが、せっかくの機会にセレンの奴に勧められた王子サマの仮装を選べばよかったんじゃw」
サンソン「僕はそんなんじゃないよ;そういう以蔵さんはリエvさなが勧めてきた天使の格好を選べばよかったんじゃないか」
以蔵「わしは人斬りなんじゃ!わしはこの悪魔の格好がえい!」


子供達にお菓子を配る用のカゴを持ちながら、二人はハロウィン一色の市街地に出た!


サンソン「この辺にいるはずだけど・・・」
以蔵「おっ」


すると、二人の近くに同じ町内四人組がカボチャの仮面をした人物からハロウィンのクッキーをもらっていた。


のび太「クッキー、もらっちゃっていいのかなぁ?(ミイラ男の仮装」
しずか「いいじゃない?食べましょ!(魔女+黒猫の仮装」
ジャイアン「変なカボチャが近づいてきたかと思ったら意外と太っ腹だったな(フランケンシュタインの格好」
スネ夫「見た目は普通のクッキーだけどね(吸血鬼の仮装」


そんな姿を離れたところで見ていたサンソンはウンウンと頷いていた。


サンソン「流石にみんな仮装だね」
以蔵「ドラえもんやあいつらのおっかあ達に心配かけんがえいがな」


同じ町内四人組がそのクッキーを食べた瞬間、頭を抱えて膝を崩れ落ちてしまった!


以蔵「!?何があったんじゃぁ!!?」


しかし、頭をむくりと上げた瞬間・・・






頭がお菓子をひたすらに求めるカボチャに変化していた!


同じ町内四人組「プキプキプキプキ・・・」
二人「」






頭がカボチャに変化した同じ町内四人組にアサシン二人は絶句。それに続いて他の子供達も頭がお菓子を求めるカボチャに変化したことで暴れ始めた!


サンソン「あぁっ!!みんながカボチャ頭で他のお菓子を漁ってる!!」
以蔵「おいっ!!逃げるぜよ!!」


すると、カボチャ頭の子供達がアサシン二人が持つお菓子を奪おうと突進し始めた!


サンソン「こっちのお菓子も求めてきてるのか!安全なところに逃げよう!」


二人は路地裏に姿を眩ましてから子供達が向こうに突進し始めたため、ひとまず逃げ切れたと感じた。


以蔵「とりあえず撒いたき;」
サンソン「少なくとも、のび太君達も食べてたあのクッキーが関係してそうだけど・・・」


すると、あるカボチャ人間が二人の前に立っていた!


以蔵「カボチャァ!!?」
???「違うヨ、ボクダヨー」


すると、そのカボチャ人間は被せていたカボチャを取ると、スマイルの姿が出てきた!


サンソン「スマイル殿?」
スマイル「よかったぁ、二人はこっちに来てたんダネ!誰も呼べないから困ってたところだったンダ!」
以蔵「なんで子供らがこうなったかが?おまんが関係してるき?」
スマイル「それは・・・ユーリにバレたら殺されるから秘密にしてくれナイ?(テヘペロ☆」
以蔵「ろくなことせんかったんかい」


二人はユーリに内密を承知でスマイルから子供達のカボチャモンスター化の原因を聴くことにした。


スマイル「ボクは今またこんなツルが生えちゃって、それでその解毒薬を作ってたんだけど・・・」






スマイル『あ、そうそう!こんなカボチャに人型化させたらこのツルを切る形で解けるんじゃナイ?』


スマイルがその人型化の薬をただのカボチャにかけたら、人型の紳士風のカボチャ人間に変化した!


スマイル『いいネ!なぜかクッキーを持ってるけど、これを応用して色々と弄ろうか!』


青き透明人間が機械弄りのごとく改造を施した結果、ようやく自分の思った通りのカボチャ人間が完成した!


スマイル『できた!これぞボクの求めるカボチャ人間!たくさん増やしたけど、これで頭のツルを切ってもらえれば・・・』


すると、大量製造されたカボチャ人間達は一斉にドアを突き破る形で逃亡した!


スマイル『何事ー!!?どこに行くノ!!?』






スマイル「あのクッキーがまさかあいつらのやり口の手段だったなんて・・・」
サンソン「そのカボチャを大量製造したのが悪いのでは?」


まさかのスマイルの好奇心が騒動の原因に。つか、カボチャ人間を大量に製造してんのかよ!?


スマイル「とにかくこのままじゃユーリに殺されゲフンゲフンみんなが危ないヨ!力を貸してヨ!」
以蔵「なぁ・・・やりとうない気持ちはわかるが、自分のマスターにも危害を加えたらまずいと思うじゃろ?それにホイップまでカボチャ頭になったら、ガウェインが・・・;」
サンソン「う・・・;」


ようやく事態解決に協力することにしたサンソンと以蔵はスマイルに泡立て用の調理器具を持たされた。






不本意にも白羽の矢が立ったアサシン二人

パンプキンハザード(その3) ( No.320 )
日時: 2024/10/31 16:57
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

解決方法はピーチザショウタイムのパティシエステージの2ー3から






サンソン「・・・念の為にお聞きしますが、これが武器だと言いたいのですか?」
スマイル「武器は使わないヨ。クッキーやケーキを作るんだヨ」
以蔵「は?」


スマイルは一呼吸を置いてから・・・






スマイル「子供達の目を覚ますためのクッキーやケーキ作り開催〜!」


パンパカパーン!






なんとクッキーやケーキ作りを命じられた二人。スマイルは気を取り直しつつ説明を続ける。


スマイル「あのカボチャ人間達があげたクッキーが原因ならその泡立て用のを使って作ったクッキーやスイーツを食べさせたら確実に戻るヨ!ちなみにその泡立て用のはユーリの城から持ち出したものでクリーム絞りにもなるんだヨ!」
サンソン「要するに同じもので治させるのと同義ってことですか?」
スマイル「人間の世界では昔から甘さは毒であり薬にもなるという言葉があったんだヨネ」
以蔵「まあ子供らに傷つけるよりはまだましじゃな」


スマイルが「その間にカボチャ人間達の居場所をあぶり出すから」と言って行った後、アサシン二人は子供達が集まるであろう場所を探す。


サンソン「だけど、事情を話せばわかってくれる人がいるだろうか・・・」
以蔵「ほうじゃな。いきなり来たとしてもじゃ「困ったぁぁぁぁぁー!!!」


すると、二人は叫び声のする方を向く。そこではシェフロボット達が大量のお菓子を作りながら慌てた様子があり、その中心にいたのはドラえもんズとパワえもんの同級生の天才パティシエ・ジェドーラだった!


ジェドーラ「困ったなぁ〜!いきなりカボチャ頭になってる子供達がお菓子を強請りにくるからお菓子作りが終わらないんだなぁ〜!!」
サンソン(あれは王ドラ殿らの同級生の・・・!)
以蔵「なんとかしちゃるか?」


以蔵の問いにサンソンは頷いた後、二人はジェドーラのところに向かった!


サンソン「すみません!少しばかり手伝います!」
ジェドーラ「!キミ達はサーヴァントの・・・!」


アサシン二人はその泡立て用の調理器具を使って手際の良さで美味しいクッキーを大量に作り出し、それを暴れる子供達にあげた!


以蔵「おまんらの欲しがるお菓子じゃ!食え!」


子供達がそのクッキーを食べると、なんと頭がカボチャから元の顔に戻っていた!


のび太「あれ?ぼく達、何してたんだっけ?」
スネ夫「あのカボチャ人間にもらったクッキーを食べるまでは覚えてるんだけど・・・」
サンソン「よかった!みんな、戻ったんだね」
しずか「あれ?サンソンさんと以蔵さんがどうしてここに?」
ジャイアン「つか、美味そうなカボチャのマフィン持ってんじゃねーか!トリックオアトリート、くれよ!」
以蔵「受け取りとうせ」


ここの事態を解決させた二人にジェドーラはお礼を言う!


ジェドーラ「いや〜、助かったんだな!王ドラが話してただけあったよ!」
サンソン「!王ドラ殿が?」
ジェドーラ「訳ありそうな悪属性だけど、なんだかんだでみんなを一番に守ってくれる二人なんだそうだよ」
以蔵「ほうか・・・」


アサシン二人は次の目的地を探す中でさっきのジェドーラから聞いた王ドラが話した自分達のことでちょっと嬉しみを感じていた。


サンソン「最初はツンケンとしてそうな人かと思ったけど、根はいい人なんだよね」
以蔵「わしと初めて会った際もあんまり怖がってちょらんし」


本人の本心はさておき、次にカボチャ頭の子供達がアムールの前に大量に集っていた!


サンソン「あっ、アムールに!」
以蔵「いっちょるか!」


すると、そこには大慌てで大量のケーキを作ったり運んだりしているリップ達がいた!


リップ「ちょっとむりむり!流石にこれ以上は・・・!」
サンソン「リップ!大丈夫かい?」
リップ「あっ、サンソン君、以蔵さん!助けて!」
以蔵「わかったき。何をすればえいか?」


すると、巨大ケーキのスポンジがある厨房に案内された!


リップ「これのクリーム絞りをやって欲しい!」
サンソン「クリーム絞り!?だけど、これをクリーム絞り用に変えたら・・・」


二人の泡立て用の調理器具がクリーム絞り用に変えさせた後、ワイヤー付きのブランコに乗りながらクリーム絞りをやり出した!


チャラ王「あのパンプキン頭の子供達は俺達が抑えるっす!マドレーヌもあんなになっちゃって困ってるんだ!」
サンソン「ありがとう、なんとか耐えて!」
以蔵「これをあと五つ仕上げちょるのか・・・!」


二人がクリーム絞りの作業の最中、アムールにいる男子達は暴れるカボチャ頭の子供達を必死に抑えていた。


チャラ王「こらー!!すぐに行こうとするなー!!」
トリスタン「やめなさい、余計に暴れます!」
乃木沢「やべっ!完全に入り口が壊れる!」
シャルアン「なんとかあの二人がクリーム絞りを終えれば・・・!」


そしてアサシン二人はようやく完成度の高い数個の巨大ケーキを完成させた!


アサシン二人「できたー!!」
リップ「うん!早速持っていくよ!」


リップを始めとした女子達は巨大ケーキを持ちながらカボチャ頭の子供達に差し出した!


ルート「これで満足するかー!?」
春海「食べなさーい!」


子供達がその巨大ケーキをガツガツと食べると、カボチャ頭から元の顔に戻った!


マドレーヌ「あれ?何してたの?」
おぼろ(モイモイ)「よかった、戻ったわ!」


ひとまずアムールの緊急事態を救った二人にメルトは評価する。


メルト「二人とも、なかなかやるじゃない。褒めてあげるわ」
サンソン「キミからもそのような言葉をもらうとは・・・」
リップ「ありがとう二人とも!パパ達は今日はフランスのパティスリー店に出張でいなかったから困ってたの!」
以蔵「あー、本場のを調べるのも大事な仕事やき;」


※パティシエの人達は働いている系列店ではなくてもお菓子作りの修行や新商品の開発のための偵察などの理由でフランスなどに出張に行くのも仕事のうちだそうです






さりげなくパティシエの解説ネタも入ってる

パンプキンハザード(その4) ( No.321 )
日時: 2024/10/31 17:00
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

事態解決までの展開が完全にアドリブです(ぇ)






その後もアサシン二人はカボチャ人間があげたクッキーを食べた子供達を元に戻すために各所を走り回っていた。


チョキュ「よかったでちゅ!カボチャ頭の子供達が大勢来て困ってたんでちゅ!」
以蔵「そういやおまんらはお菓子作りが得意なバンドじゃったな。ところでさっきからリボンつけられとるんじゃが;」
ラパン「やだ、カワイイ〜!ねえ、ヒゲ剃れたらもっとカワイイんだけど〜!」
サンソン「必要があったら僕達に言って欲しい」
ピグ「やだこの人、よく見たらイケメン!(ハート目」
テディ「zzz・・・(寝てる」


空「ありがと〜!星ノ宮学園のハロウィンのお祭りで初等部のカボチャ頭の子達が暴れに来てたんだよ〜!」
以蔵「ほうか(じゃあ、小夢もきちょるんか?」
宮島「助けてくれー!!カボチャ頭の子達の雪崩に巻き込まれるー!!\(´;д;`)\」
サンソン「今行きますー!」


ジャン「ありがとう、可愛い坊や達vお礼のチョコトリュフがあるんだけど、アタシと一緒に食べて行かな〜い?」
サンソン&以蔵「遠慮します(するき);」


ようやく大半が事態を収拾できたもののアサシン二人は流石に疲れ始めていた。


サンソン「はぁ・・・;ジャック達を引きつけるのに必死なんだよ・・・;」
以蔵「アポロンの奴も流石にパニックになっちょったな;」


すると、そんな中である人物が声をかけに来た。


???「そこのお二人さん、どうかしましたか?」
以蔵「いや、なんでもないやき。ちょっと走り回っただけじゃ」
???「もしや、ハロウィンのお菓子を作りに回っていたのですか?」
サンソン「そうそう。それで今こんな感じに」


すると、二人はその人物を見た途端に後退りした!なぜならその人物は・・・






スマイルが作り出したカボチャ人間の一体だからだ!(爆弾投下)






サンソン「き・・・キミは・・・;」


サンソンからの問いにカボチャ人間の紳士は名乗りを上げる。


カボチャ紳士「ワタシは親愛なるスマイル様により作られたカボチャ人間達のリーダーの紳士。二人のアサシンのサーヴァントに勝てる義理はないようだと思うのですが、あえて・・・」


すると、カボチャ紳士はカボチャ杖を使ってアサシン二人を押し潰そうとしたが、二人とも咄嗟に避けた!


カボチャ紳士「ドナドナパンプキンしに来ました♪」


カボチャ紳士の見た目のインパクトとのギャップに思わず二人は面食らってしまうが、カボチャ紳士は話を続ける。


カボチャ紳士「・・・避けましたね?」
サンソン「そりゃあ避けますよ;」
カボチャ紳士「あなた達より私達の方がスマイル様やDeuilを知っていますからね・・・!CDアルバムや限定グッズを大量に持ってますし」
以蔵「まさかのDeuilの過激ファンか!?」
カボチャ紳士「当然(きっぱり)これでも私生活を把握しているのです!」






カボチャ紳士「ユーリ様はSM趣味のあるサディストで某オレンジの悪魔などがやらかした場合は鞭を打ちまくってますし、アッシュ様はユーリ様の泡犬ですし、スマイル様は過去に何らかのヤクを使ってるという噂がありますし!(めっちゃ目がキラキラ」
以蔵「あ゛ーっ!!!奴らの特殊性癖とか聞きたくないぜよ!!王ドラにも嫌われるからやめとうせ!!」






うちのユーリは王ドラが恐怖するほどのサディストですから・・・;つか、ギャグとシリアスとの差がひでえ。アッシュのは完全に誤解だが、某年下巨乳好きの太陽騎士が知っているのかは知らねえ。


カボチャ紳士「そうなのでしょう!だってあなた達は信頼する仲間達からは詳しくは教えてもらえませんでしたからね!」
サンソン「サーヴァントに、そんな説明は・・・」


すると、どこからか走る音が聞こえた!カボチャ人間達を追ってきたスマイルだ!


スマイル「そこまでダヨ、カボチャの紳士!キミが仲間にあのクッキーを渡すように仕向けたんダネ!」
カボチャ紳士「スマイル様・・・そうですよ、全てあなたの気を引くためです・・・あの時にただのカボチャだった私達にあなたは命を与えて下さった。だから、これからのあなた達の召使として永遠の時を生きさせてもらう」


その言葉を聞いたスマイルは罰が悪そうな顔をしながらそれを断った。


スマイル「ごめんネ・・・確かに面白半分でキミ達を作ったのは本当だけど、召使として生きさせるつもりはないヨ・・・」
カボチャ紳士「!それはDeuilに加入させるという「違うヨ」ならば、養子に「違うヨ」まさかの番に「全部違うヨ;とにかくキミ達は無理;」


スマイルの自分を全否定する言葉にカボチャ紳士は血涙を流した!


カボチャ紳士「そんな・・・酷い。ファンである我らを弄んだのですね・・・!!」
スマイル「そ、そんなんじゃないヨ!!落ち着いて!!」


すると、カボチャ紳士の後ろから大量のカボチャ人間達が姿を現した!


カボチャ海賊「俺らを拒否するのは許さない・・・」
カボチャ妖精「スマイル様・・・」
スマイル「う、うわあああああー!!!」


カボチャ人間達はスマイルを逃さぬと取り囲む!つか、名称とか服装のバリエーションなんてあったの!!?


以蔵「な、なあ、これはスプラッタホラーより怖く感じるかが・・・;」
サンソン「まだ亡霊に襲われた方がマシだったよ;」


これには流石のアサシン二人も唖然。しかし、だからといって助けないわけには行かない。


サンソン「でも、助けに行かなきゃまずいよ。待って下さい、今すぐ「その必要はない」


すると、以蔵の悪魔服の中からずっと隠れていたマキノがにゅっと出てきた!


以蔵「マキノ!どうしてじゃ?」
マキノ「今回の発端を考えたらどう考えたって奴の自業自得だ。少なくとも万一にユーリにはオシオキされるのを回避したらいっそのことお灸を据えるべきだ」
スマイル「そんなお灸ないデショ!?これはユーリよりもヤバいヨ!!」
マキノ「大体貴様が以蔵やサンソンを巻き込んだのだろう。それを隠れて見た私は見るに耐えられなかったし、もうオシオキされる未来しかないかと・・・さぁ、行くぞ二人とも。敵を引き付けるのを託すのも大事なことだぞ」
スマイル「そんな役割ないー!!」


すると、サンソンがポケットから何かを取り出した!


サンソン「あ、これトリスタン殿のハープの弦の切れ端・・・わっ!!?」


すると、その弦の切れ端がカボチャ人間達の方に飛んでしまう!


カボチャ紳士「あれは・・・!!」
サンソン「えっ、なんで弦なのに驚いてるの!?」
以蔵「おい!それは奴の弦じゃないき!!」


すると、その弦が空中ワイヤーに変化した!


全員(°д°)


まさか空を使ったワイヤー出現に唖然。そういえばトリスタンのハープはワイヤー代わりにもなるよな。


サンソン「何がなんだかよくわからないけど、これで救出できる!スマイル殿ー!」
スマイル「!サンソン君!」


サンソンが空中ワイヤーを使ってスマイル救出を試みるが、カボチャ紳士にカボチャを食わされる形で阻まれた!


スマイル「ぐぼっ!!?」
カボチャ紳士「行けませんよ。行くなら我らも一緒に行かせるようにしないと・・・」
サンソン(こうなったら・・・人づてに聞いた話なのだけど・・・)


すると、サンソンは息をすうっと吸うと・・・






サンソン「ギャンブラーZが苦戦しているんだ!このままじゃギャンブラーZが倒れる!」






すると、スマイルがカボチャ紳士を跳ね除けてサンソンの身体にぴょんっと飛び移った!


以蔵「オタクの底力かぁぁぁぁぁー!!?」


スマイルを救出した後、カボチャ紳士は崩れ落ちる。


カボチャ紳士「あんまりです、スマイル様・・・我らよりギャンブラーZの方が大事だというのですね・・・今宵のハロウィンで子供達を楽しませたというのに・・・」


スマイルはそんなカボチャ人間達を見ながら言う。


スマイル「・・・確かにキミ達はハロウィンを楽しんで欲しいという気持ちは本物ダヨ。だけど、やり方があとで傷を負わせるぐらいなら話は別ダヨネ。もし万が一記憶に残ってたら製造者のボクがちゃんと謝ってるし」
サンソン「ちゃんと謝る意思はあるんだね・・・「サンソン殿」






ベディ「サンソン殿。あの大量のカボチャ達は貴方達の仕業なのですか?(目が全く笑ってない」






なんと偶発的に現場を見たベディヴィエールが乱入してきた!隣で見ていた以蔵もこれには思わずビクビクする。


サンソン「ベディ殿!?」
ベディ「普段は生真面目な貴方もまさかこのようなことをするとは・・・」
サンソン「違う!話だけは聞いて欲しい!」
ベディ「話というのは?」


サンソンから事の次第を聞いたベディは思わず納得した。


ベディ「ーーーーーなるほど。アタランテ嬢が暴れた理由がこれが関係したのですね・・・彼女の相棒のモードレッド卿まで止めに行くほどだったのですよ;」
以蔵「容易に想像できるき!!」


すると、ベディはカボチャ人間達の方を振り向きながら言う!


ベディ「よし、わかりました!カボチャ人間達よ、聞きなさい!私ならば貴方達を受け入れる自信はあります!なぜなら私は・・・」






ベディ「不本意ながら円卓の家事担当なのです(包丁を取り出す」






ベディ「私は貴方達を愛せます!「ザクッ」貴方達を自信満々に調理できます!「ザクザクッ」私は蒸した野菜が好物です!「Gyaaaaaaaaaaaa」


全てのカボチャ人間を切った後、ベディは幸せそうな笑顔を見せながら言う!


ベディ「みなさん!大量です!今日はハロウィンらしくカボチャパーティなのです!必要な時は手伝わせますからね!」
サンソン「・・・カボチャだと間違われなくてよかったね」
以蔵「わし、思わず耳を塞いだき」
スマイル「うん。そうダネ」


ともあれこれで事態は万事解決だと踏んだスマイルは笑いながら言う!


スマイル「でも、これで残りのカボチャ頭にされてた子供達も元に戻るヨ!ユーリにはバレることなかったし!」






ユーリ「なるほど。やはり貴様の仕業だったのか」
スマイル「」






なんと後ろから赤の吸血鬼が襲来。スマイルは後ろを振り向きながら引きつったような笑顔で聞く。


スマイル「ユーリ・・・なんでこんなところに?」
ユーリ「ポエットやランがカボチャ頭にされていてな、その後になぜかある場所に群がった後に戻って残っていた破片の魔力を感知したら貴様の生み出したカボチャ人間のだった・・・!」
サンソン「ま、まさか僕と以蔵さんが子供達が元に戻るクッキーを作っていた場所!?見てたの!?」


ユーリはスマイルの首根っこを掴みながら二人に対して微笑む。


ユーリ「サンソン、以蔵、今回の働きは見事であったぞ。事件解決のために奔走してくれたのは賞賛に値する」






ユーリ「私が(拳で)語り合いたいのはお前達に協力を頼んだ発端のこいつなのでな♪(^言^#)」←愛用の鞭装備







スマイル「ま、待って!!ポエットちゃんとランちゃんのは悪かったから!!話せばわかるよ落ち着いてその鞭を早くしまって(ここから先はお見せできません」


事態解決後になんとかハロウィンパーティが催されたが・・・


エージェント「サンソンー。このパンプキンパイ、食べないのかー?」
サンソン「いや、今はそんな気分じゃないです;(震えてる」
アリシア「ふーん。変なの」
姫子「あっ、次はパンプキンスープを取りに行きますわよー」


乱麻「カボチャの煮物、お竜の奴に食べられるぞ」
以蔵「好きにせい!わしは食わん!!」
お竜「おっ、あのナメクジが譲ってくれたぞ!」
龍馬(以蔵さん、なんか怖い目に遭ったの・・・?)←今回の騒動の理由を知らない


アサシン二人はしばらくカボチャを食べなかったそうです。ハロウィンで落ち込む人が一人・・・


王ドラ「大量にカボチャ料理を盛ったのを二人にあげようとしたらなぜか断固拒否されました・・・OTL」


おわりプキ






「後書き」
ハロウィン2024はめちゃくちゃ酷いギャグ。去年とは違うドタバタにするつもりが思いつきでなぜかこんなことに。二人とも、今回はごめんよOTL
巷ではハロウィンに否定的な人々もいますが、私はハロウィン肯定派。だってワクワクするし最低限のルールさえ守れれば好きにできるしお菓子ももらえるじゃないですか。ハロウィンの行事はなくならないで欲しい。マで。






ハッピーハロウィンv感想OK