二次創作小説(紙ほか)
- 第六天魔王vsカンフー猫型ロボット(その1) ( No.322 )
- 日時: 2024/11/08 17:13
- 名前: 桜 (ID: jGEzFx76)
今回はノッブと王ドラメインのバトル話。
彼女が出てくるたびにぐだぐだになりますね。
メタナイト「ふんっ!ふんっ!」
とある日。この日も仮面の剣士はスマブラ屋敷で剣の修行に励んでいた。その様子をモニター越しで見ていた第六天魔王は・・・
ノッブ「これはまともに戦ったらわしが負けちゃうよね!?」
モードレッド「ランスロットの奴や柳生のジジイでさえもライバル意識を抱くほどだからな・・・」
カービィのサーヴァントとなったノッブはあの事件から少し経って、ようやく大半の人物と打ち解けたものの彼女の恋人であるメタナイトから警戒心を抱かれていた。彼からすれば円卓の騎士同様に彼女もまた「カービィを狙う者達」の類だったのだろう。
カッツ「貴方の知り合いにそんな奴に同じ実力で張り合える奴がいるのですか?姉上が負けたら嫌なんですけどね」
モードレッド「そんな奴はなかなか・・・いや、いる!剣士じゃねーが、一人だけならいるぜ!」
円卓の叛逆騎士は織田姉弟をとある場所に案内する。そこには古代の中国でカンフーの修行に励むドラえもんズの知恵袋の姿があった。
王ドラ「アチョー!アチョチョー!」
それを隠れて見ていたカッツは事前に極悪な人相の奴かと思っていた故に拍子負けした。
カッツ「あんなちんちくりんが?弱そうですけど」
モードレッド「ところがどっこい。あいつは一見弱そうだが、一部ではオレンジの悪魔の異名も持つ奴でよ。ある人物から聞いたところによるとガウェインの宝具も奴のひみつ道具で平然と防ぎ切ったんだぜ?あと、メタ助の仮面を度々奪い取ったり、時には剣まで使ってるんだぞ。誰のなのか言わねーけど」
ノッブ「なんじゃと!!?」
それを聞いたノッブは早速王ドラと対決しようと果たし状を送る決意した!
ノッブ「よし!ならば果たし状を送るぞ!すぐに手紙を書くぞ!」
カッツ「姉上!必ず勝って下さい!」
モードレッド「いや、別にスマホのメールでもいいんだぞー;」
すると、何らかの手がモードレッドの肩にポンと叩いた。
トリスタン「私の王ドラ殿をスケープゴートにでも差し出すつもりなのですか・・・」
モードレッド「げぇっ!!?」
いつの間にかここに来ていた円卓の妖弦騎士にびっくりしたノッブは彼に聞く。
ノッブ「モー公の生前の同僚の騎士か。なぜここに来ておる?」
トリスタン「いつものようにアムールでのウェイターの仕事を抜け出してまでカンフーの修行中の王ドラ殿をこっそり見に行ったら貴方達を見かけたので」
カッツ「なんだ。そうだったのですね・・・」
モードレッド「よくねーよ!!ただのストーカーじゃねーかそれ!!あと、さっきチャラ王から「トリスタンがまた抜け出したから見かけたら伝えてくれ」と連絡があったぞ!!」
日常茶飯事だったのかよそれ。チャラ王の気苦労が計り知れない・・・;
すると、後ろからガサッと出てくる茂みから出てくるような音があった!
天草「行けませんね、今度は私のマスターに対しての付きまといなのですか!(ビデオカメラ所持」
モードレッド「うわっオレンジダヌキのストーカー2号か!」
天草「ストーカーではありません!私は後ろから聖杯はないかなと見回ると共に彼の映像の記録をしていただけですよ!」
ノッブ「聖杯を手に入れると共に拐かすという策じゃったか・・・」
カッツ「なんか奴が可哀想になったと思ったのは僕だけですか?」
曲者の類である織田姉弟からも引かれるレベルになったか;つか、どっちもどっちじゃねーか(あと、中の人も同じ)
???「全く。二人とも、あんなちんちくりんのどこがいいんでしょうね?」
カッツ「誰だ!」
すると、パカーンと割れた竹の中から現れたのはこっそりと偵察していた円卓の太陽騎士だった!
トリスタン「ガウェイン卿・・・いつからそこに?」
ガウェイン「モードレッドらが来る前からです。ストーカーなど行うレベルにまでなったとは、我が王にもどのように報告すれば良いものか・・・」
モードレッド「何言ってんだよオレらとストーカー二人を一緒にすんな!!それならテメェもじゃねーか!」
ガウェイン「私は我が宿敵の弱点が何なのか偵察しているだけです。それよりも奴に我が宝具を放つのでそこの織田姉弟が傷つけられる前に離れて」
すると、ガウェインが後ろから鉄拳をぶちかまされた!突然の不意打ちで気絶した彼を殴ったのは先ほどの会話を聞いていた王ドラだ。
王ドラ「なんで大勢にストーカーされるんですか私は(^ω^#)」
モードレッド「よーう;」
モードレッドから話を聞いた王ドラは流石に訝しげな顔をしていた。
王ドラ「嫌ですよそれ。しかも一人はカービィさんのサーヴァントですし、もし何かあった場合に彼女が泣いちゃったら知りませんよ」
モードレッド「そ、それは抉るわ・・・考えたらオレだって嫌だなそれ;」
王ドラの拒否にモードレッドは引き下がろうとするが・・・
カッツ「そうですねー。よく考えたらあなたみたいなちんちくりんのオレンジダヌキが僕の姉上に敵うわけないですよね。姉上が世界で一番強い武将だということを知らないわけないのだからw」
そして翌日。気付いたらCOMのギルド内にある闘技場で王ドラとノッブのバトルマッチが行われようとしていた。
今回はバトル話
- 第六天魔王vsカンフー猫型ロボット(その2) ( No.323 )
- 日時: 2024/11/08 17:15
- 名前: 桜 (ID: jGEzFx76)
バトル開始前
桜「レディースアンドジェントルメーン!!桜サイドの最強四天王の一人、あのドラえもんズの知恵袋vsカービィのサーヴァントの魔人アーチャー、織田信長のバトルマッチの幕開けだー!解説は桜サイドの作者であるこの私!」
モードレッド「その手の煽り耐性がなかったのかよオレンジダヌキは;」
なんと、昨日のカッツに煽られたことで対決を受け入れた王ドラとその相手であるノッブとのマッチを聞いた桜が会場を手配してくれ、ギャラリーも出店に賭けにでわいわいと賑やかになっていた。
セレン「ベットは仮想通貨ビットコインでのみ受け付けるよ!」
あやクル「いーしやきーいもーおいもっ!(石焼き芋の屋台を設置」
斎藤「仮想通貨でベットって本格的だなぁ;(焼き鳥を食べてる」
土方「こいつらは理由こそ下らなくてもお祭り大好きだからな。沖田はそれを聞いて悔しがったけどな」
当の観客席では事前に対決の内容を聞いていたケロロ小隊の機動歩兵が隣にいる青い猫型ロボットに理由を訊ねた。
ギロロ「なぁ、なんで王ドラはこんな対決の申し出を受け入れたんだ?ここ最近は予定が空いてないから断ると思ったんだが」
ドラえもん「それがノッブさんの弟君のカッツ君が自分のお姉さんが一番強いって煽ってたんだよ。まあカッツ君の言い分はわからないわけでもないけど♪(ニコッ」
キッド「OTL」
ドラメッド(シスコン繋がりであるか・・・;)
このバトルの解説を請け負う桜は話を続けた!
桜「マスハンやクレハン、MZDやサタン様の協力と聖杯の力を使ってまで実現した今回の対等バトルマッチ!王ドラはノッブに勝つという常識は取り除いてるから安心してね。この勝負を制した勝者には!」
すると、桜はある映像を映させた!
桜「大半のサーヴァント達が畏敬や畏怖を抱くメタナイトとの模擬試合だー!!」
メタナイト「こんなところに拉致するとは!カービィは無事かー!!(両手をスージー開発の拘束機で縛られている」
ランスロット( д) °°
ベディ「なんですかそれ!?こんな対決で変なプレイを行わないで下さいよ!!」
パーシヴァル「あれでも縛り付けられるんだね;」
まさかのメタナイト本人の緊縛姿に会場中から悲鳴や絶叫、黄色い声や爆笑が響き渡っていた。
スージー「剣士様の緊縛も良いものですわ〜v」
一方、ノッブは試合に入る前にカッツやモードレッドと同じように自分を労いに来た彼女のマスターであるカービィから訊いていた。
カービィ「ノッブ、なんで王ドラとの対決に乗り出したの?もしかしてあれからまだ諦めてない?」
ノッブ「そうとも言えるが、奴はオレンジの悪魔の異名も持つ者じゃ。タヌキの顔をした猫型ロボットとはいえバカにはできん。メタナイトと戦うにはスピードや知略も駆使しろということじゃな。じゃが、奴は母校であるはるか未来の22世紀のロボット学校では一番の秀才じゃったと聞く。そうなれば奴の方がこの戦いには有利じゃ」
モードレッド「いや、あいつはその域を超えてやがるぜ・・・」
カッツ「姉上はあれ以上に超える方なのですよ!」
ノッブ「じゃが、負けるとわかっていて勝負をやる気はないのじゃ。必ずわしが勝つじゃろう!はっはっはっ!」
一方の王ドラは他の仲間と一緒に労いに来たタママに彼から理由を聞いた上で半ば呆れていた。
タママ「あの魔人アーチャーの弟に煽られたから対決を受け入れたって・・・;」
王ドラ「あんなか弱そうなアーチャーにあんなこと言われたら受け入れるしかないでしょう」
マタドーラ「お前、あんなヘタレなアーチャーに煽られたぐらいで情けねーな!やーい、煽られてやーんの「バキッ!」いでえっ!!(顔を殴られた」
王ドラ「あの時は弱いのに流石に殴るのはどうかと思ったので」
トリスタン「ところで彼女の動きのパターンとか把握してますか?」
王ドラ「ええ、把握してます。鉄砲を撃ってきたり、剣?みたいなのを使ったり。問題はあの宝具ですね。どうやって避けれるか事前に考えたり」
天草「あんな大量に放たれたらどこに逃げるかわからないものですからね。彼女を油断してはいけないかと」
王ドラ「油断するつもりもないですよ。問題は彼女が持つ魔王らしさが出るか出ないかです」
その数分後、バトルマッチの選手入場の合図が鳴った!
あ、なんか一部に不穏なのが
- 第六天魔王vsカンフー猫型ロボット(その3) ( No.324 )
- 日時: 2024/11/08 17:17
- 名前: 桜 (ID: jGEzFx76)
バトル開始!
桜「それでは両選手入場!ルールは簡単!なぜならルール無用の戦いだからよ!頭脳、肉弾戦、スキルの己の持つ全部を使って勝利をもぎ取って欲しいわ!」
王ドラとノッブが同時に入場した後、ノッブは王ドラに声をかける。
ノッブ「オレンジダヌキよ・・・わしは、火縄銃を使うぞ・・・」
王ドラ「そうですか。なら私はヌンチャクを使いますよ」
桜「おーっと!試合開始前から早速高度な心理戦が繰り広げられてるわ!」
タママ(高度なんですかそれ!!?)
すると、二人がそれぞれウォーミングアップしながら呪文のように呟く。
ノッブ「三段撃ち、三段撃ち」
王ドラ「やっぱり槍使いますか」
モードレッド(本当に高度なのかよ・・・!!?)
そして試合開始の合図のコングが鳴った時、両者が戦いの合図として・・・
小さな爆発を引き起こした(ぇ)
ドーン!!!
カッツ「・・・すみませんが、もしかしてここの物質を無駄遣いしてますか?」
桜「然るべき人が知ったら多分倒れてるわね」
ひろし(お腹が痛くなるな・・・明日は月曜日なんだ・・・!!)←然るべき人
しんのすけ「父ちゃん、お腹痛い?」
始めは大層なものだが、ノッブが空から火縄銃で撃ったら王ドラはそれを持ち前のスピードで避け、王ドラがヌンチャクでノッブに攻撃しようとしたらそれを剣で弾き返されていた。
王ドラ「小さいくせにはなかなかやりますねぇ」
ノッブ「ふん、これでもわしは魔人アーチャーじゃ。なら策を二段で用意しないはずがない」
すると、ノッブが地面から炎を出したことに気付いた王ドラは足元に及ぶ前にそれを飛ぶ形で回避する!
桜「おーっと!王ドラ、炎からジャンプして避けた!ノッブ、フィールドを炎上させる構えだー!」
カッツ「姉上、これなら奴に勝利するかもしれません!」
誰もがノッブの勝利かと思われたが、当のノッブの反応はそれと反したものだった。
ノッブ(バカ者どもめ。何がわしの勝利じゃ。あの跳躍の仕方、どうなっている!?飛んでないかと思えば、わしには読めないタイミングで飛んでいる!あと、わしがどこに行ったか全部読まれている!それに弱そうに見せかけて・・・)
一方の観客席の一部では王ドラの今の戦い方に気付いていた。
ドラえもん「王ドラもよほど嫌らしいことしてるね;」
ドラリーニョ「なんで?」
ドロロ「王ドラ殿の今の動きでござる」
クルル「あいつは弱い風に見せる方法であの本能寺女の戦い方を探ろうとしてるんだぜェ。その証拠にあまり攻撃しようとしていない。そんなことだから、あの女の顔には焦りが見えてくるだろうなァ。クーックックッ」
ドラニコフ「ガウ・・・(訳:なるほど」
一方、それを見ていた王ドラのサーヴァントの一人であるキャスター・出雲阿国はふうっと息を吐いていた。
阿国(相変わらずのバカなマスター様ですね・・・あの織田信長の動きを探るという方法を躊躇(ためら)いもなく用いるだなんて)
すると、そんな彼女にスマブラ屋敷常駐のサーヴァントの一人であるバーサーカー・茶々が声をかけて来た!
茶々「あ、阿国ちゃーん!そこにいたのー?そりゃあのオレンジダヌキのサーヴァントなのは知ってるけど、そんな切なそうに見るなんてないよね?もしかして好きなの?」
すると、阿国の顔が赤くなったのを見て茶々は驚愕する!
茶々「えーっ!!?そうなの!?向こうは全然そうじゃなさそうなんだけどー!!?」
一方、王ドラのサーヴァントの一人であるアーチャー・源為朝は観客席から突然立ち上がった。
うしお「叔父上?どうしましたか?」
為朝「いや、用事を思い出してな。貴様にはマスターのツキノがいるし、それが済んだらすぐに戻る」
ツキノ「?気をつけてなのー」
???「これはいい戦い方ですねぇ。少しだけ弄ってやりましょう」
すると、フィールドが突然変化し、軽い障害物があるアスレチック風に変わった!
桜「おーっと!ここでフィールドが変化!両者、ここで上手く立ち回れるかー!(まあフィールド変化はなかったはずだけど、それの方が盛り上がるからいっか☆」
ノッブ「ちょっと!?そんなの聞いてないよね!?」
王ドラ「ええ、確かに私も聞いてませんよ。だけど、これぐらいで焦りを見せない方が勝ちです」
すると、王ドラが後ろからノッブに鉄拳で攻撃する!ノッブは思わずダメージを食らい倒れ込んでしまう。
カッツ「姉上ー!!!」
カービィ「ノッブ!」
メタナイト「何があったー!!?(こっちからは見えない」
このまま王ドラが勝利するかと思われたが・・・
ノッブ「・・・ほう?貴様はわしをなんじゃと思った?」
王ドラ(!これはーーーーー)
ノッブ「確かに本来ならばそれじゃが、わしを前にして他の「織田信長」同様大したことないと思ったら、貴様は阿呆じゃ」
起き上がったノッブはようやく第六天魔王のオーラを出して自身のもう一つの武器の日本刀「圧切長谷部」を取り出す。それから放たれた剣技は王ドラの予想を遥かに上回るものだった!
王ドラ(この類はただの剣術ではない。あの火縄銃との二刀流ですか!彼女が持っている特性は私には通用しない、けれど・・・!)
王ドラは彼女が二刀流だったことに気付かなかった。彼女が持つ神性は神ではない王ドラは弱点にはならなかったが、それでも二刀流を出した時の強さは十分だった!
ノッブ「もしや二刀流は気付かなかったか?じゃが、わしは武器をもう一つ持っている」
王ドラ「なんですって・・・?」
すると、ノッブは空からあるものを呼び出した!ご自慢の超大型爆撃機だ!
アイレーン「爆撃機か!?」
沖田(あれはいつかの聖杯戦争でもあった・・・!)
ノッブ「威力は前よりも小さくしたのじゃがな、名前は覚えておけ」
すると、ノッブはその超大型爆撃機から爆弾を放った!
ノッブ「安土とな!!」
ノッブに放たれた安土を受けたことにより王ドラがようやく大ダメージを受けた。ノッブは思わず勝利の笑みを浮かんだが・・・
王ドラ「・・・貴方を小さいくせにただの偉そうな小娘だと、侮っては行けませんね・・・私もまだまだ修行が足りませんでした。実力は第六天魔王の異名を持つだけはあると認めます」
ノッブ「?まあ認めるだけいいよね(大ダメージを受けてもまだ立ち上がれたか・・・まあそれの方が面白いのじゃが」
すると、王ドラは四次元袖からある物を取り出す。それは巨大ヌンチャクだ!
ノッブ(°д°)
王ドラ「ではこちらも対抗しますね。あれを破壊する形で・・・!」
その巨大ヌンチャクはノッブの超大型爆撃機と同じジャストサイズ。つまり、王ドラが身軽にそれを持ち上げた時点で・・・
ノッブ「わしの運は本能寺で尽きたかぁぁぁぁぁー!!!」
カービィ「あ〜、これは負けちゃうね;」
モードレッド「あのデケェ爆撃機を出した時点でちょっとはこれを出されるのは普通考えるよな;」
カッツ「姉上〜・・・;」
沖田「いや〜、流石期待を裏切らないノッブw」
王ドラ 勝利
桜「いやー、倍返しはまさしくこのこと!このバトルマッチ、王ドラの勝利だー!」
闘技場から歓声がわっと湧く中、為朝が帰って来た。
うしお「叔父上。用事は済ませましたか?」
為朝「ああ、済ませている。からくりをある人物達に伝えている。この勝負のからくりを我がマスターが気付かないはずがない。つまり、私の用事は何なのかわかるであろう?」
- 第六天魔王vsカンフー猫型ロボット(その4) ( No.325 )
- 日時: 2024/11/08 17:19
- 名前: 桜 (ID: jGEzFx76)
その裏では
一方、とある秘密の部屋では何やら怪しい会合が行われていた。今回のフィールド変化を行ったであろうスマブラ屋敷に常駐するサーヴァントの一人、バーサーカー・千利休と、今回のベットで伴う税の割合分は稼げたクルルとセレンだ。
利休「結構集まりましたか?」
クルル「まあそこそこと言った方がいいなァ。アンタが提案したとはいえよく自分の前の主君をスケープゴートに捧げれるものだな。出来レースじゃなかったとはいえ」
利休「あなた達はベットで金銭の割合分を稼ぐ。私は信長様とあのオレンジの悪魔の無様な戦いを見て笑う。その利害の一致で手を組んだから少し仕組んだのですよ。私からの提案にはあのようなものは話してないのですが」
セレン「わざと話さなかったんでしょ?まあオリオン達やロビン達には伝えなかっただけでもありがたいと思うし、こっちもビットコインの宣伝費とマージンで稼げたし・・・これは西澤家やアイオーン達の実家(アルカレを凌ぐほどの超お金持ち)を出し抜いてチェリーワールドの経済を握ったと言ってもいいんじゃない?」
利休「主君の光輝く活躍の裏にはこういった暗躍がヴィランとして必要なのですよー」
セレン「ちょっと、僕はヴィランじゃないんだけどー;」
クルル「どっちでも良しだなァ〜」
クルル「クーックッ「バァン!!」
土方「新撰組だ!!不法な取引で得た利益は全て没収する!!」
なんと王ドラの命で為朝が集めた証拠を入手した新撰組(COMが彼らの新たな雇い主となった)が怪しい会合に乗り込んできた!バレたクルルとセレンは・・・
セレン「僕、非合法なことは一切してなーい!(´;д;`)」
クルル「まず前提として俺は無実だ。全てはこの茶人の掌の上・・・いわば俺も被害者なんでなァ」
茶々「一瞬で手のひら返ししてくれましたね!?おのれ、オレンジの悪魔ー!」
利休が一人縄に縛られたのを遠目で見た王ドラはため息を吐きながら言う。
王ドラ「全く・・・あの時は彼女が関わる恐れがあると言おうとしたのに。もう一人の彼女もカンカンだと思いますよ」
トリスタン「だから、信長殿からの申し出を断ろうとしていたのですね・・・信勝殿に煽られたら受け入れるのもいいところですが、あれでも本気を出さなかったのは良いとして」
すると、トリスタンはこの戦いについて聞きたいことを彼に訊ねる。
トリスタン「ですが、信勝殿に煽られることがあるとはいえもし本気で戦ったらどっちが勝っていたと思いますか?貴方の実力はあれでも円卓や新撰組、他のサーヴァント達からも一目置いてるのですよ。貴方のウブはその中では私しか知らないのですが」
王ドラ「ウブは余計ですよ;まあ今回のように影で仕組んで愉快犯のように楽しんだり、利益を得ることはありますよ。したがって「勝利」の定義は人それぞれなのですが、まあ最後は私が上に立ってる自信はありますがね!ワーハッハッハッ!」
トリスタン「ああ、この方はマジの負けず嫌いです・・・(でも、それも私が惹かれるのですね」
一方、敗北の後にスマブラ屋敷の医務室で入院したノッブは事の真相を沖田から知ってベッドの上から憤慨していた。
ノッブ「あー!!ムカつくわ!!あのオレンジの悪魔、利休の奴が関わってくるのを知らせぬとはー!!」
カッツ「とはいえ僕に煽られて受け入れるのは滑稽だなと。あれでも姉上相手に本気でやらなかったのは癪でしたが!」
すると、見舞い品のリンゴを持ってきたカービィはそれの皮を包丁で剥きながら話す。
カービィ「それだけノッブのことを「人」として尊重してくれたからだよ。カッツを殴らなかったのも流石に酷いってわかってるんだよ」
カッツ「はぁ?だから、あの時に僕を殴らなかったと?」
カービィ「うん。普段から恐れられてるけど、たとえボク達のような人外でも善性も悪性も否定しないんだ。それだけ見てくれたんだよ。それが沖田ちゃん達もを惹きつける理由なんだろうね」
ノッブはここに来たばかりの時に沖田から聞かされた傷だらけの三つ巴との戦いの中で一番の影の立役者であった王ドラの話を聞いていた。初めの時のサーヴァントの存在を知らなかった時に影ながら守ってくれていたのはーーーーー
ノッブ(沖田やダーオカ達が惹きつけられた理由は、そこにあったか・・・)
カービィ「はい、できたよ!リンゴのウサギちゃん!」
カッツ「どうせなら百舌鳥にして下さいよ!」
その翌日、あのバトルマッチの勝者としてメタナイトとの模擬試合の相手として立つ王ドラは気合いを入れていた。
王ドラ「とはいえメタナイトさんとの試合は果たさせてもらいますよ!」
桜「それではメタナイト、入場〜!!」
メタナイト「貴様、よくこんな試合を受け入れたな・・・!!(ギャラクシアを持ちながら目の光が赤くなってる」
王ドラ(^ω^;)
その直後にドラえもんズの知恵袋の絶叫が闘技場中に響き渡ったという・・・
キッド「メタナイト、相当カンカンになってたのを見たぞー;」
ドラえもん「めちゃくちゃ強いのに肝心な時にドジを踏むのも欠点だねー;」
天草「お祈りします(ー人ー)」
おわりやー
「おまけ」実は他のメンバーも疑問に思っていた
キッド「ところでクルルはクルルズラボからリアタイで見そうなんだが、どういう風の吹き回しなんだ?」
タママ「それがクルル先輩の方から見たいという申し出があって来たんですぅ。何考えたかわからないですけど」
ケロロ「まあまあ、クルルが来たいっていうから別にいいでありますか!」
ギロロ「それはフラグだろうが!」
すると、ドラえもんは何かを思い出した。
ドラえもん「そういえば、思い出したんだけど数日前からクルル君が誰かと電話してたのを見たんだけど、それと関係してるのかな?」
マタドーラ「でも、内容は聞いてないんだな?」
ドラえもん「うん」
ドロロ「王ドラ殿がこのことを知らない・・・はずはないでござる;それなら彼の性格を考えてノッブ殿からの申し出を受け入れると思うでござる;」
ドラメッド「確かにそれをしないなんて変であーる」
ネネ「つまりトリスタンさんにもう調教された身「そこは黙ってて」
風間「こういう場合、影で賭け金を得たという事例もあるって聞いたよ?」
ボー「ならば、クルルさんのやることはある種のインサイダー取引」
ギロロ「どこでそんな言葉を知ったんだ;」
ドラえもん「うーん、ここはバトルマッチが終了した後に王ドラに聞いて・・・」
その後、真相を知ってクルルはフルボッコ。あと、セレンはオリオンやロムから説教を受けました。
「後書き」
最近短編でのバトル話が書けてないなと思い、この話に。ノッブが出るだけでコメディが強めに。でも、シリアスな話に絶対に真面目にやるはず。
この話には森君の出番がなかったのが唯一惜しい。ですが、森君のセリフを借りるなら「流石大殿だ!俺もオレンジダヌキの首を取るから混ぜろー!」と言って乱入騒ぎになるのが目に見えます。これが某闇のヘンタイ魔導師じゃなくてよかった・・・;(公式でも首だけになっても死なないからね)
感想OK