二次創作小説(紙ほか)

聖夜、白なる争奪戦(その1) ( No.357 )
日時: 2024/12/25 17:32
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

今回はクリスマス2025の二本立て、第二弾!
サンタカルナらが聖夜で奔走する裏側で、とある戦いが起きていた・・・(壮大なナレーション風)






サンタカルナらが聖夜にて奔走していた、別の視点ではとある戦場で戦いが起きていた・・・。


キッド「空気砲、乱れ撃ちいいいいいー!!!」


キッドが空気砲で放ち、放たれた先にいるギロロが隠れる形で回避しながら自前の銃で撃ち返した!


ギロロ「甘い!!」


それをそこにいる人達全員で前かがみになりながらタママが叫ぶ!






タママ「トララ!!この戦いに乱入したお前がなんとかしろーーーーー!!!」






トララ「やーです。タママ先輩がその女と親しくなるから悪いから応じませーん」


タママに強烈な恋心を抱く彼の幼年訓練所時代の後輩、トララはむすーっと膨れっ面しながらそっぽ向いていた・・・。






前回のラストから一体何が・・・;

聖夜、白なる争奪戦(その2) ( No.358 )
日時: 2024/12/25 17:34
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

時は少しだけ遡る






事の真相はこうだ。それは約2時間前の日向家・・・


王ドラ「クリスマスケーキを買ってきました。みんなで食べましょう」
大半の全員「うおおおおおー!!!」


王ドラが買ってきてくれたクリスマスケーキを開けた後、円卓の叛逆騎士は告げる!


モードレッド「じゃ、この大半の部分はオレとタママの分な」
タママ「タマッ!?」
マタドーラ「ええー!!?」


モードレッドの発言をタママ直属のサーヴァント、ランサー・パーシヴァルは咎めた。


パーシヴァル「モードレッド。タママにあげるのはいいが、より多くをもらうのはよくない」
モードレッド「なんでだよ!タママは甘いもの好きだからいいじゃんかよ!」


すると、ハープを慣らしながら妖弦の円卓騎士は言う。


トリスタン「では私は多くもらっても良いのですね」
ネネ「どさくさに紛れて独り占めしようとしないでよ!」


誰が多く切り分けるかで揉めたのを見たのムッシュ・ド・パリは宥める。


サンソン「そんなに騒いだらダメだよ。平等でいいじゃないか」
以蔵「じゃが、これだと平等にはならん。境界線の付け方が曖昧で・・・」
大半の全員(境界線!!!?)


その言葉を聞いた大半の全員にそれぞれの葛藤が生じた・・・






王ドラ(つまり領地争いと同等のものじゃないですか?私が制覇しないと意味がないじゃないですか。倒れたらこっちが負けることになる・・・!)
ギロロ(ケロン軍の侵略にも同じ事言えることではないのか。もしこれに負けたらもう戦士として顔向けができん・・・!)
モードレッド(ケーキ版カムランの丘と言ってもいいのか?本物と比べてみたら多少は見劣りするが、討ち取らなければオレが王になれるわけねぇ・・・!)
しんのすけ(オラ、そろそろケーキを食べたいなー)






大半がそれぞれの出来事を思い返しながら戦いに火を付けた!つか、最後のは絶対関係ないよね!?


天草「何の戦いを始めると言うのですか・・・」


その5分後、とある戦場にいた以蔵を見つけたキッドが空気砲を放った!


キッド「そこまでだ!大人しく投降しろ!」


それを以蔵が剣で弾き返した!


以蔵「小賢しい!わしら王ドラ陣営がこんなところで崩れるかぁ!」
王ドラ「以蔵さん、カッコいいですー!」


王ドラが隠れていたのはマジパンの後ろ・・・






そう、この戦場は王ドラが買ってきたクリスマスケーキの上だった・・・!






その上にはモニターが写されていた。


阿国「まさか身体を小さくする機械があるだなんて・・・;」
マサオ「ボク達は残ったので賭け事できるんだからいいじゃないですか」


そう、ドラえもんズとケロロ小隊と一部のサーヴァントはクルルが発明していたミクロイド光線で身体を小さくさせた状態でそれぞれの陣営を組んだ上でのクリスマスケーキの上で領地争いを繰り広げているのだ!ちなみに春我部防衛隊と残ったサーヴァント達は日向家のリビングで誰が勝つかで賭け事している状態だ。


ボーちゃん「やっぱり王ドラ陣営だと思う。以蔵さんは守りの剣術は中々のもの」
風間「えー?ここはキッド陣営だろ?キッド達の攻撃力は半端じゃないって!」
マサオ「ボクはモードレッド陣営だと思うな。あの人、めちゃくちゃ強いし;」


賭け事で盛り上がったのを見ていたサンソンは頭を抱える。


サンソン(とりあえず大惨事にならないことは祈っておくよ・・・;)


一方、モードレッド陣営はギロロ陣営に立ち向かっていた!


ギロロ「まさかタママがそっち側に付くなんて思わなかったが、手加減なしで行かせてもらう!」
モードレッド「上等だー!!」


すると、ある赤いのが雪崩のごとく流れてきた!


大半の全員「ぎゃーす!!!」


それはクルルが好むボルシチであり、彼の属するケロロ陣営が流したものだった。


クルル「このケーキをボルシチにするぜェ〜」
ギロロ「貴様ら・・・!それは反則だ!!」
ケロロ「そんなルールはないでありま〜す。だけど、クルル君、ボルシチはこれきりにしてね;」
モードレッド「じゃあやらせんなぁぁぁぁぁー!!!」


一方、タママはクリスマスケーキを侵したボルシチの汁を見て落胆する。


タママ「ああ、ボクのケーキが・・・OTL」


すると、タママの上から王ドラの拳が放とうとした時、パーシヴァルが槍で防いだ!


パーシヴァル「不意打ちは御法度ですよ!」
王ドラ「領地争いでは関係ないでしょう!」


すると、キッド陣営に所属したとされるドロロが忍術で止めた!


ドロロ「二人とも、こんな戦いを今すぐ終わらせるでござる!」
王ドラ「邪魔しないで下さいよドロロさん!」
パーシヴァル「止めたいなら戦いで止めるといい!」


こんな領地争いをモニターで見た天草は彼らの戦いぶりに思わず感心した。


天草「ほう、青いカエル忍者の方もなかなかの腕前」
ネネ「大接戦状態になってるし、誰が勝つかわからないわね!」


すると、足音が聞こえるのをしんのすけが気付いた。


しんのすけ「誰か来てるゾ」


ドアをバンと開かれた時、特に春我部防衛隊はその姿に見覚えがあった!


風間「えっ、なんであなたがここに!?つか、ミクロイド光線を勝手に弄らないで!あー!!」


一方、王ドラ陣営がとうとう王ドラ直属のサーヴァント、アーチャー・源為朝を出動させた!


ドラえもん「これは卑怯だー!!」
為朝「そなたらに恨みはないが、この領地はもらっていただく」
トリスタン「その調子です。私達王ドラ陣営が勝たせてもらいます・・・!」


すると、あるトランペットの音が聞こえた!


ドラリーニョ「トランペット・・・?」


全陣営が見たら、なんとあるローブ姿の人物が立っていた!


ギロロ「新たな敵か!?」


その人物はタママの方にだんだんと近づいてきた!


タママ「タマ!?」


その直後にその人物はタママに口付けた!


大半の全員「!!?」


タママはどうにか抵抗しようとしたが、その人物は離さずに続けてしばらくしたら彼を解放してくれた。


タママ「な、なんなん・・・げぇっ!?トララ!!?」
トララ「タママ先輩!やっと見つけましたー!!」


そう、タママに強烈な恋心を抱くケロン人の少女、トララが彼に逢瀬にやってきたのだ!パーシヴァルはふと思い出した。


パーシヴァル「ああ、タママの婚約者と名乗る・・・」
トララ「あら、みなさん。それとこないだの方々ですね?」
王ドラ「なんでこっちに来たのですか?」


ここに来た理由を問われたトララはモードレッドをキッと睨みつけながら言う!


トララ「タママ先輩がこの女と逢瀬に来ているからです!」
モードレッド「オレ!?」


タママからの好意に鈍感なモードレッドが戸惑ってもなお、トララは話を続けた!


トララ「タママ先輩がフィアンセの僕を放ってことあるごとに隠れてその女の家に度々遊びに行って夕方まで密会してたのです!自分の上司にも隠れて酷いでしょう!?」
タママ「バカっなんで知って・・・」
トリスタン「それで寝たというわけですね?」
ケロロ「トリスタン殿は黙っててくれるかね;」


その直後、トララから話を聞いた王ドラはタママの後ろのイチゴを蹴る!


王ドラ「親分の私を差し置いて、火遊び三昧していたというわけですね?(^言^#)」
タママ「ひ、ひあそ・・・」


タママが思わず顔真っ赤にした一方、ギロロはトララをなんとかたしなめようと動いた。


ギロロ「最近のタママの行動は軍法会議ものだが、そういう話はこのクリスマスケーキの領地争いを終えてから話し合ってくれないか?今はここは戦場なんだ」
トララ「じゃあ、毎年クリスマスで意中の相手にプレゼントを渡しそびれたのはなんでですか?」
ギロロ「」


説明しよう。クリスマスではギロロが毎年夏美に渡すプレゼントのラッピング選びに悩みまくった末に結局渡しそびれているのだ!(しかも公式)


ギロロ「ひ、人の触れられたくないところを・・・!!」
キッド「ぷっw」
ギロロ(^д^#)ピキッ


ーーーーーそして、今に至る。






なんでこうなったぁ!!?

聖夜、白なる争奪戦(その3) ( No.359 )
日時: 2024/12/25 17:40
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

どんどん戦いが加速していくぅ!






BGM:武者修行おにおん


破壊音と銃声が響き渡る中でギロロはキッドの背後に回りながら言う。


ギロロ「粛清完了(ミッションコンプリート)だ」


しかし、これを読んでいたのかキッドが投げ縄でギロロを縛り付けた!


ギロロ「!?」
キッド「投げ縄も武器になるってことご存知か?」


業を煮やしたギロロが身体で投げ縄を引っ張る!


ギロロ「ち・・・ちくしょうがぁぁぁぁぁー!!!」
キッド「わっぷ!!?」


キッドが落ちた後、それを見た王ドラが怒った!


王ドラ「いい加減やめて下さいそもそもこれはクリスマスケーキの領地争いでしょう!?」
ギロロ「邪魔するな王ドラ!」
キッド「文句あるなら、クリスマスケーキの領地争いで俺達に勝ってみろー!!」
王ドラ「やりますか・・・」


王ドラが構えようとした時、無数のサッカーボールが飛んできていた!


王ドラ「ドラリーニョ!」
ドラリーニョ「ねーねー、何してるのー?ぼくも混ぜてー」
王ドラ「同じ陣営だから、いいですけど・・・なんで爆発みたいなことになってるんですか?」
ドラリーニョ「ああ、これ水で空気入れてるの!」
トリスタン「ああ、武器用がわりに備えていましたか・・・」
キッド「んな備え、いらねー!!(頭ガンガン」


空気砲を構え直したキッドが同じく目を覚ましたギロロに言う!


キッド「共同戦線張るか!オレはドラリーニョをやるからお前、王ドラな!」
ギロロ「こんな悪魔を相手にする気か!!」
キッド「あいつに一度でも勝てたらお前は戦士(ソルジャー)として大金星じゃねーか!!」
ギロロ「こんなのに大金星なんてあるかぁぁぁぁー!!」
王ドラ「・・・」


これを見た王ドラは呆れ半分に言う。


王ドラ「来ないのなら・・・こっちから行きますよ!ドラリーニョ、GO!!」
ドラリーニョ「はぁい!(無数のサッカーボールを蹴りまくる」
キッド「サッカーボールのマシンガンが降りてきたあああああー!!!」


無数に飛んできたサッカーボールをギロロが撃ちまくる!


ギロロ「くそっ!数が多すぎる!」
キッド「アホォォォォォーーーーー!!!銃で撃ちまくるなー!!被害が拡大してる!!」


その直後、前屈むキッドの前に王ドラがシュッと飛んできた!


キッド「ぎゃあああああー!!!(王ドラに拳で殴られた」
ギロロ「キッド!!」
王ドラ「ボールは援護射撃です。ギロロさん、覚悟はよろしいかと」
ギロロ「悪魔の粛清かぁ!!」


しかし、王ドラの頭上にサッカーボールをぶつけられて気絶した!


王ドラ「」
為朝「王ドラ、気絶中」
ドラリーニョ「あ、ごめんね王ドラ、当たっちゃったぁ」
トリスタン「おお、嘆かわしい・・・」
ギロロ「当たりのいい誤爆だ;まあ感謝する」


すると、ギロロはビームサーベルを構えながらドラリーニョに告げる!


ギロロ「おかげで貴様の後ろ盾がなくなったな。傷をつけたくないが、貴様に1ミリも手加減などしない「待つである!!」


そこにドラメッド三世がドラリーニョを守るように彼の前を立った!


ギロロ「なんだドラメッド!貴様はキッド陣営なのに随分といい裏切りだな!」
ドラメッド「ケーキを誰が多くもらうかとはいえ、こんな一方的かつ実力差のある勝負はだめであーる!」
ギロロ「お前はさっきの光景を見て何を思ったんだ!!?」


その直後、ドラメッドの方にサッカーボールが飛んできた!


ドラメッド「うぉぉ!!?(素早く避ける」
モードレッド「うわっナイス回避!!」


ジジイには過ぎたる反射神経じゃないですかドラメッドさん!!


ドラメッド「ドラリーニョ、何するであるか!!」
ドラリーニョ「?ドラメッドも参加するんでしょ?」
ドラメッド「酷いである吾輩はお主を助けようと・・・!!」
ギロロ「今のは戦場でなら上出来な回避スキルだ;」
ドラメッド「ドラリーニョ、吾輩は今は味方!今この瞬間だけは忘れないで欲しいであーる!!」
ドラリーニョ「うん、わかったぁ」
以蔵(そこまで強調しちょらんと成立せんのはどうかが?)


すると、不意打ちである爆発音が二人に放った!


ギロロ「!キッド!」
キッド「油断するな!領地争いはまだ終わってねーぜ!」


これによりドラメッドは切れた!


ドラメッド「ふ・・・不意打ちとは・・・卑怯であーる!!!(巨大化」


巨大化したドラメッドを前にキッドが空気砲を構える!


キッド「やべっ!撃つぞ!」


しかし、巨大化したドラメッドには無効な攻撃だった!


キッド&ギロロ「意味なし!!」


この流れでドラリーニョのサッカーボールによる攻撃が加わった!


キッド「この流れでドラリーニョの攻撃が加わったあああああー!!!」
ギロロ「何の罰だこれはあああああー!!!」


それを見たドラニコフはオロオロしてしまうが、偶然ドラえもんにぶつけたサッカーボールを見て変身した!


ドラニコフ(裏)「ウガ?ウガウガァウガウゥゥゥ(訳:なんだぁ?随分と盛り上がってるみたいじゃねーか」
ドラえもん「ド、ドラニコフ・・・?」


ドラニコフは取り出したタバスコを飲む!


ドラニコフ(裏)「ガウゥ・・・ガァァァァァー!!!(訳:それじゃあ早速・・・オレも混ぜてもらおうかぁぁぁぁぁー!!!(口から火を吐く」
ドラメッド「ぎゃあああああー!!!」


ドラメッドは巨大化した身体で火を当たってしまい走り回る!


ドラメッド「アチチチチ!!!誰か火を消してくれであーる!!」


その声を聞いたドロロが水系の忍術で炎を消したが・・・


ドラメッド「ぎゃあああああー!!!水うううううーーーーー!!!!(水が弱点」
ドロロ「どうすればよかったのーーーーー!!?」


ドラメッドが元のサイズに戻ったのを見たドラニコフはタバスコを持ちながら不敵な笑みを浮かべた!


ドラニコフ(裏)「ガーウガウ♪ガァァァーウ!(訳:よーし、いっちょ上がりー。次に死にたい奴は、前に出ろ!!」
キッド「よっしゃこのままやっちゃって下さい兄さん!今ならモー公さえも倒せるぜ!」
モードレッド「オレらも殺させるつもりかー!!?」


これを見たドラえもんが前に立った!


ドラえもん「や、やめるんだドラニコフ!倒れてるのに何も攻撃することないじゃないか!」
ドラニコフ(裏)「ガウゥッ・・・ガァァァァァー!!!(訳:うるせぇ邪魔すんじゃねーこのやろー!!どかないとお前も黒焦げにしてしまうぞぉぉぉぉぉー!!!」
ドラえもん「ドラニコフ!!」


ドラニコフは火を吐く直前、死を覚悟したドラえもんが地球破壊爆弾持ちであることに気付いた!


ドラニコフ(裏)「ガ・・・!!」


ドラニコフはキッドとギロロの方に向いて火を吐いた!!


キッド&ギロロ「アチーーーーー!!!」
ドラえもん「わかってくれたんだね、ドラニコフ!よかったぁ!」
キッド「んなこたねーだろ!見ろこの焼きダルマを!!」


ドラえもんが安心したのも束の間、クルルがボルシチを流してきた!


クルル「どさくさに紛れてこの勝負をいただくぜェ〜」
ギロロ「こんな嫌(こと)を・・・!!」


その匂いである人物がピクッと目を覚ました!それに気付いたのかキッドとギロロが恐怖に怯えた。


キッド「な、なんだ・・・?」
ギロロ「急にすごい殺気が・・・;」


二人の目の前には指をポキポキ鳴らす王ドラの姿があった・・・!


王ドラ「よくもやってくれましたね・・・あなた達・・・」
キッド「え・・・;ボールはオレ達がやったんじゃ・・・;」
王ドラ「全員まとめて折檻です!!!!アチョー!!!(激怒&ヌンチャクを振り回す」
ギロロ「ぎゃあああああー!!!恐怖の大王が舞い降りたぁぁぁぁぁー!!!逃げろぉぉぉぉぉーーーーー!!!」


怒り狂った王ドラはヌンチャクと体術でマジパンやイチゴをぶっ壊す!


王ドラ「逃げても無駄ですよ!!どこですかオラアアアアアー!!!」
ギロロ「本当に危ないぞ命の危機だ!!どうするんだこれはー!!」
キッド「大丈夫だ!オレらには奴に張り合える武器があるだろ!」
ギロロ「どんなだ!?」
キッド「拳だ!!」
ギロロ「お前は丸腰の殺人鬼を相手にするつもりかぁー!!!」
王ドラ「そこですかぁぁぁぁぁー!!!(二人が隠れていたクリームに向かって投げつける」
キッド&ギロロ「きゃあああああーーーーー!!!」


これを見たタママは思わず泣きそうになってしまう。


タママ「ああ・・・どうしよ・・・;」
トララ「タママ先輩!あんな野蛮な人達はほっといて僕と愛の逃避行に行きましょー!(タママに抱きつく」
タママ「タマー!!?」
パーシヴァル「不貞は良くないし、駆け落ちはもっとダメだ!!」


一方、それをモニター越しで見ていたしんのすけが感心していた。


しんのすけ「ますますヒートアップしてますなぁ〜」
サンソン(なんか可哀想になってきた・・・;)


すると、いつの間にか入ってきたある人物がミクロイド光線を使った!


天草「何をしてるんですか!やめなさいやめてーーーーー」


一方、ドラメッドとドラニコフはみんなを止めようと行動を起こす!


ドラメッド「このままではよくないから、吾輩が止めに行って来るである!」
ドラニコフ「ガウ!!(大量のタバスコ持ち」
ドラえもん「ああっ二人とも!!(嫌な予感しかしないから)行かないでぇぇぇぇぇー!!!」


その惨状を見たドラえもんは思わず不安を感じてしまう!


ドラえもん(ただのクリスマスケーキの切り分けなのに、クリスマスなのに・・・!別の方でも揉め始めてきて、このままではクリスマスケーキが食べられないどころか、ぼくらの友情が壊れてしまう!そんなの嫌だ!ぼくは・・・ドラえもんズの友情を、守る!守るんだ!!)


意を決したドラえもんが名刀電光丸を構えながら叫ぶ!


ドラえもん「もうやめるんだみんなぁぁぁぁぁー!!!クリスマスケーキの上でこんな争いしたって何もいいことがないじゃないかぁぁぁぁぁー!!!」


ドラえもんに武器を斬られた大半の全員が思わず唖然!


以蔵「すごい斬りさばきじゃ!!かっこえい!!」


すると、トリスタンが何かに気付いた!


トリスタン「?こんにゃくも参戦してるんですか?」
大半の全員「ゑ?」


大半の全員が上を見やると・・・


BGM:ラゾト






マタドーラ「裸族セイバー、マタドーラ!」
ケロロ「裸族ライダー、ケロロ!」






なんと痛褌を着た裸族が大暴れしてました(爆弾投下)食べ物の上でそんなんしたらパティシエやその関係者の人達に怒られるぞ!!?


以蔵「」←衝撃のあまり気絶
キッド「以蔵が倒れたぁぁぁぁぁー!!?」
ドラメッド「ドラリーニョは見ちゃだめであーるぅぅぅぅぅー!!!」
ドラリーニョ「あれー?見えないよー?」


裸族に耐性がない以蔵が倒れるほどカオスに染まる中、一部のオシオキ組が切れ出した!


モードレッド「死にてぇのかコラ(▼益▼#)」
マタドーラ「こんなクリスマスケーキの上で暴れないなんて損よぉん!」
王ドラ「損なわけありますか!!服を着るのは普通のことでしょうが!!」
ケロロ「ちなみに女性キャラのRー18イラストの痛褌を着てますわー!」
トリスタン「待って下さい。なぜケロロ殿の褌に謎のミルクまみれの我が王の絵があるんですか(激怒」


ちなみにマタドーラの痛褌はモザイク処理されたアイスを頬張るノッブです(ぇ)


ギロロ「まさかここで暴れるつもりかー!!?」





裸族「我らは裸族騎士!このもっこRIを「クリスマスケーキの上で何してるのだぁぁぁぁぁー!!!」ギャース!!!」






裸族を一瞬で殲滅した人物の顔を見て驚いた!


大半の全員「ガウェイン!!?」
ガウェイン「全くこんなことで暴れるなんて・・・」


すると、ガウェインはトララの顔を見た!


ガウェイン「なんか増えてませんか?」
ドロロ「この子はタママ殿のフィアンセ(違)でござる!」
ガウェイン「何ですって!?」


ガウェインはトララの顔をじろじろと見ながら言う。


ガウェイン「嘘ですよね!?顔面偏差値はトリスタン卿に負けてないのにこんなちんちくりんオタマジャクシをフィアンセにするだなんて!」
トララ「はい?」


トララは思わず呆然するが、ガウェインは彼女に対して話を続ける!


ガウェイン「つか、私を選べば良いのです!」
パーシヴァル「なぜですか!?」
ガウェイン「私は真面目で決して裏切らない騎士です。貴女への想いは裏切らないので」


トララは一瞬沈黙した後に頭を下げる。


トララ「ごめんなさい。僕にはタママ先輩しか考えられません」
ガウェイン「なぜ!?そこのちんちくりん達よりも私の方が良いというのに」


すると、それぞれの武器を持ったドラえもんや王ドラ、ギロロがそれをガウェインに向けた!


ギロロ「やっぱり殺すべきだったな」
王ドラ「もう耐えられません、一思いに消してあげましょう」
ドラえもん「裸族を殲滅したのはよかったけど、これ以上の暴挙は許さない・・・!!」
ガウェイン「やめなさい!食べ物の上でこんなことしている場合では」


その直後、爆発音と破壊音が響き渡った!それを見たドラメッドは何かを思い出していた。


ドラメッド『えっ、ガウェイン殿もここに来るである?』
しんのすけ『そうだゾ。ひと足先に来るからって』
ドラメッド『そうであるか。なんだかんだで馴染んできたであるね』
しんのすけ『ガウェインさんも、仲間だゾー』






ドラメッド「ここにガウェイン殿が来ることをみんなに伝えるのを忘れたであーるうううううー!!!!」






BGM:人類滅亡BGM


その爆発はクリスマスケーキ中にまで拡がった・・・。






あーあ・・・OTL

聖夜、白なる争奪戦(その4) ( No.360 )
日時: 2024/12/25 17:40
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

そして






クルーク「最後の配達先の奴ら、まだ見つからないねー;」


一方、プレゼントを配っていたカルナ達は途中で日向姉弟らと合流しつつドラケロ防衛隊を探していた。


夏美「ごめんね、カルナさん。あいつらがあんなんで・・・」
カルナ「いや、いい。遅くとも見つけ出すまでだ」


すると、玄関のドアを開けたら・・・






先ほどの大爆発で台無しになったクリスマスケーキのクリームまみれになった最後の配達者達とその関係者達の姿が(ぇ)


大半の全員(д)                 °°






数分後、ひとまず落ち着いた後にどうしてこうなったか理由を問いただしたら・・・


アミティ「クリスマスケーキを誰がより多くもらうかで争ったら乱入とかでぐだぐだに!!?」
ドラえもん「面目ない・・・;」


思わず呆れ果てる人達を見て王ドラは泣き崩れた!


王ドラ「クリスマスケーキも台無しになったんですよー!!」
アルジュナ「暴れた自分達が悪いじゃないですか」
ギロロ「ぐっ;」
ナルカミ「アルジュナ君、言葉をもう少しオブラートに包んで;」


それを見たカルナはあるプレゼントを差し出した。






カルナ「それならサンタカルナからこのクリスマスケーキを贈ろう。受け取れ」
大半の人達全員「カルナ(さん)・・・!(ジーン」






その数時間後、桜の城でカルナから渡しにきてくれた二つのクリスマスケーキをメインにクリスマスパーティが催された!ちなみにその一つはあの魔神柱から形成したケーキ(ぇ)


シグレ「ちなみにこのクリスマスケーキはどうしたんだ?」
カルナ「偶然目にしたのを受け取っただけだ」
冬樹「個性的なケーキ屋さんから購入したんですね」


参加した全員が楽しそうにする中、ランスロットはトララの姿を見かけた。


ランスロット「?あの子、どこかで・・・」
ベディ「またどこかで声をかけたのですか?」
ランスロット「いや、そうではないのだが・・・」


一方、クリスマスケーキを頬張ったキッドは嬉しそうにしていた。


キッド「くぅ〜!やっぱり食べるのが一番だぜ!」
タママ「そうですぅ!甘いものは楽しく食べなくちゃ!(なんとかトララから撒いた・・・;」
トリスタン「ここは私が楽しげな曲を奏でましょう・・・」


ドラケロ防衛隊もようやくご満悦になった・・・


しんのすけ「あ、このてっぺんにある目みたいなやつはオラの〜」
ドラえもんズ&ケロロ小隊「!!」


その言葉を聞いたドラえもんズとケロロ小隊にまた闘争心に火が点いた・・・!






ドラえもんズ&ケロロ小隊「この目みたいなやつは渡すかぁぁぁぁぁー!!!!」
夏美「クリスマスケーキで喧嘩すんじゃないわよぉぉぉぉぉー!!!」






Merry Christmas!






メリークリスマス!感想OK