二次創作小説(紙ほか)

桜サイドの快刀家の事情〜三兄編〜(その1) ( No.389 )
日時: 2025/02/07 17:45
名前: 桜 (ID: U.L93BRt)

今回は長編の後の息抜きとしてずっとあたためてたネタを引っ提げて執筆!なかなかこういう機会はなかったから新鮮(ぇ)






「小ネタ」円卓の恐ろしさ


ガウェイン「憎きオレンジの悪魔に我ら円卓の恐ろしさを伝えてやります!」
ランスロット「ちょっと待て!!」


突然こんなことを言い出したガウェインにランスロットはなだめた。


ランスロット「なぜそんなことを?」
ガウェイン「あの男は円卓をなめるかのように翻弄してくるのです!加えてトリスタン卿は奴を好いているし・・・!」
ランスロット「(後者はいわれのない罪だろう;)気持ちはわかるが、何をするつもりだい?」
ガウェイン「これです!」


一方、それを知らない王ドラはいつもの修行から帰って来ていた。


王ドラ「遅くなりましたね・・・うちの奴らも夕飯を待っていることだし」


すると、誰かが王ドラに急襲して来た!


王ドラ「誰ですか!」
ガウェイン「オレンジの悪魔・・・今こそ貴様に円卓の恐ろしさを伝えに来たぞ!」






ガウェイン&ランスロット「とある人物から聞いたこの服をまとって!(ふたりはプリキュアのキュアブラックとキュアホワイトの格好」
王ドラ「」






おいいいいいー!!?大の男がプリキュアの格好すんなや!!?全国のプリキュア(特にふたりはプリキュアのキュアブラックとキュアホワイト)やそのファンに怒られるぞ!!?


ガウェイン「ふっふっふっ・・・奴は我らの今の姿を見て驚愕しています!」
ランスロット「ショック受けてるのだぞ!!?こんな格好やだ!!」
ガウェイン「何を言うのですか!あの黄色メガネのカエルが教えてくれたのです!1000円と引き換えに」


クルルに教えられたのかよ!!?ギャグカオス組の一人に教えてもらうなや!!


ガウェイン「さぁ、いざ勝負!今日こそ決着をつけますよ」






ベディ「剣を摂れ、銀色の腕(スイッチオン・アガートラム)ゥゥゥゥゥー!!!」
ガウェイン&ランスロット「ぎゃあああああーーーーー!!!」






偶然遭遇したベディが宝具で二人をしばいた後、彼は二人を抱えながら王ドラに謝った。


ベディ「申し訳ありません王ドラ殿!今から二人を連れて帰るので、また何かあったら私の方に連絡して下さい!」
王ドラ「はい、ベディさん。ありがとうございます・・・」






天草「今日は夕飯を食べてないようですが、何かありましたか?」
王ドラ「やっと円卓の恐ろしさを実感しました(あんなマッチョな二人をベディさんが軽々と抱えてるのを見たら一番恐ろしく感じますよ・・・;」


追記:円卓騎士は基本的にはみんなめちゃくちゃ強いのです






快刀乱麻。関西圏にある快刀金融の社長(ボスとも呼ばれる)の娘であり、アサシン・岡田以蔵のマスターでもあるポップン学園高等部の1年生。剣道部に所属しており、弓道部にはその付き人の弓弦がおり、下宿している東京にある学生寮には他にも3人の付き人が存在しており、以蔵や弓弦を含めて暮らしています。
そんな彼女には義理のも含めて兄弟が四人おり、その一人はもちろん義妹で星ノ宮学園中等部音楽科1年生の快刀小夢。上の兄弟には三人の兄がいます。この兄達が根は悪い人物ではないけれど、なかなかの曲者揃い。今回はそのうちの一人である三兄のお話をお伝えしましょうーーーーー






審判「1本!それまで!」


とある日のポップン学園の剣道部では練習試合が行われており、今回も最後まで勝ち進んだのは一番のエースとして目される快刀乱麻だ。


剣道部の先輩A「また快刀の一人勝ちかー;」
剣道部の先輩B「あいつ、部長からも期待されてるんだっけか?」


剣道部の2年の先輩達が話している最中に2年生のチャラ風な男の先輩が割って入ってきた!


チャラ風な男の先輩「でも、俺はああいう子は凛々しくていいよね〜」
剣道部の先輩A「確かに快刀は顔は可愛いんだがな。お前、また言ってんのか?」
チャラ風な男の先輩「俺、快刀さんを狙っちゃおうかな?」
剣道部の先輩B「無理だな〜。あいつ、下宿してるが実家がある意味太いから弓道部の蒼刻院がお付きでいるし、もう一人のお付きもなんか色んな意味でヤバい奴だって話だ。うちの女子部員達とか一部の男子部員の奴らも狙ってるって噂もあるらしいぜ〜」
チャラ風な男の先輩「ふーん(でも、俺の方が落とせるぜ。快刀さん、お前の隣は俺が付いてやる!」


チャラ風な男の先輩は早速と言わんばかりに乱麻に話しかけに行った。


チャラ風な男の先輩「快刀さん、だよね?話あるんだけど」
乱麻「先輩?部活での話なら手短にお願いしますが」
チャラ風な男の先輩「(ガード、かってぇな〜;)いや、そうじゃなくて・・・」
乱麻「あ、すみません。迎えの奴が来ました」
チャラ風な男の先輩(!!)


チャラ風な男の先輩は乱麻を迎えに来た人物の顔を見たが・・・






以蔵「乱麻!迎えにきちょったぞー!(まっこと格好えい羽織袴着用」






乱麻を迎えに来た以蔵の姿に彼に惚れている大半の女子部員達や一部の男性部員達がケチャップまみれに。もちろん初めて彼を目にした一部の部員達も心を奪われた!


チャラ風な男の先輩(えっ!?どう見ても悪いゴロツキそうだけど・・・別嬪なお嫁さん系のか!!?)
乱麻「迎えに来させて悪いな」
以蔵「今日は弓弦が委員会っていっちょるからな。確か図書委員じゃったか?」
チャラ風な男の先輩(くっ;完敗だ!!こんなモテ男が別嬪なお嫁さん男に勝てるなんて無理だぜ・・・;)


二人は帰路に付きながら雑談してる最中に以蔵が今日の夕飯を話していた。


以蔵「おん、そうじゃ。今日の夕飯、豚の角煮ぜよ」
乱麻「食う。もしや珍しく今日の博打で勝ったか?」
以蔵「今日も負けたからせめて気分を晴らそうとしたんじゃろうが!!(号泣」


そういえば、以蔵さんは博打に関して下手の横好きだったなー;そんな雑談している中でニット帽を被る男に声をかけられた。


ニット帽を被る男「わっ、男連れかと思ったけど、男の方が好みだね。今から俺とお茶しない?」
以蔵「は?」


すると、乱麻が無言でニット帽を被る男を殴りつけた!


ニット帽を被る男「」←殴られて気絶
以蔵「乱麻!?」
乱麻「行くぞ」


気絶しているニット帽を被る男をその場に残した後、以蔵は乱麻を叱った!


以蔵「さっきのはあんな殴り方はあかんじゃろ!せめてものわしに斬らせろ!」
乱麻「別に死にはしないだろう。それに街中だ」


すると、帰宅する寸前に近所に住む沢田のおばちゃんが話しかけて来た。


沢田のおばちゃん「あっ、二人ともおかえり!そういえば、寮の玄関に絵の具付いたのを見たわよ」
以蔵「絵の具?」


沢田のおばちゃんの言葉を聞いて、帰った後に探ったらまさしく彼らの学生寮の玄関辺りに絵の具らしき跡があった。


以蔵「これは・・・」
乱麻「ああ。原因わかった・・・」


乱麻がすかさず入ったら、そこで絵を描いている最中の人物の後ろ姿を見た!






乱麻「またか桂兄!」
桂馬「おー。おかえり二人とも!」






ポップン学園近くにある美術高校に通う三兄の桂馬の来訪により以蔵当番による夕飯は豚の角煮だけでなくサラダやちまきまで作ったりして振る舞った。


サエカ「桂馬様、また課題明けなのですね?」
桂馬「おーよ。そういう時に以蔵の料理が食べたいと思っててさ〜」
伊庭「そういえば、別の寮に住んでましたね。桂馬様の通う美術高校の寮生だから」
桂馬「そうだが、あそこの寮母さんがそういう時は融通聞かなくてさ〜。お、小夢、ちゃんとご飯食べてるか?学校でいじめられたりしてないか?」
小夢「食べてるよ。何もないってば」
桂馬「松平は仕事には慣れたか?」
松平「はい、今は」
理子「桃ちゃんは仕事がめちゃくちゃできるから助かってるわv」
松平「おいその名前で呼ぶなよ!!?」
桂馬「えっ、それが下の名前!!?」


桂馬の他の寮生達にも気さくに接する姿を見た以蔵はご飯をよそいながら言う。


以蔵「桂馬の奴、相変わらずじゃな」
弓弦「課題明けですからねー;」


すると、乱麻がご飯のおかわりを桂馬の方にあげながら言う。


乱麻「夕飯食べたら帰れ。桂兄の住む寮にも門限があるし、何より誰かに見られたら困る」
弓弦「ちょっ、ちょっと乱麻さん・・・!」


乱麻の気迫に大半の全員が思わず怯んでしまうが・・・


桂馬「わかった、帰るぜ。そろそろ菅野が探しに来る頃だしマキノを起こしちゃ悪いしな」
以蔵「すまんな・・・;(てっきりいつものように兄妹喧嘩するかと思えば・・・;」


桂馬が夕飯を食べた後に帰った後、以蔵を先ほどの桂馬に対する乱麻の態度について彼女をたしなめた。


以蔵「乱麻!ああいう言い方しちょったらあかんじゃろ!あれでもおまんの兄やき!」
乱麻「はいはい聞いてるぞー(桂兄がお前を狙ってるからこっちの態度がキツくなるんだろうが」


その翌日の休日、渋谷の街中ではクルークら男子達が遊びに来た女子達の買い出しに付き合っていた。






今回は以蔵さんを巡るギャグ

桜サイドの快刀家の事情〜三兄編〜(その2) ( No.390 )
日時: 2025/02/07 17:47
名前: 桜 (ID: U.L93BRt)

いつもの奴ら






クルーク「ラフィーナ達の勝った服とかの荷物持ちはきついなぁ;」
クー「本当そうだな。あ、メイヴの奴が今ラフィーナの嬢ちゃんと服を取り合ってやがる;」
エージェント「アイスを食べに行ってるアリシア達も今ほわん達が見てくれてるからこっちは楽だぜ?」
アイオーン「ガレスも胸を躍らせながらアストルフォと修練場(要はジム)に向かっている・・・」
ゼオ「腹が減ってきた・・・」←先程カツ丼特盛を3杯食べたばかり


流石に疲れてきた一部の男性陣を前にチャラ王は声をかける。


チャラ王「もうそろそろ出るそうだからあと少し我慢しろ;トリはこういう時は大人しくしてるのに・・・あれ?どこに行った?」
ベディ「そういえば、フィン殿やディルムッド殿と散策しに行くと・・・」


彼らから少し離れたところでは・・・


ディルムッド「やはり我が君もやめた方が良いかと!今はそんなこと・・・!」
フィン「いいではないか。美しい女性に声をかけに行くのだぞ?」
トリスタン「そうですよ。私はできれば美女の親子丼を望んでいますが」






チャラ王「オラオラオラスケボーのお通りだあああああー!!!(スケボーからジャンプからのドロップキック」
トリスタン「べぎゃっ!!!(クリーンヒット」
ディルムッド「トリスタン殿おおおおおー!!?」






三人(ディルムッドは全くの不可抗力)が複数の女性(しかも人妻やその娘も含めて)をナンパしようと察したチャラ王はトリスタンをフルボッコ。チャラ王は理性ある遊び人だもんな(だから人妻や不倫はNG)


サンソン「あれはほっといて大丈夫かな?」
ベディ「気にしないで下さい。彼には痛い目に遭った方がいいので」
エジソン「親友に対して意外と容赦ないなキミ・・・;」


すると、龍馬の方にお竜さんが帰って来た!


お竜さん「リョーマ、戻って来たぞー」
龍馬「おかえりお竜さん。焼き鳥食べて来た?」
お竜さん「ああ、ププルが奢ってくれた。土産もあるぞ」
アサト「マジで?じゃあ、俺はねぎま!」
ハッチン「俺はササミ!ヤスは!?」
ヤス「俺は自分の弁当があるからいい。ベンちゃんは?」
ベンちゃん「いえ、拙者も遠慮しますぞ」


すると、一部の人達が向こうで何やら騒いでたのを見る。


レガムント「あっちはなんか騒がしいな」
エージェント「ホントか?俺達で見に行くぜ。少し待ってろ」


エージェントとサンソンとチャラ王とトリスタンとアイオーンと龍馬とベディが騒いでる方向を見に行ったら、なんとベンツの四駆らしき車の前でスマホを弄るような男性がいた!


サンソン「どうやらあれはあの男性に向けた黄色い声のようですね」
龍馬「誰かを待ち合わせてるのかな?」


そんなこと考えていたら、目が合った瞬間にその男性がエージェント達の方に近寄ってきた。


エージェント「あ、すみません。すぐ行きますので・・・」
桂馬「こいつらが噂の友人だったかー」
エージェント「え?」
桂馬「菅野、連れてけ!」


すると、黒服らしき男性達がエージェント達をベンツの四駆に半ば強制的に乗り込ませた!その騒ぎの声をクルークが気付いて様子を見に来ていた。


クルーク「やっぱりまたなんか揉めてるのかい?」


しかし、クルークがひょっこりと出て来たらエージェント達がベンツの四駆に黒服の男達に乗り込ませられたのを見た!


クルーク「ええっ!!?ちょっとどういうことぉ!!?」


クルークが駆けようにも時すでに遅く、エージェント達が乗せられたベンツの四駆が走り去ってしまった!


クルーク(□д□;;;)あ・・・あ・・・;
シグ「メガネ、何があったー?」
クルーク「エージェント達がなんか誘拐された・・・;」
ハルトマン「ええっ!!?」


その直後、ププル達女性陣や遊びに来ていた子供組がそれぞれの買い出しや用事から戻ってきた。


ププル「どうしたの?」
ラーマ「エージェント達が誘拐されたそうだ・・・;」
アリシア「えっ!?まさかこないだのエージェントがやらかした際の恨みで!?」
ロージア「何やったんですかエージェントさんは!!?」
リップ「ちーくんやトリスタンちゃんもいないってことはまさか一緒に連れてかれたんじゃ・・・!?」
ガレス「ど、どうしましょう!?」


すると、近くで買い出しに出掛けていた乱麻達三人を見かけた。


以蔵「おい、これで全部か?」
乱麻「いや、まだチャンタ達の新しい首輪を買ってないぞ。そろそろ買わなきゃだろう」
弓弦「あー、確かに新調しないと・・・」


そんな三人にお竜さんが飛び込んで来た!


お竜さん「ナメクジー!」
以蔵「なんじゃあ!!?」


お竜さんが急に現れたことに驚いた以蔵だったが、彼女はそれを気にもせずに話す。


お竜さん「リョーマ達が誘拐された。力を貸せー!」
以蔵「げぇっ!!?」


お竜さんの言葉を聞いた乱麻は自分達の方に駆けてきたクルーク達に振り向きながら訊ねる。


乱麻「何があった?」
クルーク「エージェント達がなんか黒服らしきの男達にベンツの四駆らしき車に乗り込ませられて連れて行かれたんだ!どうせエージェントのいつものやらかしによるかトリスタンの女関係のもつれによる恨みかと思うんだけど・・・」
弓弦「ベンツの四駆!?」


それを聞いた乱麻は頭を抱えながら話す。


乱麻「その車ならこっちに心当たりがある」
メイヴ「本当なの?」
乱麻「ああ、犯人が向かったならこっちの方向だ!」


一方、とある高級料理店の個室に連れて行かれたエージェント達は桂馬から話を聞いた。


大半の全員「乱麻(さん)の彼氏!!?」
桂馬「そうだけど」
ベディ(意外と年上が好みなんですね・・・;)


桂馬は微笑みを絶やさずに話し続けた。


桂馬「まあなんだ。別に奢ってやるから好きなの頼んで・・・」
エージェント「乱麻となんか揉め事あったのか?」


エージェントに訊ねられた桂馬は思わず目を見開いた。


桂馬「なぜそう思った?」
エージェント「いや、彼女の実家がある意味太いんでね。それ関連の揉め事あったのかなーって」
サンソン(エージェント様!流石にそれは)
エージェント(何かあるかわからないからあえて駆け引きするんだよ)


それを聞いた桂馬は肩を整えながら言う。


桂馬「いや、揉めてはないよ?ただ乱麻の友人だって聞いたからお前らから話を聞きたいだけ」
チャラ王「話?」
桂馬「それはな」


すると、個室のドアがバンと開いた!クルーク達を連れてきていた当の乱麻達だ。


トリスタン「レディ・乱麻!?リップ達も!」
乱麻「いい加減にしろよ兄貴(・ー・#)」
大半の全員「えっ!!?お兄さん!!?」


桂馬が乱麻の兄だと知ったクルークは聞く。


クルーク「もしかして三番目のお兄さん?」
以蔵「おん、三兄じゃ」
クルーク「うわー;でも、王ドラが来なくてよかったね。あいつだったら突入の際に物を壊しそうだったもん;」


以蔵がクルークと親しい様子を見たのとそのクルークから王ドラの名前を聞いた桂馬は以蔵に訊ねる。


桂馬「この子らも以蔵や乱麻達の友達か?」
以蔵「友達・・・まあそんなんじゃな。なんだかんだでよくつるんちょる」
桂馬「よかった。それならこのあと、ここでご飯食べた後みんなで泊まりに行くか?」
以蔵「はぁ!?こいつらも泊まりに行かせるんか!?」
桂馬「いいんだよ。俺の予約したホテルにはめちゃくちゃ美味いディナーあるそうだって」
ゼオ「マジで!?みんな行こうぜ!(目がキラキラ」
エレナ「なんで食べ物のことになると人が変わるの;」


しかし、桂馬の言葉を聞いた龍馬が彼の以蔵に抱く想いを即座に察した!


龍馬(ホテルって・・・まさか・・・!?)
乱麻「以蔵!それなら今日の夜は回転じゃない寿司に行こうか」
以蔵「回転じゃない寿司は高いとおまんが言ったんじゃか?」
龍馬「なんなら以蔵さん、僕が高級居酒屋に連れて行こうか?一番高いお酒奢ってあげるよ」
以蔵「おまんとは嫌じゃスベタァ(酷」
龍馬(・ω・`)


龍馬や乱麻の様子や桂馬の言葉から今の状況を大体把握したアイオーンはオロオロしたが・・・


アイオーン(このままではまさしく以蔵の花は散らされる。ならば・・・その一計を使うには癪であろうが・・・)


アイオーンは意を決して「あの一計」を使った!






アイオーン「以蔵。神がここでの夕食を奢る代わりに我が貴様に幾多の金貨を貸し出す・・・」






以蔵「ほんにかぁぁぁぁぁー!!!?(目が$マークに」
桂馬「以蔵!!?」
龍馬&乱麻(アイオーン(君)ナイス!)


以蔵が桂馬から離れてアイオーン達の方に来た後にアイオーンは桂馬を見下ろしながら話す。


アイオーン「貴様には悪いが、ここでの金銭は我が請け負おう。さらば」


桂馬だけ個室から閉め出した後、龍馬が一旦扉を開けた後に言う。


龍馬「悪いけど僕の以蔵さんをキミにも渡す気はないからね?」


再度個室の扉を閉め出した後、桂馬はわなわなと震えていた・・・。


菅野「桂馬様・・・;」
桂馬(あの胡散臭そうな野郎・・・やはりそうだったか・・・)


その後に彼らがそれぞれ注文した料理を食べている間、以蔵はアイオーンにすり寄るように言う。


以蔵「いつ金貸してくれるんじゃ?」
アイオーン「神はここを出た後にすぐに聖域に帰還する(つまり直行で帰る」
以蔵「」


アイオーン様、すっかりフォローが上手くなってきたなオイ。






以蔵さんは金関係になると釣られる男(ぇ)

桜サイドの快刀家の事情〜三兄編〜(その3) ( No.391 )
日時: 2025/02/07 17:50
名前: 桜 (ID: U.L93BRt)

泥沼のバトルの舞台はポップン学園へ(ぇ)






その翌日のポップン学園ではこの日は月曜日のために学生達は登校しており、現役高校生でもあるリップ達も登校していた。


リップ「翌日には月曜日なんてキツいなぁ;」
チャラ王「しかももうすぐテストあるしな・・・;」
ルート「あー、実力テストなんだったか?」


何やら一部には騒がしい声が聞こえた。リップ達は騒いでいるみほに聞く。


リップ「騒がしいけど何かあったの?」
みほ「あ!実はポップン学園近くの美術高校の先輩が今日と明日の2日間は美術の授業の指導の手伝いで来てくれるって!あの東応芸大付属の!」
チャラ王「確かここの近くには美術高校があったな〜」
ルート「誰が指導に来てくれるんだ?」


三人がその美術の授業で指導の手伝いをする先輩がどんな人物か職員室を覗きながら見に行くと、そこにはなんと・・・






桂馬「今日の美術の授業はこんな感じっすかー」
三人(乱麻(ちゃん)(さん)のお兄さん!!?)






なんと桂馬が美術の授業の指導の手伝いとしてポップン学園に来ていたのだ(ぇ)彼はDTOと話しているところだ。


DTO「いやー、しかしまさか来る気になるとは思ってなかったよ。美術高校の授業のカリキュラムの一つなんだって?」
桂馬「うっす、うちの学校の理事長は早くから指導の現場に触れた方がいいという考えで」
チャラ王(カリキュラムの一つに入ってんのかよ!?)
リップ(このこと、乱麻ちゃん達は知ってるのかな?)
ルート(わからん。おそらくはし)
乱麻(▼益▼#)←密かに気付いて今確認中
ルート(ってるなこれは!?)


そうこうしている中でDTOは桂馬にあることを聞く。


DTO「そういえば、お前は乱麻のお兄さんなんだっけな〜?」
桂馬「うっす、妹が何かやらかしてないっすか?」
DTO「いや、普通に過ごしてるぞ?学業成績は平均的だが剣道部のエースだし。ただ忘れ物が多くてその度にお付きの侍風の男が自転車を漕いでまで届けてくれてるぜ」
リップ(乱麻ちゃん、以蔵さんに弁当を届けさせてるの!?)
乱麻(勘違いするな。弓弦にもだ)
チャラ王(あんたもじゃねーか!!)


すると、DTOがリップ達が覗きに来ていることに気付いた!


DTO「お前ら、そろそろ予鈴が鳴るぞー!」
ルート「やっば!急いで教室に向かうぞ!」


四人がそれぞれのクラスへ走り去ったのを聞いた桂馬はクスりと笑った。その後に行われたリップ達のクラスの美術の授業では桂馬が普通に指導の手伝いをしているのを見ていた。


リップ(授業の手伝いはちゃんとしてるのね)
チャラ王(指導内容も意外と的確だしな)


その後の休み時間ではリップ達は乱麻と弓弦が茂みに隠れてたのを見ていた。


リップ「二人とも、何やってるの?」
乱麻「なんだ、リップ達か」
チャラ王「そういえば、あんたらのクラスでは次の授業は美術だったな?」
弓弦「その通りです;」
ルート「サボらなくてもいいんじゃないか?単位が取れないと思うが」
乱麻「絶対授業が終わった後に以蔵のことを聞かれるからヤダ」
ルート「あー;」


すると、桂馬が後ろから弓弦の腕を引っ張り上げた!


弓弦「!!」
桂馬「俺が手伝いする授業をサボるとはいい度胸だな〜?」
乱麻「お前!何が目的だ!」
桂馬「ここだったら、万一でもあの胡散臭そうな野郎がここに度々来てる以蔵との時間を邪魔されないかなってv」
チャラ王「やっぱりそれかよ」
リップ「以蔵さんは乱麻ちゃん達が忘れた弁当を届けに行ってくれてるだけだよー」


乱麻は桂馬を睨みつけながら訊ねた。


乱麻「随分と急いでるようだな?何の心変わりだ?」
桂馬「ああ、そうだな。お前ら、あのオレンジの悪魔の王ドラと関わってるんだって?」
弓弦「え・・・」
ルート(そうか、快刀金融はあれでも極道系。王ドラがが把握していないわけではない・・・!)
桂馬「奴もそうだが、俺が個人としてはあいつに会ったのは忘れもしない、去年の11月・・・」






王ドラ&桂馬「!」


それは行きつけの和菓子店で俺の好物のどら焼きを取り合った時のことだった。あと一つのものだった。


桂馬「おい姉ちゃん・・・ん?兄ちゃん?って、今そんなこといいからどら焼きをこっちに譲りな!」
王ドラ「いやです。私が先に見つけたんです」
桂馬「これは職場の女の子にあげるんだ!可愛い女の子だぜ!」
王ドラ「あんた、高校生でしょう!?何が職場の女の子ですか!」
桂馬「お前・・・!なぜ俺のことを知った!?」
王ドラ「よーく知っていますよ。あなた、快刀金融の三男坊でしょう?乱麻さんと小夢さんの兄の」
桂馬「!妹達と会ってんのか!?」






王ドラ「私が以蔵さんと寝食を共にした仲ですが、何か?(風花月夜伝参照」
桂馬「!!!」






店員「ありがとうございましたー」


結局、どら焼きは奴が買って行った・・・






桂馬「いつのまにかそんな仲になってたなんて!許さん!」
弓弦「どら焼きの恨みじゃなかったんですか!!?」
チャラ王(トリスタンやメルトちゃんが聞いたら問答無用で問い質しそうな気がする・・・;)


それを聞いた乱麻は桂馬を殴打した!


桂馬「」←殴られて気絶
乱麻「帰ったら以蔵を問い詰めに行ってくる」
リップ「せめてもの優しくしてあげて;」


学校が終わった後の夕方、チャラ王は今日のことを伝えるためにアイオーンに電話をかけていた。


アイオーン「ヴッ!!?」
チャラ王「だから、明日も来るそうだからお前が行ってやれよ。そういうフォローが上手になってるんだからさー」
アイオーン「よかろう。すぐに向かってやる・・・」






龍馬(^ω^#)←アイオーンの後ろで包丁持ってる
アイオーン(流石にこのままでは取り返しがつかなくなるからな・・・;)






その翌日、リップ達は今日の授業が始まる前に窓から校門の方を見ていた。






龍馬さんが包丁持ってたらヤバいな(ぇ)

桜サイドの快刀家の事情〜三兄編〜(その4) ( No.392 )
日時: 2025/02/07 17:52
名前: 桜 (ID: U.L93BRt)

ちょっと腐った表現注意






リップ(トリスタンちゃんが連れてくるって言ってたけど、本当に来てくれるのかな・・・)
チャラ王(あいつらは必ず来る。俺達はそれまで待つしかないぜ)


すると、校庭の方から女子達の黄色い声が聞こえて来た!


リップ「!まさか!」
ルート「来たか・・・!」


三人が駆け出すと、そこには・・・






アイオーン&龍馬&ベディ&トリスタン(■ω■)チャオ
三人「揃ってハリウッドスター気取りかあああああー!!?」






四人はハリウッドのスターになりきった格好で参上。女子達は正体を気付いた上で見惚れてるし、四人のうち三人は乗り気ではなかったけどな(つまり無理やり乗せられた)


チャラ王「なんでハリウッド風なんだよ!?」
トリスタン「どうせなら派手な登場した方がいいのではないかと。特に私は絶世の美男子ですので(キラキラ」
チャラ王「お前がやりたいだけだろ!!?アイオーン達はなんか恥ずかしがってるし!!」
アイオーン「ヴッ・・・;」


すると、リップは何かに気付いた。


リップ「ガレスちゃんは来てないんだね」
ベディ「話を聞いたお竜さんやメルト嬢が他の女子達も伴ってショッピングモールに連れて行ってくれました。ブティックというところで買う服を見て回りに」
ルート「あの子達なりに機転を利かせてくれたんだな・・・(ジーン」


そんな中で龍馬はチャラ王に聞く。


龍馬「ところで乱麻ちゃんのお兄さんはもう来てるのかな?」
チャラ王「ああ。何かしないか一応見張っててくれ(アイオーン、万一のことがあったら頼むぜ」
アイオーン(わかっている・・・)


それを自分達のクラス内の窓の方から見ていた弓弦は乱麻に伝えた。


弓弦「どうやらリップさん達が桂馬様に対するリーサルウェポンを用意してくれたそうです!」
乱麻「反対はしないが、あれが吉が出るかどうかだな・・・」


一方、ポップン学園にある来客が来た!乱麻達の忘れて来た美術道具を持って来てくれた以蔵だ。


以蔵「話を聞いて呆れちょった桐生が持っていてやれと通してくれたき。いや、すでにリップの間男らしき奴が入ってきちょるから何じゃろうが・・・;」←何となく察した


桐生君でさえもトリスタンの扱いを諦めちゃったのかー;以蔵は乱麻達のクラスである教室を探す。


以蔵「えんと、1ーBのクラスはどこじゃけぇ?地図見てもわからん・・・;」


来て早々迷いそうになった以蔵はある人物を見た!


以蔵「!おまんがどうしてここに?」






桂馬「昨日と今日でここの美術の授業の手伝いに来てたんだよー」






一方、アイオーン達は早速桂馬を探しに向かっていた。


アイオーン「もしや予鈴がもうすぐ鳴るのでは・・・?」
トリスタン「となれば、あちこちで動いている可能性がありますね。探す範囲をもう少し広げて・・・」


すると、桐生が四人にでくわした!


桐生「こらそこ!何組の生徒・・・って、トリスタン君!何だその格好は!?」
トリスタン「桐生殿。捜索中です」
桐生「誰を捜索してるんだ・・・;」
ベディ(もしやトリスタン卿がここでもやらかしたので?)


アイオーンは桐生に理由を話した。


アイオーン「我らは乱麻の兄君を探しているのだが」
桐生「快刀君の兄を?彼は今美術の授業に向かっていると思っているが・・・あ、そういえば」


何かを思い出した桐生はそれを伝えた!






桐生「快刀君と蒼刻院が今日の美術道具を忘れていてな、以蔵君がそれを届けに来てるぞ」
龍馬「!!??」






以蔵がポップン学園に来ていることを知った龍馬は呆然。アイオーン達もその話を聞いて驚く。


ベディ「本当ですかそれ!?」
トリスタン「以蔵殿は桐生殿とも面識済みなのですね」
アイオーン「龍馬・・・;」
龍馬(もし以蔵さんが鉢合わせでもしたら・・・)






以蔵「龍馬ぁぁぁぁぁー!!!(号泣&着物がはだけてる」






龍馬「以蔵さぁぁぁぁぁーん!!!」
アイオーン「待てっ龍馬!!」


思わず以蔵のところに向かった龍馬をアイオーン達が追いかける!


桐生「あっ、廊下は走るなー!!だが、あの様子は・・・もしや何か変なことが起きるのでもないよな!?」


桐生がそれを確かめに行こうとした瞬間、後ろから肩を掴まれた!






乱麻「今から1限目サボるからフォローよろしくな風紀委員長?(激怒」
桐生(□ω□;)






一方、何も知らない以蔵は桂馬と資料室に入っていた。


以蔵「なぁ、ほんに乱麻達を呼びつけてくれちょるか?」
桂馬「ああ、本当だ。それまで大人なことでもしないか?」


それを聞いた以蔵は頷いた。


以蔵「えいよ」
桂馬「そうか!じゃあ、早速」


すると、天井から大量のでかぷよが降り出して来た!


桂馬「!!?」


それと同時に少し大人になったような姿になった以蔵はそのでかぷよを掴みながら言う。


以蔵「わしでも霊基ちょいと弄ったらできちょる。でかぷよで勝負じゃあ!」
桂馬「・・・は?」
以蔵「流石にこんな場所で剣は使えんじゃろ?じゃから、クルークとかゼオとかにこういうぷよ勝負があると教えてもらったき!あ、ちゃんと練習したぜよ!」
桂馬「以蔵落ち着け!お前はFateシリーズのサーヴァントだ!」


それを聞いた以蔵はカチンと来た後、でかぷよを桂馬に叩きつけた!


以蔵「わしでもできんことないわぁぁぁぁぁー!!!」
桂馬「やめてくれ!!」


一方、アイオーン達は資料室から騒いでる音を聞いた!


アイオーン「あそこからである!」
ベディ「資料室ですね!?」


すると、乱麻が猛スピードで龍馬を追いかけて来た!


龍馬「乱麻ちゃん!?キミはもうすぐ授業だよ!!?」
乱麻「サボりだ!あのバカ兄貴を斬る!」
ベディ「斬ったらダメですよ!!?」


ようやく資料室に着いた後、そのドアを叩き出した!


乱麻&龍馬「以蔵(さん)!!」






以蔵「何じゃあ!?でかぷよで桂馬が倒れちょったのに!」
大半の全員(°д°)






周りをでかぷよで囲まれてる以蔵と倒れてる桂馬を見て大半の全員が呆然。ベディは恐る恐ると聞く。


ベディ「そのでかいぷよは何ですか?」
以蔵「でかぷよじゃ。こんな狭い場所は斬ったらあかんじゃからクルークがでかぷよでの勝負を教えてくれたんじゃ。ゼオの奴も一種の「大人なこと」として学んだ方がえいと」
アイオーン(我が天使達が以蔵を守ってくれた・・・!(ジーン)
トリスタン(待って下さい、クルーク殿はこれを意図してませんよ)


乱麻と龍馬はそれを見て思わず力が抜けた拍子で膝が崩れ落ちた!


以蔵「なんじゃあ!!?」
龍馬「よかった・・・以蔵さんが桂馬君に襲われたんじゃないかって」
以蔵「は?そんなわけないじゃろ。男同士やき」
乱麻(以蔵、そんなのではないのだよ・・・)


すると、トリスタンは周りを見て何かに気付いた。


トリスタン「おや?なんかでかぷよが増えてますね」
トリスタン以外全員「ゑ?」


\ぷよっ、ドドーン/






その直後、ポップン学園中にでかぷよが大量発生する騒動が起きたという・・・


桂馬(ちくしょー!!必ず以蔵を落としてやるから今に見てろ・・・!)






一方、それを上から見ていた人物がいた。タケコプターで飛んでいる王ドラだ。


王ドラ「(私の出る幕はなかったようですね・・・今日はクルークさんとゼオさんに感謝しますよ)あ、ぷよぷよ組に今の騒動の対処を任せると連絡した後、以蔵さんの今の姿収めちゃいましょう〜v(鼻からケチャップ&カメラパシャパシャ」






このように三兄を始めとした人達から以蔵を守っている乱麻であったが、長兄や次兄も以蔵を狙っているため気が休まらない日々を送っているのだった。


チャラ王「まだいんのかよ!!?」


お〜い!おわり!






「後書き」
バレンタインまでの合間のお話としてなのですが、ようやく消化しました。あ、私は自分の趣味を人に押し付ける意図はないのでご容赦ください。
ちなみに私は以蔵さんのカップリングといえば個人的には帝都騎殺の他にも以ぐだ♀、ぐだ♂以、土以も好物です(^q^)雑食ぷめぇ(もちろん押し付ける意図はない)






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