二次創作小説(紙ほか)

日輪の姫vs野原家の主婦(その1) ( No.409 )
日時: 2025/03/05 18:07
名前: 桜 (ID: ZPOqFm56)

今回はあの愛されお茶目系姫君とクレしんのあの有名な超サイヤ母ちゃん3の「ゴッ」






みさえ「キャプションでウソ言ってんじゃないわよぉぉぉぉぉー!!!(大激怒」






訂正、有名な専業主婦の対決です;(たんこぶをさする)






「小ネタ」ひな祭り(ちなみに投稿日はとっくに過ぎてます)


夏美「沖田ちゃん、ノッブ、私達とひな祭りパーティどう?」
アイレーン「行ってみるといいのだ」
沖田「いいんですか?」
ノッブ「少しはむず痒いんじゃが・・・」


参加希望した女子組でひな祭りパーティーが開催される中、大半の女子組が作った料理を持っていく最中に一人残ったノッブは飾られていたひな人形を見ていた。


ノッブ「これがひな人形か。地味じゃが、随分と精巧な作りをしておるのう・・・」


ノッブがおひなさま人形を取った時・・・






カパッ


ノッブ「!!!」






おひなさま人形の頭がポロッと取れた(ぇ)


ノッブ「ヤバいヤバい!わし、怒られるよね!!?なんかごまかす方法はないかな!?あっ、あれを使おう!」


その数分後、大半の女子組がパーティ会場に戻って来た!


カービィ「めちゃくちゃおいしそー!早く食べたい!」
茶々「料理を置いたら食べていいって言ってた!早く置くし・・・」


彼女達がひな人形を見た瞬間、思わず凍りついた!そのおひなさまの人形の頭は・・・






ちびノブ「ノブ?」←おひなさまの頭をさせられた






ププル「ノッブ、なんなのこれ?」
ノッブ「さぁ、わしは知らんのう〜(口笛を吹く」
沖田(怪しい・・・;)


この後、おひなさま人形の頭が取れたならまだしもちびノブを頭の替え玉にしたのがバレたノッブはめちゃくちゃ怒られた。






母性。それはどんな人間でも、人の心があれば誰しも芽生えるもの。
我が子を想うならば、自分の身を犠牲にしてでも人生を費やすものだ。わらわはそう知っている。
チェリーワールドにきてからつけ始めた「母キャラ観察日記」にはそのようなことを記されていたが、あるページにわらわが書いた覚えのない文字が・・・






「Fー080903」






茶々「何?この文字は・・・」


織田信長の姪・茶々はその文字をどうやって書いたか思い出そうとしたが、手詰まりだった。恐らく何らかの原因で自分が慌てて書いたものだったのだろう。


茶々「(茶々が淀殿であるのを知って命を狙おうとしてる奴がいる?叔母上や森君達やここのみんなに迷惑かける前に茶々一人で探すしかないし・・・)とりあえず本の棚に書いてそうな図書館に向かうし」


茶々が犯人探しにスマブラ屋敷近くにある図書館を訪ねたら、その司書であるアルフォンス・ミシェルが声をかけにきた。


ミシェル「やあ、日輪の姫君。初めてここを訪れたキミは何か借りてくかい?」
茶々「(なんかすごいキラキラしてるのいたし)うーん、ちょっとこの文字のなんだけどー」
ミシェル「うん、この文字はあのコーナーのだね。僕はこれから用事で少し出かけるから、借りたらこのカウンターにある貸し出しカードを書いた後に提出してね」
茶々「はーい、いってらっしゃーい」


ミシェルが出かけた後、茶々はその文字の書かれた本のあるコーナーへ行き、それがどこにあるのか観察した。


茶々「えーと、はしごを使ってー・・・じっくりと見たら・・・」


じっくりと本が並んであった本棚を見渡すと、目当ての例の文字がファイル名で書かれた本を発見した!


茶々「見つけたー!これで解決だし!」


その本を取り出そうとしたら、後ろから何らかの気配を感じた!


茶々「!」


彼女がその後ろをゆっくり振り向くと・・・






茶々「ふーん。ここで野原ミサイルが登場するなんて思わなかったし」
みさえ「みさえなんだけどぉ?」






野原家の主婦・みさえの登場に茶々は本心を悟られないようにしつつ例の文字の本を手に取りながら訊ねた。






今回はママン対決だー!(カンカン)

日輪の姫vs野原家の主婦(その2) ( No.410 )
日時: 2025/03/05 18:09
名前: 桜 (ID: ZPOqFm56)

ママン対決といえば浮かんだのがこれでした






茶々「ここに何の用?雰囲気的にはどう考えたって合わなさそうな気がするんだけど」
みさえ「ちょうど野暮用があるのよ。あなたこそ、どうしてそのファイル名の本を手に取ったの?」
茶々「そっちと同じく野暮用だしぃ(ウインク」
みさえ「・・・」


茶々が理由をどうしても答える気はないことを見越したみさえはため息をつきながら腕をめくる!


みさえ「どうやら疲れさせてから吐き出させるしかないわね・・・?」
茶々「げんこつしたいならやってみれば?叔母上に泣きついて燃やさせてもらうし」


茶々は戦闘態勢に入り、みさえは武器を取り出したが・・・






みさえ(`・ω・)つ「掃除用のホコリたたき」
茶々(°ω° )は?






突然の掃除道具。思わず戸惑う茶々にみさえは話す。


みさえ「図書館は私闘したり騒ぐのは禁止なのよ。だから、ミシェルさんが不在の間は掃除して疲れようじゃないの」
茶々「つまり掃除しろってこと?」


茶々は首を傾げたが、すぐに状況を飲み込んだ後に掃除道具の最新式はたきを取り出した!


茶々「いいよ。ここのルールを守らなきゃいけないから掃除してやるし」
みさえ(なるほど。この子が幼い姿で召喚されたってノッブちゃんから聞いたけれど、母としての性は失ってなかったってわけね!)


茶々とみさえはそれぞれのはたきを使って掃除し出した!


茶々「あっ、ここにホコリがあるし!」
みさえ「オラァッホコリ一気取り!」
茶々「このホコリをめし取ったり!」
みさえ「横取りしたわね!?」


すると、たまたま本を借りにきたところを騒ぎを聞いたあいりがドアをバンと開けた!


あいり「ちょっと誰ですの!?ミシェルさんが館内で騒ぐのは禁止だって言ってたわよ!!」


しかし、茶々とみさえは一転して本を黙々と読んでいるだけであった。


茶々&みさえ「・・・・・・」
あいり「何だ、二人とも本を読んでいるだけなんですのね・・・」


あいりがドアを閉めた後、茶々は沈黙を破ってみさえを問い詰めた!


茶々「なんでこんなことしなきゃならないし!」
みさえ「あなたと同じ騒いでるのをバレたら困るから時には身を隠すのよー」
茶々「なんだって!?」


茶々は再度掃除はたきを取り出したタイミングでみさえも掃除はたきを取り出した!


茶々「負けてたまるか!」
みさえ「こっちもよ!」


その1分後、騒ぎを聞いたあいりがドアをバンと開けたら二人は先程と同様に本を黙々と読んでいるだけであった。


あいり「またなんですの!?ああ、やっぱり本を読んでいるだけね・・・」


あいりがドアを閉めてから数秒後、二人は掃除道具を持って戦い(という名の掃除)を繰り広げ始めては1分後に騒ぎを聞いたあいりがドアをバンと開ける前に静かにして本を黙々と読むのを繰り返していた。


茶々「オラァッモップじゃあ!」
みさえ「なんの!拭き掃除よ!」


あいり「もう!って、本を読んでいるだけじゃないの・・・;」


茶々「窓拭きでホコリを取る役割は渡すかー!」
みさえ「ほう、陣取りね・・・受けて受けて立とうじゃないの!」


あいり「暴れるのもほどほどに・・・って、静かじゃありませんか」


茶々「本の整理は茶々にだってできるし!」
みさえ「まばらになりすぎて隙間が空いてるわ!それよりもちゃんとあ行の本から並ぶべきよ!」


あいり「いい加減に・・・って、違いますのね(なんか悪霊にでもいるのかしら・・・;」


これらが数度も繰り返された結果、茶々は流石に飽きてきていた。


茶々「もー!こんなこと、いつまで続くのー!」
みさえ「じゃあ、飽きない方法を教えてあげるわ。さっきここの用具室から持ち出したものなんだけど・・・」
茶々「えっ!?なんそれ!?」


そう言ってみさえが持ち出したものは・・・






猫さんのシールが貼られたロボット掃除機だった。


茶々(´°3°`)






みさえ「このロボット掃除機は私も欲しかったんだけど、高いのよね・・・せめてセール品で売られればいいんだけど・・・」
茶々(もうどうでもよくなってきた・・・家の布団は押し入れを開けたら雪崩にするようなドケチ年増主婦なのに・・・)


すると、向こうから窓がパリン!と割れたような音がしてきた!






異常事態発生!

日輪の姫vs野原家の主婦(その3) ( No.411 )
日時: 2025/03/05 18:11
名前: 桜 (ID: ZPOqFm56)

メカヴァイパーR襲来!(だが、ロクな目に遭ってない)






茶々「何事じゃあ!!?」
みさえ「流石にミシェルさんにもバレたらまずいから行くわよ!」


二人が割れた窓のある廊下に向かったら・・・






メカヴァイパーR「ガーラガラ!!あのケロン人のバカ共を探してたらまさか地球人の女子供が二人もいるとはなァ!!」






何とケロロ達ケロン人の宿敵でもある宇宙人メカヴァイパーRがミシェルの図書館に襲撃に来たのだ!ちなみにこのメカヴァイパーRは原作・アニメ共にケロロ小隊に敗北した「最初に登場したヴァイパー」です。


メカヴァイパーR「ちょうどいい!貴様ら二人はあのケロン人のバカ共を誘き寄せるための人質になってもらうぞォ!!さぁ、喚け泣き叫べ!貴様らを救う奴は誰m」






みさえ「まずはミシェルさんに謝って割った窓を弁償しなさいよ!!(メカヴァイパーRにグーパンチ」
メカヴァイパーR「ガラァッ!!?」






野原家の主婦、メカヴァイパーRに怯みもせずにグーパンチ。メカヴァイパーRは壁の方まで飛ばされた!


メカヴァイパーR「はァッ!!?こんな強い地球人のBBAがいるなんて聞いてねェ!!」
みさえ「誰がBBAじゃゴラァ!!私はただの美人で巨乳なヤング主婦よ!!」
メカヴァイパーR「嘘つけェー!!!」
茶々(ある種の地獄か?ここは・・・;)


しかし、みさえのメカヴァイパーRにも怯えもせずに接する強気かつ胆力のある態度にはどこか放っておけないもいた。高飛車で浪費癖のある愛されお茶目系の姫君である自分とは正反対のはずなのに。


茶々(まるで・・・ん?)


すると、茶々は先程メカヴァイパーRに全壊された様子の何かを発見した!それは・・・


茶々「そ、それは子供達が読んでいたであろう絵本の棚・・・!!」


これを見た茶々はメカヴァイパーRの方に向き直し・・・






茶々「貴様ぁぁぁぁぁー!!!長きに渡った子供達の夢でもある絵本の棚を壊すなど何事じゃあぁぁぁぁぁー!!!?」
みさえ&メカヴァイパーR「!!??」






突然豹変した茶々の態度にみさえとメカヴァイパーRは思わず言い合いをやめて、茶々に睨まれた彼は怯え出した!


メカヴァイパーR「ち、ちげーぞォ!俺様が窓が割った時の流れ弾だろーが!!つかお前、よく見たら子供じゃねーな!!?」
茶々「ほう・・・?(蛇が睨むような目で見る」
メカヴァイパーR「あ・・・あわわわわ・・・(恐怖で思わず四つん這いになってる&失禁」
みさえ「うわー;なんかかなりヤバいことになってる・・・;」


この光景にはみさえもドン引きするが、茶々はメカヴァイパーRに宝具を展開した!






茶々「焼かれた蛇の如く地となった灰となるがいい!!いざや降臨、絢爛魔界日輪城!!!」
メカヴァイパーR「あぢぢぢぢぢィィィィィー!!!あそこが燃やされるゥゥゥゥゥーーーーー!!!」






茶々の宝具によってメカヴァイパーRは肉塊になった後、みさえは恐る恐ると彼女に話しかけた。


みさえ「茶々ちゃん。あなたこそ、ミシェルさんに怒られるわよ;」
茶々「あっ、そうだった!」


茶々が通常の状態に戻った後、みさえに聞く。


茶々「ところで聞くけど、なんでここに来たわけ?」
みさえ「いえ、私が来たらあなたがここにいるから・・・」






茶々「わかるぞ。茶々を暗殺するために来たんだよね?」
みさえ「私を笑いものにするためなんだと思って・・・」






二人「・・・ん・・・?」


ようやく二人は話が噛み合ってないことに気付いた・・・。






ようやく気付いた二人(ぇ)

日輪の姫vs野原家の主婦(その4) ( No.412 )
日時: 2025/03/05 18:13
名前: 桜 (ID: ZPOqFm56)

そして謎のファイルの真相へ






その後、二人はミシェルが帰って来る前にメカヴァイパーRの襲撃により散らかしてしまった図書館内を掃除してからスマブラ屋敷に戻った時にあいり達がみさえがなぜ図書館に来たのか話してくれたのだ。それは数日前のこと・・・


みさえ『あれ?珍しいわねー、二人で料理本を読みながら料理?』
カービィ『うん!ノッブやモーさんに豆大福作ろうとして、それならたまにはミシェルの図書館から借りた料理本を読みながら作ろうかなーって思って』
あいり『まあ二人の好物は別にあるのですけど』
みさえ『ふーん。でも、たまには料理本を読んで初心に帰るのもいいわね。今日は私も料理本を読みながらお夕飯作ろーっと』


そうして私は家に帰ってミシェルさんの図書館で借りて来た料理本にあった唐揚げを作ろうとしたけど・・・


みさえ(これは・・・なんかおかしくない・・・!!?)


その1ページだけ大きな誤植があってね、私がそれに悩んだりしたら揚げている最中の唐揚げが焦げて・・・


みさえ『しまったぁぁぁぁぁーーーーー!!!』


・・・そうしてなんやかんやで今に至る。


あいり「ミシェルさん、後になって気付いたらしいわよー」
みさえ「私は返却した後もどうしても納得できなくてね、アッシュさんに監修してもらったこの正誤表をそのページに貼ろう図書館に行ったら、この子があの本を手にしていてね・・・」
茶々「もー下らない話だしー!!何してるのー!!」


真相を知った茶々が喚く一方、ノッブはケラケラと笑いながら話す。


ノッブ「それはそれは。しんのすけとひろしはさぞ苦い顔しながら焦げた唐揚げを食べていたことじゃろう」
モードレッド「でも、なんでお前の日記にその文字を記してたんだ?」
茶々「それは茶々にも覚えてない・・・」


茶々の様子を見てピンと来たノッブはカービィを見ながら話した。


ノッブ「カービィ、お前がその料理本のファイル名を呟いてたな。それを茶々が聞いたのではないか?」
カービィ「あー!みさえさんが返せるよう忘れないようにボクがホワイトボードに書きながら呟いてたんだよ。茶々、密かに聞いたんだねー」
茶々「それは・・・何らかのメッセージかもしれないとは思っていたが、下らないもので・・・」


カービィはクスクスと笑った。


茶々「何がおかしいし!?」
カービィ「ううん。嬉しいの」
茶々「なんで!?下らないものだよね!?」
カービィ「下らないものだよ。だって、聞こうとしてくれたんでしょう?」


カービィの言葉を聞いた茶々はぱっとカービィの方に向いた。


カービィ「下らないことでもちゃんとボク達の話を聞こうとしてくれた。ちゃんとボク達のこと知ろうとしてくれた!それが嬉しかったの」
みさえ「私も同じよ。時にはおバカなことには叱りはするけど・・・それでも母性のある、「母」だからこそ放っておけないのよ。あなたと同じようにね」


カービィとみさえの言葉を聞いた茶々はニマッと満面の笑みを浮かんだ。


茶々「ここは下らないもの好きな奴らばかりなの?でも、なんか楽しそう!」
ノッブ「そうか!それならわしは宴の時に敦盛でもやろうかの!」
モードレッド「フラグ立つからやめとけ;みさえの焦げた唐揚げみたいに燃やされるぞ」
みさえ「あれは不味くはないわよ!二人とも、ちゃんと食べてくれたんですぅー!!」






茶々の日記「3月○日、なぜか自分の日記に記された文字を発見した茶々は暗殺されそうな気がしたんだけどー、全く違った上に理由も下らないからよし!叔母上の言葉を借りるならー・・・是非もないよネ!」






王ドラ「すみません、本を返却しに来ましt・・・え゛っ!!?」
メカヴァイパーRだったもの「」
タママ「げぇっヴァイパー!!?」
しんのすけ「焼け蛇ですな〜」


おわりの本能寺!






「後書き」
今までのサーヴァントvsシリーズが男子キャラばかりだったので(女子キャラはいても男子キャラが相対してた)女子同士、しかもママ同士対決は新鮮でした。
ちなみにこの対決は元々はシリアスな感じにしようとしたのですが、なんか違うと悩んだ結果こんな軽快なコメディ風に一転。どうしてこうなった。
まあそれはあるキャラの対決に任せる形でただいまあたためておりますので悪しからず。






感想おーけい