二次創作小説(紙ほか)

バディファイターズタワー踏破の旅(その1) ( No.429 )
日時: 2025/04/03 20:37
名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)

今回はカービィハンターズ2編!(今更)ようやくカビハン2を買ってプレイしたことが執筆を決意した理由。






「小ネタ」桜の木の下では


ガレス「桜ですかー!」
ガウェイン「流石ニホンの風流ですね」


満開する桜の花を見て見惚れた多くのサーヴァント達。ベディはその中でも一際美しい桜を見た。


ベディ「王、あそこには一番綺麗な桜があります!」
騎士王「どれ。本当だ、綺麗だ・・・(できれば、ここに彼がいてくれてたら・・・」






王ドラ「でも、一番綺麗な桜の木の下には死体が埋まってるという話があると聞いてるのですが(黒笑」






ベディ&騎士王「」
ロム「何言ってんだテメェェェェェー!!!(激怒&王ドラに拳骨」
王ドラ「ぎゃんっ!!」


追記:あくまでもそういう話なだけですが、嘘ではないらしいので完全な迷信とは言い切れない。怖いな・・・;






ノッブ「みんなも大好き本能寺〜♪」


桜咲く季節、カービィ直属のサーヴァント・アーチャーの第六天魔王はいつものように賑わう街を歩いていた。日本においても平和の象徴なので気に入っているようだ。


ノッブ「この街やクロスオーバーを含めて日本は滅びには向かわんということじゃな。良きかな良きかな。あ、この干し柿は美味そうじゃー」


ノッブは屋台から買ってきた干し柿を食べようとしてベンチに座ったら、自分の弟である織田信勝ことカッツが走ってきた!


カッツ「姉上ぇー!!」
ノッブ「げぇっ、信勝!!もしや追ってきたのか!?」
カッツ「それもありますよ!いや、それだけではなくて!」


カッツから話を聞いたノッブは思わず叫んだ!






ノッブ「なんじゃと!?カービィがあのペンギン大王と仮面から果たし状を受けたじゃとぉぉぉぉぉー!!?」






なんと自分のマスターであるカービィがメタナイトとデデデ大王から果たし状を受けたのだ!桜サイドではデデデは違うとして、メタナイトとカービィが恋人である同時に好敵手であるのを知っているのだが・・・


ノッブ「もしや喧嘩別れしたのか?」
カッツ「いえ、違いますよ;単なるバトルの話だと思いますが」
ノッブ「プププランドを含めたスマブラの基準ってなんじゃろうな・・・まあよい。カッツ、案内しろ!」
ノッブ「はい!」


一方、当のカービィはメタナイトとデデデ大王から果たし状を受けて、二人が待つであろう塔に向かうために色々と準備していた。


カービィ「うん!これでOKだね!」
クルーク「準備はともかく問題はバディだろう?それは大丈夫かい?」
カービィ「うーん、バディはバンワドやマホロアやグーイ辺りに頼もうと思ってるんだけど」
クルーク「あいつらはやめといた方がいい;(別の意味で)変な予感しかしない」
カービィ「えー、そうなの?」


すると、ドアをバンと開く形でノッブ(とカッツ)が入ってきた!


ノッブ「カービィ!あの二人から果たし状を受けたんじゃったな!?」
カービィ「!」


すると、カービィはノッブの手を掴みながら言う!






カービィ「ノッブ!お願い、ボクのバディにもなって!」
ノッブ「は?」
カッツ「!?」






その数分後、例の塔である「バディファイターズタワー」の下ではカービィとノッブがそこに立っていた。






今回はカービィファイターズ2編!

バディファイターズタワー踏破の旅(その2) ( No.430 )
日時: 2025/04/03 20:39
名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)

バディファイターズタワーの下で






ノッブ「なるほど。要は対決でのバディにわしを選んだというわけじゃったか・・・」
カービィ「えっ?なんかダメだった・・・?ボクのサーヴァントだから、一緒に行けると思ったんだけど・・・」
ノッブ「いや、そんなことはない。むしろお主はこのわしに大抜擢をしたのじゃ。できる限り力を貸してやろう!(やばい、思わずゾクゾク(意味深)したではないか・・・」
カービィ「ありがとう、ノッブ!」


二人がバディファイターズタワーに入った後、それを後ろの茂みから見ていたカッツやクルーク達が出てきた。


クルーク「キミの姉上、なんとかやってくれそうだよ。なんかカービィにデレてるし;」
カッツ「変なこと言わないでくれるか!つか、なんでお前らまで来るんだよ!」
クルーク「だって気になるじゃん!カービィ大好き組やカービィとシャドーの純潔を守る同盟やギャグカオス組に勘付かれたらヤバいし・・・OTL」
カッツ「上二つのはなんなんだよ!!?」


すると、横でそれを見ていたクルーク直属のサーヴァントのライダー・女王メイヴが彼に聞く。


メイヴ「ねぇ、まさかそいつらの撃退要員で私を連れ出したってわけ?」
クルーク「うん・・・キミは男性特攻のスキルや宝具を持ってるし・・・;」
メイヴ「私にカービィとノッブの戦う光景を見させろってことね!捕らわれること以上の狼藉だわこれ!羨ましくなんか・・・ないんだから!」
クルーク(こっちもカービィにデレてんのか;)
カッツ「とにかく塔に入るぞ!姉上や姉上のマスターに気付かれたらまずいから変なことするんじゃないぞ!」
クルーク「うん(あ、一緒に行かせてはくれるのか〜」


一方のカービィとノッブはバディファイターズタワーで立ちはだかってきた相手を次々と倒していった。


カービィ「コピー能力にパラソルならなんとかやれるね!」
ノッブ「わしはアーチャーじゃからな。ならば、近接戦に長ける能力は必要である」
カービィ「うん!」


そして5階に到達した際、ツインウィスピーウッズが立ちはだかってきた!


カービィ「ツインウィスピーウッズ!」
ウィスピーウッズA「来たか私のカービィ・・・って、誰だそいつ!?」
ウィスピーウッズB「私のカービィのバディになるとは・・・あと、お前のじゃないだろ!」
ノッブ(なんかわしが間男みたいな扱いじゃな)


しかし、ノッブは自分の火縄銃をツインウィスピーウッズに構えた!


ノッブ「まあよい。お主らには大人しく倒されてもらおう。カービィはわしが守ってやる」
ウィスピーウッズA「女のくせにイケメンだとは・・・!!」
ウィスピーウッズB「あと、そのセリフは羨ましい!!」


一方、少し離れたところの茂みからそれを見ていたカッツは悶絶した。


カッツ「うぎぃぃぃぃぃー!!!姉上に守ってもらえるだなんてー!!」
クルーク「こっちはカービィに嫉妬かよ!?」


ツインウィスピーウッズがリンゴ落としなどの攻撃を繰り出す中でも二人は歴戦なのか彼らの体力を徐々に削れていった!


ノッブ「おお、やるのう」
カービィ「当たり前じゃん!ポップスターの英雄を甘く見ないでよね!」


ツインウィスピーウッズはこのままではやられると思い、片方が飛んできた!


カービィ「!来るよ!避けて!」
ノッブ「え?」


その片方が地面に降りていったが、その近くにいたノッブは間一髪で回避した!


ノッブ「あれが即死攻撃というものか!?」
カービィ「うん、大抵潰される;」


それを見て唖然となったカッツとメイヴに対してクルークはすかさずフォローしようとしていた。


クルーク「あ、あれはびっくりだよね。木のくせに飛んじゃうから・・・」
メイヴ「あれみたいな木のモンスターはいた気がするけど、流石にあそこまでは飛ばないわ!!」
クルーク「いるの!?」


一方、先程の件で躍起になったノッブは自分の霊基を分割させてまで何かを取り出そうとしていた!


ノッブ「こうなればこれじゃ!」






ノッブが取り出したもの:ちびノブ






ちびノブ「ノッブ!」


すると、そのちびノブを始めとして一体から大増殖を起こしてツインウィスピーウッズを囲い込ませた!


ツインウィスピーウッズ「な、なんだー!!?身動きが取れないーーーーー!!!」


それによりツインウィスピーウッズが戦闘不能になった後、カービィはキラキラと輝くような瞳でノッブに聞いてきた!


カービィ「すごい!キミから出てきたマスコットー!?」
ノッブ「正確にはわしの部下じゃが・・・いや、このわしでなくとも色んなところに仕えてるなあれは」


それを見たクルークはカッツに聞いた。


クルーク「あれはキミの部下だったりする子もいるのかい?」
カッツ「あいつらの上司は姉上だ!!」
クルーク(そこは認めちゃうんだ!?)


一方、当のメタナイトは上がって来るであろうカービィの様子を見るために最上階で望遠鏡を構えていた。


メタナイト「やはり来たか、私のカービィ・・・私のところに来るまで変なことにならないといいが・・・」
デデデ「お前の今のそれも変なことゾイ;順調に勝ち上がっているが・・・ん?バディは何やら女ゾイ。よく見れば美人だが」
メタナイト「は?」


すると、メタナイトが望遠鏡で見渡すとカービィの隣にいるノッブを見つけた!


メタナイト「やはりか!!あの女、よくもいけしゃあしゃあと私のカービィと・・・!!」
デデデ「カービィが契約してるサーヴァントで、しかもバディだから仕方ないゾイ!というわけだから、こっちはメタナイトを落ち着かせないといけないから頼むゾイ・・・;」


一方、カービィとノッブは上の階を勝ち上がり、その先の20階で待ち受けていたダブルスエッジと対峙していた!


カービィ「あれはダメだ!炎の剣もある!」
ノッブ「あれは魔剣の類ではないよね!!?」


一方、それを陰ながら見たカッツはさらに憤慨していた!


カッツ「あいつら姉上を本能寺にさせるつもりかぁぁぁぁぁー!!!」
クルーク「ダメだカッツ!二人に気付かれたらどうするんだよ!?」


ノッブはダブルスエッジの攻撃に思わずよろけそうになるが、カービィがコピー能力・ウォーターでツインズエッジになみのりで攻撃しだした!


カービィ「やっほー!水浴びー!」


そのままツインエッジが倒される中でカービィはそのままなみのり状態で上階に駆け出した!


ノッブ「どこに行くのじゃー!!?」


一方、その上階に上がった瞬間にそこで二人を待ち受けた姿があったデデデ大王とメタナイトを踏み出した!


ノッブ「んなあっさりーーーーー!!?」


それを見たカッツは思わず驚嘆していた。


カッツ「あんななみのりで・・・;」
クルーク「いやあれを見て!」


しかし、突然二人の姿が二人のワドルディの姿に変わり、そのワドルディ達は二人を見た途端に逃げ出した!


カービィ「あれー?」
ノッブ「どうやら影武者のようじゃな・・・」


一方、それを見た三人はメイヴが思わず舌を噛んでいた。


メイヴ「こんな影武者を出すなんて・・・!」
クルーク「二人とも、それだけ本気だってことじゃないかい?いや、カービィ組の場合は本気はいつものことだけどね」
カッツ「まるで僕達が生きた戦国時代に似てるような性質だな・・・」


一方、デデデは自分達の影武者がウォーターカービィのなみのりでやられたことを知って叫んだ!


デデデ「どうせならもっと苦戦しろゾイ!でないとこっちがヤバいゾイ!!」
メタナイト(▼益▼#####)←ギャラクシアで素振りしてる


あ、こっちもヤバいことになってたOTL






大王様、相変わらず不憫・・・;

バディファイターズタワー踏破の旅(その3) ( No.431 )
日時: 2025/04/03 20:41
名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)

いよいよ後半に近づいてきたな






カービィとノッブは本物の二人が待つであろう上の階を目指すべく歩いている途中でノッブは聞いた。


ノッブ「ところで奴らからの果たし状は読めたか?」
カービィ「ううん。全然」
ノッブ「そうだよネー」


すると、35階に登ったらカービィの影から生まれた鏡の国の戦士であるシャドーが立っていた。


シャドー「カービィ、待ってたよ」
ノッブ「何奴じゃ!?」
カービィ「あ、シャドー君!キミも来てたの!?」
ノッブ「同じ顔で友人関係!?」


一方、それを陰ながら見ていたカッツはクルークに訊ねる。


カッツ「あのピンク玉をグレーにしたような奴はなんだ?」
クルーク「シャドー。元はカービィの心の闇から生まれた影で、今は鏡の国の戦士だよ。あと、スマブラにも参戦してるんだ。カービィと同じく悪い子ではないよ」
メイヴ「鏡の国・・・なんか背中合わせみたいな名前の感じね」


一方、シャドーを前にしたカービィは彼女と同じくコピー能力ソードの姿で剣を構えた。


カービィ「ちょうどいいから戦ってみたかったんだ」
シャドー「奇遇だね。ボクもだよ・・・!」


あえて見守る立場についてまで二人が剣を交わるのを見たノッブは思わず驚嘆する。


ノッブ(どっちもなかなか容赦のない部分はあるが、そうでないと勝てんか・・・)


カービィはシャドーの剣を交わる最中に思わず楽しみを見出してしまいそうになる。


キンッ!キンッ!


カービィ(なんかいいなこれ・・・)


しかし、その隙をシャドーのスピニングソードで突かれそうになった!


カービィ「っ!」
シャドー「もらった!」


しかし、カービィはそれを間一髪で回避する!その直後、天空に剣を掲げて・・・






カービィ「スカイエナジーソード!」
シャドー「がっ・・・!」






シャドーがそれにより剣を遠くに弾かれた後、カービィは一息つく。


カービィ「楽しかった?」
シャドー「・・・うん。よかったんじゃない?」


それを見たクルークは二人の戦いの時との変わりぶりにに思わず感心してしまった。


クルーク「あの二人はあれでも容赦ないところは同じだからなー」
カッツ「何感心してるんだ。二人とも剣に楽しみを覚えそうになってたんだけどな」
クルーク「え?」
カッツ「なんでもない。個人的なことだ!」


一方の別れ際にシャドーはノッブに伝言した。


シャドー「あ、そこのキミ。なんか上がヤバくなってるそうだから気をつけてね」
ノッブ「変な死亡フラグはやめい!」


その後、二人がその道中で敵を倒しつつ40階にまで登ったらそこにはデデデとメタナイトが待ち受けていた!


カービィ「あ、デデデ!」
デデデ「カービィ、よく来たゾイ。ちょうどいいのかもしれないが・・・;」






メタナイト(▼益▼###)キサマハキリフダデブッコロス・・・!!!
ノッブ(((((;°д°)))))わしヤバいことになるよネ!!?






メタナイトが嫉妬でノッブに怒り心頭。デデデはよく見たら傷があちこちとあるし・・・;


カービィ「デデデ、なんか怪我してない?」
デデデ「なんでもないゾイ;ではバトルを始めるゾイ!」


バディファイトが始まる中でコピー能力のハンマーカービィと戦うデデデを見たメイヴは思わず感心する。


メイヴ「あのペンギン大王、てっきり強さも自称かと思ったらなかなかやるじゃない」
クルーク「大王はとにかく不憫でひたすら不憫で主に裸族や王ドラを始めとしたトラブルメーカー達から請求書を送られてるほど不憫なんだけど、強さは伊達じゃないからねー;あと、亜空の件では影のMVPだし」
カッツ「最後以外は言わなくていいだろ!?あと、裸族ってなんだよ!?」


一方のメタナイトの方はノッブにひたすら集中攻撃しており、その凄まじい勇猛ぶりは彼女を圧倒させるほどだった。



ノッブ(ヤバいヤバい!!いくらわしでもこのままじゃ死ぬわ!?)


すると、ノッブが空中から火縄銃を取り出した後それを足場にして二人に砲撃を放った!


ノッブ「仕返しじゃぁぁぁぁぁー!!!」
メタナイト「っ!!」
デデデ「わしを巻き込むとはぁぁぁぁぁー!!!」


それによりデデデとメタナイトは戦闘不能寸前にまでなり、メタナイトの方はなんとか起き上がろうとする。


メタナイト「ぐ・・・」


しかし、デデデが自身の懐からマキシムトマトを取り出して、それを半分食した後彼に投げつけた!


デデデ「立て!そこで諦めるお前ではないゾイ?」
メタナイト「・・・!」


メタナイトはすかさずキャッチしたマキシマムトマトのもう半分を食べた後、二人は連携技を繰り出し始めた!


デデデ「これがわしらの連携技ゾイ!」
メタナイト「それを存分に堪能するがいい!」


二人の連携技に流石のカービィも疲れ始めていた!


カービィ「ヤバい。このままじゃやられるね・・・;」
ノッブ「ウソじゃろ!?わしでも抑えきれないというのに・・・!(このままじゃあのグレーのが言ったことが現実に・・・!」


すると、ノッブは何か青い欠けた三角のようなものを見つけた。


ノッブ「これはなんじゃ?」
カービィ「それは・・・!ボクの方も見つけたら使えるかも!」


カービィは横を見ると、ノッブが見つけた三角のようなのを赤くしたようなものを見つけた!


ノッブ「そんなので何をするんじゃ?」
カービィ「こうするんだ!」


二人がその三角をくっつけさせたら、バディにとって決戦とも言えるバディシューティングスターが完成した!


ノッブ「これは・・・!」
カービィ「乗って!勝てるよ!」


カービィの言葉にノッブは頷いた後、彼女の手を取る形でバディシューティングスターに乗った!


デデデ「おい!このままじゃやられるゾイ!!」
メタナイト「あのバディシューティングスターまで出すとは・・・!」


デデデとメタナイトの二人は思わず回避しようとするが、そのバディシューティングスターから出る星弾を二人に当たらせた・・・!






カービィ&ノッブ「行くぞ!バディシューティングスターァァァァァー!!!」






二人がバディシューティングスターから放ったビームによりデデデとメタナイトの二人が倒された!


カッツ「すごいな・・・!」
クルーク「まさかバディシューティングスターにまで出すなんて・・・!」


その直後にデデデはボロボロの状態でメタナイトを抱えながら立ち上がった!


デデデ「これで終わりじゃないゾイ。これより上の50階で待ってるゾイ!」
カービィ「あっ、待って!」


デデデがメタナイトを連れて逃げた後、バディファイターズタワーが揺れ始めた!


ノッブ「えっ、地割れか!?」


少し長かったように感じた揺れが止まった後にカービィは上を見た!


カービィ「ねえ!さらに上の階ができちゃってるよ!」
ノッブ「なんじゃとぉぉぉぉぉー!!?」


なんとバディファイターズタワーがさらに上の階を上がらせていたのだ!デデデの言う通り、本当にそのてっぺんである50階で待ち受けているのだとしたら・・・


ノッブ「行くのか?」
カービィ「うん。行く(きっぱり」
ノッブ(わしのマスターでも思わず呆れるぐらいけろっとしているな・・・)


カービィとノッブの二人が50階に登りに向かった後、メイヴが捲し立てた!


メイヴ「ちょっとどうする気!?クーちゃんを追う時間がなくなるじゃないの!」
クルーク「悪いけどもう少し付き合って;カッツも来るよね?」
カッツ「もちろんだ!」


それを聞いたクルークとメイヴが頷いた後、50階に向かう中でカッツはふと置かれた状態であるバディシューティングスターを見た。


カッツ「これも持って行った方がいいのか・・・?」

バディファイターズタワー踏破の旅(その4) ( No.432 )
日時: 2025/04/03 20:44
名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)

これが本当の最終決戦






あらゆる敵を倒しながら二人は50階に進む中でカービィは訊ねる。


カービィ「そういやノッブ。こないだのことなんだけど・・・」


カービィはキーラとダーズ再来事件が解決した後にノッブが無言で初対面のはずのクルークに抱きついたことをずっと気がかりになっていたが、ノッブは静かに制止する。


ノッブ「それは悪かったな。たまたま知り合いに似ていただけだ」
カービィ「あ・・・」


人にはあまり言いたくないことだってあると、マスハンを始めとしたキャラ達から度々言い聞かせられていたカービィは流石に口を噤んだ。


カービィ(ノッブも言いたくないことはあるんだけど・・・あの子はボクにとって、ノッブはノッブ・・・それでいいんだ)


そしてようやく二人が待つであろう50階にたどり着いた!メタナイトは身体をよろけながら言う。


メタナイト「待っていたぞ・・・」
カービィ「メタもなんか怪我してるけど大丈夫?」
メタナイト「なんてことはない。それよりも・・・(ノッブを睨みつける」
ノッブ(やっぱりさっきはわしを殺す気でやったのかこいつ!!?)


ノッブも思わずたじたじになるが、デデデはハンマーを天空に掲げた・・・!






デデデ「ではバディバトルファイト・リベンジスタートゾーーーーーイ!!!」






これでラストとなるバディバトルが開始されたのを見たクルークはデデデとメタナイトの二人の執念ぶりには思わず引く。


クルーク「カービィに勝ちたい執念がすごいな;いや、メタナイトのはノッブに対してだと思うけど・・・;」
メイヴ「でも、それはケルトにも通じるところがあるわよ。私、思わず共感しちゃってたの・・・!」


デデデとメタナイトの二人の体力が徐々に削れていく中でカービィはコピー能力のビームで二人に大打撃を与えた!


カービィ「星に代わってオシオキよ!」
デデデ&メタナイト「いででででで!!!」


それにより二人は再度倒れ込んだ後、デデデは悟った。「このままじゃ負ける」と。


デデデ(そんなのはイヤゾイ・・・!そうだ、とある奴に渡されたこの仮面を使えば・・・!)






すると、デデデはある仮面をメタナイトに投げつける形で渡した!


デデデ「これで勝てるかもしれないゾイ!」
メタナイト「!承りました・・・!」






デデデも同じように自分の仮面を持った後、デデデとメタナイトはそれぞれの仮面を装着した!


デデデ「これで勝てるゾイ・・・!!?」


そう思ったのも束の間、デデデとメタナイトの二人の身体に異変が起き始めた・・・!


カービィ「メタ!?デデデ!?」
ノッブ「どうしたんじゃ?」


それを陰ながら見ていたメイヴも少し心配になった。


メイヴ「あら、なんか調子が悪くなった?」
クルーク「あの仮面は・・・!闇の絆の仮面!?あんなの持ってたのか!!?」
メイヴ「知ってるの?」
クルーク「知ってるも何も!あれは着けたら強くなれるけど、強大で恐ろしい力を秘めているからその代わりに持ち主の精神が支配される代物だ!あの仮面を身につけたら・・・!」


すると、闇の絆の仮面により正気を失ったデデデとメタナイトは再度それぞれの武器を手に取った・・・






下弦のマスクド・デデデと上弦のマスクド・メタナイトとして・・・!






カービィ「マスクドデデデは何度も戦ったことがあるんだけどなー」
ノッブ「おい!あれはやばそうじゃ!」


すると、下弦のマスクド・Dのハンマーが振られそうなのを回避し、カービィはコピー能力・ウィップに変身した上で立ち回ろうとした!


カービィ「だけれど、ちょっとは大人しくしてよね・・・わわっ!」


すると、上弦のマスクド・Mのギャラクシアがカービィに飛びそうになったのをノッブが庇う形で回避した!


カービィ「ノッブ・・・!」
ノッブ「油断するな!まだこいつらの攻撃が来るぞ!」


カービィとノッブが圧倒しているのを見たメイヴは流石に焦りが見え始めてきた。


メイヴ「このままじゃヤバいんじゃないの!?」
クルーク「マジで取り返しがつかなくなりそうな場合はボク達で止めるしかないね・・・!」


すると、カービィは何かを見つけた!


カービィ「これは・・・ポンポン?」


それを手に途端、カービィは突然そのポンポンを振り始めた!


カービィ「フレー!フレー!」
ノッブ「なんじゃあ!?」


カービィが最後に決めポーズをとった後、二人の力がみなぎってきた!






カービィ「令呪を以て命じる!二人が着けてるあの仮面を割って、織田信長!」
ノッブ「!」






カービィの令呪を受けたノッブは自らの宝具・三千世界(さんだんうち)を放った・・・!






ノッブ「わしの切り札を食らえぇぇぇぇぇーーーーー!!!」
下弦のマスクド・D&上弦のマスクド・M「!!!!」






ノッブの宝具により今度こそ戦闘不能になった二人の仮面が割った後、カービィは安堵する。


カービィ「よかったー!このままじゃヤバくなると思った!あの二人にはそんな仮面なんかなくてもボクと戦って欲しいんだもん!」
ノッブ「確かにな。しかし、なぜそんな仮面があのペンギン大王にあったのか・・・」


すると、夜空がキラッと輝いた後、そこからズドーンと50階に落ちてきた!


ノッブ「誰じゃ!?」


煙が消えた後、その人物は自分の名を告げる。そう、この男はぷよぷよの魔導組の一人の・・・!






Dサーバント「よく倒せたな!あのペンギン大王に闇の絆の仮面を渡したのはこの悪魔の使い、デーモ「あっ、デモサバー!」そんな呼び方すんじゃねー!!」






まさかの黒幕登場に彼を知るクルークは舌を噛む!


クルーク「あいつ!ご主人様のエルマに言いつけちゃおーっと!」
メイヴ「あの額の角のある彼もクルーク達の知る人物なの!?」


Dサーバントの姿を見たノッブは思わずじっと見る。


ノッブ「お前は、悪魔の使いか?」
Dサーバント「おー、どうやらサーヴァントのようだな。いかにも」
ノッブ「目的は、この第六天魔王のわしの部下志願か!」
Dサーバント「ズコー!!!」
ノッブ「よろしい、わしは歓迎するぞ!ただ頭ならまだしも額の角がちょっとなー」
Dサーバント(こいつもこいつではっちゃける奴だったか・・・;)


しかし、Dサーバントは自分の魔力を解放させた!


Dサーバント「とにかくっ!ちっちゃいのもいるのはつまらんが!都合により、貴様らを倒す!覚悟!」
ノッブ「よかろう倒せたらわしの部下として迎え入れてやろう!」
Dサーバント「誰がなるかぁぁぁぁぁー!!」


Dサーバントは青い炎をカービィに放つが、コピー能力・カッターによる攻撃によって打ち消された!


カービィ「いつもルルーにコテンパンにされてる奴なんかに負けないよー!」
Dサーバント「おーのーれー!絶対に許さんぞぉー!!」


それを聞いたメイヴはクルークに訊ねる。


メイヴ「え?本当なの?」
クルーク「うん。主に格闘女王様がらみのぷよぷよシリーズで多く登場してる。しかし最後にはボスとしてボコボコにされてたw」
メイヴ「あはははは!情けなーい!!」


すると、メイヴが笑ってしまった時に身体をよろけてしまったのをDサーバントに目撃された!


Dサーバント「あ」
クルーク「やべっ;」
Dサーバント「おい七三メガネー?そこの女と一緒に何やってるんだ〜?(^∀^###)」
カービィ「クルーク!?メイヴちゃんまで!」


すると、クルークはメイヴの手を引いてまで逃げようとして走った!


Dサーバント「逃げるな!逃げたら的にするぞぉぉぉぉぉー!!」


その数分後、追いつかれたのかクルークとメイヴはDサーバントに捕まってしまった。


クルーク(□ω□Ⅲ)
Dサーバント「手間取らせやがって!」
クルーク「悪かったね覗いて。でも、エルマがこんなこと知ったらどう思うのかなー?」
Dサーバント「ぐっ!エルマには言うな!」


すると、Dサーバントはクルークの腕を捻るように掴んだ!


Dサーバント「それなら言わないようにしてやってもいいんだな!?」
クルーク「いだいいだいいだい!!」
メイヴ「クルーク!」


メイヴはクルークを助けようとDサーバントに攻撃するが、逆に彼にあしらわれるかのようにメイヴに青い炎で攻撃した!


メイヴ「きゃっ!!」
Dサーバント「女の方はそこで黙って見てろ!」
カービィ「クルーク!今助けるよ!コピー能力・スナイパー!」


しかし、カービィのスナイパーでもDサーバントにはなぜかダメージを受けなかった!


カービィ「全くダメージを受けてない!?ノッブ!」
ノッブ「カービィ、すまん・・・!さっきから先ほどの攻撃で身体が麻痺してしばらく動けん・・・!是非もない!」
カービィ「ウソぉ!?」
Dサーバント「どうやら攻撃する余力は残されていないようだな・・・!」
クルーク(ヤバいヤバい!もうクーを呼ぶしかないけど、その前にこの手をなんとか引き離さなくちゃ・・・!)


このままでは絶体絶命かと思われたが・・・


???「そこまでです!」
Dサーバント「!誰だ!?」


突然上から飛んできた人物がクルークを救出した!リップのサーヴァントでもある妖弦の円卓騎士、トリスタンだ!


Dサーバント「ああっいつのまに!」
クルーク「トリスタン!?どうしてここに?」
トリスタン「たまたまこのタワーに入ったあなた達を見かけたので。リップとちー殿は今は遅れていますが、後から来ますよ」
カービィ「もしかして心配してくれたの?」
トリスタン「ええ。大切な我が友なのですから・・・」


トリスタンの言葉にカービィは思わずときめくが、Dサーバントは再度攻撃を繰り出そうとした!


Dサーバント「俺の前でのんきにイケメンシーンとは目障りな!死ねっ!」
トリスタン「さぁ、攻撃が来る前にクルーク殿らは気絶している大王とメタナイト殿を連れて下へ・・・」
カービィ「ううん、ここはボクに任せて!ノッブは身体を動けなくなっちゃってるからって、負けそうになったままバトンタッチはいやだ!」
トリスタン「えっ!?ちょっと・・!」


すると、クルークは何かに気付いた!


クルーク「そういえばカッツは!?」
ノッブ「信勝も来てるのか!?」


すると、カッツがバディシューティングスターを持って来た!


カッツ「そろそろヤバくなるかと持ってきたぞ・・・って、姉上ー!!?」
ノッブ「いやわしは今こんな状態だが死んでたまるか!!」
カービィ「でも、これで倒せるかも!ただ一人だけじゃ・・・「それならここにいるだろう?」


カービィは後ろにいる人物を見て強く頷いた後、何も知らないDサーバントは鼻を鳴らした!


Dサーバント「ふん、今の俺は回避が付与している状態だ!そう簡単には・・・!」


すると、クルークが魔法をDサーバントめがけて繰り出す!


クルーク「クリニス!」
Dサーバント「ふん、どこを見てるんだ!?」


しかし、クルークはニヤリと笑った!


クルーク「今のが陽動だと言ったら?」
Dサーバント「何?」


その直後にDサーバントが上を見上げると、そこにはバディシューティングスターがあった!今度はカービィと、先程目を覚ました彼女の好敵手かつ恋人である騎士が乗って・・・!


Dサーバント「!?まさかその乗り物はまさか!おいっやめろ!ちょっと待て」






カービィ&メタナイト「これはお返しだぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」






Dサーバント「そっそんな!!ぐぎゃぁぁぁぁぁーーーーー!!!」


Dサーバントはカービィとメタナイトの二人がバディシューティングスターから放ったビームにより撃破された・・・!


メタナイト「We're perfect victory(訳:私達の完璧な勝利だ」
クルーク「絶対ボク達は入ってないようなこと言ってるね。でも、これで今回の黒幕を倒したぞ!」


クルークは倒れ込んだDサーバントの方に向かうが・・・


Dサーバント「酷い・・・打ち合わせと・・・全然・・・ちが・・・う・・・」
クルーク「は?打ち合わせって・・・」


Dサーバントが倒れた後、クルークはトリスタンの方に向く。


クルーク「トリスタン・・・?」
トリスタン「さぁ。私にはなんのことやら・・・」


すると、トリスタンは何かを落としてしまった!クルークはそれをすかさず取る!


トリスタン「お待ち下さい!それはよくないものです!見てはいけない・・・!」






クルークが手にしたもの:トリスタン作王ドラと(意味深で)親しくなるザ☆バディ大作戦の台本






クルークがその台本のページを開いたら・・・






「台本のプラン」
・私が偶然見つけた闇の絆の仮面を黒幕を担当するDサーバントを通じてデデデ大王に渡す

・デデデ大王とメタナイトがそれをいざという時の切り札に残した上でカービィに果たし状を突きつける

・カービィはバディと一緒に二人を倒した後、黒幕となるDサーバントが現れる

・絶体絶命のピンチに私が颯爽と登場。Dサーバントを倒す

・私の活躍を聞いた王ドラに讃えられる

・王ドラ「トリさん、みんなを助けてくれたんですね・・・!あの、トリさん・・・」

・そしてその後、王ドラと夜中に二人で過ごし(意味深)ハッピーエンドv






クルーク「な、なんだこれ」
トリスタン「」


その台本によって今回の発端であったトリスタンは汗まみれとなる。自分の欲望から二人にDサーバントを通じて闇の絆の仮面を渡したのを知られたトリスタンはハープを鳴らす!


トリスタン「これは王ドラ殿の気を引くためなのです!(ジャーン!)まさかカービィ嬢のバディに織田信長とクルーク殿らが来ることは想定外だったのですが!(ジャンジャガ)しかし、リップとちー殿はこれを知らないので!(ジャジャーン!)関係ないのです!(バーン!」


クルーク達が終始無言なのを見たトリスタンはハープをジャンジャガ鳴らす形で弁明する!


トリスタン(これはどんな顔なのですか・・・;温情判決か、最悪ブッコロか・・・;お願いです、温情判決の方に・・・!)


すると、クルークは後ろをくるっと向きながら言う。


クルーク「トリスタンの言いたいことはわかった・・・」
トリスタン「!クルーク殿、あなただけは私を」






クルーク「メイヴ。この色ボケトリにオシオキしてやれΣd(□∀□)」←令呪で命じた
トリスタン「」






クルークの令呪を受けたメイヴは頭を抱えたが・・・


メイヴ「結局こうなのね・・・;せめてメタナイトにミンチにされないだけまだマシだと思うことね!愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラブ)!!」


トリスタンがメイヴの宝具により倒れ込んだ後、そこにようやく回復したノッブが立って・・・


ノッブ「今やっと回復したのでな。その腕鳴らしに付き合ってもらうぞ・・・!!」


トリスタン、メイヴとノッブによってフルボッコ。


カービィ「メタ?トリスタン、どうしたの?(メタナイトのマントで目隠しされてる」
メタナイト「いや、なんでもない(これは私の出る幕はなかったか・・・;」
カッツ「おい、このペンギン大王と額角はどうするんだ?」
クルーク「チャラ王もリップと一緒に来るだろうから、彼にも手伝ってもらって送るよ」
デデデ&Dサーバント「」←いまだに気絶中


この後、トリスタンは帰宅後に事実を知ったチャラ王に鉄拳制裁されたことは言うまでもない。






トリスタン「よし、次はもっと完璧なラブラブ大作戦を考えますよ!(傷だらけで次のプランを書いてる」
アサト「もうやめた方がいいよぉ;」
王ドラ(▼∀▼###)じとーっ(クルーク経由で聞いて怒ってる)


おーわれぇー






「後書き」
カービィファイターズ2編ですが、なんかこのままじゃ物足りないなと思い、急遽Dサーバント再登場。ちなみに彼が今回のことを請け負った理由はエルマに渡せるはずの高額な金銭報酬です。
スイッチ2はライトが出たら買おうと思っている今日この頃。カービィのがスイッチ2用の新作2本も出すから悪いのよ!欲しいのがたくさんあったら財布の紐がキツくなるわ!(半泣き&でも買う)






感想オーケイ