二次創作小説(紙ほか)
- 青の上のウォーターシティ(その1) ( No.51 )
- 日時: 2023/04/27 19:22
- 名前: 桜 (ID: Zodo8Gk0)
今回は青の色使いとの対決!
リアルでも色々とあるのですが・・・それを以てしてもやっていけるのかどうか・・・((((((°Д°;;;))))))
ーーーーーある日、俺の前にこのポップンワールドの神だと名乗る子供が現れて、突然こう言い出してきた。
「今度のポップンパーティで招待するついでに、俺が支援するアイドルグループに加わる気はねえ?世界のイケメンアイドルのグループだ!」
初めは何の冗談かと思った。だけど、あの家から逃げ出せるのならと思ったら、嫌々でも入らない気はなれなかったんだ・・・。
ウルフ「ツースト、聞いてるのか!」
ツースト「!」
ツーストはCOMのギルド内でメタナイトが催すとある会合に呼び出されていた。ツーストは思わずボーッとしてしまったことに謝る。
ツースト「あ、ごめん・・・少し考え事しちまって」
ウルフ「ったく、またあいりが誰かに盗られそうと考えてんのか?こんな会合でも完全なる一途の色ボケじゃねーか」
その会合は新世界にてメタナイトの知り合いと偽ってワドルディの町を守っていた白い兜を着けている騎士に関する発見とその退治だった。その会合にはメタナイト、ウルフ・オドネル、ツースト、KAITOが参加している。
メタナイト「白い兜の騎士が度々追跡をかわしている。まるで何らかの第三者により介入されているようだ」
KAITO「目星はついているのかい?」
メタナイト「ああ、まだ確定したわけではない。カービィ達や他の者達ともなんだかんだ上手くやってる様子でもあるのだが・・・一番疑わしいのはゼオ達のツレであり、あいりやあおい達がいる月島家の用心棒のあの粗暴な娘だ」
ツースト「・・・」
確かにツーストだって真相を知らないとはいえ、モードレッドに対してジェラシーを抱いていないわけではない。だけど、彼女はあいりの大切な人だ。初対面の時から察するに不良で変だけれど、根は悪い奴ではないと感じ取っていたのだ。・・・クロスの方は何か少し様子がおかしかったけれど。
ウルフ「だけど、あいつは確かに不良だがそんなに悪い奴でもなさそうだぞ。どう考えたとしてもわけわかんねーのはリップ達が連れているあの赤髪の糸目男だ」
メタナイト「お前は前にあいつにプリンを口説かれた経験があったな!私も前にあいつにカービィを口説かれた経験があるんだぞ!」
KAITO「メタナイトが怒ってる理由が絶対それじゃん;まあ気持ちはわからなくもないけど」←自分の目の前でミクをトリスタンに口説かれた経験あり
メタナイト「まあそれは後で良いとして・・・今のところは大きな問題がないように思えるが、もし何らか危害を加えるようなことがあれば・・・ツースト。お前が決断を下すことだ。たとえあいりに泣かれようともな」
ツースト「・・・」
その日の会合はそれでお開きとなった。ツーストだってわかっている。モードレッドが味方か敵であるかはわからないと。そしてもし後者であれば冷酷であろうと手を下さなければならないということも。
すると、あいりが駆け寄ってきていた。
あいり「ツースト!会合は終わりましたの?」
ツースト「ああ、なんとかまとめたよ」
あいり「モーさんとも相変わらず連絡がつきませんが・・・ツースト、なんか大丈夫ですの?」
ツースト「ああ、大丈夫だ(不良ぶってはいるが、あいりがモーさんのこと話す時の表情を察して悪い奴じゃないことはわかる。ただ何らかの距離があるように思えるが。それでもお互いに嫌ってはないから大丈夫だ」
ツーストは前々からあいりとモードレッドの間にどこか距離感があるように感じた。お互いに嫌ってはいない。だけれど、それでも何らかの出来事があるようにしか思えないのだ・・・。
タママ「つまり、オレをメタさんに目をかけられる前に連れ出したってか・・・?」
一方のクルーク一行が乗るグレンの飛行船の、用意されたモードレッドの自室にあった葉樹に渡された魔導カバンの中の異次元空間。タママはモードレッドから自分を連れ出した理由を聞いていた。
モードレッド「ああ、間違いなくあいつに疑われてる。おそらく新世界に際しての嘘がバレたんだろうな」
タママ「でも、それはオレはマルクと一緒に新世界で保護されただけで・・・!」
モードレッド「マルクも連れ出そうとしたんだけど、結局はできなかったんだ。まあ、あいつなら多少は話を分かった上で隠しててくれるけどな・・・それだとお前もマルクと一緒にオレが吐いた嘘を隠匿したことになるぜ?バレたらメタナイトだけでなく、あの赤ガエルやあいりの友達の地球防衛線の女もカンカンだぞ?」
タママ「タマッ;」
モードレッドに言われてタママはバレた際を想像してしまう思わず恐怖で震えてしまった。モードレッドは言う。
モードレッド「まあまたよろしくやろうぜ、タママ☆」
タママ(なんでオレを巻き込む方に選ぶんだろ・・・!!?)
やや強引なモードレッドに呆れ返るタママ(まる子のナレーション風)
ラフィーナ「このラティアス、言葉は喋れませんのね?」
一方、魔導カバン外のグレンの飛行船内ではラフィーナが現地での案内役を任されたラティアスのことをクルークに聞いていた。
クルーク「うん。でも、なんとなくラティアスが言いたいことはわかるんだよ。仕草とか合図からとか」
ラティアス「♪(ラフィーナにも好意的であると示すように頬すりすりする」
ラフィーナ「あら。確かに言葉はなくともわかりますわね」
すると、よぞらがじーっと見るかのように後ろの壁の隅から様子を伺っていた。
よぞら「ふーん、そっかー。よぞらよりもラティアスの方がいいんだ・・・」
クルーク「ごめんごめんっ!!(大汗)よぞらもおいでおいで!」
ラフィーナ(よぞらちゃん、知性的だけれど案外やきもちやきですわねえ)
すると、クーとメイヴとナーサリーがよぞらと同じような顔でクルークを見ていた。
クー&メイヴ&ナーサリー(´;ー;`)
クルーク「分かったからっ!!キミらにも構ってあげるからそんな目で見るなー!!(大汗」
ラフィーナ(クルークは相変わらず捨てられた子犬か子猫のような目で見られるのに弱いんですのね・・・;)
一方、自室のベッドの上で寝転んでいるアイオーンは自分のコピーロボットが代わりをやってくれている間の他のシンガンメンバーやBRRの仲間達やライバルバンド達のことを案じていた。
アイオーン(セレンは絶対に事実を教えないでくれているが・・・小動物やロム達はどうしているのだろうか・・・)
すると、アイオーンのスマホに電話の通知が鳴る。セレンからだ。
セレン「ヤッホー、アイオーン☆上手く事が進んでるかな?」
アイオーン「セレン。・・・ああ、赤の色使いを倒して今青の色使いに会いにヴェネツィアに向かっている」
セレン「あの水の都の上に本当にいるのかな?」
アイオーン「神もよく知らぬ。・・・セレン、なぜに我らにここまで協力しておるのだ?」
セレン「暇つぶし・・・というのは冗談で。あの羽柴家の件で僕はあまり踏み込むなと言ったけど、キミらは結局踏み込んで羽柴家の面々を結果的に逮捕させた。これがある以上僕が止めたとしても聞かないだろうね」
アイオーン「・・・」
セレン「ああ、それと。・・・チャラ王君の曲はいい曲だからだよ。僕がプロデュースしてるショコラ専門店の宣伝PRも含まれた曲も彼の曲を今も使用してるんだ。本人には絶対に言ってやらないけど!」
アイオーン「そうか。我も奴の曲は良い響きであると思っている」
セレン「あっ、そういえばチャラ王君はあのcranberryのキーボーディストのトキオさんの隠し子だってことは言わない方がいいよね?妹ちゃんも最近生まれたってことでも」
アイオーン「ヴッ!!?」
一方、トリスタンの自室では窓からとあるフードを被る来客が来訪していた。彼はこんな空の上に突然の来客が来たことに驚きはしたが、すぐにリップ達には内密に招き入れて話を聞くことにした。
トリスタン「まさか貴方がここに来るとは驚きましたが・・・本物の我らが不在の間に何があったのか話を聞きましょう」
フードを被る来客の話ではメタナイトがモードレッドを捕らえるためにいよいよ本格的に彼女の捜索や退治に踏み込もうとしていること、キッドやタママがなぜか行方不明になっていること、エターニャがモードレッドから何かを返してもらうために単独で居場所を探っているとのことだった。彼は今後も独自に彼らの捜索を続けるとともに不在時のトリスタン達の詳細については内密にすることを約束してくれた。代わりに自分が何らかの目的の元に動いていることは話さないという条件で。彼はそれだけを伝えてまた空に飛んでいった。
トリスタン(・・・彼の様子からして、もうモードレッドもサーヴァントであると気付いているようですね。ああでも、それだけでは・・・?)
トリスタンはモードレッドに関する何らかのことに薄々と気付き始めていた・・・。
今回は青の色使いとの対決!
- 青の上のウォーターシティ(その2) ( No.52 )
- 日時: 2023/04/27 19:25
- 名前: 桜 (ID: Zodo8Gk0)
水の都ヴェネツィア
そしてグレンの飛行船がイタリアの水の都ヴェネツィアにたどり着いた。グレンの飛行船は船の素材上水の上には着地できないため飛びながら降りるしかなさそうだった。
ヤス「・・・なぁ、本当に水の上に飛び込むのか?」
ライト「当たり前です!水の都ヴェネツィアは常に水の上ですが、まだ底が浅いから大丈夫ですよ!」
ゼオ「仕方ないから水の上に飛び込むしかないな。ちょうど水着持ってきたし暑いしちょうどいい(他の大半の全員同様に上に上着を羽織った水着姿」
ジャガー「下は水着姿で行くつもりか;」
そしてイサキが飛び込みの合図する!
イサキ「ではこれより飛び込み開始!水の都にダーーーーイブ!!!」
サーヴァントも含めた大半の全員が上に上着を羽織った水着姿で水の都ヴェネツィアに飛び込んだ!葉樹がモニター越しに水の都ヴェネツィアの解説をする!
葉樹「みんな水浴び楽しんでるかーい?ここは水の都ヴェネツィア!なんとヴェネツィア湾の浅い海の上に作られた街だよー。海の上だから敵が攻めてきにくいし船での貿易にも便利だからなくてはならない街なんだよ☆(バカンス姿でストロー付きマンゴージュースを飲んでる」
ププル「バカンス姿で楽しむ人がやるような解説じゃない;」
ラティアス€(^∀^*)
葉樹「おや、キミが現地での案内役のラティアスかな?よろしくね、正直僕はモニター越しの解説しかできないから助かるー」
アタランテ「ならば汝も私らと共に行ければ良いではないのか」
葉樹「僕はサポート向きだけど、攻撃力はそれなりなんだよー。要するにガウェイン相手に倒せるなんて思えない」
しおん「だろうね;」
葉樹「この街は車代わりに船が運転してるからゴンドラを漕ぐ人や水上タクシーの人に船の運転を頼んでもらえばいいよ。大丈夫、イタリア人はナンパだけど、それだけ気さくな人多いよ」
エージェント「あの親子、いるかな?いたら挨拶したいんだけど」
すると、エージェントは例の親子を見つけた!ピザの出前をするエージェントやアリシアと同じチュンスト組のマルゲ&リータ親子だ!
エージェント「いた!おーい、そこの親子元気かー?」
マルゲ「ボンジュール、エージェーント、アリシーア!今日は可愛い子ら3人も連れて観光かーな?」
サンソン「!?」
アストルフォ「ボンジュール!」
アレク(確かに今の僕は少年期だけどね)
エージェント「いや、ちょっと探し物があるんでね!あ、あとで人数分のピザ頼んでいい?」
マルゲ「ウィ!」
リータ「アリシアちゃん、またー!」
アリシア「うん」
その直後にサンソンは自分の顔を鏡越しで見ていた。
サンソン「そんなに全盛期の僕の顔は幼く見えるだろうか・・・?」
デオン「いやお前がいつもぽわっとしてるからだ;」
ブラック「デオン、それは無闇に口走ってんなよ」
一方、クルーク、クー・フーリン、女王メイヴ、ナーサリー・ライム、カーン、よぞら、ラティアスはゴンドラに乗ってヴェネツィアのメインストリートであるカナル・グランデ大運河の上を漕いでもらいながらラティアスの兄ラティオスを探していた。
カーン「本当にこの場所で合っているのか?」
クルーク「兄のラティオスを見つけるのが今の目的の一つだよ。もしかして話次第で協力してくれるかもしれないから」
クー「つかお前、クルークの元に行かなかっただろ?気にかけてんなら行けばいいのに」
カーン「・・・ふん。貴様らの世話は奴で間に合っている。私がクルークに呼ばれてからはあまり会ってないがな」
メイヴ「カーンにもそういう人いるのねー(私という美貌の女王がいるのにアプローチも応えてくれないしそれを聞いたらなんか尚更ムカつくわね・・・」
ナーサリー「あっ、ここだと示されているわ!」
すると、クルーク達はサン・マルコ大聖堂にたどり着いた!どうやらここがラティオスがいる場所のようだ。
クルーク「ゴンドラのおじさん、ボクが正規の代金払うのに代金を半額分にしてくれた辺りいい人でよかったよ。一見怖そうなヒゲのあるおじさんだけど」
クー「しっ!全員隠れろ。何か音する」
クルーク達は音のする方を見るとそこは複数のポケモンハンターによるオークションのようだ。
メイヴ「ポケモンハンター同士で闇ぜりかしら?最悪ね」
よぞら「ポケモンハンター、怖いからやだ(クルークに再度抱きついてる」
クルーク「そういえば、よぞらはボクと初めて会った時にポケモンハンターが原因であの飛行船から落ちてたんだね。プロキオンやキミの親ポケモンのルトとサリーとも出会うきっかけにもなったんだけどね」
クー「えっ、そうなのか!?」
ナーサリー「あっ、始まってるっぽいわ」
すると、闇ぜり会場の司会のポケモンハンターが意気揚々に何かをアピールするかのように見せた!
司会「それでは!本日の目玉商品の登場です!あーっと、これは伝説のポケモンですね!」
すると、本日の目玉商品として鎖に繋がれた上で連れられながら姿を現したのは・・・
クルーク達が探しているラティアスの兄ラティオスだった!
ラティアス「!?」
クルーク「ラティオス!?まさか本日の目玉としてポケモンハンターに売られそうになってるの!!?」
クー「すぐに助けなきゃ手遅れになるぞ!ん?何してんだ?」
カーン「私の魔力を使って球を作成しているのだ。この小さな球をそっちの方に投げれば・・・」
すると、カーンがその球を投げた瞬間に突然球が破裂して大爆発を起こした!ポケモンハンター達が突然起きた出来事に大混乱する!
ポケモンハンターA「誰だ!?」
メイヴ「ふん、見ての通りそこのラティオスを救出しに来てんのよ!」
ポケモンハンターB「てめーら、よく見たらラティアスを連れてんじゃねーか!!ずるいぞこの泥棒!!」
クルーク「泥棒どころか悪いのはどっちなんだよ!?」
すると、何らかの海の税関とともに現地に在住するポケモン警察が乗る船が来ていた!幸いにもサン・マルコ大聖堂を囲ったようだ。
ポケモンハンターC「やっべえよ!?どっから嗅ぎつけて来やがったんだ!!」
ラティオス「ラティアス・・・?は!?人間!?なぜ人間なんかと・・・」
クルーク「その話はあとで説明するから!とにかく鎖を外すよ!」
そしてポケモンハンター達が全員逮捕されたあと、クルーク達もジュンサーから事情聴取を受けるが、あくまでも前から調査しておりその最中でポケモンハンター達による闇ぜり現場を暴いてくれたので厳重注意もなしということになった。
カーン「迷惑かけたな」
ジュンサー「ポケモンハンター達は逮捕できたからよかったけど、あまり無茶はしないようにね?」
そしてポケモン警察が海の税関とともに立ち去った後に人間嫌いのラティオスはクルークをジト目で見ながら言う。
ラティオス「・・・ありがとう、なんて言うと思ったか?助けてくれなんて一言も言ってな」
クルーク「ラティアスと一緒に現地の案内してくれない?」
ラティオス「は!?ふざけてんのか!!?」
クルーク「ふざけてないよ;ほら、これに見覚えないのかい?」
すると、クルークは自分が持っている時計のオルゴールをラティオスに見せた!
ラティオス「それはあの時ハートビート・クロックタワーから落ちていった・・・」
クルーク「やっぱり知ってるのかい?バウムという死神から渡されたこれをハートビート・クロックタワーに返却するためにその出現を果たすために旅に出てるんだよ」
ラティオス「返却するためにか?(人間なんかどいつもこいつも同じだと思っていたが、こいつはなんか違うような言葉で・・・」
すると、クルークのスマホに電話の通知が鳴った!ハルトマンからだ。
ハルトマン「あっ、クルーク君!?青の色使いの居場所見つけたんだ!今から向かうからクー達と一緒に来てよ!ドゥカーレ宮殿だ!」
クルーク「ドゥカーレ宮殿・・・今いる場所の隣のあれかい?」
ハルトマン「え?」
そしてクルーク一行がサン・マルコ大聖堂の隣のドゥカーレ宮殿にようやく集結した!ルートがこれから先に起きる対決に関して話す。
ラティオスとの出会い
- 青の上のウォーターシティ(その3) ( No.53 )
- 日時: 2023/04/27 19:32
- 名前: 桜 (ID: Zodo8Gk0)
青の色使いとの戦闘
ルート「このドゥカーレ宮殿は元はヴェネツィア共和国という一つの国がある頃に建物が多く建てられた時代の総督のお屋敷や裁判所として建てられたものなんでな、今でもとっても立派な造りにはなっているだろう」
リップ「確かにこれは裁判所に合いそうだね」
チャラ王「昔の時代はヴェネツィアも一つの国だったんだな・・・」
すると、ハッチンがラティオスを見る。クルークが彼の妹ラティアスと同じ現地案内役として連れてきてしまったらしい。
ハッチン「それ、ラティオスかよ!?」
クルーク「うん、ポケモンハンターに売られそうになった時に救出したんだ」
アポロン【ちょっと不機嫌じゃない?もしや人間を嫌ってるのかな?】
ラティオス「クソ羊のあんたの方がもっと大っ嫌いだ(激怒」
ラティアス「ーーー!!」
パリス「あっ、ラティアスちゃんがお兄さんを叱ってるようですね;」
そしてようやく青の色使いのいる宮殿の大広間らしき場所に到着した!
レガムント「ついにたどり着いたな」
うしお「果たしてどこにいるのでしょう?」
クルーク一行は周りを見渡すが・・・
???「あっ、キッドの言う通りだ!本当にみんなこのヴェネツィアに来てるんだね!」
その声を聞いた時に一部のキャラ達が思わず上を見上げた!そう、その声が身内の聞き慣れた声だったのだ!
ププル(まさか・・・いや、そんな・・・!?)
そしてその青の色使いと思わしき人物が姿を現した!そう、みんなもご存じのあの彼女が・・・!
アルル「これは何の儀式か知らないけど、サタンよりはまだマシそうだね?」
そう、ぷよぷよシリーズの主人公で魔導物語の主人公でもあるアルル・ナジャが青の色使いだったからだ!自分の直属の先輩でもある魔導師のタマゴの登場にププルが特に驚いていた。
ププル「ア、アルルさん!?あなた、なんで青の色使いに・・・」
アルル「あっ、ププルちゃん?ヤッホー」
フィン「キミが私のププルの直属の先輩かな?はじめまして、可愛らしい魔導師のタマゴ。私はププルの護衛であり未来の旦那でもあるフィルだ」
ゼオ「っ!?」
アルル「未来の、旦那??」
フィン「私と同じそこの護衛のディルも一応はププルの未来の旦那に値するがね。式にはぜひキミに先輩としてスピーチをお願いしたいのだ!」
ディルムッド「わ、我が君・・・!!?」
フィンのトンデモ発言にアルルはようやくププルの身に起きた出来事(さらなる事実隠しで多少の粉は振っているが)を知った!
アルル「式・・・結婚式!!?ププルちゃん、キミ・・・」
ププル「ち、違います!!これはこの人が勝手に・・・」
アルル「ゼオ君という人がありながら三股なんて何考えてるの!?もちろんボクも人のこと言えないけど、最近の行動も含めて一体何をしてたの!?」
ププル(や、ややこしいことに・・・;)
すると、それを遠巻きに見ていたメイヴがふと感想をこぼした。
メイヴ「罪作りの女よね、清純そうな顔して三股かけてたなんて・・・」
クー「お前が言えることか!?(大汗」
サンソン「あの、そろそろ戦闘に入りたいのですがっ」
すると、事態を見かねたサンソンがアルルを宥めるように話す。
サンソン「アルル嬢、あなたの可愛い後輩は三股なんてしてませんよ。本当にゼオ殿一途ですし。ププル嬢はそうでしょう?」
ププル「うん」
以蔵「ゼオのこと今でも妄想するたびに顔真っ赤になるんじゃろ?」
ププル「うん」
トリスタン「もしゼオ殿と喧嘩した時に私に乗り換えれば良いのです・・・!」
チャラ王「トリスタアアアアアーーーーーン!!!!(大激怒」
トリスタンの衝撃的発言にアルルはとうとう怒った!
アルル「ププルちゃん、この人に乗り換えるつもりだったの!?しかもあれリップんとこの噂の間男じゃん!!」
ププル「いや、彼が勝手に口挟んできて・・・!!」
アルル「ププルちゃん・・・お・し・お・き・だーーーーー!!!」
予想外の形でようやく戦闘に突入する中、ププルやフィンとディルムッドの他にもアミティやシグ、クルークやメイヴとナーサリー、エージェントやアレクとアストルフォが彼らの援護することを決めた。
クルーク「ここまで入れたならしょうがないから戦闘だ!メイヴ、ナーサリー!!」
メイヴ「了解したわ。男相手じゃないけどちょっと誤解を解かないとまずいしね」
ナーサリー「勇気ある修羅場の鎮圧なのだわ!」
アミティ「アルル、ちょっと落ち着こうよ!シグも助けて!」
シグ「うん」
エージェント「俺達も援護するぞ!アレク、アストルフォ、行けるか!?」
アレク「オッケー。戦うのもワクワクしてるしね」
アストルフォ「ハードな肉体労働はいやだけど、これなら話は別だよ!」
そして青の色使いであるアルルとの戦闘を開始!アルルの力に大半の全員はルルーの時とはまた違った意味で驚いていた。
葉樹「バトル解説ゥー!アルル・ナジャは魔導師のタマゴだけど、実はその小さくて華奢な身体には強大な魔力を秘めているんだ!だから時にその力を見た人に驚かれることもあるんだよ。可愛い顔して近づいたら火傷するぞ!ってね!」
アルル「ファイヤー!サンダー!」
ププル「スマッシュヒット!フィル、行ける!?」
フィン「心得た!」
モードレッドは葉樹の解説を聞きながらこうぼやく。
モードレッド「いや、小さい身体って当てはまるのか?よく見たらおっぱいはププルよりもあるし」
沖田「変に地獄に突き落とすようなこと言わないで下さいよ;」
お竜「お竜さんの方がおっぱい大きくできるぞー。ふんっ!」
以蔵「大きくさせんでえい!忘れい!(大汗」
龍馬「お竜さんダメこんな修羅場の戦闘の最中に!!(大汗」
しかしアルルの力を見てリップはちょっと驚きながら畏怖を感じた。
リップ「あれが魔導師の力なんだね。アタシ達魔法少女と違ってパワーあるなー・・・」
おぼろ(モイモイ)「通常の魔導師は魔術師と違って攻撃型のが多いから。葉樹が類いされる白魔導師は回復や攻撃の増幅などのサポート向きだけどね」
姫子(エージェントさん、なんとか援護してるけどあの子の力を前にして大丈夫かしら・・・?)
そしてアルルは自分のとびっきりの攻撃魔法を放った!
アルル「これでトドメ!ば ば ば ばっよえーん!!」
今回の大半の戦闘メンバー全員「!!」
アルルの攻撃魔法を食らい、今回大半の戦闘メンバー全員が大打撃を受けるが、エレナは見かねたのか助けようとする!
エレナ「ゼオ!あなたと私とエジソンも・・・!」
ゼオ「やめろ」
エレナ「ゼオ、フィンのあれは全くの誤解よ!なんで彼女と一番に一緒にいるあなたが誤解を解いてあげれないのよ!?」
エジソン「エレナ君、落ち着きたまえ!」
ゼオ「お前は俺の女があれで倒れると思うのか?」
エレナ「え・・・?」
アルルは少し深呼吸しながら次はトドメとなる魔法を何しようか考えていた。
アルル(あとはトドメだけれど・・・お灸をすえるには少しやりすぎたかな・・・)
すると、アルルの背後にとある魔法が放った!それは自分の直属の後輩である彼女の・・・
ププル「ゲートオブスフィア!」
アルル「!?」
ププルの強力な攻撃魔法によりアルルは思わずダメージを受けた!ププルは杖を構えながら言う!
ププル「アルルさん、いい加減誤解を解いて下さいよ!ボクはゼオ一途なんです!ゼオが大好きなんですー!!(咄嗟にスターダストを放つ」
アルル「わっ、何も大きな声で大胆告白しなくても!?」
しおん「あなたの主人も周りも案外大変ね」
くぅちゃん「く〜」
すると、アルルはそれに応戦するためにアイスストームを放とうとした!
アルル「それならこれで攻撃を封じるよ!アイススト・・・」
ププル「きゃあーっ!!バインドアンカァーッ!!(半泣き」
アルル「!?」
すると、ププルのバインドアンカーによりアルルの行動が封じられた!
アルル「しまった!!」
ディルムッド「ではアルル嬢。我が開帳したこれで無力化させますのでお許し下さい!」
そしてディルムッドが飛びながら自身の持つ二つの宝具をセットで放った!
ディルムッド「穿て! 『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ』!『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ』!」
アルル「うわあああああーーーーー!!!」
ディルムッドが放った宝具によりアルルはなんとか無力化した!それにより魔力解析しているハートビート・クロックタワーの隠された雲がまた一つ離れ出した!
ヒメコ「雲がまた一つ離れてる・・・!」
レガムント「これで出現するために隠された雲はあと二つ・・・!」
ほわん「残りの色使いもあと二人なんだね・・・!」
ツキノ「まだ頑張るの〜」
そしてその後に事情を聞いたアルルは誤解を解いた上でププルに謝った。
アルル「ププルちゃん、ごめんね・・・;」
ププル「ううん、いいんです。疑いが晴れて嬉しいですよ!」
アルル「ところで・・・」
アルルは乱麻の後ろに隠れてる以蔵を見ながら言う。
アルル「なんかその人、主人の女の子の後ろに隠れてるけどボク、なんか悪いことしたの?」
乱麻「私も理由は分からぬな。ちゃんと観戦はしてたのだが」
トリスタン(おや。やはり・・・)
アサト(そりゃあ全く同じ姿だったんじゃな・・・)
トリスタンとアサトはかつて王ドラが禍いの種を植え込まれた時に彼の救出目的で入り込んだ世界である護衛の任務を任されていた城主の娘姫である璃姫のことを思い出していた。容姿がアルルに酷似している彼女は以蔵に一目惚れしてその恋慕を寄せていた。以蔵の方は気付いていないものの最後に彼女に会えなかったことが悔やんでいたのだろう。
だからこそ以蔵は彼女とアルルを同一視しないように避けているのだ。
アルル「理由はまたいつか聞ければいいかな?」
クルーク「うん、そうしてあげて。今踏み込むのは適切じゃないから」
ロージア「そういえば、あなたはキッドさんの言う通りって言ってたけど、まさかキッドさんにここに連れられましたか?」
アルル「うん。キッドにこのドゥカーレ宮殿まで案内されたんだけど、いつの間にかはぐれちゃったんだよ;」
トリスタン(あのローブの方が探している行方不明のはずのキッド殿がアルル嬢をここに案内していた?そういえば、彼はルルー嬢を騙してイースター島に案内して・・・)
すると、アルルは何かを思い出したかのように言う!
アルル「あっ、イタリアのカレー屋さんがもうそろそろ閉まっちゃう!それじゃあねみんな!旅するのはいいけど無事にみんなのところに帰って来てね!」
カーバンクル「ぐー!」
くぅちゃん「くー!」
アルルとカーバンクルが立ち去った後、クルーク一行は気付いたら大半の全員がお腹を空いていた。
アイレーン「お腹が空いたのだ〜;」
ジャック「なんか食べたいよ・・・;」
ベリー「ごはーんっ;」
フラン「う〜・・・;」
アタランテ「これはまずいな;ポケモン達も大半がお腹空いている。ここまで戻るのも時間かかるし・・・」
すると、とある船を漕ぐ音がした!だんだんと近づいてくる方から美味しそうな匂いがぷんぷんしてくる。そう、これは・・・
マルゲ&リータ「ボォーンジュール、トレビアーノ!(船にはエージェントに頼まれて届けに来た人数分のたくさんの豊富なメニューのピザ」
大半の全員(ありがとう、ピザの救世主(メシア)・・・!!)
こんな時に食べ物は恵みを与えます(ちなみに大食らいな自分もその一人です)
???「ふふふ・・・これで二つ目・・・」
キッドに酷似した黒ローブの青年はクルーク一行の様子を見て含み笑いをしていた・・・。
少しずつ不穏な雰囲気が・・・
- 青の上のウォーターシティ(その4) ( No.54 )
- 日時: 2023/04/27 19:35
- 名前: 桜 (ID: Zodo8Gk0)
その日の夜
グレン「やっぱりピザ美味いなー!」
ライト「マルゲ&リータのピザは本当に美味しいですよ!」
イサキ「美味い美味い♪うちのポケモン達も喜んでる!」
オルフェ「わしはピザは好かんがな(とか言いつつもぐもぐと満足そうに食べてる」
この日の夜のグレンの飛行線内ではクルーク一行が持ち帰ったかなりの数のピザをディナーのメニューにちょっとしたピザパーティの雰囲気となっていた。もちろん女子組Aや一部のメシウマ男子組がフライドチキンやパエリア、豆腐サラダやミネストローネなども振る舞ってくれたのでピザでマンネリを感じることはなさそうだ。
ハンドレッコ「みんなピザ喜んでるね」
ペイペイン「私は好きませんが・・・あら、モー公。そのメニューはどちらの方に?」
モードレッド「あまりにも騒がしいんでな、一人で部屋で食べに行くんだよ」
モードレッドがその本日のメニューの一つのミックスピザやチキングリル、ツナサラダやイチゴパフェを持って行って彼女の自室にあるタママがいる魔導カバンに入りながら訪ねる。彼女から話を聞いたタママはびっくりしていた。
タママ「タマッ!?アルルンがお前らのところに立ちはだかってたのか!?」
モードレッド「ああ、ついでに言えばルルーとかいう美人の女も同様だ。あの強さはオレも怖いと思うほどだったぜ;」
タママ「あ・・・ルルーさんのことは謝るよごめん;」
モードレッド「お前も怯えるよなそりゃな;まあ一部は例外だったけどな。あ、そうだ!」
すると、モードレッドがタママを魔導カバンから出すような形で自分の自室に連れ出した!
タママ「何してんだ!?」
モードレッド「オレの部屋なら広々と食べやすいかなって」
タママ「だからってピザとかあんな綺麗に出せんのか!?」
すると、ドアのノックが鳴った!クルークだ。
クルーク「モーさん?」
モードレッド「クルーク?なんだ?」
タママ「!!?(クルークさん!?」
クルーク「シルクとフラン、寂しがって来てるよー。早く戻っておいでよ」
モードレッド「おお、わかった」
すると、クルークが何か気付いたかのように言う。
クルーク「タママ、そっちの部屋にいるのかい・・・?」
タママ「・・・!?」
続く・・・!
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