二次創作小説(紙ほか)

カービィだらけ(前編)(その1) ( No.511 )
日時: 2025/07/22 17:49
名前: 桜 (ID: 7gGQw8LV)

今回はカービィがメインの前後編!タイトルの意味はお察し。






「小ネタ」流しそうめん


桜「急遽☆桜サイドの流しそうめん大会、開催よー!」
マスハン「本当に唐突だな;」


桜ノ城で流しそうめん大会が開催され、参加者達は流れてくるそうめんをわいわいと待ちながら箸を持っていた。


クルーク「あ、うちの味方サーヴァント組は大半が流しそうめんは初めてだったかな?」
以蔵「わしは東京に来る前に乱麻達家族と参加しちょるがな(ドヤ」
ゼオ「おお、流石早く呼ばれてかつ自由に生きて来た奴は格が違うなー」
沖田(ダーオカに先を越されるだなんて・・・!)
ベディ(これが流しそうめん・・・)
桜「じゃあ、そろそろそうめんを流すわよー。せーの!」


上から確かにザザッと流された・・・






ミューモン体のアイオーンと一部の小さなマスコット達が。


ベディ(°д°)






ベディに箸で掴まれたアイオーンはややうっとりとしていた。


アイオーン「これが神の水浴び・・・」
クロウ「何やってんだよオメーらは!!そうめんはどうしたんだ!?」
ジャガー「あ、カーバンクルとクーシーが全部食べたぜ(水に濡れたまま以蔵に抱っこされる」
以蔵「は!?おい誰か確認しとうせ!」
アルル「カー君、流しそうめんのやつを全部食べちゃったの!?」
カーバンクル「ぐっぐー!」
ププル「くぅちゃんもちゃんと言って!」
くぅちゃん「く〜」


それを聞いたベディは静かに切れて・・・


ベディ「アイオーン様、少しお話があるので、よろしいですか(目が全く笑ってない」
アイオーン「ヴゥゥゥゥゥー!!!」
クルーク「困ったね・・・;流しそうめん用のやつが全部なくなったんじゃ・・・」
MZD「ああ、持って来たぜー(神の力で大量の流しそうめん用のそうめんを出す」
ゼオ「神ぃ!」


流しそうめんでマスコットなどが流れるのは実は定番ネタのやつ






カービィ「ふんふ〜ん♪」


とある日のスマブラ屋敷、ピンクの悪魔は楽しそうに鼻歌を歌いながら洗濯していた・・・マイクを使わないだけマシだが。


シャドー「カービィ、楽しそうだねー」
カービィ「だって、今日はこのスマブラ屋敷に遊びに来るんだもん!」
シャドー「そっか!今日なんだ」
カービィ「うん!多分そろそろ来ると思うんだけど・・・あ、来た!」


一方、その近くにいる織田姉弟は夏の風物詩であるアイスバーを食べていた。


ノッブ「信勝、暑いなー。なんか敦盛踊れ」
カッツ「僕がそれをすると、姉上の死亡フラグになるから無理です!」
ノッブ「おう、それは是非もないよね・・・」


その横で彼らと同じくアイスバーを食べていた叛逆の騎士は呟く。


モードレッド「しかし、暑い気持ちはわかるな。暑すぎて、オレもなんかイライラしてるし・・・」
ノッブ「じゃから、アイスバーを買って来てくれたのか・・・」
モードレッド「でも、必死で耐えてんだぜ!周囲のものを壊したら、あいりにも嫌われるし・・・ん?」


すると、空の上から星形の巨大宇宙船が降りて来た!


ノッブ「な、何じゃあの宇宙船は!!?」
カッツ「あれは新たな宇宙人の襲来ですか!?」
モードレッド「あの方向はスマブラ屋敷・・・!オレが見に行ってやるよ!」


一方、スマブラ屋敷にいるルキナ達もその巨大宇宙船を望遠鏡で発見した。


ルキナ「あっ、あの巨大宇宙船はこっちに向かって来てます!」
ルカリオ「なんだと!?」
ガオガエン「もし新たな侵略者だったら、すぐに戦わねーとな!」


その巨大宇宙船はスマブラ屋敷に近づいた途端、急に着陸した。


ピカチュウ「ん?急に着陸した?」
マルス「何のためにそんなこと・・・あ!」


すると、その巨大宇宙船にカービィとシャドーが駆け寄っていたのを見た!


カムラ「カービィ、シャドー!無闇に近づくのは「久しぶり〜!元気?」


開かれた入り口からわいわいと複数の人物が出て来た。いや、これは複数というよりかは・・・






大半の人達全員「カービィだらけぇぇぇぇぇー!!?」






みんな色違いのカービィが全員巨大宇宙船から降りた後に一部の人達が駆け寄った。






今回はカービィメインの前後編!

カービィだらけ(前編)(その2) ( No.512 )
日時: 2025/07/22 17:52
名前: 桜 (ID: 7gGQw8LV)

カービィsのそれぞれの名前は公式や各所から取っていたり






クルーク「カービィ、シャドー、この色の違うカービィ達は・・・」
カービィ「ああ!ボクの友達のカービィ達だよ!」
アイク「カービィじゃないのか」


カービィは色の違うカービィ達を紹介する!


カービィ「シャドーはもちろんみんな知ってるから省くとして紹介するね!こっちはキービィ!カレーが大好きなやつなんだ!」
キービィ「よろしくー!」
ププル「へー!カレーが大好きなんだね!」
カービィ「こっちのはレッド!理性的だけど、めちゃくちゃ強い格闘家なんだよ!」
レッド「よろしくな」
ガオガエン「お前、格闘家なのか!(王ドラ達にも会わせたら、格闘技の大会が開催されそうだな!」
カービィ「こっちのはまっちゃ!よくお茶を飲みながらのほほんとしてるんだ」
まっちゃ「よろしく〜」
ゼオ(なんか俺に似たようなマイペースだな)
カービィ「こっちはチャービィ!いつも元気いっぱいなやんちゃな奴だよ☆」
チャービィ「お前ら、よろしくな!」
クー「本当に豪快そうな奴だ!」
カービィ「こっちはブルー!カッコよくて、カッコよくないんだ」
ブルー「こらっ!誰がカッコよくないんだ誰が;」
メイヴ(確かに同じ顔でも顔はいいんだけれどね)
カービィ「こっちはしー!ボクやシャドーと同じく女の子だよ!」
しー「zzz・・・」
フィン「寝ているな。寝顔は愛らしいがね」
カービィ「こっちはパープル!ヨーヨーが得意なやんちゃだよー」
パープル「よっ!はじめまして、クロスオーバーの奴ら!」
エレナ(挨拶しながらヨーヨーを回してるわね)
カービィ「こっちはみずちー!ボク達の中では一番礼儀正しい優等生なんだ」
みずちー「みなさん、はじめまして」
ピカチュウ(確かに賢そうな顔をしてやがる)
カービィ「こっちはオレンジ!カービィの中でも一番のオカン!」
オレンジ「誰がオカンだよ誰がっ;」
ルカリオ(確かに彼の中から面倒見が良さそうな波動を感じる・・・)
カービィ「あれ?」


すると、カービィはあることに気付いた!


カービィ「あと2人いない!」
キービィ「ああ、それならもう出るって!ほら!」


すると、メタナイトカラーのカービィとカービィらと比べるとやや小さめの黒めの紫色(カービィファイターズZのカラーリング)が出て来た!


ディルムッド「メ、メタナイト殿!?」
カービィ「確かに同じカラーリングだけど、違う!こっちはメリダ!何気にイタズラ好きなんだよー」
メリダ「よろしくー」
エジソン(なんか紛らわしいな・・・)
カービィ「こっちはシャーディ!ボク達の中では一番の最年少の子!」
シャーディ「よろしくお姉ちゃん!(ルキナに抱きつく」
ルキナ「ドキーン!」
カムラ(なんかロージアちゃんと同じ匂いがするんだけど)
ナーサリー「カービィでもみんなよく見たら、それぞれに違いがあるのね」


それを聞いたクルークは何かに気付いた。


クルーク「あれ?じゃあ、他のみんなは男の子ってこと?」
カービィ「うん。中でもブルーはしーが好きなんだ」
クルーク「それも含めて信憑性があるんだけど「なんじゃ?」


その直後、密かに様子を見に来たノッブ達を見つけた!


クルーク「あ、ノッブ。カッツやモーさんまで」
ノッブ「何気にカービィだらけなんじゃが・・・」
カッツ「侵略しに来たわけじゃないんだな」
モードレッド「あと、ついでみたいに言うんじゃねーよ」


侵略者ではないことを知ったノッブ達も安堵した後、カービィはキービィ達の方に向く。


カービィ「じゃあ、遊びに来てくれたから今日はいろんなところに案内するね〜」
クルーク「ボク達はそのサポートすればいいのか・・・」


すると、気付けば、キービィとチャービィとパープルとメリダとシャーディがいなくなってしまった!


クルーク「あれ!?いつのまに・・・!」


すると、カービィ達はキービィとチャービィが街に向かって走り出したのを見た!


キービィ「ボク達、カレー食べに行ってくるねー!」
チャービィ「それ以外にも美味しいのがありそうだしな!」
ププル「待って!行っちゃだめだよー!!」
ゼオ「あっ、先に食べに行くのはずるいぞっ;」


続いて、パープルが走っているのを見た!


パープル「オレはヨーヨーしながら街を巡ってくるー!」
ピカチュウ「コラー!!」


それに続いて、メリダとシャーディも走り出したのを見た!


メリダ「ボク達もちょっと歩いてくるー」
シャーディ「すぐ帰ってくるよー!」
マルス「待って!約1名はそんなカラーで歩いたら、メタナイトが!!」
ゼオ「つか、そのメタナイトは今カービィのためにドラケロ防衛隊やその関係者を巻き込んでまで魔猪を狩りに行ってるけどな」


それと並行してしーが眠ったまま、突然の突風により向こうに飛ばされてしまった!


しー「んー・・・?」
ブルー「しー!!」
モードレッド「あっ、待て!(なんか嫌な予感しかしないから)行くなー!!」


飛ばされたしーをブルーが追いかけに行ってしまった後、その風によりある紙が落ちて来た。


シャドー「ん?これは・・・」
紙の内容「今から図書館巡りしてくるね。みずちーより」
クルーク「あー、こいつも行っちゃったか;つか、何気に字が上手いし」
カービィ「良くも悪くも探究心と知識欲が溢れた人なんだよね・・・」


クルーク達がみずちーからの置き手紙を読んでいる最中にレッドも走ってしまった!


クー「どこに行くんだよ!?」
レッド「どこかに強い奴がいるだろうから、探してくる!」
ガオガエン「強くなるのはいいが、今は空気読めー!!」


こうして大半のカービィsがそれぞれどこかに行ってしまったことで大半の全員が慌てた!


カッツ「どうすんだよ!早く捕まえろよ!」
マルス「僕達だって混乱してるん「全くだな」


声がする方を見やると、残っていたオレンジが自分達を見ていた。


ノッブ「オレンジ!」
オレンジ「カービィ、シャドー、すまないな。せっかく遊びに来たのに・・・」
カービィ「うん、いいよ。まっちゃも行ってないし」
まっちゃ「ああ、お茶が美味しいねぇ〜」
ルカリオ(マイペースすぎないか・・・;)


オレンジ(+まっちゃ)が残った今、クルーク達には今やるべきことがあった・・・!


クルーク「とにかく街とかに走って行った奴らをそれぞれ手分けして探そう!場合によっては遠くに行ってないかも!」
カービィ「うん!行こう!」
シャドー「まっちゃはどうするの?」
ゼオ「お茶を飲んでて動かないだろうから、大丈夫だろう」


ゼオ君、現実になるからフラグ立つなよ;






行ってしまったカービィsの大捜索開始!

カービィだらけ(前編)(その3) ( No.513 )
日時: 2025/07/22 17:54
名前: 桜 (ID: 7gGQw8LV)

まずはキービィとチャービィの捜索






マルス、カムラ、ゼオ、エジソン、エレナ、ププル、フィン、ディルムッドが連なるゼオ班は都内某所にある街中に行ったであろうキービィとチャービィを探していた。


エレナ「あたし達はキービィとチャービィを探してくれってことね!」
フィン「しかし、このような人混みの中で見つかるのか?」
ププル「うーん、ゼオの魔力探知の方向が正しければ、なんだけど・・・」


すると、ゼオは二人がいるであろう場所を察知した!


ゼオ「あっ、こっちだ」
マルス「わかったのかい?」


ゼオが二人の魔力を探知した場所はリップの実家でもあるパティスリー店・アムールであった。


カムラ「また食べ物を察知してたの〜?」
ゼオ「いや、それもあるんだが・・・よく見ろ」


すると、ゼオ班が見たのは・・・






キービィ「おーい!カレー、おかわりー!」
チャービィ「ケーキもちょうだーい!」






案の定、二人はアムールで注文したメニューを食べまくっていた!さらによく見ると、何やら慌てている様子のリップ達が・・・


リップ「二人の色違いのカービィ、またメニューを注文してるんだけどー!?」
チャラ王「お前があの二人を拾って来たせいで冷蔵庫にあった食材までもが底切れ寸前だぞ!!」
トリスタン「し、仕方ないじゃないですか;急に二人の色違いのカービィが私に話しかけて来たので」
ルート「食材の仕入れに行っているリップパパとママが帰って来た時に見られたら・・・」


話の内容からすると、どうやらトリスタンが二人を拾って連れ帰ってしまったらしい。その結果が今のような状態になっていると察したゼオ班は少しだけ話し合っていた。


エジソン「どうやらトリスタン君があの二人を拾っていたようだな・・・どうするのだ?」
ププル「とりあえず中に入ろう」


すると、ゼオ班がカランカランとアムールに入って来た!


メルト「あっ、アナタ達!」
マルス「ごめんね、あの二人は色違いのカービィだけど、キービィとチャービィは遊びに来た途端にうちから飛び出した子達なんだ」
リップ「何があったか説明してくれる?」


※事情説明中


チャラ王「なるほどな・・・どうりで、トリスタンがなんかカービィとは違う感触してるって言ったわけか・・・」
エレナ「アホトリはすでに女だと思って触ってたの?」
トリスタン「ち、違いますよ!私は本物かどうか「あれは女の子に触るぐらいの感じだったよ」リップ!?」


ゼオ班が来てくれたということでディルムッドはキービィとチャービィに話しかける。


ディルムッド「さぁ、二人とも帰りましょう。これ以上ここにいては「やだぁ〜!!!(コピー能力のレンジャーで撃つ」俺に来る気はしてたー!!」


なかなか帰る様子のないキービィとチャービィを見たゼオは何か手はないかと思案した。


ゼオ(確かにアムールのメニューは美味いが、それじゃないな。まるで満足していないかのように・・・)


すると、ゼオはある方法を思いついた!


ゼオ「リップ!今からショートケーキのホールを作れ!」
リップ「えっ!?い、今すぐに!」


その数十分後、ショートケーキのホールが出来上がった!


フィン「何をする気なんだ?」
ゼオ「まあ見てろ。ダークネスフレア!」


ゼオの魔法で煙が出て来て、それが消えたら・・・






ショートケーキのホールが超巨大となっていた!






リップ「めちゃくちゃ大きくなったー!!?」
ゼオ「どうせならこの方がいいなと。それによく見ろ」


ゼオが指したのは超巨大ショートケーキのホールを見て目をキラキラ輝かせているキービィとチャービィが!


キービィ「これならいけるー!」
チャービィ「いただきまーす!」


キービィとチャービィは超巨大ショートケーキのホールをコロコロと転がりながら食べ尽くしていた!


ププル「グ、グルメフェス!!?」


そうだよ、元ネタはカービィのグルメフェスなのだよ。
そしてその数分後・・・






キービィ&チャービィ「ご馳走様でしたー!」






超巨大ショートケーキのホールを食べまくったことで満足した二人をゼオが訊ねる。


ゼオ「どうだ、お前ら。満足したか?」
キービィ「うん!」
チャービィ「帰るー!」
カムラ「満足・・・!もしや二人が求めたのはこれだったんだ!」
ゼオ「そういうことだな。だから、あの時に二人が帰りたがらなかった」


ともあれ自分達のピンチを救ってくれたリップ達はゼオ班に感謝を伝えた。


リップ「ゼオ君達、ありがとう!おかげで食材が完全に底を付きなくて済んだよ〜!」
トリスタン「私からもなんと申し上げたらいいか・・・」
チャラ王「お前は謝罪もしろ!」
ゼオ「大したことはしてない」


すると、マルスはゼオがさっきから食べている何かに気付いた。


マルス「ゼオ。さっきから何食べてるんだい?」
ゼオ「ああ、あのショートケーキ。俺の分は取り分けてやった」
エジソン「そんなものいつのまに・・・えっ!!?まさかあのショートケーキを超巨大サイズにさせたのは・・・!!」
ププル「まあ、ゼオだしね・・・」


事態解決と自分の欲望を両者込みで動くゼオ君。

カービィだらけ(前編)(その4) ( No.514 )
日時: 2025/07/22 17:57
名前: 桜 (ID: 7gGQw8LV)

シャーディの捜索






一方、今回の騒動に巻き込まれていなかった人達はそれぞれ好きに行動しているのだが、その一部をご覧にいれよう。
最初にドラケロ防衛隊は自分達に頼んできたメタナイトと共にモンスターの巣窟となっていたある草原に出向き、目的の魔緒を狩れたことで帰還しているのだが・・・


キッド「おい!これ、めっちゃ重いじゃねーか!!」
ドラえもん「なんで魔緒を丸ごと持ち帰ってまで、ぼく達に持たせるわけ!!?」
メタナイト「仕方ないだろう。カービィへの食事の手土産だ」
風間「確かに魔緒の肉は調理によっては料理の材料にできるって聞いてるけど、もしかして吸い込ませる気なんですか?」
ギロロ「ふん。自分の恋路が目的なら本来は言語道断だが、あの強い魔緒と戦えたんだ、文句はない!(最前線で突っ込んでまで戦ったので全身に大怪我」
ドロロ「いや、ギロロ殿は一番無茶してるでござるよ;」


ギロロを手当てする王ドラは呆れながら話す。


王ドラ「全く。メタナイトさん、私達に対する貸しは後日返して下さいよ。私の親友達や仲間達、サーヴァント達にまでこれ以上危ないことさせたら困りますからね」
阿国「王ドラ様、私達にまでそんな守るようなこと・・・!」
為朝「別に構わないのだが」
天草「そうですよ。私達はこれでも仮初めの身体を持つ使い魔もとい死人なので」
王ドラ「それでも!あなた達は生きてるんでしょう」
天草(本当に・・・このマスターは「人」として接するかのように・・・)


すると、王ドラは何かを感じ取った。


王ドラ「・・・!」
マタドーラ「おい王ドラ、どうしたんだ?」


その直後、王ドラはタケコプターを駆使してまでその場から下降する!


ネネ「王ドラさん!?」


ドラえもんズの知恵袋は地面に降りたあとに周りを見渡す。それをしていたら、後ろから蹴りが飛んできた!


王ドラ「!」


王ドラはそれに気付いた上で振り向き、その蹴りを拳で受け止める!自分に蹴り技を繰り出そうとした人物の顔を見て少し驚いた。


王ドラ「カービィ・・・さん?なんか赤くなったような・・・」
レッド「お前だな?オレが感じ取った、強い奴の気配は」


その言葉を聞いた王ドラは次の瞬間、レッドに拳を構えた!
一方、19丁目にある図書館ではサンソンが図書館にある医学書を読もうと席に向かっていた。


サンソン(自分はこれでも死人なのだが・・・!)


すると、ムッシュ・ド・パリは水色のカービィことみずちーが本をたくさん読んでいるのを見かけた!


サンソン「カービィ?身体が水色になっていますが」
みずちー「あっ、こんにちは。やっぱり変ですか?」
サンソン「いや、変じゃないです。なぜ身体が水色になっているのかわかりませんが」
みずちー「あの、ボクはカービィの友達です」
サンソン「カービィの友達?あ、でも、エージェント様達ポップン組にも2Pカラーがいるから、その類なのかも」
みずちー「嫌ですか?」
サンソン「いや、嫌じゃない。ただ、身体が水色になったカービィがやけに難しそうな本を読んでいるから、気になっただけ」


すると、みずちーはサンソンが持っている医学書を見た。


みずちー「あなた、お医者さんですか?」
サンソン「正確には現代でいう兼任だがね。良ければ、キミも読んでみるかい?」
みずちー「はい!」


一方、カービィ、ノッブ、カッツ、シャドー、オレンジ、ピカチュウ、ルキナが連なるカービィ班は街中で気配を最も感じるというシャーディを探していた。


カービィ「シャーディ、どこに行っちゃったんだろー?」
オレンジ「どこかで攫われなければいいんだが。あいつ、男でも可愛い顔して狙われてるし」
ピカチュウ「なら、尚更見つけるべきだろ」


すると、とある音痴な歌声が聞こえた!


ノッブ「!!?この音痴な歌はなんじゃあ!!?」
カッツ「あっちの方みたいです!」


彼らが音痴な歌声がする方向に向かったら、そこはボカロ組が普段はレコーディングなどで使用しているスタジオであった!


シャドー「ボカロ組のスタジオ!?まさか!」


彼らが駆け出すと、そこには・・・!






シャーディ「ーーーーー!!ーーーーー!!(歌声自体はラブリーで可愛らしいが、音痴なせいか聞き取れない」
大半の全員「」






なんと、コピー能力のマイクとなったシャーディが歌っていましたOTL程度の差はあれ音痴なのはカービィと変わらないのね;
大半の全員が耳を塞ぐ中でルキナは周りを見渡す。


ルキナ「ミクさん達はどこに」
ミク「ココダヨー(隠れながら耳を塞いでる」
カービィ「!ミク!」


世界におけるボーカロイドの歌姫に手招きされたカービィ班は彼女に何があったか訊ねる。


オレンジ「何があった?」
ミク「あなたはオレンジ色のカービィ!?」
シャドー「ミク、これには事情があってね・・・」


※事情説明中


ミク「私が拾ったカービィはシャドー寄りのだったけど、そういうことだったんだね・・・いや、あのカービィが歌っているのは歌うように後押しした私が悪いんだけど」
カッツ「あんたが歌えと言ったのか!?」
ミク「ごめん〜;まさかカービィと同じ音痴だなんて思っていなかったよ;」


ともあれミクがシャーディを拾ったことと彼女が何も知らずに彼が歌えるように後押ししたのを知った後、ルキナは耳を塞ぎながら悩んでいた。


ルキナ「とはいえシャーディは見つかったので、あとはどうにか歌うのをやめさせる方法を思いつかないとまずいですね;」
ノッブ「そうじゃな。このままじゃ、わしも死ぬし・・・」


すると、カービィもコピー能力・マイクとなっていた。


ピカチュウ&ルキナ&ミク「あああああー!!?」
カービィ「ボクも歌ってくる!デュエットしたいんだ!」
ノッブ「そなたが歌うところを見たことないんじゃが」


すると、カービィの方も音痴から来る破壊力満点の歌声で歌い始めた!


カービィ「ーーーーーー!!ーーーーーー!!(音痴すぎて歌声が上手く聞こえてない」
ピカチュウ「おい!誰かやめさせろ!マジで死ぬぞ!」
ミク「ムリダヨー!!」


しかし、その音痴すぎる歌声をシャーディが聞いたことで歌を止めた!


シャーディ「カービィ?」
カービィ「シャーディ!みんな、心配してるから帰ろう」
シャーディ「わかった・・・」






シャーディ「だけど、その前にデュエットで歌おー!」
カービィ「うん!いいよ」
大半の全員Σ(Ⅲ°д°)






あ、死亡フラグ乱立してやがる。カービィとシャーディのW音痴な歌声で先程まではなんとか耐え切ったスタジオの設備が余計に破壊されていた!


ミク「どうしよう!?みんなが帰って来たら、MEIKO姉に怒られるー!!」
ルキナ「と、とにかく!今はなんとか二人を落ち着かせて」


しかし、このままではスタジオが無事ですまない。仮にそうなってしまったら、かなりの大目玉かつしばらくの間の謹慎処分となるだろう。
そうこうしていたら、耳栓をしながらコンロを使ってポップコーンを焼いているオレンジを見かけた。


カッツ「おい!ポップコーンなんか焼いてる場合か!」
ノッブ「む?待たれよ。これは・・・」


その数十秒後、オレンジはポップコーンを完成させた!


オレンジ「お前ら!おやつのポップコーンだ!マイクをテーブルに置いてから来い!」
カービィ&シャーディ「はーいv」


カービィとシャーディは元のすっぴんに戻った後にオレンジが焼いてくれたポップコーンを食べているのを見た大半の全員は安堵した。


ルキナ「歌声が止んだみたいでよかった・・・」
ピカチュウ「お前、やっぱりオカン枠じゃねーか」
オレンジ「違う!俺はお前らがあれで死なないように事態解決のための方法を思いついただけだ!断じてオカン枠じゃない!」


そういうところだよ、オレンジ


ミク「でも、みんなありがとう!これ、私からのお礼!ネギせんべいで悪かったけど」
カッツ「いや、確かに埼玉の和菓子だけど、なんでネギなんですか;」
ミク「えっ?ネギは食事にとって必要な食材の一つだよ?あと、私の大好物だし」


そういうところだよ、ミクちゃん






オレンジはカービィsのオカン枠でシャーディはあざと枠

カービィだらけ(前編)(その5) ( No.515 )
日時: 2025/07/22 17:59
名前: 桜 (ID: 7gGQw8LV)

パープルの捜索






一方、今回の騒動に巻き込まれていなかった人達の一部、キャメロット城ではガウェインがスマホを見ていた。


ガウェイン「クロスオーバーの世界ではケロロ組の日向夏美とか聖魔導組のリーリカとかSB69組のチュチュとかモアとかマシマヒメコとかの女性キャラがいるのですねぇ」
ランスロット「なぜ巨乳の少女キャラを一覧にあげているんだ;」
ガウェイン「男子として健全な反応ではありませんか」
ランスロット「ではホイップ嬢は?」
ガウェイン「彼女は特別です!(マジ」
ランスロット「下手したらロリコンと全く変わらないではないか;」


一見して見れば最強の円卓騎士の二人なのに、青春を謳歌する男子高校生みたいな会話をしてるぜこいつら;
ランスロットはため息を吐く。


ランスロット「我がマスターのプロキオンは全然心を開いてくれないし、メタナイト殿は果たし状を渡そうにも気付いたらいなくなるし・・・」
ガウェイン「(プロキオンの方は全然そんなことないと思いますが)まあメタナイト殿は最強の強さを持つ騎士ゆえ、無意味で退屈な戦いはしたくないのでしょうね」
ランスロット「グサッ;」
メリダ「ねぇー、ジュースをもらうよー」
ガウェイン「ええ、どうぞどうぞ。地下の調理場の冷蔵庫にあるから・・・」


その直後、ガウェインとランスロットはばっとメリダの方に向いた後に後ろに向き直しながら話す。


ガウェイン(あれ、メタナイト殿ですよね!?)
ランスロット(素顔でマントを脱いだ状態で行動しているだと!?)
メリダ「?」


一方、MIDICITYにあるアンダーノースザワでは眠りながら未だに飛び続けているしーをブルーが追いかけていた。


ブルー「しー!くそっ、あともうちょっとで届くというのに・・・」


その近くではどこ指のヤスとハッチンがいつもの調子で(ハッチンの方がかなり騒がしくしている感じで)話していた。


ハッチン「ヤスー!お前、さっきのミスはなんなんだよ!今度のライブの時にヘマしてどうすんだ!」
ヤス「流石に悪かったが・・・お前も人のこと言えねえじゃねーか」
ハッチン「俺はあとで直すからいいんだよ!あー、その時の双循のゲス顔を思い出すぜ!」






ハッチン「せっかく留守番してくれたパリスにも申し訳な「ドカッ」フォアァ!!?」
ヤス「!?」






すれ違いさまにハッチンの顔にしーが飛んできた!事情を知らないヤスはびっくりする。


ヤス「カービィか!?いや、なんか白いな・・・」
しー「zzz・・・」


わけのわからない様子のヤスがとりあえずしーを抱き抱えると・・・


ブルー「貴様ぁぁぁぁぁー!!!しーに何をしたぁぁぁぁぁー!!?」
ヤス「!?こっちは青いカービィか!!?」


色違いのカービィが二人いることに驚くヤスだが、ブルーには「ヤスがしーを乱暴している」と誤解された。


ヤス「なぜカービィが二人いる!?つか、お前もこいつもカービィ!?」
しー「貴様、しーに乱暴しようとしたくせにわけもわからない言い訳を!」
ヤス「いや乱暴する以前に困惑してるんだが!!?」


完全に話が噛み合っていない二人の言い合いにしーは寝ぼけ眼で起き出した。


しー「ブルー・・・」
ヤス「!」
ブルー「しー!その男に乱暴されたんだな?待ってろ、すぐに助け出して」






しー「うるさいです」
ブルー「」






しーに咎められたことでブルーは大ショックで倒れた・・・


ヤス(なんなんだ一体・・・;)
しー「八咫烏のミューモンの方、私を受け取ってくれたのですね」
ヤス「いや、正確には俺ではないんだが・・・とりあえずなんかあったら困るから、スタジオに来るか?倒れてる青いカービィも連れてな」
しー「はい・・・」


ヤスは倒れているハッチンとブルーを連れて、自分達がよく練習しているライブハウス「スタジオUNZ」に向かった。
一方、ルカリオ、ガオガエン、クルーク、クー・フーリン、メイヴ、ナーサリー、モードレッド(+彼女が連れているシルク)が連なるクルーク班ではポップンタウンの21丁目にいるであろうパープルを探していた。


クルーク「多分パープルはあそこにいるはずなんだけど・・・」
クー「つか、21丁目とかあるんだな」
ルカリオ「元はポップンのナンバリングが由来だと聞いている」
モードレッド「ポップンのシリーズの順か!?」


そうこうしていたら、向こうで何やら人だかりができていた。


メイヴ「人が集まってきてるわね」
ガオガエン「何かの見せ物か・・・ん?」


すると、クルーク班はそれを見物していたであろう烈と鈴花と氷海を見た!


烈「おー、クルーク達じゃねーか!」
クルーク「烈!何があったの?」
鈴花「あのね、向こうでヨーヨーの技をプロ並みにこなしてるカービィを見たの!そしたら、風雅が果たし状を突きつけて」


その言葉を聞いたクルークは人を思わず押しのけてまで前に来た!そこにいたのは・・・






パープル「サインド・アラウンド・スリーパー!」
風雅「バインド!」






なんと案の定、パープルと風雅がヨーヨー対決を繰り広げていました。これにクルークは一瞬だけ呆然。


パープル「やるなお前!こんな迎え撃つやつは初めて見たぜ!」
風雅「そっちもな。このつぎドカの風使いもといヨーヨー使いの俺に張り合えるなんてな・・・!」
クルーク「何やって・・・って、めちゃくちゃ盛り上がってるー!!」


一方、それを見たクーは烈達に伝える。


クー「おい若いの、悪いと思うんだがこのヨーヨー対決、やめさせてくれねえ?」
烈「えっ?そういや、さっきから見たことない奴も連れてると思ったんだが・・・」
モードレッド「オレ達はいわゆるサーヴァントだよ。わけはあとで話すが、実は紫色のカービィの奴は・・・」


※事情説明中


氷海「えっ、じゃあ、風雅と張り合ってるあの子はカービィとは違う、紫色のカービィ!?」
メイヴ「そうよ。みんなどこかに行っちゃったからそれぞれで急いで捜索してたの」
鈴花「そっか。それなら仕方ないな・・・風雅には悪いと思うけど、話してくるよ」
ルカリオ「そうか。協力を感謝する」


すると、クーが鈴花をじーっと見る。


鈴花「何?」
クー「なぁ、俺達どこかで会ってね「運命浄化!!」あっちぃ!!」
烈「俺の鈴花を口説くなんていい度胸だテメー!!」
メイヴ(なんだ。この可愛い顔した赤髪の少年は彼女持ちだったのね・・・)


烈が放った火の攻撃により尻を焼かれかけたクーをモードレッドが持ってきたバケツの水でそれを消火したあと、叛逆の騎士は半ば呆れた。


モードレッド「ったく。可愛い女を見つけるとすぐに口説くんだからな」
氷海「あら、あなた。ちょっと不良っぽいけど、遠回しに気遣うことは「ゴゴゴゴゴ!」


すると、突然の大きい地割れにより地面が二つに割れた!これにより他の外野が逃げるように去った。


ナーサリー「地割れかしら!怖いのだわ!」
ルカリオ「大丈夫だ。地割れはそこまでは割れて・・・」


ルカリオはあることに気付いた。自分達が割れた地面の向こうに鈴花がいることに。


ルカリオ「おい鈴花。まさかこの地割れって・・・」
鈴花「!!後ろ!」


ルカリオ達が後ろを見ると・・・






大牙(▼益▼###)キサマ、ワガラブリースイートナイモウトヲクドイテクレタナ・・・


大半の人達全員「」






一方、パープルと風雅も地割れに気付いたのか、ようやくヨーヨー対決を止めた。


パープル「なんだ?何があった?」
風雅「向こうの方だと思うけど・・・」
クルーク(まさか敵襲?)


クルークは居ても立っても居られずに現場に直行した!


クルーク「諸君!一体何が」
クー「助けてくれ!!俺が殺される!!」
クルーク「えー。何したのクー・・・」


すると、クルークは怒りの形相になっている大牙の顔を見た。


大牙(▼益▼#)
クルーク「ぎゃあ!!鈴花の兄ちゃんの大牙!!?」
モードレッド「兄ちゃん!?あいつ、人間か!!?」
烈「普通の人間だ。普通に拳で地面割れる大地使いでいたって普通の鈴花の兄ちゃんだよOTL」←鈴花の幼馴染兼彼氏なのでことあるごとに命を狙われている
モードレッド「普通ってなんなんだよ!!?つか、せめて何かが憑依もしてないのかよ!!?」


クーが鈴花を口説いてしまったことで鬼の形相で彼に詰め寄ったところをクルークが前に出る。


クルーク「あのっうちのバカがあなたの妹を口説いちゃって本当にごめんなさい!!だから、シスコン予備軍に代わってボクがお灸を据えてきますので!!」
クー「バカってなんだよ!!?」
大牙(▼益▼###)オマエガコイツノユウジンカ。ナラバフタリマトメテコロシテヤルゼ!!


大牙はクルークの襟首を掴んだ!


クルーク「うきゃー!!」
鈴花「お兄ちゃん!やめてー!!」
大牙(▼益▼###)マズハオメーカラダ・・・






大牙「ソノイチモツヲオニギリノヨウニツブ「ドッゴォーン!」マ゛ッヅ!!」






クルークが殴られる直前、何かが大牙の頭に直撃したため事なきを得た。それはヨーヨーであり、それを事故で投げてしまったのは・・・


パープル「あっ、飛ばしちった!」
風雅「よし、これで勝ちか・・・って、大牙さん!?何があったんだ!?」
ガオガエン「こっちはどえらい目に遭いそうだったのにヨーヨー対決を続けられていたのか・・・;」


それを見たパープルは満足そうにニカっと笑いながら言う。


パープル「じゃ、オレもお前らのところに帰ろうかな!こいつとのヨーヨー対決、楽しかったし!」
クルーク「そ、それはよかった・・・;(災い転じて福となしたか・・・;」
鈴花「みんな、うちのお兄ちゃんが本当にごめんなさい・・・」
モードレッド「いや、お前が謝らなくていいさ(やっべ・・・;オレのリュックの中にいるシルクが身体を震わせてまで怯えちまってる・・・;」


その後、大牙は頭に直撃により妹の鈴花や烈達の付き添いの元で薬子の実家である病院に緊急搬送された。






一方、スマブラ屋敷にいるまっちゃは相変わらず、まったりとお茶を飲んでいた。


まっちゃ「あ〜。みんな頑張ってるかな〜?」


そこにたまたまスマブラ屋敷に差し入れしに歩いていた以蔵を見かけた。


まっちゃ「あ。こんにちは〜」
以蔵「おん、カービィか・・・って、色が緑色になっちょる!!?なんじゃあ!!?」


事情を知らない以蔵はびっくりするが、まっちゃはそれを気にする素振りはない。


まっちゃ「あ〜、やっぱり抹茶が一番だなー」
以蔵(どういった事情か知らんが、こいつはカービィにしては可愛い方じゃな。いつものピンク色のカービィもすごい可愛いんじゃが・・・)


気付いたら、以蔵はまっちゃを抱っこした。


まっちゃ「な〜に〜?」
以蔵「・・・」


以蔵はその子を抱き変えたまま、帰路に着き始めた。って、これはかなり怪しいんだけど!?


以蔵「なぁ、おまん。抹茶の葉やったらわしらの住む寮に保管してあるぜよ」
まっちゃ「ホント?飲みたい〜」
以蔵(ほんな可愛く・・・!!)


クルーク達が帰って来た後にさらにパニックになるから連れ出さな・・・つか、スタスタと歩きながら行くなよ!!?
後編に続く!






後編どうなっちゃうの!?感想おk