二次創作小説(紙ほか)

カービィだらけ(後編)(その1) ( No.516 )
日時: 2025/07/29 17:14
名前: 桜 (ID: ncaxrNZI)

カービィメインのドタバタ劇、後編です!前回の前後編がシリアスだっただけに反動がすごい・・・;






「小ネタ」正室かつ愛妾(腐った表現注意)


第四部での事件を解決してから間もない頃、湖の騎士はスマブラ屋敷を訪ねる機会を得たが・・・


王ドラ「・・・;」
天草「こちらは私のマスターかつ正室の王ドラです」
トリスタン「その王ドラは私の愛妾なのです」
ランスロット「天草の正室!?その愛妾がトリスタン卿!!?意味がわからないんだが!?」


突然告げられたランスロットは唖然とするが、二人はお構いなしに王ドラに擦り寄りながらお互いに対してマウントを取る。


天草「王ドラは仮契約であるあなたと違って、私と正式に契約を決意してくれたのですよ?私ならば、頼りになると思ったんじゃないですか。生前の同僚かつ友人の前でそういうことを言うのは好かないですね。そのうち騎士王からも呆れられますよ?」
トリスタン「貴方は本来の目的のために王ドラ殿を利用していると見えますよ。そもそもこの方は貴方が簡単に手籠めにするほど軽すぎるとは思いませんが?ルーラーの役割を果たすといっても、多々ガバガバで秩序など関係ないほど無法じゃありませんか?」
王ドラ「あの・・・;変な取り合いをやめて下さい・・・;つか、私はどっちとも付き合わないし・・・;」






ランスロット「乱れすぎだから座に還らせて下さい!!!(泣きながら逃亡」
ルフレ&クロム「!!??」←たまたま通りすがった
王ドラ「待って誤解ですぅー!!!」






その後、王ドラがランスロットの前で二人といちゃついたという噂が流れた(なお、ランスロットの退去はガウェインやクルーク達に阻止された)






「前編のあらすじ」
突然巨大宇宙船がスマブラ屋敷に現れ、そこから降りて来た侵略者達により、あっという間にチェリーワールドの大半が征服された。その侵略者達はカービィと同じ顔を持つ者達であり、カービィを始めとした戦士達は侵略者達を倒すために時に運命に愚弄される、長い過酷な旅を・・・


モードレッド「怖いわボケ!!つか、こんなあらすじじゃねーよ!!?」


サーセン(テヘペロ)ということでバラバラに行ってしまったカービィsの大捜索、前編でキービィとチャービィ、シャーディ、パープルをようやく連れて帰れたので後編は残りのカービィ達の大捜索。
なのだが・・・






王ドラ「アチョー!!」
レッド「まだまだ!!」






どう考えても戦闘してるねこれ(ぇ)つか、まだ戦っていたのかよ!!?


王ドラ「ふーん。赤いカービィさんにしてはなかなかやるじゃありませんか」
レッド「それはお互い様だ!」


二人が拳を打ち合う一方、メタナイトやドラケロ防衛隊とその関係者達は急に地上に降りた王ドラを探していた。


タママ「王ドラさん、どこに行っちゃったんですぅ〜・・・;」
パーシヴァル「もし、彼が強大な敵でも出くわしたらと思うと・・・」
風間「あ、わかってるんですね;」


すると、向こうから茂みを鳴らしつつ疾走する影があった!王ドラだ!


マタドーラ「王ドラ!?」
王ドラ「すみません、今は口を出さないで下さい。必ず勝ちますので!」
ドラえもん「何があったの!?」
しんのすけ「もしかして、オタマがヒュ〜ンとした?」


すると、再度向こうから茂みが鳴らされた!


ドロロ「向こうから何かが・・・」
メタナイト「もしや、これが王ドラが追う者・・・!」


そう感じた彼らが見たのはハチマキを巻いた赤いカービィ・・・!


大半の全員「カービィィィィィィー!!!!????」
メタナイト「赤いカービィ・・・ということはレッドか・・・!」


同じカービィ組であることからメタナイトがレッドに気付いた一方、逃げたと思われた王ドラが木の枝を使って大車輪からの飛び蹴りをレッドにぶちかました!


レッド「っ!」
王ドラ「大車輪で思いついた技です!流石にあなたでもこれはかわせませんよ!」


それを見た人達は王ドラに向かって叫ぶ!


キッド「おい!何があったか知らんがもうやめろ!」
マサオ「またユーリさんやロムさんに怒られちゃうよ〜!!」
ボーちゃん「ボー!」
クルル「いいんじゃねェか?俺的には面白いんだが」
ギロロ「黙れクルル!!」


それを一瞬だけ見たレッドは王ドラに声をかける。


レッド「そろそろやめた方がいいんじゃねーか?」
王ドラ「放ってなさい。私はあなたに勝つまでです!」


一方、レッドを探していたゼオ班は最も魔力を感じるという森に来ていた。なぜかトリスタンもついて来ているのだが。


エジソン「なぜトリスタンまで来る!?」
トリスタン「しょうがないのです。私がアムールの食材に底を付きかけた責任として、貴方達のカービィsの捜索に付き合って来いとちー殿に命じられたので。ああ、私は悲しい・・・」
ププル「自分が悪いんでしょー?」


すると、とある音が向こうから聞こえた!


ゼオ「ん?あれは・・・」


ゼオ班がそこに向かうと、空を見ながら慌てた様子で叫んでいるメタナイトやドラケロ防衛隊と関係者達の姿があった!


ケロロ「あっ、これはこれは!」
ギロロ「つか、そっちにもカービィが二人いる!?」
キービィ&チャービィ「やっほー!」
ディルムッド「二人って・・・何かあったのですかな?」
ドラメッド「上を見てほしいのであーる!」
カムラ「上?」


一同が上を見ると、そこには戦い合っている王ドラとレッドの姿があった!


エレナ「レッド!?王ドラと戦ってるの!?」
マルス「つか、レッドが感じた強い奴って、王ドラのことだったんだね;」
ドラえもん「あの子、まさかキミ達が探している子!?ちょうどよかった、あの子を連れ帰ってよー!!」


ドラえもんの叫びを受けたゼオ班はたとえ命をかけてまでどうにか戦いを止めれないかと考え始めた。


ディルムッド「これは殺されずに止められる方法を考えねばなりませんね・・・;」
フィン「私の宝具でなんとかなりそうだと、それだと恨まれる気が・・・む?」


すると、トリスタンがいつの間にか忽然といなくなってることに気付いた。


キービィ「あのハープをガンガン鳴らしてる奴がいない!」
ププル「えっ?いつのまに帰っちゃったの?」


一方、ゼオ班が来ていることを知らない二人、レッドの方は少し息が上がり始めた。


王ドラ「どうしました?もう息が上がりかけてますよ。それでも戦いたいなら来なさい」
レッド「これぐらいのこと・・・まだまだ!」


レッドは王ドラに蹴り技をぶちかまそうと飛んできた!


王ドラ「いいでしょう!存分に来なさい!」






トリスタン「はい、王ドラ殿v(いつのまにか王ドラに飛びつく」
王ドラ「わっ!!?」
レッド「!?」






気付いたら自分の前に移動していたトリスタンを王ドラが驚き、レッドも突然の乱入にびっくりする。トリスタンはそんなことはお構いなしに王ドラにスキンシップを図ろうとする。


王ドラ「トリさん!!?なぜ私の後ろに!?つか、離しなさい!」
トリスタン「私は筋力Bなので力強いのです」
レッド(なんだ?こんな髪の長い糸目男・・・)


すると、目が全く笑っていない天草の黒鍵が飛んできた!


天草「〝セット〟!!」
トリスタン「回避付与してます」
王ドラ「あちゃっ;」
ボーちゃん「同じ内山さんボイスなのにこんなにキャラが違うとは」
ドラメッド「そこは関心しないでほしいであーる!!(ドラリーニョに目隠しする」
ドラリーニョ「あれー?見えないよー?」


一人放置されたレッドにゼオが目線を合わせながら話しかける。


ゼオ「なぁお前。確かに王ドラはめちゃくちゃ強いけど、色んな意味で訳あり状態なんでね。今日は勘弁してやってくれないか?」
レッド「た、確かに・・・こういった乱入されると、少し気が引けるな・・・」
エレナ「よかった、納得してくれたみたいね!」
ドラニコフ「ガウ・・・」
メタナイト「しかし、まさかレッドがいるということはカービィは今日友達が来るって・・・!!」


その直後、メタナイトはマントを翼に変えてまで飛び出した!


ルキナ「メタナイトさーん!!?」


ドロロの方も周りを見渡していた。


ドロロ「そういえば、隊長殿もいなくなってるでござる!」
キッド「うちのマタドーラやしんのすけもだ」


すると、後ろからリンゴーン!とベルの音が鳴った!


エジソン「なんだこのベルの音は?」
タママ「まさか・・・;」


大半の全員がその後ろを振り返る、と・・・


BGM:ラゾト






マタドーラ&しんのすけ&ケロロ「まだ見れていない新入り達に裸族技の洗礼じゃあああああー!(鈴々尻ブリッジで爆走中」


リンゴーン!リンゴンリンゴーン!


キッド&王ドラ&ギロロ「新人達に変なもん見せてんじゃねぇぇぇぇぇー!!!!」






その後、裸族技を披露した三人は生き埋め&各キャラのR-18イラストが描かれた痛褌でさえもボロボロにされた状態で発見されたそうな(ぇ)






後編!初っ端から吹っ飛んでるw

カービィだらけ(後編)(その2) ( No.517 )
日時: 2025/07/29 17:16
名前: 桜 (ID: ncaxrNZI)

間のネタにあの男が・・・






あーあー、これを読んでるおまんら、聞いちょるか?わしは快刀乱麻直属のアサシンもとい護衛のサーヴァントの、あの幕末の四大人斬りの一人の剣の天才・岡田以蔵じゃ。
わしを笑う奴は誰であろうと斬ってきたわしでも、斬る以外にやらかすことはあるぜよ。まあ一見女遊びはするかと思われちょるが・・・


まっちゃ「お茶、おかわりないー?」


緑のカービィをわしらの住む寮の部屋へ、誘拐したがじゃ(ぇ)


以蔵「はいはい、今出すぜよ(あー、可愛い」


一方、カービィ班はポップンタウンの19丁目にいるであろうみずちーを探しに図書館まで向かったが、そこにもいなかったことで捜索に困難していた。


シャドー「みずちー、どこに行っちゃったんだろ?」
オレンジ「迷子になってないといいんだが・・・」


そんな彼らにある人物が声をかけてきた。いつものように口だけが消えていない青き透明人間だ。


スマイル「どうやらお困りのようだネ〜」
ピカチュウ「わっ、スマイル!?」
カッツ「こっちは今大変なのに急に驚かすなよ!」
スマイル「ヒッヒッヒッ・・・」
ノッブ「貴様が水色の身体をしたカービィならば、みずちーだとわかるんじゃがな・・・」


その言葉を聞いたスマイルはピンときた。


スマイル「そういえば、その水色のカービィらしき子がサンソン君と一緒にいるのを見かけたんだケド?」
カービィ「本当!?」
スマイル「確かサンソン君のマスターのエージェント君達の住む屋敷に向かったような気がするけどネ。エージェント君はスパイの任務中だし、知らないんじゃないカナ?」
ピカチュウ「ああ、あのとある極道の抗争に巻き込まれたりもする潜入任務か・・・;」
シャーディ「これからみずちーに会いに行くの?」
カービィ「うん。スマイル、そこに案内して!」


カービィ班は一緒に同行してくれたスマイルの案内の下でエージェント達の住む屋敷に着いた!


ルキナ「着きましたが、せめてものインターホン鳴らしますか」


ルキナがインターホンを押すと、傷だらけのエージェントが出てきた!


エージェント「まだ追ってきて、って、お前ら!こんな時間に何の用が」
カービィ「水色のカービィ、サンソン君がここに連れ出してるって聞いたけど」


その言葉を聞いたエージェントはピンときた!


エージェント「ああ、水色のカービィか!今サンソンと書斎室で本を読み漁った末に寝てるぜ」


エージェントに案内されると、書斎室で本に囲まれながらスヤスヤと寝てる二人を見た。


ルキナ「みずちー、可愛い寝顔ですー!」
カッツ「何だ・・・いつもすました顔してるのに寝顔は可愛げあるんじゃないか」


カービィはエージェントに訊ねる。


カービィ「みずちーを連れ帰っても大丈夫?」
エージェント「ああ。サンソンには俺から伝えとくよ」
ピカチュウ「よし。そうと決まれば、こいつを抱き抱えて」


すると、何らかの本がエージェントの頭に飛びながらぶつけてきた!


エージェント「いでっ!何なんだ、一体;」


しかし、彼の後ろには誰もいなかった。これに他のキャラ達もおかしいと思い始めた。


カービィ「ねぇ、なんで誰もいないの?」


そんなことを考えてるうちに幾多の本が飛び始めた!パタパタと飛ぶ姿に大半の全員はびっくりする!


シャーディ「本が飛んでるー!」
オレンジ「本は飛ぶものかよ!?つか、俺達をじっと見てるんだが・・・」


すると、本から魔力球が浮かび、それを使って攻撃し始めた!


ピカチュウ「うわぁー!!攻撃してやがる!」
ノッブ「これは・・・!元はただの本達がエネミーのスペルブック化しておるのじゃな!」
エージェント「なんでそんなモンスター化に」


エージェントはふとフラスコを持っているスマイルを見かけた!


エージェント「スマイル。聞くが、お前は何をしたんだ?」
スマイル「ちょっと面白くしようと思って、フラスコに入ってた薬を」
エージェント「面白くさせようとしてんじゃねーよ!!」


原因がわかったタイミングで別のドアのノックが鳴った!


アリシア「エージェント。フルシュがそろそろ今日の夕食ができるって」
エージェント「アリシア!悪いが、俺はちょっと手が離せないことがあるってフルシュに行ってくれないか!?」
アリシア「わ、わかったわよ(一緒に食べたかったのに・・・」


別の危険を未然に防げたのはいいが、スペルブック化した本達はますますヒートアップしていた!


ピカチュウ「おい!もう凶暴化しかけてる!!」
エージェント「かと言ってこのまま全部倒したら、本を燃やしたってことになる!助けてくれー!!」


マスターのエージェントの言葉を聞いたサンソンはようやく目をそっと開いた!


サンソン「ん?」


スペルブック化したエネミーを見たサンソンはすぐさま自分の剣で斬りだした!


サンソン「峰打ち程度ならば、壊れないだろう」
カービィ「サンソン君、本当に本を壊さないでくれてる!すごい!」
エージェント(サンソン、俺の叫びで起きてくれたのか・・・!(ジーン)


全てのスペルブックが倒され、本達が元に戻った!


サンソン「あれ、カービィ?しかも水色のカービィとは違う色の」
カービィ「サンソン君、聞いて欲しいの!あのね・・・」


サンソンはカービィ班から事情を聞いた。


サンソン「じゃあ、彼は水色のカービィなんですね?」
シャドー「うん。彼を返して欲しいの」
サンソン「いいですよ。僕も彼と本を読んで楽しかったし」
ピカチュウ(本当に本読んでたのかよ!?)


その後、エージェントとサンソンは無事に夕食を食べれました(エージェントはアリシアにウサギリボンで殴られたが)






みずちー回収〜

カービィだらけ(後編)(その3) ( No.518 )
日時: 2025/07/29 17:19
名前: 桜 (ID: ncaxrNZI)

ブルー&しー、メリダを回収せよ!






一方、可愛かったことからまっちゃを連れ去ってしまった以蔵は彼をスマブラ屋敷に帰すべきか悶々と悩んでいた。


以蔵(ああ、わしに心を開いてくれたんじゃが誘拐したことには変わりちょらんし、やっぱり壬生浪の奴らにバレる前に返さんとあかんなぁ)
まっちゃん「一緒にお茶を飲む?(愛らしい笑顔」
以蔵(じゃが、可愛い)


一方、サウンドワールドのMIDICITYの街の一つ、アンダーノースにある「スタジオU&Z」ではヤスが連れてきたブルーとしーをましゅましゅとジャックとパリスが愛でながら可愛がっていた。


ほわん「ほわぁ、かわいい〜!すやすやと寝てるー!(しーを抱っこしている」
ブルー「おい、しーを乱暴に扱うな・・・こら離せー!!」
ジャック「あなたはこっちに抱っこー。ついでだからかいたいしていい?」
デルミン「解体しませんよ」
ヒメコ「しーを抱っこしてるほわん、記念に撮れた!(スマホで写メ」
ルフユ「なんか目的違くない?」
パリス「ほわんさん、その白いカービィを抱っこのは次は僕にです!」
アポロン【パリスちゃん!?目の前にこんなプリティキュートな羊がいるのに!】
ハッチン「お前をプリティキュートな羊だと思わねーよ(^ω^#)」


一部には目的がなんか違うだろうが、少なくともしーとブルーを快く受け入れてるようだ。
それを見たスタジオU&Zの管理人も務めるマスターがヤスに訊ねる。


マスター「んで、この子らはどうするんだね?」
ヤス「・・・セッションが終わったら、ちゃんと元の場所に返すつもりだ」
マスター「確かに。カービィちゃんがこのことを知らないはずがないんだけどね」


すると、ドアを開ける音が聞こえた。ヤスやハッチンと同じくセッションに来た双循だ。


双循「・・・」
ハッチン「げっ双循!!?」
ヤス「ジョウなら通院が終わった後、すぐに来るって・・・」


双循はそれすらも構わずに向こうに歩き出す。彼の行先はほわんが抱えている・・・


ほわん「ほわ?双循さん、どうしたの?」






双循「この白いカービィはわしが預かっておく!」
しー「zzzz(まだ寝てる」
ハッチン「ファーッ!!?」






双循がしーを連れながらスタジオU&Zを出て行ってしまった!そういや、可愛いもの好きでしたねあなた(桜設定)


ブルー「しーーーーー!!!」
ヤス「あの金髪、堂々の誘拐しやがった!!」


その直後にすれ違い様に思わぬ来客が飛んできた!クルーク班だ。


クルーク「みんな!ここに青と白のカービィがいるって聞いて・・・あ、ブルー!」
モードレッド「白いのいないんだが、どうした?」
ヤス「お、お前ら!あの白いのは双循が連れ去ったんだ!」
クー「なんだってぇ!!?」


しーを双循が連れ去ったと知ったことでルカリオはその波動を感知する。


ルカリオ「波動を感じる・・・まだ遠くには行っていないようだな」
ガオガエン「ということは急いで追いかけられるぞこれ!」
メイヴ「奴を追うわよ!」


クルーク班とブルーとヤスとハッチンはしーを攫った双循をルカリオが感じた波動に辿りながら追いかけていた。


クルーク「ヤッさん、ハチ、協力をありがとう」
ヤス「いや、元は俺がスタジオに連れ出したようなもんだし」
ハッチン「俺は足が速いんでな!すぐに見つけてやるぜ!」
ナーサリー「暑くて少しへとへとだわ〜・・・;」


すると、ルカリオが波動を感じ取った!


ルカリオ「波動が近くに・・・あそこだ!」
パープル「前から思ってたけど、便利だなそれ」


波動でようやくたどり着いたのは双循の家でもある神社だ!


シルク「神社?」
ヤス「ああ、あいつは神社の息子なんだ。なぜかブラックカードを持ってやがるし」
ガオガエン「高校生でブラックカード!!?」


そうこうしていたら、ブルーが一人神社の境内に走り出した!


クルーク「あっ!?ちょっと!」


一方、彼らが来たことを知らない双循はとある楽しみを頭に浮かびながら、しーを抱えてドアを開けようとしていた。


双循「この白いのにめんこい服を着せるとしようかのう。ナージャにも挨拶させて」


次の瞬間、ドアを開ける直前にブルーの蹴りが飛んできた!双循はそれを咄嗟に回避する。


双循「っなんじゃおどれは?」
ブルー「しーを返せ!どうせ手荒なことをするつもりなんだろう!」
双循「そんなこと考えておらん・・・多分」
ブルー「多分って!!?」
双循「なら、わしに勝つとええ。わしの策に嵌めなければ、な?」
ブルー「挑発か!いや・・・それなら貴様をボコボコにできる機会だし、いい提案だな」


双循がしーを優しく木の下に置かせた後、ブルーが蹴りを繰り出した!双循はそれに自分の学生カバンを抱える背中を見せたが、あまり効かなかった。


ブルー「固い・・・何入れた?」
双循「鉄板じゃ」
ブルー「鉄板なんか入れるなぁぁぁぁぁー!!!」


一方、同じく神社の境内に入ったクルークはブルーの叫びと攻撃音を耳にした!


クルーク「!?もしかしてあっちかも!」
クー「あっ、クルーク!?」
ハッチン「待てよ俺も行く!」


三人がそこに向かうと、そこにはステゴロ真っ最中の二人を見た!


クルーク「ブルー!双循!」
クー「おいステゴロ始まりやがってる!本当なら続けて欲しいが、すぐに止めに行くぞ!」


クルークとクーは二人の間に割って入り、クルークはやめるように双循に叫んだ!


クルーク「双循、やめなよ!流石に大人気なさすぎだ!」
双循「ほう、クルークか・・・」
クルーク「ブルー、キミもだよ!挑発を受けたか知らないけど、こんな外道からのなんか・・・!」


ブルーは半ば呆れ気味にクルークに訊ねてきた。


ブルー「おいメガネ。貴様は俺に説教する気か?俺はしーを攫われただけでなく、そのしーに好き放題しようとしたそこのバカな金髪を懲らしめようとしたまでだ。ここは俺が奴を倒す・・・だから、邪魔をするなぁ!」
クー「クルーク!」


クーがゲイボルクでブルーの蹴り技を受け止め、クルークは心の中で呟く。


クルーク(ブルーも十分バカだというのに・・・!この分からず屋・・・)


すると、双循がクルークとクーを二人抱え出した!


クルーク&クー「!!?」
双循「おい。ならば、こうするとええ。おどれの気晴らしとして二人を蹴り飛ばすが賢明じゃ。わしが抱えてやるから」
ブルー「!そうか、それがいいな(ただし、蹴り飛ばすのは二人ではなく貴様だこの外道金髪!」


一方、それを見たハッチンはこのままじゃヤバいと思っていい方法がないかと探っていた。


ハッチン(このままじゃあのクソ外道がやられちまう!なんか止めれる方法は・・・ファッ?)


一方でブルーの考えを見抜いていたクルークは双循に説得するように叫ぶ!


クルーク「双循、降ろせ!このままじゃ・・・!」
双循「大丈夫じゃ。もしおどれらが傷付いたら手当てくらいはしてやろう」
クー「そうじゃねぇんだよテメーは!!」


その隙にハッチンはしーの前に姿を現した!


ハッチン「(一か八かだが、やるしかねーだろ!)おい起きろねぼすけ!オメーのせいであほんだら二人が暴れてんだぞ!」
しー「私のせいで・・・?」


しーはそれをじっと見る中、双循は挑発した。


双循「おー、渾身の一撃の蹴り技を繰り出そうとするとは本気じゃのう」
クルーク「双循!!」
ブルー(ああ、本気だ。貴様はここで終わりだからな!)


ブルーが渾身の一撃である蹴り技を繰り出そうとした瞬間・・・


しー「やめなさい二人とも・・・」
ブルー「!しー・・・!?」
双循「なんじゃ?」


しーの言葉で二人の動きが止まり、しーは注意する。


しー「二人とも、人に迷惑をかけてはいけません。人に迷惑をかける人、私・・・」






しー「嫌いです」
ブルー「」






しーからの「嫌いです」の言葉がエコーのように響いたブルーはショックで涙ながらに倒れた!


ハッチン「あーあー、屍になってやがる・・・;」
双循「わしは迷惑かけておらん。ただわしに対する挑戦権を奴に与えただけで」


すると、双循の頭にクーからの拳骨が飛んできた!


クー「迷惑かけたんだろうが!ったく、ここが街中だったらどうなってたんだ!?」
双循「このわしに拳骨とは・・・;」


二人の喧嘩を止めたしーは少し悲しそうにクルークに謝った。


しー「メガネのあなた、ごめんなさい・・・せっかく誘ってくれたカービィにも悪いと思っているのに巻き込んでしまって・・・」
クルーク「ううん、いいよ。それよりも・・・」


クルークはハッチンを見つめながら言う。


クルーク「ハチ、ありがとう。わざわざしーに伝えてくれて・・・」
ハッチン「いや、俺はそれだけだ!あの二人を止めようとしたお前らと比べるとな・・・」


クルークは笑顔でハッチンを褒めながらその背中をポンと叩いた!


クルーク「いや、ボク達ではあの二人を止めれなかったんだ!ハチはよくやったよ」
ハッチン「ファッ・・・!」


自分の好きな人であるクルークに褒められたハッチンは顔を真っ赤にしながら向こうに歩き出す!


ハッチン「かっ、勘違いすんじゃねーぞ!とにかく、俺の方はパリスもスタジオで待ってるから、今はその二人を連れてみんなに合流しろよ!」


ハッチンの背中を見たしーは小声で呟く。


しー「・・・あなたのお友達、面白い方ですね」
クルーク「そうだろ?普段から騒がしいけど、いい奴なんだ」
クー(あの態度は別の意味も含まれてんだが・・・)


一方、キャメロット城の方ではランスロットが自分の目の前にメタナイトカラーのカービィであるメリダに戸惑っていた。


ランスロット「メ、メタナイト殿・・・これは一体・・・」
メリダ「ランスロット殿ぉ・・・(めっちゃ色気のある声」
ランスロット「っ!!そ、その声と瞳は反則だ!いくら猛暑でマントと手袋まで脱いでしまうのはわかるが、私を翻弄して楽しいか!?」
メリダ「めっちゃ楽しい」
ランスロット「あ、ダメだ。メタナイト殿が魔性の女に見える騙されてしまう」


それを見たガウェインは半ば呆れながらランスロットに言う。


ガウェイン「貴方も相当ですね。最近はメタナイト殿に果たし状をようやく突きつけましたか?」
ランスロット「いや、突きつけていない・・・朝から鍛錬に向かうメタナイト殿を観察したりしているのだが・・・」
ガウェイン「そういうところなのですよ・・・」


すると、メリダがタンスの中を開けようとしてその勢いで倒れかけた!


メリダ「あっ」
ランスロット「!!」


ランスロットがその直前に身を挺してメリダを助けた!タンスは中身まで割れてしまったが。


ランスロット「大丈夫か!?」
メリダ「うん!」
ガウェイン「タンスは壊れてしまいましたが、貴方のはその最優の騎士らしさを日頃から現せればよかったよかったのでは・・・」


※50秒後


ガウェイン「」←ランスロットに両頬を殴られた
ランスロット「ガウェイン、タンスは我が王が帰ってくる前に処理するやってくれ」


ランスロットはメリダを自室に連れ出した後に万一のこともあるのでメリダの足にあるかすり程度の傷を診た。


ランスロット「怪我はないか?」
メリダ「平気だよこのぐらい!」
ランスロット「ダメだせめてもの足を手当てさせて欲しい・・・!」


ランスロットは救急箱を使ってメリダの足を手当てした。


ランスロット(そういえば、こんな風に寄り添えるなんて久々だな。あの子達にも、これと同じようなことができればよかったんだが・・・)
メリダ「ねえ、包帯を巻きすぎだよー」
ランスロット「とぅわっ、すまない!」


ようやくメリダの足の手当てが終わった後、メリダはニカっと笑顔を浮かんだ!


メリダ「ありがと、騎士様!」
ランスロット(メタナイト殿が・・・笑っている!?そうか、幼い頃もそんな感じだったのか。それが戦場に飛び込む、圧倒的に実力がある凄腕の仮面剣士に成長して・・・)
メリダ「騎士様?」


すると、ランスロットは自室の棚からレストラン店のパンフレットを取り出した!


ランスロット「メタナイト殿、貴卿が良ければ今日は夕食を買いに行かないか?おすすめのパンフレットがあるし、デザートにスイーツとかある」
メリダ「えっ、いいの!?」
ランスロット「ああ。せっかくの機会だから、貴卿と交流を図りたいのでな・・・」


ランスロットは微笑んでいるが、その後ろの窓の外で・・・






メタナイト(▼益▼####)






飛びながら自分達を見る物体に気付かなかった。






ガウェイン「全くあれほど殴るとは。あ、我が王用の皿が割れている!今すぐ買いに行かなくては!」


ガウェインは騎士王用の皿を買いに行くために走り出すが、その最中にゼオ班に出会した!


ゼオ「あっ、ガウェイン。お使いか?」
ガウェイン「貴方達もですか?あいにくこちらは急いでいるので・・・」
マルス「あっ、その前に。ここにメタナイトカラーのカービィらしき子を見なかったかな?」
ガウェイン「メタナイトカラーのカービィ?我がキャメロット城にそれらしきはいるのですが・・・」


すると、キャメロット城の方から怒鳴り声と破壊音とランスロットの「違うんだ!!この子は暑さのあまり、マントと手袋を脱いで仮面まで外した貴卿だとどぅわぁぁぁぁぁー!!!」の絶叫が・・・;


ププル「あ、遅かった・・・;」
ガウェイン「あー、なるほど、そういうわけでしたか・・・;」←察した


この後、ガチギレしたメタナイトは事態を知ったルカリオと王ドラによって鎮められました。ちなみにランスロットは生きた肉塊に(ぇ)






ランスロットは今回悪くないのにOTL

カービィだらけ(後編)(その4) ( No.519 )
日時: 2025/07/29 17:21
名前: 桜 (ID: ncaxrNZI)

そして事態が・・・






それぞれのところに行ってしまっていたカービィsを全員保護した一同はまっちゃが待っているであろうスマブラ屋敷に足を進めた。


クー「ガウェインに紛らわしいことをするなと怒られちまったな・・・;」
クルーク「まっちゃ、今頃お茶飲みながらのほほんとしてるだろうね」
メイヴ「想像できちゃうわねそれ」


ようやくスマブラ屋敷に戻れた後になぜかまっちゃの姿がなかった。


エレナ「あら?まっちゃはー?」
エジソン「しーみたいに風に飛ばされたのか?いや、お茶を飲んでいるから近くに飛ばされているかもしれないな」


しかし、全員が探したらまっちゃの姿がスマブラ屋敷中になかった。


ルカリオ「彼からの波動を微塵も感じていない・・・ということは・・・;」
ルキナ「ゆ、誘拐ーーーーー!!?」


ルキナが思わず泣き出してしまい、非常事態を知ったマルスは彼女を宥めながら慌てた!


マルス「お,落ち着いて!?とにかくまっちゃがどこにいるか探そう!」
ガオガエン「あ、それなら誰かがまっちゃを連れてくるかもな?」
ルキナ「それなら、その方に私の最後の切り札をお見舞いすることにします(わなわな」
モードレッド「気持ちは分かるなぁ。なら、オレはそいつ相手に不貞隠しの兜のスキルを使うか(シルクを撫でる」
シルク「?」
ノッブ「貴様らの怒りでこのスマブラ屋敷がぶっ飛ぶよね!?」


一同が慌てている様子をこっそりと見ていた以蔵はまっちゃを抱えながら悩んだ。


以蔵「やっぱり帰すと決めたんじゃが、流石にモー公にスキル使われちょったらちくっと困るのう。いっそわしが見つけたフリして返せば、丸く収まる・・・」
まっちゃ「どうしたの?」
以蔵(じゃが、まっことかわえい!)


以蔵はまっちゃを帰すことに揺らぎを見せる最中に後ろから・・・






龍馬「いやいや。以蔵さんの方が可愛いよ」
以蔵「んなぁっ!!?」






後ろから現れた龍馬を見た以蔵は顔を赤くしながら慌てる。


以蔵「龍馬!っちゅーか、おまん見たな!?誰かに言ったら殺す!死に晒せぇ!」
お竜さん「うるさいぞ誘拐クソ雑魚ナメクジ(怒」
龍馬「まあまあ、二人とも。だけど、その前に僕の提案に乗ってみる気はないかい?」
以蔵「なんじゃぁ?」


その数分後、まっちゃが一同の元に帰ってきた!


カービィ「まっちゃ!まっちゃが戻って来たぁー!」






今のまっちゃの姿:可愛いヘビの被り物を頭に被った姿






ルキナ「よかったです!」
オレンジ「全く心配させやがって・・・」
カッツ「・・・いいのか?あれで・・・;」
フィン「いいのではないか?本人達が良ければ、だがね」


ちなみに自分の身体の一部を材料にそのヘビの被り物を作ったお竜さんは鼻を鳴らした。


お竜さん「どうだリョーマー!お竜さんが作ったヘビの被り物は可愛いだろう!イゾーもしっかり見ろー!」
龍馬「うん、確かに可愛いねぇ」
以蔵「お竜、わしにとってはちくと癪じゃが、よくやったぜよ!」


でも、目撃者(龍馬)はこの後、始末剣された(ぇ)






カービィsが全員合流した後の夕方、クルークは身体を伸ばしながら呟く。


クルーク「あと少しでみんな帰っちゃうのかー」
ルカリオ「アクシデントはあったが、騒がしい日はあっという間に過ぎるものだな・・・」


あんなドタバタがあっても、やはり寂しさの残るクルーク達にカービィが駆け出して来た!


カービィ「あっ、みんなー!」
モードレッド「姫?どうした?」
カービィ「カービィsは今日からしばらくはスマブラ屋敷に住むって言ってなかった。ごめんね」
ガオガエン「は?」


カービィからの言葉で大半の全員が硬直する。一緒に住むって・・・?


カービィ「みんな、思ったよりもここを気に入ってくれてるし、まだ会ってない人達もいるだろうから。ってことで!短い間だろうけど、みんなと仲良くしててね!」


カービィから告げられた言葉で大半の全員は一瞬だけ沈黙したが・・・






大半の全員「はぁぁぁぁぁー!!?」
マルス「また騒がしいのが増えたね・・・;」


おわりの星






「後書き」
カービィsに関することですが、実はそのキャラ設定の一部には様々なものから来ています。あとはそこから少し変えたり。
メリダとシャーディのはそのヴィジュアル的にも気に入っているのでカービィsの中に取り入れました。要は某仮面剣士の地雷案件ものだな!(輪切りにされる)
リアルでは夏は暑いですね(震え声)そろそろ2025夏のお話を書いた方がいいのかも・・・?






せめてもの癒しになれれば。感想おk