二次創作小説(紙ほか)

虹の島々での小話集(その1) ( No.537 )
日時: 2025/08/29 17:04
名前: 桜 (ID: mlAvlERx)

2025夏の前後編における小ネタ集。探索の間に起こった幕間やNGシーンなど。






「小話」興味ある


ガウェイン「なんですって!?クロスが水着!?」
桜「元は嫌がってたけど、自分の大切な主人のツーストのために着てるんじゃないかしら?今も恥ずかしがってるようだけど」
ガウェイン(私に対しても絶対に肌を見せなかったクロスがここまで変化するとは・・・ただでさえ今のコスチュームからしても成長してるなと思いましたが・・・み、見たい・・・)


すると、ガウェインの肩がポンと叩かれ・・・






フィンΣd(^ω^)←手にはスマホ
ガウェイン「!」






ということでフィンにクロスの水着姿を撮ったのを送ってもらった(これが回帰編に繋がる)


「小話2」リンゴ狩り(ワド太郎との出会い前)


パーシヴァル「テントは立てれたが、初日の夕飯はどうするのですか?」
タママ「お菓子はイヤですか?」
メタナイト「それはよ・・・いやいや、それはダメだろう;」←隠れ甘党
カービィ「えー?」






カービィ「じゃあ、ウィスピーを倒してリンゴをたくさん取る?」
パーシヴァル「なぜ倒す前提なのですか?」






メタナイト「良いなそれ。ついでだからわざと斬って、たくさんのリンゴを落としてもらうか」
パーシヴァル「カービィ組はファンシーな風体に反してある種のバトルジャンキーなのですか!?」


環境破壊は気持ちいいZOY(アニメ版のデデデ大王の迷言)


「小話3」エレナの夏休みの日記の一つ(NGシーン)


ワド太郎「わにゃ〜♪(スイカを食べてる」
エレナ「ワド太郎、どんどん食べてね!(可愛いなぁ・・・」


その日、記されたエレナの夏休みの日記にはただひたすらにワド太郎の文字だけ並べられたものが(ぇ)


メタナイト「再提出!!(怒」


「小話4」叛逆騎士からの夜咄(ビッグフォレストから帰還後の話)


その日の夜、なんだか眠れなかったタママは焚火の周りに座ってミルクを飲んでいた・・・


モードレッド「おー、タママ。眠れねーか?」
タママ「あ、モー公」
モードレッド「さては明日もワクワクしすぎて目が冴えたか」


モードレッドの言葉にタママは首を横に振りながら言う。


タママ「そんなんじゃないぞ。ただ眠れなかっただけだ」
モードレッド「そうかよ。それなら・・・よし」


モードレッドはニカっと笑顔になりながら言う。


モードレッド「オレが何か話すぜ!たとえば、今日はお前らがビッグフォレストに行っている間の話とか」
タママ「何かあったのか?」
モードレッド「実はな・・・」


時はタママ達がビッグフォレストに探索に行っている間に遡る・・・


ツースト「あいつらはちゃんと探索しに行ってるかー?」


ツーストがゼオ達がちゃんと探索しているか心配しているのをよそにモードレッドは言う。


モードレッド「別に大丈夫じゃねーか?少なくとも何もない方がおかしいと思うぜ」
ツースト「うぐっ;」


すると、誰かがテントに声をかけている人物の姿があった!よく聞いたら、彼らが聞き慣れた声だ。


クルーク「やっほー!頑張ってるかい?」
モードレッド「あ、クルーク!遊びに来たのか?」
クルーク「うん、アミティ達やクー達と一緒に。メイヴは何かの城を見つけたとか言って、どこかに行っちゃったけど」
モードレッド「ふーん。まあいいけど」


これがアイスバーグの探索に繋がることはまだ誰も知る由もない。
ツーストはテントから顔を出しながら言う。


ツースト「まさかこんな時まで、俺を煽りに来たのか?」
クルーク「それもあるんだけど、ついでだからゼオとププル達にも会いに行こうと思って。どこにいるんだい?」
モードレッド「ゼオ達なら探索に向かってるぜ」
クルーク「えっ;まあいいけど(今この場にいないパーシヴァルがゼオ達の元にいるなら安心できるんだけどさ・・・」


すると、クーがアロハシャツ(ホロウアタラクシアの)を着てる姿でひょこっと顔を出した!


クー「おー、モー公も一緒じゃねーか!ちょうどいいから、バトルしてくんねー?」
クルーク「こらっ;」


その言葉を聞いたモードレッドはプリドゥエンを持ちながらテントから出てきた!


モードレッド「いいぜ。間違っても死ぬんじゃねーぞ?」
ツースト「モーさん!」
モードレッド「大丈夫だ、すぐに帰ってやるから」


※1分後


クーだったもの「」
クルーク「クー・フーリンが死んだ;」
ツースト「この人でなし!」


封殺で勝ったモードレッドは鼻を鳴らしながら言う。


モードレッド「ふん。腐っても騎士王の血を受け継ぐオレに何らかの状態異常でも与えない限り、勝てるわけね「だったら、勝たせてもらいます!」


モードレッドの前に現れたのはスマブラ屋敷に常駐するサーヴァントの一人のブラダマンテだった!


モードレッド「お前はアストルフォのところの従兄弟じゃねーか」
ブラダマンテ「叛逆したとはいえ、憧れの円卓の騎士様の一人と戦えると聞いて」
クルーク「なんかバトロワするみたいなことになってない?」


とはいいモードレッドはプリドゥエンを構えた!


モードレッド「今のオレはサーファーなんだが、それでも構わないか?」
ブラダマンテ「ええ!ぜひ手合わせして下さい!モードレッド様!」


モードレッドはサーフィンで高波を出現させ、そこにブラダマンテが盾でそれに突っ込ませる形で割らせた!


クルーク「山ん中で出した高波を盾で割らせてる!なんか、めちゃくちゃかっこいいじゃないか!」
ツースト「つか、テントが壊れるー!!」


そこに空から何らかの光が放った!


アルル「じゅげむ!」
モードレッド&ブラダマンテ「!?」
クルーク「アルル!?」


爆裂魔法により二人の戦闘をやめさせた魔導師の卵は言う。


アルル「ダメだよ、こんな場所で私闘を行っちゃ!モーさん、山を壊したらあいりにも迷惑をかけるよ!」
カーバンクル「ぐー!」
モードレッド「お、おう・・・悪かったな」
ブラダマンテ「もう少し周囲を見てから行動しないとですね・・・」
ツースト(意外と素直じゃねーか;)


すると、木の上からシェゾがガサっと出てきた!


シェゾ「終わったか・・・;」
アルル「あ、シェゾ」
クルーク「キミも何か用事かい?」
シェゾ「というか、あれの撃退を手伝え!」


シェゾが空を指すと、そこには・・・






サタン「アルルー!バカンスデートを誘いにきたぞ!」






飛びながらラブコールをするぷよ地獄の創造者の登場にアルルは顔が少しだけ引きつる。それを見たモードレッドは察したのか、アルルを自分の後ろに移動させる。


モードレッド「お前らはどういう関係なんだ?」
アルル「別にそんなんじゃないよ;」
サタン「おいそこの叛逆騎士!私のアルルとの仲を引き裂くなら勝負だ!アセンション!」


サタンが最強魔法を放ったら、シェゾが魔法でそれを相殺した!


シェゾ「モー公は不良ではあるが、そんなんじゃねーよ!あと、アルルは渡さん!」
モードレッド「こっちのヘンタイとはどういう関係だ?」
アルル「変に聞かないでよ!(顔が真っ赤になる」
モードレッド「あー、あのヘンタイとは恋人同士か」
シェゾ「さっきからヘンタイって連呼するな!」


そこにダダダと走る音が聞こえた!麗しき格闘女王でサタンに恋心を寄せているルルーだ。


ルルー「シェゾ!私の愛しのサタン様を傷つけようとするだなんて・・・!」
クルーク「格闘女王様!?」
ルルー「そこの叛逆騎士も共犯ね!私と勝負しなさい!もちろん私が勝ったらアルルにはサタン様をすっぱり諦めさせてもらうわ!」
アルル「サタンとはそんなんじゃないってば!」


それを聞いたモードレッドはわなわなと震えている様子のツーストに訊ねる。


モードレッド「で、どうするんだ?せっかくだし、お前も戦うか?」
ツースト「・・・い」






ツースト「いい加減にしろぉぉぉぉぉーーーーー!!!(激怒」
ツースト&カーバンクル以外の全員「!!?」
カーバンクル「ぐ?」






ーーーーーそして、ゼオ達がビッグフォレストから帰ってきた後の夜の現在、モードレッドは笑いながら話す。


モードレッド「ってなわけで、びっくりした拍子でみんなお手上げ!だが、テントを壊すぐらいなら復元光線が・・・」


モードレッドは腕に何かが付いてるのを気付いた。話の途中でよろけながら寝てしまっているタママだ。


モードレッド「なんだ、もう眠ってるのか。まあいいさ・・・」






モードレッド「だが、今更だし少しは襲って来いよな・・・お手並み拝見してやるから・・・なんてな」

虹の島々での小話集(その2) ( No.538 )
日時: 2025/08/29 17:06
名前: 桜 (ID: mlAvlERx)

「小話5」フレッドさんと


パーシヴァル「悪いですね、度々送ってもらって・・・」
フレッド「いいぜ。桜にも頼まれたんだし、気にするな!」


すると、フレッドの頭に飛び蹴りする何かがあった!ピーターパンをモチーフにしているぷよクエ組の一人のウィンだ。


ウィン「ハロー船長!お仕事、頑張ってるー?」
フレッド「ウィン〜・・・またしてもー・・・!!(憤怒」
パーシヴァル(急にピーターパン!?)


「小話6」チュチュはっょぃ


チュチュ「ふんふ〜ん♪海は気持ちいいわね〜♪(ふわふわと浮かんでる」


すると、海から突然の高波が出てきた!


チュチュ「あら、何かしら?」


その高波に乗っていたのは・・・






モードレッド「サーフィンだぜ!ヤッフゥゥゥゥゥー!」
チュチュ(°д°)






なんと、モードレッドがプリドゥエンに乗って高波を呼び出してサーフィンをしていた。それによる海水がチュチュの顔にザッパーンとクリーンヒット・・・


チュチュ「なんでそんなところで高波呼び出してんのよ!!?」
モードレッド「わぁ、なんだなんだ!?悪かったな、お前もオレに乗ればいいんだろ?サーフィンは楽しいぜ☆」
チュチュ「そういうこと言ってんじゃないの!!」


げんこつ


チュチュ「サーフィンをするのはいいけど、海を荒らしたら容赦しないからね?」
モードレッド「はい・・・;(頭にはたんこぶ」


すると、水上バイクがかなりのスピードで走って来ていた!モードレッドが高波を呼び出したことで注意しに来たパーシヴァルだ。


パーシヴァル「モードレッド!高波を呼び出したことで彼女を」
チュチュ「あんたもかなりのスピード出した時点で人のこと言えないじゃないのよ!!」
パーシヴァル「えええ!?」


すると、かなりのスピードを出したクルーズ船に乗ったトリスタンが出現した!


トリスタン「モードレッド卿はともかくパーシヴァル卿まで・・・(ポロロン♪」
チュチュ「一見王子様のような騎士のあなたまでー!!」
トリスタン「えっ;何のことやら」


その数分後、それを知ったカービィがチュチュを宥めた。


カービィ「気持ちはわかるけど、そんなに怒らないでやってよ;」
チュチュ「だって〜;」
モードレッド(姫の仲間だと聞いたけど、気がつえーなー;)
パーシヴァル(言っていることはある意味理に適っているが・・・)
トリスタン(悲しい・・・)


「小話7」レッドキャニオンにて出撃メンバーが来るまで


クロード「あんなイかれた人形を倒したのはいいが、入手したこれは何に使うのだ?」


すると、ロゼが通信越しに聖杯の雫についての情報を教えた。


ロゼ(ミカエル)「多分それはあいり様達が探しているものだな。じきにここに来るだろう」
クロード「あいり殿らが来るのだな・・・これは私一人で大丈夫だ。余計な介入はするなよ」
ロゼ(ミカエル)「ああ・・・」


それからクロードは密かに立てておいたテントの中で本を読んだり、キャンプ飯を作ったり、焚き火でマシュマロを焼いたりして一人キャンプを楽しんでいた。
その数日後、あいり達を見かけたクロードは・・・


クロード「皆の者、やはり来たな」


それをモニターで見ていたロゼとヒショウは苦笑いを浮かべていた。


ロゼ「ちょっとは楽しみにしていたのか・・・」
ヒショウ「待つ暇があるなら自分からいけよな;」


「小話8」虹の島々の七不思議の謎を追え!


ステラ「キャッキャッ♪」


ゼオのルリリであるステラは彼が立ててくれたビニールプールで水浴びを楽しんでいた。


ププル「ステラ、楽しそうだねー」
ゼオ「ああ、こういう水浴びもいいだろう」


すると、ツーストが二人を呼び出した。


ツースト「おーい。ちょっと今日の夕飯の支度を手伝ってくれねーか?」
ププル「はーい」
ゼオ「味見もしていいか「ダメ」


二人が夕飯の支度の手伝いに向かった後、すれ違いにシルクがある本を持って出てきた!


シルク「ステラ!これ見てよ」
ステラ「なにー?」


シルクが持って来たのはとある本。その本の内容は・・・






「珍奇・虹の島々での七不思議」
その一、グラスランドの木々に濡れた今でも残る赤い跡
その二、グランフォレストで夜中に飛ぶ奇妙な鳥
その三、リップルフィールドの海にて煙と共に現れる巨大クジラ
その四、なぜかアイスバーグのところどころに欠けた氷の土地
その五、グランドキャニオンで奇声を叫ぶ謎の化け物
その六、クラウドパークにて誰もいないはずの雲の中からドンチャン騒ぎ
その七、ダークキャッスルから聞こえる四つの悪魔の歌声






ステラ「何これ面白そう!」
シルク「でしょ?モーさんやゼオ達が探索しに行っている間は一緒に調査に行こうよ!」
ステラ「うん!」


ステラとシルクはリストとくぅちゃんにも来てもらった上で虹の島々での七不思議の謎を追う。しかし・・・


ステラ「あーあ・・・なんか冷めてきちゃったなぁ・・・」
シルク「その六まで調べた真相がしょうもないものばかりだったからね・・・」


要はこれだ。その一はたまたま虹の島々を訪れたコックカワサキが急いで持ってきたスイカの汁が大量にこぼれたことから跡がつき、その二はカービィの仲間であるクーが夜行性のフクロウゆえ夜中でも飛んでいくのをたまたま目にしただけであり、その三はファッティホエールがたまたま吸っていたパイプの煙が包み込んでいたに過ぎず、その四はかき氷にしようと氷の採掘により欠けることもザラで、その五はたまたまナゴのあくびが叫ぶような奇声に聞こえたらであり、その六はクラッコ達が雲に紛れて賑やかにしていたからというのが真相だったのだ。
一緒に同行してくれたリストは言う。


リスト「でも、最後は残ってるんだな?その七の、ダークキャッスルの四つの悪魔の歌声」
ステラ「うん!最後のはきっと大変な真相かも!」
くぅちゃん「くー」


すると、そこにゼオがひょっこりと出てきた。


ゼオ「何してんだお前ら」
ステラ「あっ、ゼオ。あのね(かくがくしかじか」
ゼオ「俺達が宝探しに行ってる間にそんな調査していたのか・・・」


すると、そこにメタナイトが割って入ってきた。


メタナイト「何を読んでるのだ?」
ゼオ「なんか虹の島々での七不思議だってさ。ステラ達が調べたんだと」
シルク「六つまで調べたんだ!今その七のダークキャッスルから聞こえる四つの悪魔の歌声を調べようとしてる!」
メタナイト「何だと・・・?」


すると、メタナイトはその本を手に取った後、その背を向く。


メタナイト「これは私が預かっておく。その七は絶対に調べるな」
ステラ「えー!?なんでー!?」
リスト「没収するなんて酷いだろ!」


それを見たゼオはその数十分後にグーイに訊ねる。


ゼオ「ってなわけなんだが、何か知らないか?」
グーイ「ああ、それは・・・」


それはカービィ達がとある事件の調査のためにダークキャッスルを訪れた際にその事件の犯人により城に閉じ込められてしまった時だった。


カービィ「もー!デデデが早く走るからー!」
デデデ「なんでわしのせいゾイ!?」
メタナイト「しかし、困ったな。どうにかして出ればいいが・・・」


すると、バンダナワドルディが何かを思いついた!


バンワド「いっそのこと歌えばいいんじゃないですか?多分ボク達側の増援のワドルディ達が気付くと思いますけど」
デデデ「え゛っ!!?」
メタナイト「確かにいい提案だが・・・;」


メタナイトは罰が悪そうにカービィをチラッと見る。実はカービィは公式でも示す通り、殺人的な歌音痴なのだ。


カービィ「いいじゃない!ボクも歌う!」
ワドルディ「ほら、カービィさんもこう言ってますよ!」
デデデ「バンワド。歌う前に実はな・・・;(ごにょごにょ」


その数秒後、四人は歌おうと息を吸った!そのうちの三人は青ざめた顔で。


デデデ「よし、合わせながら歌ってやるゾイ!!」
バンワド「ごめんなさいごめんなさいボクがバカでしたごめんなさいボクがバカでしたごめんなさい(ry」←事の重大さに気付いて号泣
メタナイト「いくぞ!!」
カービィ「じゃあ、歌おう!ミュージックスタート!」


その後、メタナイトの部下のバル艦長は真相を知らずにその時の状況を語った。その内容は・・・






バル「ダークキャッスルから四つの酷すぎる歌声が聞こえてきてな、もう殺人的でノイズが他の島にまで響いてて、敵味方問わず倒れた者が続出していたのだ。幸か不幸か、その事件の犯人はそれで倒れたところを逮捕できたのはいいんだが、あれはもう本当に命に関わるようなまるで四人の悪魔がいるような歌声だったのだ」






ゼオ「なるほどな・・・俺はその時に出会わなくてよかったな;」←音楽家ゆえ絶対音感を持っていることから雑音や騒音には耐性がない
グーイ「グーイ」


ステラ達には真相を黙ってておこうと、ゼオは密かに誓った・・・

虹の島々での小話集(その3) ( No.539 )
日時: 2025/08/29 17:08
名前: 桜 (ID: mlAvlERx)

「小話9」死を招く誤解


※せっかくなので水着で撮影


クルーク「おーい、こっちだよー・・・あれ、カービィ、ちょっと笑顔が硬いなぁ」
カービィ「そう?これでも笑ってるつもりなんだけど・・・」
クルーク「もしかして緊張してるかも。ちょっといいかな?ほら、顎をこうクイッて引いて・・・」
ゼオ「クルークがカービィを顎クイして口説いてるのか」
クルーク「ちょっと!あの仮面にスライスにされるからやめて!!」


「小話10」写真を撮るのだって妥協しないのよ


メイヴ「自撮りならこのメイヴちゃんにお任せよ!何を知りたいの?」
クルーク「自撮りじゃなくて普通に写真を撮って欲しいんだ」
メイヴ「はぁ〜・・・そんなことのために私を呼び出したわけ?まあ、可愛いカービィちゃんだし、今回だけよ」


30分後・・・


メイヴ「いいわよその表情!大分ほぐれてきたわね!じゃあいくわよ〜ハイ(カメラパシャパシャ」
カービィ「にー・・・(先ほどよりも笑顔になってる」
メイヴ「いいわよもう1枚!(カメラパシャパシャ」
カービィ「にー」
クルーク(プロ・・・!!むさえちゃんが見たら、ジェラシー抱きそう!)


その後、現像されたカービィの写真はかなりの大好評(特にメタ様やカービィ大好き組から)を呼んだことは言うまでもない(ノッブは金銭と引き換えにそれをもらい受けた)


「小話11」味方側の医者のサーヴァント達の来訪


サンソン「こんな虹の島々に何の用で向かうのですか?医神アスクレピオス」
アスクレピオス「決まっているだろう。このような陽の下で熱中症で倒れる患者が出てくるかもしれないからな(自身の霊衣であるサマーレスキューの姿」


アスクレピオスとサンソンは医者として熱中症で倒れる患者を対応するべく虹の島々にやってきていた。その言葉の通り、熱中症で倒れた患者が次々とやってきて治療を行った。が・・・


サンソン(これに関しては本当だが・・・それだけではないような気がする・・・)


アスクレピオスの目的に疑問を抱いたサンソンは休憩時間に散策という名目で虹の島々の周辺を探る。すると、レッドキャニオンでグリルが何か魔法で動かしているのを見つけた。


サンソン「グリルも来ていたのか」
グリル「あっ、サンソンちん!あのね、これを捕まえてるんだ!」


グリルが捕まえていたのは大量のゾンビだった!


サンソン「!?これは・・・!」
グリル「ピオちんが報酬は渡すから大量のゾンビを捕まえてほしいって!他にもビリーちんやルフレちんにも依頼していたらしいけど、断られたみたいでそれでボクちんに依頼して・・・まあ、マルクちんやマホちんはまたなんかやらかしてオシオキ受けてて、それで退屈してたからいいんだけどさw」


アスクレピオスのもう一つの目的に気付いたサンソンは戻って来た後に彼を問い詰めた!


サンソン「あなたが大量のゾンビ捕獲をグリルに依頼したと聞いたのですが、もう一つの目的があるのですか?」


訊ねられたアスクレピオスは何も臆することなく答える。


アスクレピオス「不死の薬を作るための一環だ。まあ、中にはこっそりと飼育して助手にしようとしている奴もいるがな」
サンソン「・・・!!」


サンソンは思った。確かに不死の薬を作るのには否定しないが、だからといって大量のゾンビを捕獲するのは違う。これは止めないといけないと。


サンソン「アスクレピオス。確かにあなたの目的は良き理想ですが、これは違うと思います。すぐにやめるべきです」
アスクレピオス「同じ医者でありながら、患者を治そうとした医者(僕)を否定するのか?」
サンソン「僕は医者でもあり、処刑人でもあります。死をなくしては生命はなり得ない。あなたが依頼したゾンビ捕獲はその生命・・・ひいては仲間に対する侮辱だ」


サンソンが剣を構えた時、アスクレピオスは杖に巻いた蛇から息を吐かせる形でサンソンに攻撃を放った!


サンソン「!(すかさず回避する」
アスクレピオス「お前はマスターに対しても天秤の位置でいると聞いていたが・・・すっかり、甘くなっていたな。あの不死身のドジスパイのマスターの影響かは知らないが」
サンソン「それもありますが・・・夏のせいかもしれませんね」


剣を振り上げようとした瞬間、上からあるヌンチャクが間に割って入るような形で飛んできた!


サンソン&アスクレピオス「!?」
???「喧嘩してどうするんですか;」


降りて来たのはタケコプターで飛んでいたところを目撃してやって来た王ドラだった!


サンソン「王ドラ殿・・・」
王ドラ「いいですよ。サンソンさんにも叱るつもりなどないので」
アスクレピオス「僕を叱るのか?」


王ドラはアスクレピオスの方に向きながら言う。


王ドラ「あなたのことも叱りませんよ、アスクレピオスさん。だって、あなたはなんだかんだで退屈はしてないのでしょう?ドタバタで時にはバカな騒ぎは起こすような、チェリーワールドの日常に」
アスクレピオス「・・・」
王ドラ「だって、あなたの瞳はそのようにしています。だからこそ彼らが死ぬことがないようにゾンビを捕獲してでも不死薬を作ろうとした。まあ、あなたが生きた旅もきっとこんな感じなんでしょうね」


その言葉を聞いたアスクレピオスはアルゴノーツのメンバーとして各地を巡った船旅のことを思い出しながら微かに笑みを浮かべる。


アスクレピオス「諭そうが、目的は変わらんぞ」
王ドラ「わかってますよ〜」






王ドラ「でも、カービィさんに見られたらメタナイトさんにこの虹の島々が沈んじゃうから、ゾンビは倒してあげなさいOTL」






アスクレピオス「・・・奴の場合はどうしようもない病か。それなら死者を出したくないから承った」
サンソン(そこは弁えてるんだ!?)


医神アスクレピオスでも人の恋の病は治せないのですね;

虹の島々での小話集(その4) ( No.540 )
日時: 2025/08/30 23:17
名前: 桜 (ID: SyV4.Cvk)

「小話12」桜サイド・ぐだぐだ虹の島々〜灯火の星での置き残し〜


虹の島々にある洞窟に潜んでいた巨大な何か。それは大六天魔王がずっと探し続けていたものーーーーー






ノッブ「ということで虹の島々を再来訪じゃ!」
大半の全員(°ω°`)なんだそれは






キャメロット城の隣の本能寺で発したノッブにカッツ以外の織田組だけではなく、現行の新選組や土佐組や川中島組やメタナイトまでも呆れていた。


沖田「そんなことで私達を虹の島々に連れて行くのですかぁ?」
景虎「戦うならまだしもですが」
晴信「いや、プププランドで乱闘起こしたらまずいだろ;」
メタナイト「それ自体は乱闘以上のことを何度も起きてるから、慣れているとは思うのだが」←呆れ返るほど平和な星(笑)を守る騎士
龍馬「よくなんとかできたねぇ・・・;」
カッツ「流石姉上!虹の島々でついに見つけたのですね!」


カッツの言葉にノッブは頷く。


ノッブ「そうじゃ!それを放置したら、まずいことになるじゃろう。というわけで虹の島々へ再来訪じゃー!」
カービィ「おー!」


その後、再び虹の島々を訪れた一行はその最中に様々なことに遭遇しながら、なんとか進んでいた。その様子を見てみよう。


斎藤「なんか普通のヤドカリみたいな住人もいるんだねぇ」
コナー「兄ちゃん達、もしやこの虹の島々に観光に来たのかい?」
土方「喋れるんじゃねーかお前」
山南「彼はカービィシリーズの初期から登場してるキャラクターなのですよ;」


お竜さん「水に落ちるような爆弾キャラもいるんだな。というわけで今から魚を釣るから、お前がエサとなれイゾー(以蔵をボンバーが落ちた水の中に落とす」
以蔵「なんじゃあああああー!!?」
龍馬「お竜さん、ボンバーが爆発しちゃうからやめたげてね!?」


景虎「この可愛らしい住人もいるのですねー。ツンツン!(槍で小さくスカーフィを突く」
スカーフィ「何すんじゃボケェ!!(可愛らしい顔から怖い顔に変わる」
晴信「おい怒らせてどうすんだよ!!?」


茶々「ねえねえ、空を飛んでる鳥がいる!」
森「この星の住人、なんでもいるんだな!」
千利休(ある意味私の理想的な星で良いのですが・・・(霊基が駒姫の姿に変わる)
駒姫「わぁ、サメのような姿の住人もいるのですね!(海で泳ぐガブリエルを見る」


そんなぐだぐだの調子で進み、その中で残された五人はようやく例の洞窟を見つけた!


ノッブ「この洞窟の中じゃ」
カービィ「入るってこと?」


一行が洞窟の中に入ると、そこには何もないような暗い空間のみだった。


メタナイト「何もないようなのだが・・・」


すると、何らかの足音が大きく響いた!一行がそれを見る。


沖田「すみません、あれってもしかして・・・」
ノッブ「ただの一体なんじゃが。どうやら奴がずっと見つけてもらえなかった恨みで偶然出会った奴と合体したようじゃの?」


一行が見た「それ」は・・・






鉄巨兵ギガヴォルトと合体した例のちびノブだった(爆弾投下&顔のみがちびノブになった状態)






メタナイト「なぜ合体したのがギガヴォルトなんだぁぁぁぁぁー!!?」


すると、向こうから走る音が聞こえた!桜サイドにおける運営組の一人であり、現在はハルトマンワークスカンパニーの女社長を務めるスージーだ!


スージー「えっ!?我が会社が作った巨大ロボットと合体しちゃいましたの!?」
カービィ「スージー!」
カッツ「彼女はあなた達の知り合いのロボ娘なのですか」
スージー「でも、よく見たらヘンテコな顔になりましたわね;」
ノッブ「あー、実は・・・」


※事情説明中


スージー「なんですって!?しかも一体だけでもそれなりの戦闘力を有してるってことは元々強いギガヴォルトがさらにパワーアップしたってことじゃないの!」
ノッブ「恨まれても当然じゃな・・・すまんのう」
スージー「いいえ、私もあれを放置したから悪いんですのよ。あの人が帰って来た際にせめてもの尻拭いにならぬようにしないといけないというのに・・・」
メタナイト「・・・」


すると、メタナイトはギャラクシアを構えた!


メタナイト「カービィ達はここから逃げろ。ここは私一人であれからちびノブを引き離す」
カッツ「は!?正気なのですか!?」
メタナイト「信長とスージーの両名を責めるのは酷だ。それに・・・」


すると、カービィがメタナイトのマントを掴んだ!


カービィ「メタ。ボクなら大丈夫だよ」
メタナイト「カービィ・・・」
カービィ「メタは強い騎士。だからこそ、負担させたくないんだ。だって、ボクはメタのことが大好きだから!」


何気なく言ったカービィの愛の言葉にメタナイトは吐き捨てるように叫んだ!


メタナイト「カービィ!お前はいつもそうだ!お前はみんなを守るためにこの星を侵略しに来た者達を相手に傷つきながらも戦おうとする!私はそんな愛しいお前を守るために剣を振ろうとしているというのに・・・!」
カッツ「仮面・・・」


そんなメタナイトをカービィは優しく撫でる中、ノッブは言う。


ノッブ「それならわしらも戦わせろ。沖田もできないわけではないじゃろ?」
沖田「はい!私もメタナイトさんと同じ剣士、セイバーなのですから!」
スージー「あっ、ずるい!私だって戦えるわ!」


戦う気満々の姉を見たカッツも決意する!


カッツ「僕は力はないけど・・・やれることはやれるさ」
メタナイト「ああ。だが、自分の命は自分で守れ・・・」


そして、ノッブはギガヴォルトと合体したちびノブを前にしながら言う!






ノッブ「では戦の始めじゃ!」
カービィ「おぉー!」


いざ尋常に勝負!!






スージー「カモン、リレインバー!」


スージーがリレインバーに乗って攻撃し始めたのを皮切りにカッツは足止めのためにちびノブ達を放つ!


カッツ「ちびノブ達、上手く囲め!」
ちびノブ「ノブ〜!」


それと同じタイミングでメタナイトと沖田がコンビネーションによる剣技でギガヴォルトと合体したちびノブを翻弄する!


メタナイト「ほう、少しはついていけるようだな?」
沖田「これでも天才剣士です!」


そしてノッブが宝具の三千世界(さんだんうち)をギガヴォルトと合体したちびノブ達に放ちながら叫ぶ!


ノッブ「今じゃカービィ!」






カービィ「オッケー!スーパーコピー能力・ミラクルビーム!」






カービィが放ったスーパーコピー能力・ミラクルビームによってギガヴォルトは大破され、例のちびノブは生きている状態で引き離された!


ギガヴォルトと合体していたちびノブ「ノ、ノブ?」


その夜、例のちびノブを保護したことで完了したお祝いの宴が虹の島々で開かれ、他のキャラも次々と呼び出す雰囲気の中、一人抜け出した後に海を見ていたメタナイトにカービィが声をかける。


カービィ「メタ、ここにいたんだね」
メタナイト「ああ。騒がしいのが次々と呼んできてな」
カービィ「いいじゃん、楽しそうだよ。はい、焼きマシュマロ」


カービィに渡された焼きマシュマロを頬張るメタナイトは星を見る。


メタナイト「流れ星が流れているな」
カービィ「ホント!?確かによく見たら流れてる!」
メタナイト「カービィ。口に焼きマシュマロが付いてるが」
カービィ「えっ、どこどこ?」


すると、メタナイトは仮面を外した状態でカービィに口付けた・・・


メタナイト「口の中だ」
カービィ「っ!もう、メタったら・・・//////!」
メタナイト「ふふ・・・星が綺麗だな、カービィ」


一方、ノッブがメタナイトとカービィがいないことに気付いた!


ノッブ「あの二人はどこに行ったんじゃ?」
沖田「絶対に二人で蜜月を過ごしてますね;」
スージー「むすー・・・」
カッツ「気になりますか?」
スージー「そりゃあ、私の剣士様がカービィと・・・いや、それもありますけど、そうではなくー!」


その宴の夜、星が輝く夜空に流れ星が流れていた。まるで虹の島々で宴を過ごす彼らを見守るかのように・・・


おしまい






一方、洞窟の中から大破されたギガヴォルトの破片の近くのトンネルから何かが出て来たのをワドルドゥが目撃していた。


ワドルドゥ「ま、まさかあのギガヴォルトが産んだような・・・逃げろー!!」


トンネルから出て来たその人物は、ある太刀筋を持ちながら逃げたワドルドゥを追いかけることも侮蔑することもなく、光に導かれて訪れた世界をその純粋無垢な瞳で見つめていた・・・。






伏線を残しつつ、2025夏はこれにて終了!感想OK