二次創作小説(紙ほか)
- 白の下のバトルロワイヤル(その1) ( No.55 )
- 日時: 2023/05/08 18:34
- 名前: 桜 (ID: 0EXdTy9p)
今回は第三の白の色使いとの対決!なので本人の衣装をコンパイル時代の時と同じようにしてみたり(^ω^;)
あと、ようやくカービィのWiiデラを買えました。これからやりますよホントに。
シェリー「・・・モリアーティ、何が見える?」
クルーク一行がハートビート・クロックタワーを覆う第二の雲を払い除けた日の夜と同時刻。自分の使役するアーチャーのサーヴァントのジェームズ・モリアーティを見ながらクールビューティミュージカルパフォーマーシェリーは聞く。
モリアーティ「あれは隙間からもう入り口が見えるネ。それを除いてももう一つの懸念材料があるのさ」
シェリー「もう一つの懸念材料・・・お前が言うにしては珍しいな」
モリアーティ「彼らが向かうこの旅の裏側には、何らかの事柄が進行されていると言ったら?」
モリアーティの発言に、シェリーは何らかを察した。
シェリー「・・・彼か。悪の数学教授だけあって、よく気付いたね。私でも気付かなかったのに」
モリアーティ「あれは普通なら気付きはしないだろうね。・・・では一足早くにあの時計塔に移動だ。目的はあの厄ネタのブツだよ」
二人は雲の隙間から辿ってクルーク一行よりも一足早くハートビート・クロックタワーにまで向かって行った・・・。
クルーク「タママ、いるのかい?」
一方、グレンの飛行船内ではクルークがモードレッドを呼びに行こうとしていたら何か聞こえたのかドア越しにモードレッドに聞いていた。タママは思わずびくついた。
タママ(クルークさんにバレたらまずい!!確かボクはモー公にここに秘密裏に連れて来られてたからバレたらまずいですぅ!!今のボクは迷子になったのを連れ帰られた子犬の気分!!)
タママは気付かれないで欲しいと強く願ったが・・・
モードレッド「おお、いるぜ。ほら(ドアを開ける」
タママ「!!!?」
なんとモードレッドがあっさりとクルークに言ってしまいました。つまり、タママの今の強い願いは砕けた岩のように打ち砕かれた(ぇ)
クルークはタママに聞く。
クルーク「タママ、密かに一緒について来た!?」
タママ「い、いや、あの、その;」
モードレッド「オレが連れてきた。オレのダチ」
タママ「モー公!!」
クルーク「ま、まあ親しげにしてるからいいけどさ;エージェントが代金持ちで頼んだ大量のピザがメインのパーティがあるこの飛行船の大広間に戻ろうと思うんだけど、一緒に行くかい?デザートもサクソン達が作ってくれたからまだたくさんあるよ」
タママ「えっ!?いいんですか!?」
すると、ライトが慌てた様子で三人に駆け寄ってきた!
ライト「クルークさん、モーさん、今すぐ戻って来て下さい!」
モードレッド「どうした?そんな慌てて」
ライト「ラティオスがハートビート・クロックタワーに関する音声がある魔法の手紙をボクらに渡してくれたんです!伝書鳩の如くですが、クルークさんに見せたいと!」
クルーク「なんだって!?」
タママ「ラティオス!!?」
その直後に4人は急いで大広間に着いた後にゼオがラティオスから渡された魔法の手紙を持って声をかける。
ゼオ「クルーク!待ってたぞ、ラティオスの奴がクルークを連れて来させないと見させないって言うからウズウズしてたんだ!」
クルーク「そうなの?」
ラティオス「・・・ふん。妹を保護してくれただけでなく、売り物にされてた俺をポケモンハンター達から助けてくれたからな。だからって借りというわけじゃないがな」
クルーク「でも・・・ありがとう」
グレン「じゃあ、魔法の手紙を開封だ!」
魔法の手紙を開封した時、何らかの立体映像が出てきた!写されたのは何かのローブを纏う人物だ。
立体映像に写された者「はじめまして。私はラティオスに託したこの手紙を記した者。彼を見つけてくれたことに関して礼を言います」
アイオーン「貴様はハートビート・クロックタワーについて詳細を知っているのか?」
立体映像に写された者「ええ、知ってますよ。・・・ここに一人住んだのは最近ですが」
グレン「ちょうどいい。俺はハートビート・クロックタワーを誰よりも早く発見したのに信じてもらえずに詐欺師の汚名を着せられた冒険家である亡き父の無念を晴らすために、冒険家としてハートビート・クロックタワーの実在を証明するべく飛行船で調査する船長だ!ハートビート・クロックタワーは何らかであるのかだけは今あんたに聞きたい!」
グレンの問いに立体映像に写された者は少し口を噤みながら告げた。
立体映像に写された者「・・・皮肉なものですが、それはやめた方がいい」
グレン「!?なぜだ」
立体映像に写された者「あれは人間が証明していいものじゃない。・・・ただ一つだけ・・・あなたの父親のその汚名は実はそれを知っていた上で自ら着せたものだと言ったらどうしますか?」
グレン「!?」
立体映像に写された者「あなた方も何らかの答えを示したいのであれば好きにして下さい。・・・ただし、たどり着けば戦場になる覚悟をしなさい。この塔について今言えるならそれだけです」
立体映像はそこで終わり、その際に警告を伝えられたクルーク一行は少なからず疑問を浮かべていた。
弓弦「戦場になる・・・?」
以蔵「わしらサーヴァントは戦場にはあまり怖じはせん。じゃが、今感じたこれはそれとは違う何らかのやつじゃ」
リップ「サーヴァント達も疑問を感じる何か?」
ルート「まあサーヴァントも恐ろしいものは感じるというのは・・・ところで」
すると、大半の全員がモードレッドに抱えられているタママを見た。さっきから近くにいる彼に気付いているのだ。
ルート「モー公、タママを連れてくるとは予想外だな」
タママ「タマッ;」
ライト「呼び出した僕も最初はぬいぐるみかなと思ってましたが;」
メルト「つか、この子は王ドラがよく連んでる一人の宇宙人じゃない!」
アイオーン(いいな、モードレッドが羨ましい・・・)
すると、トリスタンがタママから話は聞こうかと彼を誘う。
トリスタン「タママ殿、その経緯を教えてもらいたいのですが。モー公、少しの間私がお借りして大丈夫ですね?」
モードレッド「ああ。身体に傷付けんなよ」
トリスタン「約束します。一緒に来ていたクルーク殿も」
クルーク「えっ?わかった」
チャラ王「穏便に済ませとけよー」
一方、立体映像に写された者に釘を刺されたグレンは彼の言葉の意味に未だに理解できずにいた。さっき自分から明かした旅の理由は全くの真実。だが・・・
グレン(せっかくここまで来てるのに今更引き上げなんか・・・)
以蔵「飲むかえ?」
すると、自分が作ったハーブティーのカモミールを持って来た以蔵が話しかける。彼もさっきの件については気に掛かったのだろう。
グレン「ありがとう。お前は捻くれてるけど根は優しいのは変わってないな」
以蔵「ふん、おまんがあのような顔しちょるから気に食わんだけじゃ。いつものグレンらしくないき」
グレンはハーブティーのカモミールを飲みながら話す。
グレン「・・・親父は本当にその外観を一緒にいた写真家さんに撮らせてまで見つけてくれたんだ。雲の覆う中の旅の中だったな。その隙間から偶然発見して、今部屋にあるのはその時の写真が飾られているものだ。当時のフィルムで撮ったから色はカラフルじゃないけどな」
以蔵「証明があるのにどうしてじゃ?」
グレン「そんなもん何らかの玩具だと人々は断じて信じてくれなかった。でも、俺の親父は嘘吐きじゃない。だから親父の無念を晴らすためにハートビート・クロックタワーの実在を証明するために俺の親代わりのオルフェに飛行船を作って、オルフェも加わって空の旅に出た。最初はその時に一緒について来たイヴェットも含めて三人だけだったが、数多くの冒険をこなすうちにこの飛行船の船員にして欲しいと志願者が増えてきた。飛行船に強く興味を持っていたライトやイサキもその一人だ。知ってるか?イサキはああ見えてもポケモンスクールを飛び級で卒業した才女なんだぜ?」
以蔵「普段から見ても想像はできん;」
グレン「だろ。みんななんだかんだで俺についてきてくれてる。だからせっかくの悲願が叶う時を、無下にするようなことはしたくないんだ」
以蔵「・・・」
以蔵はカモミールを飲みながらグレンの頭をポンポンと優しく撫でていた・・・。
今回は白の色使いとの対決!
- 白の下のバトルロワイヤル(その2) ( No.56 )
- 日時: 2023/05/08 18:36
- 名前: 桜 (ID: 0EXdTy9p)
前日とその裏側
トリスタン「・・・そうでしたか。そうだったのでしたか。アハハ。アハハハハ。あっはっはっはっはっ!」
トリスタンは自室でタママから話を聞いてその内容に思わず笑ってしまった。生前の同胞であるモードレッドに関しておかしかったのだろうか。
タママ「で。許してくれるんですか;誰にも言わないですか;」
トリスタン「いいですよ。あの新世界でモー公にマルク殿と同様に保護されてしばらくは彼が目を覚ますまでワドルディの町に匿ってもらって、その後にひみつ道具ミュージアムがある22世紀の未来で再会して以降は何かと家にまで呼び出されているというのは・・・気に入られてるようですから。私も興味が湧きました」
トリスタンが許してくれたことにタママはこんな独特な雰囲気を持つ男に怒るとかないのかなと思いつつさっさと出たがっていた。
タママ「用はそれだけですか?」
トリスタン「ええ。気は済みました」
タママ「では失礼するですぅ。クルークさんもおやすみなさい」
タママがその場から出て行った後にトリスタンは思わずニマニマしながら言う。
トリスタン「いや、いいですよねぇ。あのモードレッドめに自覚はないようですが」
クルーク「内容が内容だからくれぐれも・・・特に他のケロロ小隊の奴らやトランちゃんって言う子には秘密にしてね;」
トリスタン「わかってますよ。私は面白いものを見つけたような感覚ですので」
クルーク「そういう問題じゃ・・・ん?」
すると、クルークのスマホにセレンからの通知が鳴った。セレンからの電話だ。
クルーク「はい」
セレン「あっ、クルーク君?さっきオリオンから聞いた話だけど、キッド君やタママ君が未だに行方不明になってる最中だよ。それで王ドラ君とマタドーラ君が大喧嘩して今ドラケロ防衛隊に険悪な雰囲気が漂ってるみたいだ」
クルーク「そうかい。それはよほどのことだね」
セレン「キミ達は今第三の場所で待ち構えている白の色使いのところに向かっているから頑張って。昨日支援した物質にはいいものも入ってるから」
セレンがそう言って電話を切った後、クルークは言う。
クルーク「キッドは格闘女王様やアルルとは途中まで一緒にいたようだけど、タママのことは言わなくていいよね;」
トリスタン「彼がモードレッド卿にここに連れ出されたなんてもう驚くものですからね」
一方、ベッドの上で何らかの本を読んでるププルにゼオが話しかけた。
ゼオ「自分のサーヴァント達に関する本を読んでんのか?そんなのに頼らんでも知ることはたくさんあるだろう」
ププル「だってちゃんとわからないと、わかっているのに知ったかぶりは流石に嫌だろうし・・・」
ゼオ「その無欲は皮肉にもフィンに惹かれたものだ。だから奴らにとって信頼に値していいだろう。な?」
ププル「・・・うん」
本を読んでもいいが、それでなくとも英霊のことを知ることはたくさんある。それが英霊にとって自分達を尊重してくれたことに過ぎないのだ・・・。
サタン「ほう」
一方、白金でのある場所。とある人物から内密に頼まれた調査のためその場所に来ていたぷよ地獄の創造主は同行したプププランドの大王と共に魔力フィルターを察知する双眼鏡で何かを発見した。
サタン「前からあの場所に魔力フィルターがかかられているのは知っていたがな。このような隠れ家のような高級マンションあったのか」
デデデ「珍しいゾイ;お前があいつの頼みをあっさりと聞くとは、脅されたか?」
サタン「脅されてはない(糧はなくともあの場所にもあいつらに関わる何かがあるとしか思えんな」
「嫌だ!!彼女に触るな!!」「助けて!!助けて下さい!!」「やめて!!やめろ!!」「■■■ーーーーー!!!」
あいり「!!」
あいりはツーストと住むヴェルサイユにある別荘の朝のベッドの上で目を覚ました。昨夜のお楽しみの後に隣にすやすやと寝るツーストを横目に彼女は過去にどこかで見た夢をもう一度見たことに戸惑いを感じていた。
あいり「・・・あの夢のリピートですか(でも、前よりは鮮明に見えてるように感じてる・・・」
あいりは自分とモードレッドの間にある過去を思い出していた。だって、あの事件での自分のせいで神戸のモードレッドがいたあの別宅からーーーーーその道中に美貴の心がアチモフに取られたことやラビとの出会い、転校先でのシェゾ達やドラケロ防衛隊との出会いや父親の圭一郎との和解、その事態解決後のカービィ達との出会いや愛する人ツーストとの出会い、双子怪盗アリス団のアリスとしてカービィ達とのいざこざや四勇者の一人として犯罪組織ペールノエルとの対峙、クロード達との出会いやその一悶着、秘密結社ブタのヒヅメや青の吸血鬼一族の一人クロラとの対峙などの出来事を経てその時の罪の意識や自分に対しての嫌悪感は薄れていたが、その矢先に道中で見たあの夢をもう一度見てしまったのだ。今度は鮮明に見えて来た上で。
モードレッド『あいり、そんな泣いてどうした?誰にいじめられたんだ?』
モードレッド『敵取ってきてやったぞあいり!あいりを泣かす奴はオレがみんなやっつけてやる。約束だ!』
あいり(気が強くて泣き虫な私を、モーさんがいつもそばにいてくれた。怖い夢を見た私にモーさんがチェロを弾いて寝かせてくれた)
ねえ、私の初恋のあなた。あなたは今どこでどう過ごしていますか?
- 白の下のバトルロワイヤル(その3) ( No.57 )
- 日時: 2023/05/08 18:39
- 名前: 桜 (ID: 0EXdTy9p)
白の色使い判明
一方、イタリアのローマにあるコロッセオ前。ついに来たクルーク一行はタママが仲間に加わった上で白の色使いを探すためにその地に立っていた。
弓弦「いよいよですね、コロッセオ」
龍馬「あそこは闘技場でも今は跡地だよね?」
お竜「でも、石だらけのその上で立って待ち構えているかもしれないぞ」
クルーク一行はそのコロッセオ内に入る。予想通り床板に当たる場所が跡地と言われているものだった。
フィン「この跡地はやるには最高の難しさだな」
エジソン「とりあえず気配を見つけるしかないな」
ゼオ「お?」
すると、ゼオは何かを発見した。とあるチップのようだ。
沖田「ゼオさん、それはなんですか?」
ゼオ「何かのチップだな。ここにはなかったはずだがな・・・」
すると、そのチップが突然作動した!彼らが目を開けると気付いたら古代ローマ時代の闘技場の中心にいた。
アタランテ「ここはなんだ!?」
葉樹「なんかあのチップが作動したみたいだねー。調べたら空間作成系の魔力が含まれたんだちょ」
???「万全に戦えるように空間を作ってやったんだ!今の時代のコロッセオならすぐに足場が崩れちまうからな」
すると、何らかの聞き覚えがあるような声を聞いて全員がその方向を向いた!初代の時の衣装を纏っているが、彼であることは間違いない。そう、白の色使いの正体は・・・!
シェゾ「白の色使いとやらを俺に担わせたと思ったら、まさかのお前らが来るなんて思わなかったな!」
そう、白の色使いの正体はシェゾ・ウィグイィだった!白の色使いということで衣装からしても気合いが入っているのだが・・・
ゼオ「シェゾさん、身体からキノコが生えてそうな黒だと思ったんだけどなんか白かったんですね」
シェゾ「気合い入れてまずは衣装を変えたんだろうが!!」
サンソン「よほどの努力はしたんですね;(つか、彼はゼオ殿の先輩だと聞いたけど、それとは違って目付きと口が悪いタイプの根はしっかりした青年のような・・・」
すると、シェゾはサンソンから何らかの匂いを感じ取った!そう、サンソンが旅先で食べる今日の昼食として作って持ってきてくれた自身の好物であるカルボナーラ・・・!
シェゾ「こ、これはカルボナ〜ラの匂い!?」
サンソン「えっ?はい(ただ言い回しが少し独特だけど・・・」
シェゾ「お前が欲しい!!お前の持つ全てを俺にくれ!!」
大半の全員「!!!?」
何とサンソンにびっくりするような言い間違いをしました(爆弾投下)それで誰かれ言いまくったことで大半にヘンタイ呼ばわりされているのをサンソンに言ってしまったことで・・・
サンソン「えっ・・・!?危険な告白ですか・・・!?あなたは確かアルル嬢がいるとゼオ殿から・・・」
シェゾ「あっ、しまった!!熱くなってまた言い間違いしてしまった!「カルボナ〜ラ」が抜けてしまった;」
メイヴ「あんたヘンタイ魔導師!!?これだったらゼオの大食らいの方がまだ可愛く見えるじゃない!?」
デオン「こいつに変な告白するとか物好きだ;」
アサト「男女問わず二股とかろくなことないぜ;」
シェゾ「違う!!くそっ、なんでいつもこうなるんだ!?」
すると、何かしらに挙手した人物が二人いた。トリスタンとモードレッドだ。
トリスタン「ちょっと言いたいことあるのでよろしいですか?」
シェゾ「なんだ!?」
モードレッド「お前、そんなにヘンタイかなー?あいつと比べてみたらヘンタイに類いするやつじゃないけどな」
シェゾ「何?どういう意味だ?」
二人の質問に大半の全員が思わず呆然としている中でトリスタンはそれに構わず話を続ける。
トリスタン「あの方の行動と比べてみたら貴方のその言い回しはまだ可愛く見えますよ」
シェゾ「何!?お前ら、先に真のヘンタイに会ったことあったのか!?」
クルーク「キミら、それどういうこと?」
トリスタン「今は言いかねます」
タママ「なんですかそれ;」
すると、シェゾはモードレッドに抱えられてるタママを発見した!
シェゾ「タママ!?お前が今行方不明になっているとしんのすけ達から聞いたんだけど、こんなところにいるのか!?」
タママ「やっぱりボクは行方不明になってるんですか;」
シェゾ「でも、見つかってよかった!可愛いお前に何かあったら・・・どうやら先客がいるようだがな」
モードレッド「オレが守ってるから大丈夫だ。ほっといたら何かに巻き込まれてそうだし」
モードレッドの回答を聞いたシェゾはタママに聞く。
シェゾ「お前・・・なんかしたのか?」
タママ「してないですぅ!!ねっ、クルークさん!」
クルーク「何も知らないけどね;(思わず目を逸らす」
クー「クルーク、やっぱりなんか知ってんのか?」
トリスタン「クルーク殿は仲間の事態回避の目的で秘密を守るような少年ですよ」
以蔵(クルークはいつも目撃したとかで巻き込まれてそうやきな・・・)
すると、シェゾは闇の剣アレイアードを持って構えた!
シェゾ「まあ今はこんな色恋沙汰を見る暇はないのでな。相手はお前らで決めていい、それで戦わせてもらう」
すると、その言葉に意を決した何人かの人物が彼の前に立った。
ゼオ「エレナ、エンジン、俺と行けるか?」
エレナ「任せなさい!」
エジソン「遠方からならば任せろ!」
クルーク「クー、お願い!」
クー「任せな!無力化ぐらいはするぜ」
ブラック「デオ、来い!」
デオン「心得た!」
エージェント「サクソン、こんな状況で悪いんだが・・・;」
サンソン「わかりましたヘンタイ撲滅です・・・;」
アイレーン「ハンドレッコ、沖田!お願いするのだ!」
ハンドレッコ「わかったよマスター」
沖田「すぐに大勝利して帰って来ます!」
アイオーン「龍馬、お竜」
龍馬「わかったよ。お竜さん」
お竜「ああ」
ほわん「ジャッキーちゃん!」
ジャック「任せて!」
乱麻「以蔵、戦え」
以蔵「沖田の奴と共に戦うのは嫌じゃが、これは仕方ないぜよ」
モードレッド「オレやフラン、しおんが出てやろうじゃねーか。あっちゃん、タママをお願いだ!」
フラン「う!」
アタランテ「わかった」
シェゾは彼らが出る戦闘班からしてクルークの長ける人材登用に思わず感心を寄せた。
シェゾ「クルーク、よほど人の長所をよく見てるらしいな。魔法や剣を類する奴らと戦わせてくれるなんてな」
クルーク「キミのことだから剣や魔法に類いするのを選んだ。みんなそれぞれ違うし個性的だけど、それもみんなが持つ長所だ!」
シェゾ「いいだろう。その本気を見せてもらうぞ!」
そして戦闘が開始される!
一方、日本の白金にあるモードレッド達の住む家であるマンションのロビーではフロントマンである月島家の執事やメイドが彼女達が留守の間に家を守ってくれていた。
メイドA「やっぱり留守中とはいえお掃除は大変だわねー;」
メイドB「しょうがないわよ。モードレッド様達が帰って来るまで部屋をさらに綺麗にしないといけないから」
メイドC「夢路はちょっと寂しいかしら?」
夢路「寂しいわよ。でも、その分モードレッド様達だけでなく圭一郎様やあいり様達をも守れるようにしっかりしないといけないもの!」
寺脇「夢路は真面目な堅物だけど、叱る時は叱ってくれてるからモードレッド様達やルドヴィカ様からも信頼されてるもんな。リズちゃんもモードレッド様達に可愛がられてるしな」
リズ「そっ、そんなことありませんっ!ただあの人の娘だから目をかけてくれてるだけで」
執事A「そうでもないと思うけどな「お前達、マンション内のお掃除でお疲れだな?」ん!?」
すると、その声に大半の全員が驚いた!このマンションは葉樹の魔力フィルターによって守られているはずなのに!
執事B「あなたは!?っていうかどうやって入って来たんですか!?」
サタン「私は魔界の貴公子サタン様だからな。仕事疲れであろう、少し休憩するといい。ほら、人数分のケーキとジュースだ」
執事C「し、しかし;勤務中ですので;」←他の使用人達同様圭一郎には「相手が魔王でもここに無断で入れるな」と言われてる
サタン「仕方ない。そこをなんとか(キリッ」
デデデ「無理があるゾイ;」
執事D「いけませんっサタン様;お帰り下さいっ;」
サタン「ははは」
執事E「笑ってもダメっ;」
すると、とある何らかの攻撃が使用人全員を気絶させた!
デデデ「ヒィッ;」
サタン「・・・彗星の魔導師。それはやりすぎでは?」
レムレス「眠ってもらっただけだよ。ようやく一部分でも判明できたから・・・ここに悪意そのものはないけれど」
サタン「・・・親が共働きなどいろんな事情がある子供達に安らぎを与える場所でもあったな。白魔導師とやらが奴らをサポートしている場所だな」
一方、当の白魔導師葉樹は彼らの戦況を見てシェゾの解説していた。
葉樹「バトル解説!!ヘンタイ魔導師でお馴染みシェゾ・ウィグイィは本来は闇の魔導師だから闇の剣アレイアードや魔導はピカイチなんだ!ただ油断多すぎて自滅したりやられちゃうけどw」
シェゾ「通信越しにヘンタイ呼ばわりでボロクソ言うな!!」
ジャック「こっちだよ!(すごいスピードでナイフを振り回す」
シェゾ「ぎゃあ幼女のくせにえげつない!!」
それを見ていたラティオスはシェゾの様子からして何かを呟いた。
ラティオス「・・・闇の魔導師らしくないな。本来なら悪い奴だが、どこか人間臭い」
チャラ王「あの人は悪ぶってはいるけど、案外いい人だよ。一言多いし口悪いしヘンタイだけどなんだかんだで人をほっとくことはできないし」
ラティオス「・・・悪人らしくないが、なんか嫌いじゃない」
ラティアス「♪」
一方、葉樹はそのマンション内の奥にある秘密の部屋で彼らの旅やその戦いの様子をモニターで見ながらワクワクしていた。
葉樹「彼らの旅はやっぱり奇想天外だよね〜。うん、彼らの行動がいつも予測不可能!モーちゃん達とも何気に意気投合してるし、やっぱり正解かも!」
すると、バンとドアを開けた音がした!葉樹は振り向く。
葉樹「えっ?」
サタン「やはり奴らを陰ながら支えていたのはお前か。奴らに何があったか話してもらう」
レムレス「ちなみに今あなたがかけた魔力フィルターは解除されていますよ」
デデデ「うちのメタナイトもいい加減に事実を話さないとダメそうだゾイ」
葉樹「なんだよぉ〜・・・圭一郎サマ、ちゃんと事前に無断で人を入れるなって言ってたのにぃ〜!!!」
そして空間の中のコロッセオでは以蔵が剣を思わず土に突き刺す。息切れする彼らを見るシェゾは倒れ込みながら言う。
シェゾ「・・・。お前らの勝ちだ」
シェゾに勝利したクルーク一行はハートビート・クロックタワーを覆う雲がまた一つよけたことを確認した!これで当初の目的達成は目前だ!
クルーク「これで残りの雲はあと一つ・・・そうすれば、この時計のオルゴールは返せる・・・!」
その後に空間が戻り、その現代のコロッセオ前でシェゾはあることを聞く。
シェゾ「聞くがこれでいいのか?」
クルーク「え?」
シェゾ「これは何の儀式だ?」
ゼオ「どういうことですか?」
シェゾ「実はキッドにここにいるように頼まれたんだが」
ププル「あなたもキッドに!?」
ヤス「やっぱりあんたにも会ったのか!」
シェゾ「まあいい、約束は果たしたぞ」
クルーク(行方不明と聞いてるのに三人には会ったとかキッドは何考えてるんだ?)
クルークは最近のキッドの行動に薄々と疑問を抱き始めた・・・。
一方、そのサン・ピエトロ大聖堂の上からクルーク一行の様子を見ていた、キッドに酷似した黒ローブの人物は順調にある計画到達への物事を進んでいると確認していた。
???「これで残りの雲はあと一つ・・・「物事を進めているようで」
すると、その人物にとある騎士の男性が声をかけた。
???「計画が進んでいるのか確かめたかったのか。・・・もしこれが滞っていたらお前は俺を斬り捨てたか?」
騎士の男性「ええ、もちろんですよ」
???「お前はそんなストレートには言うから厄介だな。まあいい。俺はマチュピチュに向かう」
騎士の男性「ええ、待ってますよ・・・」
ガウェイン「あの塔を覆う雲を全部取り払い、私の力の源の太陽が出てそれを戦場にできる時を」
続く・・・!
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