二次創作小説(紙ほか)
- 偶然による○○の連鎖(その1) ( No.615 )
- 日時: 2026/01/08 17:00
- 名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)
今回は憤怒の騎士登場!色々と巻き起こりつつあります。
「小ネタ」お年玉
全員「あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」
桜サイドでは無事に新年を迎えた後、子供組の一部が早速お年玉をねだって来た。
アリシア「ねえ、お年玉ちょうだい」
姫子「くれなきゃ許さないですわ!」
エージェント「姫子さんは一緒に住んでないんだけどなー;」←しかし、姫子のお年玉もちゃんと用意した男
こんな雰囲気の中でみさえはどんよりとしていた。
みさえ「あああお金が減るからお年玉あげたくなかったのにOTL」
アタランテ「自分も高そうな服を買ってるんだから、このぐらいはすべきだ」
みさえ「グハァ!!ぐうの音も出ないド正論を!!」
すると、ドラえもんがのび太達のお年玉の袋が想定より多いことに気付いた。
ドラえもん「のび太君、他のみんなにも言いたいんだけど、お年玉がちょっと多い気がするよ?」
のび太「ああ、これは以蔵さんがくれたんだ」
ドラえもん「以蔵さん?」
ドラえもんが後ろを振り向くと、以蔵が子供組の一部にお年玉をあげてるのを見た!以蔵さんは借金してますよね?
ネス「お年玉、ありがとうイゾー!」
ブラック「別にいらないと言ったのに・・・(でも、満更でもない」
茶々「感謝するしー!」
以蔵「おう、大事に使っ「以蔵さあああああーん!!!」なんじゃあ!!?」
ドラえもん「甘やかさないでよ!!つか、まずは自分の借金を返せえええええー!!!」
以蔵「ぎゃあああああー!!!」
ドラえもんが名刀電光丸を振り回しながら以蔵を追いかけ回す姿を見たキッドは半ば呆れていた。
キッド「あーあ、この場合だと悪い奴はどっちなんだろうな;」
王ドラ「でも、以蔵さんにもいいところはちゃんとありますよ。ん?ランさん、どうしました?」
ラン「以蔵さんの私へのお年玉がなんか濡れてるような跡があるの。そこまで濡れてないんだけど・・・」
カレン「あ、そういや私へのは大人だからいらないって言ったんだけど、なぜか泣かれちゃったからもらったわ;」
キッド「何があったんだ?」
カレン「実はね・・・」
以蔵『おまんらは外伝から今に至るまで辛かったろう。わしがお年玉をたくさんあげちょるから、今年こそは平穏に過ごしちょってくれ(号泣』
カレン「落としモノシリーズから私達の話を見たみたいで、それで・・・」
キッド「時にはむかつきはするけど、いい奴だよあいつ!!つか、クロスオーバーでは悪役組がまともになってたりするからな!!(号泣」
王ドラ「本当です!!新選組でさえも誰が悪人なのかわからない仕様!!(同じく号泣」
ラン「あ、今年もよろしくお願いしますー」
今年は第五部が真っ只中ですので、そちらにもよろしくお願いします!
トリストラム「・・・」
開発途中の遊園地では謎の仮面騎士、トリストラムが他の騎士達がリップ達とのこれまでの戦いについて頭の中で情報を整理していた。
トリストラム(傲慢、嫉妬、悪食・・・それらを差し向けても倒せなかったか。こうなる前に蒸気世界での蒸気聖杯戦争をその王にけしかけ、ホルル少尉に接触、召喚したマックスウェルを電子世界に行かせ、あの闇ギルドの支援者への伝達で種をばら撒きましたが・・・その種が全部詰まれた以上、注目しないわけがない。それに・・・)
すると、美しい容姿をした小柄な少女———憤怒の騎士が飴を咥えながら来ていた。
憤怒の騎士「ねぇ。あいつらを倒すのも、あの兄妹を探すのもいいけど、それよりも見つかった?」
トリストラム「・・・いいえ、まだです。どこかで雲隠れしている可能性があるのですが・・・それよりも次は貴女です。行きなさい」
憤怒の騎士「・・・わかった」
憤怒の騎士は軽くお辞儀をした後、部屋から出て行った・・・
トリストラム「・・・まあ、あの時に〝彼〟を殺害したのは私だとは気付かれてませんが」
とある日のアムール。いつも通り、リップ達が接客や調理の手伝いなどをこなしていたところにシャルアンがとあるチラシを持ちながら来た。
リップ「タイマーさんのライブ?」
シャルアン「ああ、王ドラさんが話してくれたんだけど、ミニッツちゃんという子も一緒に行くらしいから、お前らも来ないかって」
チャラ王「あー、ミニッツちゃんはタイマーさんの妹だからなー」
その言葉を聞いたトリスタンは話す。
トリスタン「それ、なんなのか気付いてますか?」
チャラ王「せっかく誘ってくれたのに嬉しくねーのか?」
トリスタン「いや、嬉しいですよ?だけれど、ミニッツ嬢の兄タイマーは・・・」
トリスタン「王ドラ殿の命を狙う、三大シスコンの一人だと聞きましたが」
リップ&チャラ王&シャルアンΣ(Ⅲ°д°)えっ!?
一方、シャルアンを通じてリップ達を誘った王ドラは彼らに罪悪感を感じていた。
王ドラ「あーあ、最悪です;せっかくのミニッツさんと一緒に行けるからラッキーなんですけどね、タイマー(お兄さん)に問答無用で殺されるでしょうし、天草さん達を巻き込みたくないし、それになんだかんだで私を一番助けてくれたのはトリさんですし・・・」
王ドラはトリスタンの顔が目に浮かぶ。出会った当初は彼が自分を女だと思い込んで胸を触って来たことから嫌っていたが、その後の数々の冒険を共にしたことで今ではトリスタンに口には出さないが、仲間意識というか信頼しているのだ。円卓組の中では最もというぐらいに。
王ドラ「だからといって、必ずしもそうじゃないですからね!あんなハープをガンガン鳴らしてるヒトヅマニアの糸目男なんかに助けられなくてもできますよ!リップさん達も付いてるので!今日はさっさと寝ましょう!」
王ドラが就寝に就いた後、彼のサーヴァントのルーラー・天草四郎が部屋に入って来た。
天草「王ドラ、今シェゾから電話が来ていますが・・・眠ってしまったのですね」
天草が部屋を出ようとした瞬間、下にあった本を見つけた。
天草「これは・・・題名はフェアリーナイトの歴史・・・?」
- 偶然による○○の連鎖(その2) ( No.616 )
- 日時: 2026/01/08 17:02
- 名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)
タイマーのライブ会場
その数日後のタイマーのライブ。トリスタンに誘われたことでついてきたトリ子は彼のライブのパンフレットを見る。
トリ子「楽しいヘビメタでもつまんないクラシックでもないけど、逆に清々しいぐらい新鮮味があるわねこれ。ポップン2のあおりが気に入らないけど。ところで・・・」
トリ子が見ている風景:劇画タッチでライブ会場に歩く王ドラとリップとチャラ王とトリスタン
トリ子「なんで戦々恐々してるんだよお前ら」
それはそうだろう、あの三大シスコンの一人タイマーのライブなのだから。しかも王ドラも誘われたということは確実に殺しにきたやつOTL
リップはトリ子の方に向きながら答える。
リップ「トリ子ちゃん、よく聞いて。これからヤバくなりそうだから、その時は逃げて」
トリ子「!(これからもっとヤバい奴が来るのか・・・そしたら、私もただじゃ済まないってわかってるんだろう。それなら、こんな雑魚どもに流石に倒させるもんか)別にオマエらに心配されるほどでもねーよ。私を見くびらないでよね」
リップ「いや?なるべくミニッツちゃんや他のみんなと一緒に連れて逃げるだけでいいの。できれば遠くに」
トリ子「は?(そんなあっさり!?つか、何があるんだよマジで!?」
トリ子よ、それは知らなくていいことだ(哲学者風)一方、一緒に来たルートがメルトにタイマーのライブのパンフレットを見せながら話す。
ルート「こいつが歌うライブなんだ。歌声はお前の目に適うものだから、一度だけでも聞いてみるといい」
メルト「本当なら行きたくないんだけど、せっかくリップやからくりのアルブレビトに誘われたし、この赤ウサギの歌声を聞いてみるとするわ」
ルートのポケットの中にいるおぼろはタイマーのライブのポスターをじっと見ていた。
おぼろ(モイモイ)「・・・」
ルート「おぼろ、どうした?」
おぼろ(モイモイ)「な、なんでもないわよ」
ミニッツははぐれないように王ドラの手を繋ぎながらニカっと笑う。
ミニッツ「お兄ちゃんのライブだから、一緒に楽しもうね!」
王ドラ「!は、はい!(そうだ、タイマーさんはミニッツさんにとって大切なお兄さん。フェアリーナイト王国の秘密を知ることは彼を救うことにもなる。今はようやく前進したばかり、ミニッツさんとのことを彼に認められないわけにはいかない。それに向こうはどうせ自分のライブ会場で私を殺しに行くことはできないだろうし・・・」
一方、ライブ会場の控え室にいるタイマーは今日のライブのために瞑想しながらイメージトレーニングしていた。
タイマー「できる・・・僕は今日のライブを成功させる・・・」
タイマー「そしてミニッツに近づくおじゃま虫の王ドラを今日こそ殺せる(爆弾投下」
やっぱりそういう目的だったんだねお前!?王ドラが疑ったのが正しかったよちくせう!!タイマーは持ってきた斧をブンブンと振り回しながら呟く。
タイマー「万一の警備対策はこれでバッチリかな。最近の王ドラ、サーヴァントの愛妾(ではない)とか正夫(ではない)とかがついてるって聞いたし、守りは前よりも一層固められてるはず・・・これで打倒王ドラが叶って、ミニッツに悪い虫が近付かなくなるー!」
すると、ドアのノックが鳴った。タイマーのプロデューサーとしてライブに来たアイスだ。
アイス「タイマー、もう時間だよ。ミニッツちゃんもだけど、ニャミちゃんも来てるからね」
タイマー「ニャミちゃん!?(そうか、今日はニャミちゃんも来てる・・・観客席にいる打倒王ドラは没だな。勝負はライブが終わった後だね)待ってて、今行く!」
一方、観客席にいる王ドラ達は他の大勢のタイマーのファンの熱気に思わずやられそうになっていた。
チャラ王「こんなにたくさんのファンが・・・流石にアイドル活動には真摯にやってるってことか」
ルート「ファン達は日頃のプライベートを見たら、きっとショック受けるなw」
王ドラ「思わず想像するからやめて下さいOTL」
ミニッツが横を見ると、ぱあっとした表情で叫んだ!
ミニッツ「ニャミお姉ちゃん、ミミお姉ちゃん!」
王ドラ「えっ?」
王ドラ達に気付いたミミニャミも喜びの表情で駆け寄って来た!
ニャミ「あらら、ミニッツちゃん!他のみんなも!」
ミミ「また新しいの連れて来ちゃってー」
王ドラ「サーヴァントらしいですが、あなた達とはあまり変わらないですよ」
トリ子「!」
その言葉を聞いたトリ子は「こいつらはやっぱり、私だけでなく他のサーヴァントにも人の心がある者として扱ってるんだな・・・」と少し複雑な気分と嬉しい気持ちになってしまった。
ミミは訊ねる。
ミミ「ところで王ドラはなんで来たの?タイマーに誘われた?」
王ドラ「はい・・・これから行くかもしれない死の国へOTL」
ニャミ「あ;タ、タイマーがいつもごめんね・・・ヤバくなりそうになった時は私達が全力で止めるからね;」
トリスタン「可愛らしいレディ達、それなら私達もです。全力で王ドラ殿やミニッツ嬢を守るので」
ミミ「えっ!キミ、何考えてるか分からないような雰囲気してるけど、頼もしいなー」
ニャミ「可愛らしいレディ達っていう言葉も言っちゃって〜」
トリスタン「ふふ。本当にそう思ったので」
チャラ王(また始まった;可愛い女の子や美人を見かけると、すぐにこれなんだからな)
王ドラ(あと、ニャミさんはタイマーさんの彼女なんですけど)
一方、ライブ開始直前の電柱の上で憤怒の騎士がフードを被って飴を舐めながら、それを見渡していた。
憤怒の騎士「ふーん。今日はあいつらはライブ会場か。意外とアウトドアだねー」
憤怒の騎士が目にやると、ミニッツの姿が目に留まった。
憤怒の騎士「あれは・・・あれから数年経ったから、成長しているけれど間違いないな」
憤怒の騎士はある絵筆を使ってとある影————ダークモンスターに似たようなものを描いて実体化させた!
憤怒の騎士「1日限りの命。だから、存分に行き(暴れ)なさい」
- 偶然による○○の連鎖(その3) ( No.617 )
- 日時: 2026/01/08 17:04
- 名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)
緊急事態発生
そしていよいよライブ開始の1分前、タイマーのファン達もサイリウムやうちわを持ちながら躍動感を高めながら一体化させてきた。
リップ「みんなもうスタンバイしてる・・・」
ルート「特に古参のファンは手慣れていそうだな」
そしてライブ開始の時間、バックに音楽が流れてぱかっと下に穴が空いたところから登ってきた台の上に乗りながら歌うタイマーが姿を現した!
BGM:UNLIMITED
ニャミ「ダーリンー!」
ミニッツ「お兄ちゃーん!」
タイマーの登場にファン達も大歓声を上げる中で彼はニャミやミニッツ達を見かけた!
タイマー「(ニャミちゃん、ミニッツ!あと、やっぱり背後に警備連れてきてるな王ドラ!なんで自分のサーヴァントを連れてないのか分からないけど、警備が手薄なら斧で楽勝だね)みんな、来てくれてありがとう!次の曲、行くよ———」
タイマーが次の曲を歌おうとした瞬間、ライトが突然ブツッと切れた!会場は真っ暗になっており、あまり見えない。
タイマー「!?」
これには王ドラ達も戸惑い、お互いを認識するように声をかけていた。
トリ子「暗いのはいいけど、気分わりーな。ざーこざーこ、いるかー?」
ミミ「こっちにいるよ!でも、ムカつく部分あるけど、その言葉だと逆に気付きそうかも。ざーこざーこ」
トリスタン「ああ、私のハープの音でも気付くというのに・・・(ポロロン♪」
すると、ライトがまたふっと点いた!
リップ「あっ、ライトが戻ってきた!」
チャラ王「よかった、一時はどうなることか・・・」
しかし、そこに彼らが見たのは・・・
憤怒の騎士が絵筆で生み出したダークモンスターだった!
Dモンスター「グオオオオオ—————!!!!」
他のファン全員「ぎゃあああああー!!!」
恐怖で思わず逃げ惑う観客席にいたファン達をミミニャミが外への避難を呼びかけた!
ミミ「みんな、こっちが避難口だよ!」
ニャミ「巻き込まれる前に逃げて!」
それを見た王ドラはミニッツを見ながら伝える。
王ドラ「ミニッツさんも逃げなさい。あなたに何かあったらと困ります」
ミニッツ「王ドラは?一緒に行かないの!?」
王ドラ「私はあのダークモンスターを倒しに行きます!大丈夫です、私は強いのですよ」
ミニッツ「王ドラ・・・うん、わかった・・・」
王ドラ「ミミニャミさん、ミニッツさんをお願いします!」
ミミ「任せてー!」
ニャミ「ミニッツちゃん、こっち!」
王ドラはダークモンスターがいるステージに飛び込んだ後、それを睨みつけながら見た!
Dモンスター「グルルルルル・・・」
王ドラ「いくら私の命を付け狙う想い人の兄のライブとはいえ、これは御法度ですねぇ。いや、それを超えた何かです!」
Dモンスターが牙を剥こうとした瞬間、あるバリアが王ドラを囲む形で防いだ!タイマーの防御魔法だ。
タイマー「そうだね、ファンを泣かせた挙句、僕のライブを台無しにしてくれた輩だ。ここは共闘するか」
王ドラ「タイマーさん・・・とちらないで下さいよ!」
それを上から見たトリスタンは王ドラに呼びかける!
トリスタン「王ドラ殿!私も戦わせて下さい!私がダメなら、天草らに」
王ドラ「いいです!あなたは自分のマスター達と逃げなさい!私のサーヴァント達も巻き込むつもりはない!・・・今まであなたに散々助けられてきたので、これ以上は助けられたくない」
トリスタン「・・・」
それを聞いたトリスタンはグッと唇を噛み締めながらばっと後ろを向いて立ち去った後、タイマーは少し呆れ気味に呟く。
タイマー「あの糸目男を連れてきたのはそういうことだったの?これ以上負担をかけさせたくないならはっきりと言えばいいのに」
王ドラ「言いませんよ。言ったらこれ以上に付け上がらせることになりますから」
タイマー(嘘つきじゃないのかそれ)
王ドラとタイマーはダークモンスターの方に向き直した。
王ドラ「じゃあ、これ以上被害を拡大させる前にこれをなんとかしますか」
タイマー「言っとくけど、キミも変なドジやらかさないでねー」
一方、トリスタンはリップ達のところに合流した後、彼女達に今の状況を話した。
リップ「今王ちゃんがダークモンスターと戦ってるの!?しかもタイマーさんとの共闘で!?」
トリスタン「はい。天草らを巻き込まない前提の様子です」
チャラ王「まあ、あんな状況だし流石のタイマーさんも王ちゃんを殺すことは無理そうだ」
ルート「終わった後に疲れてるだろうからな・・・ミニッツは無事か?」
トリスタン「ええ、ミミニャミのところに避難させてます」
一方、その会話を隠れて聞いていた憤怒の騎士は様子を伺いつつ呟く。
憤怒の騎士「どうやら、大事にしているようだね・・・よし」
憤怒の騎士が絵筆で何かを描いた。
憤怒の騎士「波風を立てるだけでいい。おいきなさい」
一方、トリ子が後ろから音がしたのを聞こえた。
トリ子「誰かいるのか?」
メルト「逃げ遅れた人がいるかもしれないわね・・・」
メルトが近づこうとした瞬間、彼女は回避するようにぴょんっと飛んだ!
おぼろ(モイモイ)「どうしたの?」
メルト「見なさい。本当にそうなのか知らないけど・・・」
リップ達はゆっくりと現れてきた人物を見て驚いた・・・
ミニッツ(?)「・・・」
リップ「ミニッツ・・・ちゃん・・・?」
- 偶然による○○の連鎖(その4) ( No.618 )
- 日時: 2026/01/08 17:06
- 名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)
一方、王ドラとタイマーはダークモンスターを相手に奮戦するが、少しずつおかしいことに気付き始めた。
王ドラ(確かにダークモンスターだけど、何かが違う・・・まず物理攻撃があまり効かないはずなのに、効いてる!それに身体から水っぽいのが出てきてる!これは・・・もしや)
タイマー「!王ドラ、危ない!」
王ドラ「え?」
王ドラは僅かに空いた隙をダークモンスターに突かれる形で捕まってしまった!
王ドラ「あぐっ・・・!」
タイマー「王ドラ!!」
王ドラはじたばたするが、ダークモンスターは離すどころかさらに締め付けてくる。彼は必死に口を動かした!
王ドラ「タイマーさん!このダークモンスター、身体が水っぽいです!なんか変ですよこれ!」
タイマー「水っぽい!?」
王ドラに伝えられたタイマーは自分にも僅かに芽生えていた違和感の正体に気付き始めた!
タイマー(確かに音楽以外は攻撃が効かないはずなのに効いてる。それに地面に水が濡れてるような跡があったし・・・まさか!)
何かに気付き始めたタイマーは防御を生かした竜巻を任せた!
タイマー「クロック・リフレクト・トルネード!」
タイマーの竜巻によりダークモンスターの身体から絵の具のようなものが飛び散り始め、その隙に王ドラも解放された!
そしてこのダークモンスターの正体に気付いた!
王ドラ「あのダークモンスターは魔法でキャンパスに描かれた絵だったか・・・!」
ダークモンスターの正体に気付いた王ドラとタイマーは尚も興奮状態であるそれを前にして、再び武器やスキルを解放させた!
タイマー「じゃあ、破いちゃえばよくないかい?」
王ドラ「このライブ会場を燃やしちゃダメなんですよね」
王ドラが駆け出した後、タイマーが防御魔法でバリアを作りながらダークモンスターの切り裂き攻撃を防いだ!だが・・・
タイマー「!(こいつ、地面に貫通していたか———」
タイマーは即座にバリアを解除した後に回避するが、受け身を取ろうとした瞬間にダークモンスターの牙を剥く———
王ドラ「どこ見てるんですか?」
が、後ろに回っていた王ドラがヌンチャクで攻撃して防いだ。王ドラが飛んだ瞬間、タイマーの杖を光らせて・・・
王ドラ「スピニングバードキック!!」
タイマー「クロック・クリスタルサイン!」
Dモンスター「アァァァァァ—————」
二人の攻撃により、ダークモンスターの形をした絵は地面に絵の具の粒を残しながら、光となって消滅した・・・
王ドラ「・・・」
それを見た王ドラはそのダークモンスターの形をした絵から何者かによる魔力を感じ取っていた。
王ドラ(あのダークモンスターは誰かが描いたものだ。それにこの魔力。また新たに刺客を放ったか、あの仮面の騎士・・・)
タイマー「!」
すると、タイマーはようやくハッと気付いた!
タイマー「そういえば、ミニッツとニャミちゃん達は!?」
王ドラ「ああ、それなら外に一緒に避難してて・・・って、最後まで話を聞かないで走らないで下さーい!!」
一方、突然現れたミニッツと戦っていたリップ達は突然のことに訳もわからず、ただ彼女から繰り出されるお菓子魔法を防ぐことしかできなかった。
チャラ王「おい!どうしちまったんだよ!?」
ルート「敵にでも操られたか!?」
ミニッツ(?)「・・・」
しかし、彼らの呼びかけに応えようとしないまま、ミニッツは攻撃を続ける。
トリ子「オマエ、わけわかんねーな。なんか絵の具のような匂いがしてるし・・・」
ここで何かに気付いたトリ子はリップに訊ねる。
トリ子「なぁ、オマエらの知り合いに絵を描くような奴はいないか?描くことで武器にする奴」
リップ「えっ?ドロシアさんやペインシアちゃんならいるよ。あの二人は魔法の絵筆や自分の身体を使って攻撃してるし・・・」
トリスタン「!」
それで突然現れたミニッツの正体に気付いたトリスタンはハープを鳴らして音の刃を彼女に向けた!
ミニッツ(?)「!」
それで心臓を貫かれたミニッツはバタンと倒れた・・・。
チャラ王「おい!死んだらどうする気だ!」
トリスタン「よく見て下さい」
トリスタンが指差した方向を見ると、ミニッツの身体から絵の具が流れた。
おぼろ(モイモイ)「絵の具!?」
メルト「じゃあ、私達に攻撃してきた彼女は絵だったってこと?」
トリスタン「ええ、本物のミニッツ嬢に似せたやつですよ。大まかに言えば、貴女と同じようなものですよメルトリリス」
メルト「確かに私は完全流体の身体。否定はしないけれど」
それを見たことで薄々気付いたリップは訊ねる。
リップ「これはこの前のとは違う、新しい妖精の騎士の仕業なの?」
トリスタン「恐らくそうですね。この絵から暫定するにマダム・ドロシアと同じような能力のもの。なぜミニッツ嬢を描いたのか分かりませんが「ミニッツ!!」
すると、タイマーがそこに駆け寄ってきた!
リップ「タイマーさん!?」
タイマー「あ!!」
しかし、ミニッツの絵は既に絵の具となって消滅していた。それを見たタイマーは杖を構え始めた!
タイマー「ミニッツに何をしたんだ!?」
トリスタン「違います!これは全くの誤解です!」
タイマーが杖を一旦構えた後にトリスタンに向けて宣言した!
タイマー「ミニッツが無事かはわからないけど許せない!!どんな手を使ってでも、必ずお前を討ってやる!!」
タイマーが立ち去った後、それを見たチャラ王はオドオドした様子で呟く。
チャラ王「これはなんとしてでも誤解を解かないと、まずいやつじゃねーの?」
トリスタン「私は哀しい・・・(ポロロン♪」
一方、それを隠れて見た憤怒の騎士がクスクスと微笑い始めた。
憤怒の騎士「まさかの兄が駆け込んで来たのは予想外だったけど、思ったよりも上手くいったかな・・・!」
一方、ミミニャミと一緒に公園にいるミニッツは二人と同じように兄や王ドラ達の無事を心配していた。
ミニッツ「みんな大丈夫かな・・・?」
ニャミ「王ドラがいるから大丈夫だと思うけど、ダーリンも弱くないし・・・」
すると、ニャミのスマホに通知が鳴った。タイマーからのLINEだ。
タイマーのLINE:ダークモンスターは倒したよ。あと、その原因の討伐のためにしばらく帰れないから。ごめんね
ニャミ「あのダークモンスターを放った奴が誰かわかったの?」
ミミ「なんでミニッツちゃんには言わないのか気になったけど・・・あ、ミニッツちゃん、それなら今日は私達の家に泊まる?何日帰って来ないかわからないから、しばらくいてもいいし」
ミニッツ「いいの!?やったー!」
この時のミニッツとミミニャミはタイマーからのLINEの本当の意味に気付くことはなかった・・・
next・・・?
一体、どうなるんだ・・・?感想OK
