二次創作小説(紙ほか)

想いの交錯(その1) ( No.619 )
日時: 2026/01/15 17:47
名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)

今回は偶発的に生んでしまったタイマーからの誤解を解くために奮闘するリップ達ですが・・・!?






建設中の遊園地の塔の上。トリストラムは窓越しに景色を見ながら呟いた。


トリストラム「ああ。一刻も早くこの任務を達成できなければ、あのお方のところに帰れないというのに・・・」


そんな彼の元にある人物が訪ねてきた。憤怒の騎士だ。


憤怒の騎士「よっぽど好きなんだね」
トリストラム「まさか・・・聞いていたのですか?」
憤怒の騎士「ごめんね。だけど、キミがすすり泣くような声が聞こえたから、ちょっと様子を見にね」
トリストラム「ふむ・・・相手が貴女でなければ、葬っていたところだ。よかったですね」
憤怒の騎士「キミにしてはありがたい褒め言葉だけど、キミに聞かせたいと思っていてね」
トリストラム「何がですか?言いなさい」
憤怒の騎士「あのね、—————」


耳打ちで話された憤怒の騎士からの報告にトリストラムは目を見開いた。彼女が話し終わった後、ふうっと一息つく。


トリストラム「・・・分かりました。ありがとうございます」
憤怒の騎士「じゃあ、僕はあいつらの様子を見に行くね」


憤怒の騎士が立ち去った後、トリストラムは高揚感でいっぱいになっていた。






トリストラム「ああ、あとは目的を果たせれば帰れる。愛しい愛しい、あのお方の元へ・・・!」






とある日のアムール。あのライブの時にタイマーに自分達がミニッツに手をかけたと誤解されてしまったリップ達は彼に連絡を取ろうとするが、未だに一向に応じてもらえなかった。


ルート「今日も出ないか?」
リップ「うん・・・」
トリスタン「私のせいでこうなったのですね・・・」
チャラ王「いや、お前はそれに関しては悪くねーよ!ただ間が悪かったというだけだ」
トリスタン「それに関しては、なのですね・・・私は悲しい・・・」


その様子を見たトリ子はリップに訊ねる。


トリ子「あの赤ウサギ、そんなにヤバい奴なの?」
リップ「うん。妹のミニッツちゃんのことに関してはめちゃくちゃヤバい。三大シスコンの一人で王ちゃんを目の敵にしてる;」
メルト「なんでからくりのアルブレビトを目の敵にしてるの?」
おぼろ(モイモイ)「王ドラはね、ミニッツちゃんのことが好きだからよ!」
メルト「えっ!?」


その話を聞いたトリ子は目をぱちくりさせていた。


トリ子(だから、あのピンクウサギの子に対してはあんな愛しそうに見る表情をしていたのね。あいつは私やトリ達に対してはあんな表情はしないし、優しい表情を見せる以蔵達に対してもそう。あまりドキドキしないのね・・・なんかイラつくけど・・・あのピンクウサギの子、前から思ってたけど、どこかで・・・)
リップ「トリ子ちゃん。どうしたの?」
トリ子「!な、なんでもねーよ(まあ、どうせ他人の空似だきっと!」


そんなリップ達のところに乃木沢がケーキの箱を持ちながら入ってきた。


乃木沢「おーい、お前ら!ケーキの注文が入ったから1時間で届けに行ってくれ。多く注文したやつ入ってあるし、トリ子ちゃんはいい勉強になるだろ」
トリ子「私まで行かせるつもりか?こんなもん私一人で十分だろ(ひょいっと多くのケーキが入ってある箱を軽々と持つ」←筋力A
リップ「あらやだ力持ち〜!」


その数分後、注文主にケーキを届けるために外に出たリップ達は歩く中でチャラ王が話す。


チャラ王「とにかく、タイマーさんになんとしてでも誤解を解かなきゃダメだな。他のシスコン二人に知られたら・・・」
リップ「アムールやその周辺が荒野になるという大惨事になるから、絶対に阻止しなくちゃOTL」
トリスタン「物騒ですねそれ;」


なんとかしてタイマーからの誤解を解く方法はないかと思案するうちに後ろから飛ぶような音が聞こえた。


ルート「ん?メルト、お前は今滑ってるか?」
メルト「私はここにいるわよ」


リップ達がその後ろを見ると・・・






タイマー(▼益▼###)←杖装備&エアライダーのマシンの一つのターボスターに乗ってる
タイマー以外全員Σ(Ⅲ°д°)ええーっ!!?






シリアスにギャグ打っ込むやつ;

想いの交錯(その2) ( No.620 )
日時: 2026/01/15 17:49
名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)

途中裸族注意(ぇ)






一方、ミニッツはミミニャミの家でなんだかワクワクしていた。兄のタイマーの帰りを待っているのはもちろんだが、アムールに注文していたケーキが届けられるからだ。そう、アムールにケーキを注文していたのはミニッツからのリクエストを受けたニャミである。


ミニッツ「早くケーキを届けに来ないかなー♪」
ミミ「いいの?ケーキを多く頼んじゃって」
ニャミ「いいの!それにケーキを頼んだパティスリー店はリップちゃんの実家なんだよ」
ミミ「えっ!じゃあ、トリスタン達とかもそこで働いてるってこと?やっぱり、トリスタンがリップの間男っていう噂は本当なの?」
ニャミ「うーん、人から聞いた話だから真相はわからないけど、マジに思えてきたかも・・・;」


おいいいいいー!!?まさか、その噂は他のポッパーや芸能界にも伝わってるってこと!?チャラ王が号泣しそうなんだけど!!


ミミ「あの人、根っこはすごくいい人だと思うけど、普段から何考えてるかわからないから・・・あ、王ドラからのLINE」
ニャミ「返事きた?」
ミミ「今からそっちに向かうから住所を教えて下さいって。あ、自分のサーヴァント達は今出かけたりしてるから問題ないんだって」
ニャミ「医者の助手としての仕事が早く終わったんだね!つか、言葉の端々になんかトリスタンに影響されてる気が;」
ミミ「本人は否定するんだろうけどね;あ、ここにタイマーがいなくてよかったんじゃない?」
ニャミ「タイマーがいたら、問答無用でど修羅場になってる気がするからね・・・;」
ミニッツ「二人とも〜。王ドラから連絡来た?」
ミミ「うん、来てるよ!すぐに向かうって」
ミニッツ「ホント?」
ニャミ「おお、なんか嬉しそう!本当に王ドラのことが好きなんだねー」


ニャミの言葉にミニッツは肯定することも否定することもなかったが、なんだか嬉しそうな表情をしていた。
一方、当のタイマーはなぜかエアライダーのマシンの一つであるダーポスターに乗りながら、いまだにリップ達を追いかけ回していた。


リップ「そのマシンはどこから持ってきたのー!!?」
タイマー「カービィ組のところのレースのマシン置き場にたまたま置いてあったのを貸してもらったんだ!まあ、その後になぜかデデデ大王とかメタナイトとかに追いかけ回されたのを振り切ったけど」
チャラ王「絶対に借りパクしたんだろお前!!?」
タイマー「とにかくミニッツを殺してくれた恨み、ここで晴らしてもらうからぁぁぁぁぁー!!」
トリスタン「私はものすごく悲しい・・・!」


必死に逃げようともがくリップ達の前に一筋の剣光が現れ、それをやむなく回避した!
その剣光を放ったのは・・・






あおい(▼益▼#)ココカラサキハイカセマセン・・・!!!






ルート「な、なぜ・・・」
タイマー「僕がLINEで呼び出した!二人とも、すぐに向かうってガッツポーズも送ってくれたよ!(目がキラキラしてる」
おぼろ(モイモイ)「二人ともって・・・!」
メルト「あとで覚えてなさいよ!!なぶり殺してあげるわ!!」
トリ子「つか、お前らのところってこんなのが日常茶飯事なのかよ!!?」


パニックになるリップ達にさらに追い討ちをかけるように矢を放ってきた!矢を放った相手はあおいの後ろにいる彼のサーヴァントのアタランテだった!


アタランテ(▼益▼#)
リップ「そうか、あっちゃんは子供が大好きだから・・・;」
チャラ王「もうおしまいだぁ!!このま「おう」


もうダメかと思われた矢先、後ろから歩くような音がした!現場を目撃して駆けつけた乱麻のサーヴァント、岡田以蔵だ!


以蔵「トリスタンが何やらかしたか知らんが、少しやりすぎるような気がしちょる。わしも金借りる時はちゃんと言うぜよ」
タイマー「泥棒ポメ犬(以蔵さん)!!」
以蔵「おい当て字!!」


以蔵を見たあおいは彼に食ってかかった!


あおい「ですが、これに関しては!!話がべ・つ・で・す!!」
以蔵「坊ちゃん、わしが言うのもなんじゃが借りパクはするなと親から言われちょらん?(行け」
トリスタン「!(あとで報酬は高く用意します」


以蔵があえてあおいを引き付けてくれたのを見抜いたリップ達はそのまま走り去った!


タイマー「あっ!!待てぇー!!」


タイマーが走り去るリップ達を追いかけるのを見たあおいは少し舌打ちしながら言葉を発した。


あおい「バカですね。こっちにはアタランテがいます。いくら天才でもあなた一人じゃ」
以蔵「タイマンとはいっちょらんが?」


すると、以蔵の横で彼と同じく事態を聞きつけたモードレッドが現れた!


アタランテ「モードレッド・・・!」
モードレッド「あのトリ野郎が何やらかしたか知らねーが、まずはきちんと話し合うべきじゃねーの?ま、オレが言うなって感じだけどな!そういうわけでわりーな、アタランテ」


一方、リップ達はタイマーから逃げる最中にトリ子が訊ねた。


トリ子「で、これからどうすんだよ!?」
リップ「頼まれたケーキを早く届けなきゃ行けないし・・・」


すると、ひみつ道具の一つのころばし屋がリップ達の下に現れて撃ってきた!


ルート「ぎゃあー!!」
チャラ王「こんなの持ってきた奴は間違いなく・・・」


すると、案の定ころばし屋を放ったドラえもんが現れた!


ドラえもん「流石に王ドラが信頼してる奴を殺るのはどうかと思ったけど、こればっかりは話が別だなぁ?(^言^#)」
トリスタン「なぜ主人公が殺そうとする立場になったんですか?」
ドラえもん「キミ達。今のはテレビではなく小説の中なんだ。つまり自重する意味がない。公私混同はしないよ?(チッチッチッ」
チャラ王「やかましいわ!!」


そんなところにタイマーが追いついてきた!


タイマー「さぁ、もう逃げられな」


すると、ころばし屋の黒い弾を跳ね返した音がした!それは彼らにとって見覚えのあるひらりマント・・・!


マタドーラ「お前ら!早く逃げねーと、当たっちまうぜ!」
おぼろ(モイモイ)「マタドーラ・・・」






マタドーラの格好:上半身が騎士王(ランサー)、下半身がガータータイツの格好






まさかの裸族シーン。よく見れば、助けに来てくれたのが裸族って・・・(ぇ)


ドラえもん「えっ、確かに騎士王様(ランサー)の格好が胸元を露出してるからってそれなの?キモっ」
マタドーラ「相手が円卓の騎士を狙ってるなら、こっちは円卓を束ねる王となって対抗よぉん!これなら円卓崩壊の心配もないわ!」
メルト「ただの変態じゃないの!!」
マタドーラ「失礼ね!騎士王に見せたら、円卓崩壊の危機は起こることもないと太鼓判を押してくるわよ!」
トリスタン「それ、我が王に見せたら円卓総出でぶっ殺すように仕向けますからね」
リップ「言葉が汚くなってるよトリスタンちゃん;」


しかし、リップが横を見ると・・・


トリ子「」←衝撃のあまり気絶
リップ「トリ子ちゃんが倒れたぁぁぁぁぁー!!?」
チャラ王「すぐに避難させるぞ!!」
タイマー「あっこら待てぇ!!僕だってこんな汚い騎士王様を見たくないんだろうがぁぁぁぁぁー!!!」


リップ達が気絶したトリ子を連れて走り去ったのをタイマーが慌てながら追うのを見たマタドーラは一人残されたドラえもんの方に向き直す。


マタドーラ「あの子、オレ様の勇姿を見て感動したんだな!」
ドラえもん「しねぇよ!!ショックで倒れたんじゃアホ!!」
マタドーラ「女の子を倒れさせるほど魅力的なオレ様だ。これに流石の騎士王も「何してるんですか?」


マタドーラが後ろを振り向くと・・・






ベディ「何があったか知りませんが、何故上半身が我が王の格好をしたんですか貴方(^ω^#)」
マタドーラ「」






ドラえもん「あーあ・・・;」


とりあえずマタドーラはベディ達他の円卓によってフルボッココース。
一方、タイマーから逃げるうちにトリスタンはあることを閃いた。


トリスタン「あっ、目には目を歯には歯をですか!(スペアポケットから出してきたどこでもドアのドアノブを開ける」
チャラ王「こら一人だけ逃げる気かー!!?」


しかし、トリスタンはどこでもドアを使って戻ってきた!そこで目にしたのは・・・!






トリスタン「この理屈ならば、マシンにはマシンですね!(エアライダーのマシンの一つのジェットスターに乗ってる」






エアライダーのマシンの一つのジェットスターに乗ったトリスタンを目にした大半の全員は驚いた!


ルート「そのマシンはどうしたんだ!?」
トリスタン「カービィ組のレースのマシン置き場にあったのを貸してもらったのです!なぜか大王やメタナイトに追われましたが」
タイマー「借りパクしたんじゃん!!」
トリスタン「貴方も人のこと言えませんよね?」
タイマー「うぐぅっ!!」


すると、トリスタンは頼まれたケーキの入った箱を手に取った!


トリスタン「よかった、まだ無事ですね。では時間がないので私一人で届けに行ってきます!」
タイマー「逃すかぁぁぁぁぁー!!!」
チャラ王「待てそれで届けに行くつもりかぁぁぁぁぁー!!!」


一方、王ドラはミミニャミの家に向かう中で何やら考え事をしていた。


王ドラ「タイマーさんがしばらく帰らないのは変ですね。やっぱりあの時に何かあったのでは・・・」


ミミニャミの家の前に着いた瞬間、トリスタンがジェットスターで飛んできた!


王ドラ「トリさん!?」
トリスタン「どうしてこちらに?」
王ドラ「これからミミニャミさんの家に行くんですが、ミニッツさんが待ってるんですよ。ほら、この家」
トリスタン「えっ。そうだったのですね!きっちり1時間で着いたので、アムールからのケーキ(複数)です!頼まれたものなので。あっ、代金は事前にお支払い済みなのですよ」
王ドラ「は!?まあ、代わりにあげますけど・・・」
トリスタン「では私はこれで。ちょっと野暮用がありまして」
王ドラ「あっ、待ちなさい!そのマシンはどうしたんで」


しかし、トリスタンが飛び去ったのを見た王ドラはふうっと一息ついた。


王ドラ「なんなんですかね・・・」


王ドラがケーキ(複数)の入った箱を持ちながら、ミミニャミの家のインターホンを鳴らすと、ドアを開けたミニッツが抱きついてきた!


ミニッツ「いらっしゃい、王ドラ!」
王ドラ「ミニッツさん!」
ニャミ「よく来たねー、王ドラ。あれ、そのケーキはアムールの?」
王ドラ「家の前に来たら、トリさんに渡されたんですよ」
ミミ「ホント?あっ、きっちり1時間で着いたんだねー」
王ドラ(どう考えたって、そんな様子じゃなかったと思いますが・・・)

想いの交錯(その3) ( No.621 )
日時: 2026/01/15 17:51
名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)

一方、当のトリスタンはなおもジェットスターを使ってタイマーから逃げ続けていた。


トリスタン「いい加減に諦めて下さい。私はミニッツ嬢を殺してはいない・・・!」
タイマー「出過ぎた嘘を・・・!僕は見たんだからね!キミが倒れたミニッツの前で変なハープを持って立っていたことに!」
トリスタン(王ドラ殿からも話を聞いていましたが、想像以上にヤバかったのですね・・・下手したら、ガウェイン卿以上・・・かくなる上は・・・)


トリスタンは何かを取り出した。プラズマのコピー能力のアイテムだ!


トリスタン「エアライダーの噂は本当でした。これのおかげで少しは撒けますね(プラズマに変身して溜まったプラズマ弾を後ろにいるタイマーに放った」
タイマー「ぎゃー!!?」


まさかのコピー能力のアイテムを出されたことに業を煮やしたタイマーはポケットから何かを取り出す!


タイマー「そっちがその気なら・・・!ファイアで対抗じゃゴラ!!(ファイアに変身して火をトリスタンに放った」
トリスタン「あちちっ!マントが燃やされてしまう・・・!」


エアライダーでコピー能力の投げ合いに発展したが、その下では・・・


アッシュ「ユーリがミミニャミちゃんの家にみかんを差し入れして来いって言われたから、来てみたッスが・・・(εωε)」


緑の人狼がDeuilのリーダーでもあるユーリの言いつけでミミニャミの家にメルヘン王国のみかんを差し入れに向かっていた。ちなみにみかんの入った袋を首に掲げるその姿は狼というか犬。かわいい。


アッシュ「犬じゃねぇッス!!ユーリにこの姿で行けって言われたンスよ;一刻も早く着かないと・・・ん?」


ふと上を見ると、タイマーとトリスタンがエアライダーで大乱闘。それを見たアッシュは彼らに声をかける。


アッシュ「おーい、二人とも!エアライダーのレースッスか?」
トリスタン「アッシュ殿。ちょっとこの方に追われてるのです・・・」
アッシュ「えっ、ニャミちゃんまで口説いちゃったンスか?タイマー、気持ちはわかるけど落ち着けッス;」
タイマー「それも許さないけど、違う!ミニッツの仇討ちだから!勝手な口出しはダメだからね!じゃ!」
トリスタン「ああ、私はまた追われていく・・・」


タイマーの言葉を聞いたアッシュは不思議そうな顔をしていた。


アッシュ「えっ?だけど、あの人がミニッツちゃんを殺すはずがないンスが・・・」


一方、ミミニャミの家では王ドラも含めてアムールで注文したケーキ達を美味しそうに食べていた。


ミミ「おいし〜!」
ニャミ「流石、都内で3店舗展開してる店だけあるね!」
王ドラ「都内ではそんなに有名なんですか?」
ミミ「うん!リップちゃん達がいる本店の他にもショッピングモール内のテナントのところとかお台場の一角にあるんだよ!元はうちにいて、店長のリップパパからお墨付きをもらったパティシエの人達がやってるんだって!」
王ドラ「へー(リップさんのご両親は多少のほほんしてますがいい人達ですし、結構いいところに住まわせてもらってますねトリさん・・・」


すると、ミニッツが王ドラの服の裾をくいっと引っ張ってきた。


王ドラ「ミニッツさん、どうしました?」
ミニッツ「ねぇ。王ドラはミニッツの前からいなくなったりしないよね?」
王ドラ「!ええ、もちろん!」
ニャミ「あらあら。私達はおじゃまとして別のとこで食べた方がいい?」
王ドラ「かっ、からかわないで下さい!」
ミニッツ「?」


すると、ピンポーンとインターホンが鳴ってきた!


ミミ「はーい。あっ、アッシュ!」
アッシュ「ユーリからメルヘン王国のみかんを渡して来いって言われたので、差し入れに来たッス(εωε)」
ニャミ「マジで?メルヘン王国のみかんも美味しいんだよねー!」


すると、ミニッツが狼の姿のアッシュに飛び込んで来た!


ミニッツ「いらっしゃい、アッシュお兄ちゃん!」
アッシュ「あれっミニッツちゃん!?」
王ドラ「普段から親しいのに、なんで驚いたんですか?」






アッシュ「タイマーがミニッツちゃんの仇とか言ってエアライダーのマシンに乗りながら、同じくマシンに乗ってるトリスタンさんを追ってたのを見たッスけど(εωε)」
王ドラ「」






一方、トリスタンはいまだにタイマーに追いかけ回されていた。つか、いつまでやってるんだこいつら。


タイマー「くたばる気配は全然ないのかお前!」
トリスタン「可愛い顔して結構いいますね貴方・・・そういえば、エアライドはレースでもあるんですね。それならば・・・!」


すると、トリスタンがジェットスターのマシンのスピードを溜めた後にダッシュさせた!


トリスタン「やりました!私はエアライダーとしての素質もあるようですね!(ドヤ」
タイマー「初めての割にはすっかり乗りこなしやがってチクショー!!」


一方、事態の真相に気付いた王ドラはミニッツを連れながら、二人のところに向かっていた。


王ドラ(あの時に誤解されたんですね。やっぱり、ケツを蹴ってでも彼を止めれば良かったんですかね・・・大方、止め切れなかった私が悪いなうん;)
ミニッツ「王ドラ。本当にお兄ちゃんのところに連れて行ってくれるの?」
王ドラ「ええ、行きましょう・・・おや?」
ミニッツ「なんかさっきから同じところばかりだよ?」
王ドラ「おかしいですね・・・」


一方、レースに発展したトリスタンとタイマーは猛スピードでゴールに向かっていた!


トリスタン「ゴールは目の前です!」
タイマー「一番になるつもりかよあんた!?」


ゴールに向かって、走った時にいつのまにか設置されてあったゴールテープを切ったのは・・・!






トリスタン「私!の!勝ち!です!(ジャジャジャーン!」







一着、トリスタン
二着、タイマー


タイマー「ぐぬぬぬぬぬ!!うがぁぁぁぁぁ—————!!!」


トリスタンに振り回されたタイマーはダーポスターから降りた瞬間にブチギレながら杖を装備した!


タイマー「このねぼすけ糸目!!許すまじ!!」


すると、二人よりも少し遅れて来た顔があった。先ほど目を覚ましたトリ子を看病していたリップ達だ!


リップ「あっ、トリスタンちゃん!」
トリ子「さっきのはなんだったんだ・・・;」


しかし、タイマーはすでに攻撃の魔法を放とうとしていた!


チャラ王「こいつ、トリスタンに攻撃するつもりだ!!」
ルート「もうダメだ・・・」
タイマー「クロック・リフレクトトル・・・」


その直前にエネルギー弾で防がれた!エネルギー弾を放ったのはようやく間に合った王ドラだ。


トリスタン「!王ドラ殿!」
王ドラ「バカな追いかけっこはもうおしまいですよ」
タイマー「王ドラ!キミは知らないだろうけどミニッツが「お兄ちゃん!」


自分に抱きついて来た人物を見た時、彼は驚いた!トリスタンに殺されたと思ったミニッツだ!


タイマー「ミニッツ!?」
ミニッツ「どこに行ってたのー!?」
タイマー「あ・・・」
王ドラ「・・・自分の妹が本当に大切なら、勝手に殺さないであげて下さいよ」
タイマー「・・・。よかった・・・!」


タイマーが涙目になりながら、思わず泣き出すミニッツを抱きしめ返す。それを見たリップ達は安堵していた。


メルト「ひとまず一件落着みたいね」
トリ子「くだらないけど、ヤバい誤解が解いて良かったな、トリ」
トリスタン(まさか、彼は私を助けてくれた・・・?)


その数分後に疲れて眠るミニッツを抱っこしている王ドラにリップが訊ねてきた。






一件落着・・・?

想いの交錯(その4) ( No.622 )
日時: 2026/01/15 17:53
名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)

リップ「王ちゃん、トリスタンちゃんを助けるためにミニッツちゃんをここに連れてきたんだよね?」
王ドラ「そのつもりだったんですが、なぜか同じ道にいたのが何回もありまして、何回か突破した末にやっと着いたんです」
タイマー「キミにしては道迷い?全くミニッツを疲れさせるなんて」


すると、ミニッツの抱っこをリップに代わってもらった王ドラは後ろにいるタイマーを見ながら、その目にギラリと眼光を光らせた!


王ドラ「誰のためにそんなことしたと思ったんですか?ええ?」
タイマー「!!(ヤバい切れた・・・!!」
チャラ王「おい!ミニッツちゃんが起きたらどうすんだよ!?」
王ドラ「正拳・・・」






王ドラ「突き!!」
憤怒の騎士「へぶっ!!」
タイマー「えっ!?」






タイマーの後ろにいたところで気付かれた憤怒の騎士は鼻を押さえたその姿を彼らの前に露見した!


憤怒の騎士「なんでわかったの〜・・・」
ルート「お前は・・・」
王ドラ「なるほど、ダークモンスターを描いたのもリップさん達がタイマーさんと仲違いしたのも、私達を同じ道に行かせたのもあなたの仕業だったってことですね。あなたの持っている魔法の絵筆を使った上でね。まあ、あなたが元々仲違いするように仕向けようとしたのは私だったんでしょうけど」
おぼろ(モイモイ)「待って。じゃあ、一連の騒動の流れはこの子が仕組んだものだったの・・・?」


一連の騒動の原因は自分だと暴かれた憤怒の騎士はふてくされそうにしていた。


憤怒の騎士「あーあ。せっかくこの赤ウサギを攫おうと思ったのに・・・」
タイマー「僕?なんで攫おうとしたのが僕なのか知らないけど、まさかこいつらへの当てつけ?あいにくだけど、僕もこいつらもそこまでバカじゃないんでね」






憤怒の騎士「タイマー=フェアリー王子」






その名で呼ばれた時、タイマーの表情が変わった。もちろん彼らの秘密を知る王ドラも同じだ。


憤怒の騎士「まさか、あの時に死んだと言われてた兄妹がこんな国に逃げていたなんてね。あ、妹のミニッツ王女はその時に赤ちゃんだったね。それなら今も知ってるはずがないよね。兄のキミがずっと守ってきたんだから。断られるのは承知しているけど、戻る気はないの?きっとあのお方も待っているよ。酷いことを言うようだけど、これはキミらをこんな穢れた国から守るためだ。こんなところにずっと居続けても、いいことなんて」


すると、音の刃がポロンッと憤怒の騎士に飛んで来た!トリスタンだ。


トリスタン「何があったか知りませんが、場を掻き乱すのは控えるように。その可愛い顔に傷一つつけられたくないのでしょう?」


目を見開きながら怒っている様子の円卓の妖弦騎士の顔を見た憤怒の騎士は肩を下ろしながら言う。


憤怒の騎士「そうだった。まだその時じゃなかったか。じゃあ、まったねー」
リップ「あっ待って」


憤怒の騎士が転移の魔術礼装で立ち去った後、トリスタンはタイマーに声をかけた。


トリスタン「タイマー殿、何があったのですか?」
タイマー「・・・キミ達には関係ないことだよ。さぁ、帰ろミニッツ」
リップ「あ・・・」


タイマーがミニッツを抱えて立ち去った後、王ドラも無言のまま立ち去った。


トリスタン「王ドラ殿・・・(まさか、彼は・・・」


一方、あおいとアタランテをなんとか負かした以蔵はモードレッドと別れて乱麻達の住む学生寮に帰った後、彼を出迎えた小夢は驚いていた。


小夢「また喧嘩してきたの?」
以蔵「おう、勝ったぜよ。大丈夫じゃ、夕食は作っちゃる。まっちょれ」
小夢「あ、みんなもうすぐ帰ってくるらしいから早くしてね」
以蔵「おう!」


すると、寮に一本の電話が入ってきた。それに小夢は応じた。


小夢「はい。今寮母さんは「小夢ちゃん。久しぶりだな」


小夢はその声を聞いた瞬間、少しだけ身体をビクッと震わせていた・・・。






一方、普段はモードレッド達をサポートしている白魔導師の葉樹は月を見ながら物思いに耽っていた。


葉樹「・・・(大丈夫。手放すときはちゃんと手放すよ。だから、もう少しだけ、このままで・・・」


そう思いながら、そっと目を閉じていた・・・。


FIN






なんか進展が・・・感想OK