二次創作小説(紙ほか)
- 残された傷跡・・・そして、始動(その1) ( No.627 )
- 日時: 2026/01/27 17:23
- 名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)
このお話で第5部の第1章に当たるようなシリーズ群は最後となります。傷跡を残していくぜよ。
「小ネタ」女の子の証明(下ネタ注意)
サンソン「以蔵さん、これも運んでやって」
以蔵「ったく、変に頼んでくるきの医者」
サンソンがスマブラ屋敷の医務室宛に届けられた医療器具を運ぶのをたまたまその場にいた以蔵が手伝っている中、タタタッとある少女が姿を現した。
プニィ「でも、内心では嫌そうな電波はないかも・・・」
以蔵「うわっプニィ!急にわしの後ろに立ってびっくりするじゃろ!」
サンソン「以蔵さん、こちらの子供は?」
プニィ「プニィ。ププルは知らないの?」
サンソン「ああ、ププル嬢らのところの子か。それならさっき、食堂でカレーを作っていたのを見たよ」
プニィ「確かにププルのカレー電波はそっち・・・教えてくれてありがとう」
プニィがププルのところに向かうためにぴょんっと飛びながら走る。ここでお気付きですよね?プニィちゃんのいつものはいてないコスチュームの下をサンソン君と以蔵さんが偶然見てしまい・・・
サンソン「・・・あの子、女の子なんだね(顔真っ赤」
以蔵「おう(同じく顔真っ赤」
プニィの下ならトリスタン辺りとかはガッツリ見てそうだけど、ベディ辺りとかは大分恥ずかしがるようなイメージ。
黄泉が再び姿を現したのを見た王ドラはキッと睨みつけながら言う。
王ドラ「なぜあなたがここに?あのスライムもあなたの仕業ですか?」
黄泉「いや、それは私と共に来た強欲の騎士のものだ。私は宮廷魔術師の身分上、ここに調査しに来たわけだ。二度も私の赤猫のぬいぐるみを破裂させた貴様らのいる世界だがな・・・」
王ドラ「・・・宮廷魔術師・・・?」
黄泉「今の私は貴様が独自に調査し続けているフェアリーナイト王国の宮廷魔術師だ」
- 残された傷跡・・・そして、始動(その2) ( No.628 )
- 日時: 2026/01/27 17:23
- 名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)
一方、リップ達は先程の化け物じみた姿に変貌したスライムを始めとするスライム達と戦い続けていた。
リップ「わぁぁぁ次から次へと出て来てるー!!」
チャラ王「まるで何らかの理由で増殖してきてるみたいじゃねーか!?」
トリスタン(これといえば、きっと・・・)
トリスタンは遠目に王ドラの姿を見つけて上を見やると、彼が見つめていた黄泉の姿を見つけた。
トリスタン(・・・あれ、は————)
み つ け た
気付けば、トリスタンは王ドラの方へ走っていた!
トリ子「おい!どこに行くんだテメェ!」
一方、王ドラは先程の黄泉の言葉に耳を疑っていた。
王ドラ「フェアリーナイト王国の、宮廷魔術師・・・?」
黄泉「ああ、あそこにツテがあったのでな。なかなか面白いものを見させてもらったぞ。何しろ、その頂点に立つのは————」
すると、そこにポロンっと音の刃が入って来た!今走って来たトリスタンだ!
王ドラ「トリさん!」
トリスタン「・・・」
黄泉「貴様は———いや、語るべきではないな」
黄泉は三日月笑いを浮かべながら、トリスタンの方を見る。
黄泉「聞けば、貴様は円卓の騎士の一人のアーチャーの英霊(サーヴァント)だと聞く。早くマスターの元に行かないと、自分まで消滅するぞ?」
トリスタン「他にもサーヴァントがいるので大丈夫だと思いますよ。なかなか厄介なレディなのですがね」
黄泉「そこまで信頼しているのか。元はこっちの世界に来た者なのに」
王ドラはその言葉を聞いて、トリスタンに訊ねる。
王ドラ「〝来た〟?あなたは元はサタンに召喚されたと聞きましたが」
トリスタン「・・・」
トリスタンは少し俯きながら、黄泉に訊ねる。
トリスタン「貴女には私からの質問に答えてくれたらよいのですが・・・」
黄泉「なんだ?」
トリスタン「ガウェイン卿をあの時に救って、傷だらけの三つ巴の元に案内したのは貴女だと聞いています。そのことについてはどう思っていたのですか?」
トリスタンの問いに黄泉はニヤッと笑いながら答えた。
黄泉「ああ、あの太陽の騎士か。あの男は全くの愚かではあった。憎むことはあっても、結局心底から憎みきれなかった忠義や愛を捨てきれぬ男よ。まあ、その分利用しやすかったから、この世界を破滅寸前に追い込めただけはあった。世界中に悪意をばらまく器になれなかったのだけは残念だったよ」
トリスタン「貴様・・・」
トリスタンがハープの弓を引こうとした瞬間、王ドラが声をかけた。
王ドラ「トリさん、怒る気持ちはわかりますが、ここは彼女を退けましょう。あの赤猫が本体でしたが、倒したとしてもまた出て来ますから。今も同じように」
トリスタン「・・・」
一方、りんごは自分にそっくりな見た目を持つどくりんごの姿を前にして驚き、どくりんごは話を続けた。
どくりんご「驚くでしょうねぇ。そりゃあどくりんご(私)が私(あなた)ですもの」
りんご「そりゃあ誰だって驚きますよ!?つか、あなたはいわばドッペルゲンガーなんですか!?あまりにも私にそっくりです!」
どくりんご「ドッペルゲンガー・・・」
どくりんごはクスクスと笑った。
どくりんご「この世界ではそういう感性を持ってるんですねぇ。まあ、誰でもそう思うのでしょう」
りんご「誰でも・・・?(まさかドッペルゲンガー以上のやつ?」
すると、そこにまぐろやりすくまが走って来た!
まぐろ「りんごちゃーん★!だいじょ・・・ええっ!?」
りすくま「りんご君が二人?これは一体・・・」
その直後にクルーク達も走って来た!
クルーク「おーい!大丈夫かー!?」
アミティ「って、ええっ!?りんごちゃんが二人!?」
それを見たラフィーナがまぐろに耳打ちする。
ラフィーナ(正直美味しいシチュが来たと思いますが、どう思っていますか?)
まぐろ(えっ★(顔真っ赤)うーん、正直両手の花を取りたいところだけど・・・)
それを見たアストルフォはまぐろを見ながら、アミティに訊ねた。
アストルフォ「あの紫髪のメカクレ男、もしやあの赤髪ロールの子が好きなの?」
アミティ「そうだよー」
シグ「うーん、そうかな」
それを見たエージェントはため息を吐きながら話す。
エージェント「おい。そうこうしてる間に来てるぞ」
気付けば、周り全体が化け物に変貌したスライム達に囲まれていた!
クー「あれは犬をバカにしてんのかよ!!?」←ゲッシュの誓いから犬を特別視してる
アレク「こんなに大量のスライムが出てくる自体がおかしいなって思うんだけど・・・」
ゼオ「・・・」
それを聞いたゼオはそのスライム達の姿から何かピンと思い浮かんだ!それで自分のモンスターボールからブラッキーのリストを出現させた。
ゼオ「リスト。この手紙をとある奴らに送って来い。できるな?」
リスト「えっ?まあ、それぐらいなら任せろ!」
リストが手紙を持ったまま、目的地に向かうのを見届けたゼオは杖を構えた。
ゼオ「さて、やるぞ」
エレナ(ゼオは一体何をしたの・・・?)
一方、王ドラ以外のドラケロ防衛隊は次から次へと出てくるスライム達と戦いまくっていた。
ギロロ「なんで大量に出てくるんだー!!」
マサオ「知らないよこんなの!!?」
ドラメッド「とにかく突破口を探さないといけないのである!!」
すると、こっちに向かって走るような音が聞こえた。手紙を持っているリストだ!
リスト「お、生きてるみたいだな」
キッド「リスト!なんでここに!?」
リスト「手紙だぜ。お前ら宛の」
ドラえもん「ぼく達に・・・?」
開いたその手紙はゼオのもの。内容こそ短いが・・・
「雪は白い空気なり。破られた同様の白いものから現し」
マタドーラ「どういう意味だ?これ」
ボー「何らかの暗号・・・」
クルル「雪に似たやつってことかぁ?」
手紙の内容に悩むドラケロ防衛隊だが、その横でドラリーニョとしんのすけがある路地裏に入っていたのをドラニコフが見た!
ドラニコフ「アウ!アウアウー!!(訳:二人とも!今は勝手に行動しちゃダメだよ!?」
ドラリーニョ「なんか向こうから煙が出てるよー!火事ー!」
しんのすけ「すぐに江戸の花しなくちゃ!」
パワえもん「その言葉の意味を知らないくせに・・・ん?煙?」
パワえもんが路地裏を確かめると、そこには破損された水パイプの穴から噴出していた白い煙がスライムに変貌する光景であった!そう、この白い煙こそが倒していてもスライムが増殖し続ける原因・・・!
パワえもん「あのスライム達の出所はこれか!二人とも、よく見つけた!お手柄じゃないか!」
ドラリーニョ「えへへ〜」
しんのすけ「いや〜それほどでも〜」
パワえもん「おいお前ら!この白い煙を防ぐのを手伝え!ゼオ君が手紙で伝えた白いものはこれだ!」
風間「確かに雪と煙は大まかに言えば、同じ空気・・・!」
キッド「いっちょ防いでやるかー!」
キッドが空気砲で撃つ形で防ごうとするが、白い煙には通用せずにあまり効果がなかった。
キッド「ダメか〜・・・;」
ケロロ「これは直接で当たらなければダメでありますな。頭を使うべきかと思うでありますが・・・」
ドラえもん以外のドラケロ防衛隊( `・ω・)ばっ(一斉にドラえもんを見る)
ドラえもんΣ(・ω・ )
その2分後・・・
ドラえもん「なにこれ(みんなにおみこしみたいに抱えられた状態」
ケロロ「頭を使うなら、これでありますよ!」
みなさんも知っての通り、ドラえもんは公式でもかなりの石頭です。しかも映画ドラえもんでもラストではこれが敵に対して勝利の一手を打ったりなど活躍してます(例:雲の王国や宝島)
マタドーラ「ドラえもんズ一の石頭に賭けたんだ!ぶっ壊せ!」
ドラメッド「お主の石頭は誰よりも強いことをみんな知ってるから大丈夫であーる!頼むのである!」
ドロロ「お主の石頭はどんなものでも砕けるから大丈夫でござる!勝利の道筋を開くでござる!」
ネネ「あんたの石頭なら絶対できるって信じてる!行くわよ!」
ドラえもん「無理無理無理無理!!こんな頭の使い方は嫌だあああああー!!!」
ドラえもんの叫びもむなしく、彼の石頭を白い煙が噴出している水パイプの穴にぶつけた!
ドッゴォォォォォーン!!!!
これが功を奏し、スライムの原因となった白い煙が消えて、残ったスライム達もそれに伴う形で消えた!
どくりんご「なっ・・・!?」
ガレス「スライム達が消えた!?」
ゼオ「おー!あいつら、見つけたか!」
トリ子「あの苛ったらしい雑魚スライム達が消えた!?」
リップ「おまけに増えてきてない・・・!きっと誰かが増殖を食い止めてくれたんだよ!」
黄泉(見つけられたか・・・)
トリスタン「向こうの方からドラえもん殿の叫びが聞こえましたが」
王ドラ「いいえ、ドラえもんなら大丈夫ですよ(石頭で増殖を食い止めたか・・・どうやって見つけたのか知りませんけど」
スライム達が増殖していた場所を見抜かれて防がれたのを感じ取ったどくりんごは杖を構え始めた!
白いスライム達撃破!
- 残された傷跡・・・そして、始動(その3) ( No.629 )
- 日時: 2026/01/27 17:28
- 名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)
どくりんご「よくもあのスライム達の出所を・・・どうやって見抜いたのですか!」
ゼオ「んなもんよく考えたら分かることだ。あのスライム達の色は白。これだと雪が考えられるが、残念ながらこんな雪祭りに雪は降ってない。そこで似たような色を持つ気体にたどり着いた。それが白い煙だ」
りすくま「気体としては大正解です」
エレナ「つか、こんなことまで知ってるのね」
ゼオ「単にマホロアからの受け売りだがな」
エレナは思わず苦笑いするが、どくりんごが舌打ちしながら杖を振った!
どくりんご「いいでしょう。その死んでもいい勇気に応えられるものを現しましょう!」
杖を振った光の中から何かが出現する!それは・・・
大きな牙を持つ白の大蛇・・・!
どくりんご「毒を持つ大蛇に可愛がってもらってください!」
白い大蛇が現れた際に地鳴りに気付いた王ドラとトリスタンは異変を感じた!
王ドラ「これは・・・!?」
黄泉「白の大蛇を出現させたようだな。手段として残しているとはな・・・」
トリスタン「向こうに・・・大蛇!?」
一方同じ頃、白の大蛇を見たリップ達は一部が思わず慌ててしまった!
チャラ王「おい!殺しにかかるつもりかよあれ!?」
メルト「よく見たら、私のメルトウイルスと同じ毒を持った蛇のようね?まあ、違いはあるんでしょうけど」
ルート「すぐに倒しに行くぞ!」
その一方、白の大蛇を見たドラケロ防衛隊も一部が慌ててしまっていた!
マサオ「怖い怖い怖い!!あんなのかないっこないよ!!わーん!!」
ギロロ「泣くな!大声で気付かれるかもしれんぞ!?」
キッド「このすずらん商店街やその周辺に被害が及ぶ前に倒すしかねーようだな!?」
キッドが空気砲で撃つも、白の大蛇にはぴくりともしなかった!
キッド「ぴくりともしてねー!!?」
ドラえもん「どうやら相当硬い身体を持ってるみたいだ。地道に防御を削るという手があるけど、それじゃ・・・(頭のたんこぶをさすってる」
すると、クルルが大蛇の向く方向を解析した!
クルル「どうやら、あの大蛇はゼオ達の方に攻撃しに行ってるらしいぜェ〜」
風間「ゼオさんが白いスライム達の出所をボク達に知らせてくれたから・・・ん?」
パワえもん「この子は・・・ちょっと暗い雰囲気でもりんごちゃんにそっくりなんだけど?」
一方、ゼオ達は白の大蛇に攻撃するが、身体が硬いためかダメージが少しずつしか削れなかった。
フィン「なかなか硬いな。私の槍を持ってしても、この程度とはな」
ディルムッド「ですが、なんとか攻撃を続けないと・・・!」
すると、あやクルが魔法で白の大蛇に魔法を放ちながら呟く。
あやクル「そうだな。攻撃を止まずに続ければ、きっと道はあるだろう」
すると、クルークが白の大蛇にダメージを受けた!
クルーク「わっ!」
クー「クルーク!!」
それにより落とした魔法のルビーの指輪を落とした拍子でカーンが出現した!
カーン「クルーク!大丈夫か?」
クルーク「大丈夫。気にしないで・・・」
クルークの足が怪我しているのを見たカーンは魔法で白の大蛇に攻撃した!
カーン「勘違いするな。これは俺個人の意思だ・・・!」
カーンの攻撃魔法で白の大蛇が何かがポロポロと落ちているのをププルが気付いた!
ププル(ん?あれって・・・)
カーンにつられて、アリシアの持つエメラルドの腕輪からフルシュが出現した!
フルシュ「アリシア様!これは一体・・・!?」
アリシア「フルシュ。悪いけど、今立て込んでるのよ」
白の大蛇を見たフルシュは思わずそこに攻撃魔法を放った!
フルシュ「何があったか知りませんが、みんなを不幸にするなんて許しませんよ!」
アリシア「あんたらしいわね」
それで白の大蛇の身体からまた何ががポロポロと落ちているのを見たププルは気付いた!
ププル「あれはもしかして・・・!みんな!あの蛇の身体から何かが剥がれた!ウロコだよ!」
姫子「ウロコ?」
よく見ると、白の大蛇の身体にはウロコが剥がれたような跡があった。そう、このウロコが白の大蛇の防御壁となっていたもの・・・!
ブラック「そうか!ウロコを剥がせばいいのか!」
デオン「ウロコが全部剥がれた時こそが勝利の一手・・・!それに賭けてみないことはないな!」
すると、エージェントは剣を構えるプロキオンに声をかける。
エージェント「プロキオン。呼べ」
プロキオン「えっ!?」
エージェント「こんな時こそ出番だと思うけどな〜。頼りたい時に頼らないと、ますますこじれるぞー」
プロキオン「本当は呼びたくないんだけど・・・」
プロキオンは自分の令呪を光らせた!
プロキオン「来てよ!ランスロット!」
プロキオンの令呪での呼びかけにより、ランスロットが着地しながら来た!
ランスロット「よく私を呼んだな」
ガレス「ランスロット様!」
ランスロット「どれどれ、前を見たら・・・なかなか厄介なことになっているな。ではそのウロコみたいな感じを剥がせば良いか?」
ベディ「ぜひお願いします!」
ランスロットは自分のアロンダイトを構えて宝具を発動させた!
ランスロット「縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)!!」
ランスロットの宝具により、白の大蛇のウロコの大半が剥がれた!
ベリー「すごい・・・!」
段蔵「流石円卓最強の騎士様・・・!」
まぐろ「えっ、あの人が!?」
それを見たどくりんごは再度杖を構えた!
どくりんご「こうなれば・・・大蛇よ!毒を吐きなさい!」
どくりんごの命令により、白の大蛇は地面に向かって毒を吐き始めた!
ゼオ「あれは・・・!逃げろ!あれをモロに浴びたら、死ぬぞ!」
エジソン「今度は毒吐きかー!」
そんなところにある防御魔法がゼオ達を包み込む!やっと駆けつけたリップ達だ!
リップ「よかった無事だね!」
アミティ「リップちゃん!」
ランスロット「キミ達も来ていたか・・・とぅわ?トリスタン卿は?」
チャラ王「それが勝手にどっか行っちまったんだ!多分何かを見つけてたと思うんだけどな・・・」
ベディ「えええええー!!?」
一方、それを見た王ドラとトリスタンも黄泉と交戦しながら声をかけ合った!
王ドラ「今リップさん達があの大蛇のところに着いてます!弱点を見つけてくれたから、行きましょう!」
トリスタン「はい!そろそろ行かないとまずいので・・・!」
黄泉「行かせんぞ。まだ私との「来い!源為朝!」
黄泉に阻まれそうになった瞬間、ある強力な砲撃が彼女の方に放った!黄泉はそれをすかさず回避した。
黄泉「この砲撃は・・・貴様・・・」
為朝「我がマスターに呼ばれた以上、道を阻むことは許さん」
黄泉「ちっ・・・今日のところは引き上げてやる。次に会う時はフェアリーナイト王国だろうな。貴様らが生きていたらな」
黄泉が転移魔法で立ち去った後、王ドラとトリスタンは為朝のところに乗った!
為朝「・・・」
王ドラ「為朝さん。私達をリップさん達のところに連れて行って下さい」
為朝「————承知した」
一方、毒を吐かれたところをリップの防御魔法でなんとかなっていたが、彼女の体力的に流石に限界を迎えてきていた。
リップ「まだまだ・・・!あの大蛇も倒してないのに・・・!」
トリ子「バカかテメーはよ!勝手にくたばったら、元も子もねーだろが!」
エージェント「言い方は酷いが、言ってることはもっともだ。休んどけ」
アリシア「でも、どうやってあの毒を突破しながら倒せるのか・・・」
すると、お竜さんがいつの間にか、りんごの後ろにまとわりついていた黒い煙を見つけた!
お竜さん「おい。黒い煙が付いてるぞ。いや、煙というより、お前だな?」
お竜さんが思わず手を振り払うが・・・
???「あははー。お竜さん、やめてよー」
ベディ「!?」
黒い煙はいつの間にか、正体を現す!時空の旅人エコロだ!
りんご「エコロ!?」
エコロ「りんごちゃん、なんかヤバいことになってるみたいだねー」
龍馬「また今度は何しに来たのかな?」
アミティ「エコロを知ってるんですか?」
龍馬「まあ、ちょっと色々とね(詳細は日常日和。5内にある以蔵メインの前後編「時空鉄道の旅」を参照」
まぐろ「それで何の用だい、エコロ★」
まぐろの問いにエコロはふわふわと浮かべながら答えた。
エコロ「伝言を伝えようと思って。もうすぐあのおっかない大蛇は倒されるよ?」
サンソン「それはどういう・・・」
エコロ「空を見てみて〜」
エコロに言われた通り全員が空を見上げると、そこには・・・!
王ドラ「為朝さん!ここでいいです!」
為朝「承知」
トリスタン「ではそろそろ、ぶちかましましょう」
ベディ「トリスタン卿!」
メイヴ「王ドラや為朝も来たわね!」
為朝に乗っている二人を見て喜ぶ全員だが、それを見た白の大蛇が二人(+一体)に牙を剥こうとした!
王ドラ「おっと!」
そこに空気砲による攻撃が白の大蛇に当たらせた!空気砲で撃ったキッドだ!
王ドラ「キッド!」
キッド「気を逸らしてやった!もう時間がねーよ、一撃を放って来い!」
王ドラ「———トリさん!」
王ドラに声をかけられたトリスタンは自分のハープの弓を引く!
トリスタン「リップが頑張りましたからね。ならば、応えるのみ・・・」
トリスタン「痛哭の幻奏(フェイルノート)!!」
トリスタンの宝具により、白の大蛇は叫び声を上げながら消滅した・・・!
プロキオン「やったぁ!」
チャラ王「やればできるんじゃねーか!」
白の大蛇を倒したトリスタンは王ドラとともに着地した為朝から降りた。
ナーサリー「勝ったのね、二人とも!」
トリスタン「はい。まあ、王ドラ殿が道を教えてくれたおかげでもありますが」
王ドラ「あなたの宝具が勝利の一撃になったのでしょう」
トリスタンと王ドラはお互いにグーを打ち合わす。トリ子はそれを見て一息つく。
トリ子「なんだかんだで仲はいい方じゃねーか。ったくよ・・・」
すると、トリ子の中に何らかの異変が生じたのを感じた!思わず汗をかいたところをルートが見た。
ルート「トリ子、どうした?」
トリ子「いや、なんでもねーよ(今ピリッと破裂したような・・・」
エコロは気ままに動きながら、トリスタンの方を見ていた。
エコロ「あれ?キミは・・・いや、なんでもないかなー」
トリスタン「・・・」
りんご「もしかして、あなたは前にエコロに会ったことがあるんですか?」
それを上から見ていたどくりんごは悔しそうな表情を浮かべながら、杖を向けた!
どくりんご「こうなれば、撤退する前に・・・!」
自ら撤退する際に杖から毒の魔法が放たれた!狙いは王ドラだ!
王ドラ「えっ「危ない!!」
自ら毒にかかってまで王ドラを庇ったことで倒れた人物を見て、彼は思わず叫んだ!
王ドラ「どうして私を庇ったりしたんですか、トリさん・・・!」
ベディ「トリスタン卿は生前の最期は毒を浴びて死んでいる!このままでは・・・!」
ガレス「誰か転移魔法を使えませんか!ひみつ道具も・・・!」
ランスロット「なんでもいい、早く卿をスマブラ屋敷の医務室へ!」
————そんなの決まっているでしょう。
私はあの時に目的をどちらも貫こうと決めている。
だから、「また」失いたくなかっただけ。
- 残された傷跡・・・そして、始動(その4) ( No.630 )
- 日時: 2026/01/27 17:30
- 名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)
ドクター「———とりあえず、消滅は免れた。ただそこから回復するのかは本人が目を覚ましてからしか・・・」
ベディ「そんな・・・!」
医療班の懸命な治療によってトリスタンは消滅こそ免れたが、目を覚まさない限り回復は難しい。そこに話を聞きつけたガウェインとパーシヴァルが来た!
ガウェイン「トリスタン卿が毒の魔法にかかったって・・・!」
チャラ王「大丈夫っす、消滅を免れたらしいっすが・・・」
パーシヴァル「一体なぜこのようなことに・・・」
タママ「パールは王ドラさんを責めないようにガウェインさんを抑えてくれますか?実は・・・」
タママから事情を聞いた二人は両方ともやるせないような表情を浮かべた。
ガウェイン「確かにトリスタン卿が庇ったからには私が奴を責めることはない・・・」
パワえもん「珍しいね。いつも王ドラに対して食ってかかるキミがそんなこと言うなんて」
ガウェイン「失礼ですね。私にも情があります。こんな時まで奴を責める方がもっと酷でしょう」
パーシヴァル「ガウェイン卿・・・(普段から口ではああいうことを言うが、本当は王ドラ殿の実力やその強さを認めている・・・責めるような態度はその裏返しだってこと黙った方がいいな」
そんな中でキッドが「あ、そういえば」と何かを思い出したような表情をしながら、リップ達の方を向いた。
キッド「最近王ドラの様子がちょっとおかしいなと思ってたんだけど、お前ら、知ってることないか?」
リップ「いっ!?」
ルート「いやないな。本当になんでもないさ(最近フェアリーナイトの騎士達とかタイマーとミニッツの出自は言った方がいいか?」
メルト(やめときなさい。面倒なことになるわよ・・・なんとなくだけど)
その数分後、医務室のベッドの上で寝てるトリスタンにある人物が訪ねてきた。それは見知ったオレンジ色の髪を持つ猫耳の少年の姿だ。
???「・・・だから、巻き込みたくなかったのに。私は自分が死ぬことよりも私が知っている誰かが死なれることが嫌なんですよ」
自らの手をトリスタンの額に掲げ————
???「———だから、早く治ってね。あなたには、生きていてほしいんだよ」
翌朝、トリスタンはそっと目を開けていた。自分にかかっていた毒の魔法は完全に解けたが、それよりも・・・
トリスタン(・・・あの声は・・・いや、まさか・・・そんなはずないですね)
タイマーとミニッツの住むマンション。タイマーは自室で自分の過去を思い返しながらある言葉を自問自答で繰り返していた。
タイマー「大丈夫。僕とミニッツは大丈夫だよ・・・」
一方、葉樹は空の雰囲気から何かを察しながらそれを見つめていた。
モードレッド「どうした?そんな空をじっと見て」
葉樹「えっ?ただなんとなく。僕自身の気まぐれだよー」
そのまた一方、以蔵は寝てる小夢を膝枕しながらその頭を撫でていた。
以蔵「大丈夫じゃ、何があってもわしがおまんを守っちゃる。絶対じゃ」
そのまた一方、建設予定の遊園地ではトリストラムが今回の報告を聞いていた。
トリストラム「強欲の騎士のどくりんごもダメでしたか・・・まあ、元の彼女がいた時点で負けは浮かんでいたのですね」
しかし、トリストラムは三日月笑いを浮かべた・・・
トリストラム「まあこれで、準備が整いました。あ、あの子も攫えばよろしいので?ミスター・赤谷」
赤谷「ああ。あの子は絶対に俺のものだからな」
赤谷の答えを聞いたトリストラムはそれを背に向けながら歩き出した。
トリストラム「ですが、ほんの少しの時が必要ですね」
赤谷「おい。どこに行く?」
トリストラム「私も、ここでやることができているので」
フェアリー・レクイエム〜妖精の夢の中で〜に続く
「後書き」
というわけで第五部における序盤のお話はこれでおしまいとなります(最初のお話のシリーズ群はプロローグです)
序盤のお話の時点で色んなキャラ達(全員とはいかなかったですが・・・)がそれぞれのキーパーソンになっています。それが誰なのかはこれからの展開のお楽しみ。
ここからは本当の第五部は始まっていきますのでよろしくお願いします!さらなる混迷を極めるよ!やったね、たえちゃん!
第五部の序盤はこれにて終了!感想OK
