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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.4 )
- 日時: 2025/03/05 12:45
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: 3EnE6O2j)
第3話
そのまま10分ほど歩き続けただろうか。
遠くに出口らしき光を見つけ、僕はつい、そちらの方へ小走りで向かっていた。
一刻も早く、この暗闇から抜け出したかった。
トンネルを抜けると、眩しさのあまり、太陽の光が目に刺さるような思いがした。
暗いところから急に明るいところへ出たものだから、眩しくて目が思うように開かない。
しばらく目を閉じて、片方だけ開けてみる。
すると、そこには目を疑うような光景が広がっていた。
一面の田んぼ。一面の緑。
所々に建っている家屋も、昔ながらの家、という趣を残している。
何より驚いたのは、トンネルに入る前は冬のような寒さだったのに、今こうして出てみると、まるで初夏のような暖かさだった、ということだ。
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