二次創作小説(紙ほか)
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- ポケモン不思議のダンジョン〜赤・青〜
- 日時: 2014/03/27 13:30
- 名前: こまめ (ID: XinQFKh.)
初めての投稿です!
注意
・これはポケモン不思議のダンジョン赤青の二次小説です。
ポケモンの名前やら技やらがばんばん出てくるので、ポケモンを知らない 方は今すぐバック!
・一応ストーリーには沿っていますが、寄り道がすごくたくさんあります。
・読みにくいです(←ここ重要!)
お願い
・悪コメはやめてくださいな。
・読んだらコメントください。
宜しくお願いします!
目次
登場ポケモン紹介
>>1
小さな森
>>2 >>4 >>5 >>6 >>7
電磁波の洞窟
>>8
- Re: ポケモン不思議のダンジョン〜赤・青〜 ( No.1 )
- 日時: 2014/03/19 15:05
- 名前: こまめ (ID: XinQFKh.)
登場ポケモン紹介
・ルノ ♀
元人間のイーブイ。
冷静だがクールではない。
・仲間に厳しい。
・虫が苦手。(ルノ「嫌いなんじゃない。苦手なだけだ!」)
・キイ ♂
救助隊を夢見る臆病ピカチュウ。
びびりで弱虫なチキン。
・びびりで弱虫なだけでなく、泣き虫である・・・。
随時更新
- Re: ポケモン不思議のダンジョン〜赤・青〜 ( No.2 )
- 日時: 2014/03/17 20:32
- 名前: こまめ (ID: XinQFKh.)
〜小さな森〜
『ダレカ』が、呼んでいる。
私を・・・私の魂を・・・
行かなきゃ。
ふわふわとした、妙な浮遊感の中で。
私は思い、
『ダレカ』は呼んでいる。
ココハドコダロウ?
風がほおをなでていく。
雨の後なのだろうか・・・。
私の下の芝生のような短い草が、ひんやりとして気持ちがいい。
うっすらと目を開けると、空が見えた。
水色の絵の具を、そのまま垂らしたような空。
そのはじっこに、真っ白な雲が浮かんでいる。
そして閉じる。
熱を帯びていた目が、ほどよい具合に冷やされたからだ。
気持ちがいい。
このまま眠ってしまいたい・・・。
しかしその欲は満たされなかった。
「ごふ!」
変な声が出た。
同時に腹部に激痛が走る。
だれかに踏んづけられたのか!
当然だが眠気は吹っ飛んだ。
「バタフリーさん!ほんとにこっち!?」
あせったように叫ぶ声。
急いで起き上がると、ぎざぎざした黄色いしっぽが下生えに飛び込んでいった。
「はやく!私のキャタピーちゃんが・・・!」
今度は今にも泣きそうな声。
そしてまたももや痛みが!
しかし腹ではなく額だった。
理由は簡単。なにかがぶつかったのだ。
その衝撃で私は吹き飛ぶ。
目の端になにかが見えた。
—蝶?
それも、下生えの中に消えた。
「なに、あいつら・・・。」
ごめんも言わずに!
このとき、私の中でなにかがはじけた。
それは・・・そう、怒り?
私としては珍しい方だった。
あとをつけてやる!
そして仕返しをするんだ。
怒りで我を失っていた私は、自分が『4本足』で歩いていることに気がつかなかった・・・。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン〜赤・青〜 ( No.3 )
- 日時: 2014/03/17 20:39
- 名前: こまめ (ID: XinQFKh.)
い、今気がつきましたがこれゲームですね。
二次創作(映像ほか)にトピたてるべきでしたね。
すみません・・・。
でもこのまま続けようと思います。
こんなやつですが見捨てないでくださいね〜。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン〜赤・青〜 ( No.4 )
- 日時: 2014/03/18 15:13
- 名前: こまめ (ID: XinQFKh.)
〜小さな森〜
ざく、ざく、ざく、ざく・・・。
冬の冷気で凍った地面が、私の体重でつぶされていく。
「こわいよお・・・。」
黄色い標的がつぶやいた。
さっき考えたのだが、これ完全に地球外生命体だよね?
森の手前で残ったあの蝶々も、やけにでかかったし。
地球危ないぞ。侵略されちゃうぞ。
なんて妄想しているうちに黄色い物体は早足気味に歩いて行く。
ったく、こんな森深くになんの用事があるのやら・・・。
私はため息をつき、目の前にあった邪魔な枝を押しのける。
その拍子に、枯れた葉っぱがばらばらと落ちた。
・・・。
道じゃないところ歩くって意外とつかれるのね・・・。
立ち上がると見つけてくださいって言ってるのと同じだし。
4本足で歩かなきゃいけないんだよね・・・。
そう思いながら、私はまた一歩足を進めた。
しばらく歩くと左右を木に囲まれた、広場のような場所に出た。
その中心に、あの黄色い奴がいた。
こちらに背中を向けている。
—いまだ!
私は気がつかれないように立とうとした。
・・・立とうとしただけだった。
つまり、たてなかった。
うまくバランスがとれずに、後ろにひっくり返る。
そのとき・・・。
ふわふわした何かが腕に当たった。
茶色い、狐のようなしっぽ。
そしてそれに当たった腕もまた—・・・。
茶色だった。
「えっ・・・?」
腕・・・前足だけではない。
後ろ足も、頭も、茶色だった。
胸には白いもふもふ、さらには頭に耳がついている。
「え、えっ・・・!」
思わず大声をあげる。
黄色い生き物が振り返った。
・・・しまった。
気づかれた。
ってそんなこと別にどうでも良くて!
私は・・・
イーブイになってる!
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