二次創作小説(紙ほか)

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魔天使マテリアル 【鳴神のケータイ伝説】
日時: 2014/04/30 18:28
名前: 遥瓶 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

悪魔、とは…


仏教に由来する語で

仏道をさまたげる悪神や、


人にわざわいを与える魔物を指す




        ф


第一話【魔を滅す幻】

*to1煌めく紅焔>>1   *to2明日の予言>>2   *to3渦巻く闇>>3
*to4神のいこい>>4   *to5黄昏の刹那>>7   *to6ざわめく瞳>>9

Re: 魔天使マテリアル 【鳴神のケータイ伝説】 ( No.1 )
日時: 2014/04/20 20:48
名前: 遥瓶 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

「行ってきます」
わざと聞こえるように声を強めて、俺は外へ出た。
薄々と真紀子の「言ってらっしゃい」の声も聞こえるけど。

このまま俺は暫くあるいて、徹平の家まで向かう。

本当は学校に行くのに遠回りになってしまうけれど、その分、家に居る時間が短くなるし、外に居るのも苦じゃなかった。


「おはよー鳴神」

「あ、ああ。おはよう」
クラスの男子に話しかけられて、身をすぼめながら返した。

わりとクラスには慣れてきたけど、人見知りが改善するのとは話が違う。

周りと反対方向に歩くのも、気が引けるがそうでなければ徹平の家に向かえない。

ちょっと歩くとまるっきり住宅街にはいりこんだ。
同じ学区内なのでそう遠くはない。 

(ついた)
表札に稲城と書かれた一軒家

お洒落というわけでもないが、暖かみがある木造りの家で、鳴神の住むマンションとは違った。

鳴神にとって、インターフォンはあまり押したくないものだが、徹平はそうでないと出てこない可能性が高い。


ピーンポーン

押すと、自分の家より一オクターブ音が高い音が鳴った。


「…はーい!!」
元気そうな徹平の母親であろう声が聞こえた。

「鳴神です。」
そう言うと、暫し、ガチャりとドアが開いて、徹平が出てきた。


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