二次創作小説(紙ほか)
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- 【東方】霊夢の声が出なくなった
- 日時: 2016/12/25 17:38
- 名前: 鈴苺 (ID: G0MTleJU)
なりきりでちょこちょこ出現してます。鈴苺という奴です(*'ω'*)
初めて小説書きます((
なので、文がおかしかったり、誤字っている可能性もあります…(´・ω・`)
できるだけミスが無いように頑張ります!
コメントは、できるだけ返していこうと思っております!
…いや、コメントこないk((ry
コメントしてくれると励みになりまs((
あ、ちなみに、鈴苺はすずめと読みまs((ry
*注意*
架空の病気が出てきます。
小説はあまり書いたことがありませんので、文末がおかしくなったり、誤字があるかもしれませんが、ご了承ください。
キャラの性格、口調等がおかしくなっている場合があります。
以上のものが苦手な方は、ブラウザバックを推奨いたします。
*物語一覧表*
【魔理沙の章】
零話>>1
一話>>2
二話>>3
三話>>4
四話>>7
五話>>8
六話>>9
七話>>10
【コメント返信】
>>5→>>6
- Re: 【東方】霊夢の声が出なくなった ( No.1 )
- 日時: 2016/09/07 16:45
- 名前: 鈴苺 (ID: G0MTleJU)
最近、霊夢がおかしい。
おかしい…と言っても、病気とかそんなんじゃない。
なら、何がおかしいのか?
・・・・・・・・・・
最近、霊夢が冷たい。
一週間ほど前からだろうか、霊夢が急に話してくれなくなったのは。
私に対してでは無い。
他の奴らにも…仲の良いルーミアやレミリアに対してだって喋らない。
でも、相手をしてくれないわけじゃない。
遊びに行くと、ちゃんとお茶やお菓子を出してくれるし、行動は普段とあまり変わらない。
…霊夢は、どうして急に話してくれなくなったんだ……?
- Re: 【東方】霊夢の声が出なくなった ( No.2 )
- 日時: 2016/09/09 16:38
- 名前: 鈴苺 (ID: G0MTleJU)
「おーい霊夢、遊びに来たぜー」
「………」
霊夢が話してくれなくなってからもう一週間がたった。
いつも通り私は、昔からずっと愛用している箒にまたがり、霊夢のいる博麗神社へ向かった。
霊夢は縁側でのんびりと茶をすすっている。
……私の分まで用意してくれていた。
なんか、喋らなくなってから霊夢が少し優しくなった気がするのは気のせいか?
「よーっと…お?なんだ、霊夢、私の分まで用意してくれてたのか。ありがとなー、霊夢!」
「………」
相変わらず、霊夢は話さない。
私が話しかけても、ただ微笑むだけだ。
「でな、アリスがすごい人形作ってきてくれたんだよ!
……霊夢、聞いてるか?」
「………」
喋らずにニコニコ微笑んでいる霊夢に、私も苦笑で返した。
二人でラムネ色の空を見上げ、私は茶を、霊夢は煎餅をポリポリと音をたて、一つ一つゆっくり食べている。
そういう私だって、淹れたてらしい熱い日本茶をゆっくりと飲み進めているため、何も話すことなく時間だけが過ぎていった。
私たちの視界の中で、わたがしのようにふわふわで、小さい雲が流れて行った。
- Re: 【東方】霊夢の声が出なくなった ( No.3 )
- 日時: 2016/09/12 17:05
- 名前: 鈴苺 (ID: G0MTleJU)
「…なあ」
どれくらい時間がたったのかはわからないが、私的には三十分ほど無言だったと思う。
茶も煎餅も無くなり、することも無く、喋ることも無く、ただボーっとしているのはムズムズしてしまう体質で、ついに耐え切れなくなり、私は霊夢に対し、『なあ』と、一言だけ言葉を発した。
少し喋っていないだけなのに、久しぶりに喋った気がする。
「………?」
霊夢が『何?』と言わんばかりの顔で、こちらを向いた。
「あ……えっと、その…」
特に喋る内容も考えておらず、一生懸命に話す内容を探す。
弾幕ごっこ、宴会、昔のこと…。
色々と話題はあるのに私はテンパってしまい、口をもごもごとさせていた。
そんな私の気持ちを察してくれたのか、霊夢が『無理しないで』と言ってるかのように、私の肩にポンと手を置いて微笑んだ。
「はは…すまないな、霊夢……っあ、す、すまん、用事を思い出した。私はそろそろ家に戻るぜ」
なんだか霊夢に申し訳なくなり、私は隣に置いていた箒を手に取り立ち上がった。
「じゃあな、霊夢!」
箒にまたがり、霊夢に挨拶をすると、箒がゆっくりと浮かび上がり、森へ向かって進み始めた。
ちらっと座っている霊夢を見ると、優しく微笑みながら、胸の辺りで手を振ってくれていた。
- Re: 【東方】霊夢の声が出なくなった ( No.4 )
- 日時: 2016/09/14 16:23
- 名前: 鈴苺 (ID: G0MTleJU)
ガチャリ
家に着くと同時に、魔女がよくかぶっているとんがり黒帽子と、今まで乗っていた箒を、適当に床に放り投げた。
「ただいまだぜー、私の家ー」
一人でそんなことを呟き、床に散乱している本やらフラスコやらを避けつつ、リビングから自分の部屋へ向かった。
「ふうぅぅ……なんか疲れたぜ…」
部屋に入ると、即自分のベッドに、倒れるようにダイブした。
勢いよく行ったため、トランポリンのように少し刎ねたが、疲れている私にとって、どうでもいいことだ。
…それより、気になるのは霊夢のことだ。
喋らなくなっただけで、行動は普段とあまり変わりない。
むしろ、少しだけ優しくなった気もしなくもない。
ゴロンと仰向けになり、頭の後ろで両手を組む。
…何か事情があるのか?
でもなあ…一言も喋らなくなるほどの事情って何なんだ?
ううぅむ………。
「……だああぁ!全ッ然わかんねえ!」
両手で頭をかき乱し、ベッドの上でゴロゴロする。
「あい"でっ」
ドシン!という鈍い音と共に、ベッドの上から思いきり落ちた。
イテテ……頭打っちまったぜ…。
左手で打った方の頭を押さえ、床にあぐらで座った。
はあ……飯食う気にもならねえし、もうこのまま寝るか……。
一分もたたない内に頭の痛みは引いてきたので、手を離した。
とりあえず、どうして急に喋らなくなったかは、明日霊夢に問いただしてみるか。
…ま、とりあえず寝るかあ。
おやすみなさ
ゴスッ
「痛ってええええ!!同じトコ打ったぜええええぇぇ!!」
- Re: 【東方】霊夢の声が出なくなった ( No.5 )
- 日時: 2016/09/19 11:59
- 名前: りんごっち (ID: .wPT1L2r)
えっと、りんごっちデス。よろしくお願いします。 このお話面白いですね。続きを期待してマス。
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