二次創作小説(紙ほか)

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Fate/OS-繰り広げられる新たな聖杯戦争-
日時: 2016/11/16 15:57
名前: kuzan (ID: SsVmP61.)

時は西暦2×××年…
日本の冬木市で行われた聖杯戦争の聖杯はとある魔術師によって解体された。
…それから数年後、同じような聖杯がアメリカのとある都市…
クロック・グロウ(C.G)と言う都市に聖杯が出現した。その聖杯は後に『新聖杯』と呼ばれることになる。
…新聖杯に選ばれ、令呪が宿った魔術師達はC.Gの最も大きな教会である『アルト教会』に集められる。
アルト教会の神父シス・アルトは新聖杯戦争のために聖堂教会や魔術協会とは別の集団、『新杯教会』というものを立ち上げた。
シス神父は集めたマスター達をその場で召喚させ、新聖杯戦争の開始を高らかに宣言したのだった…。

…こちらでは新しい小説、Fate/OSを書かせていただきます。
この物語は私の創作により書かれたもので、原作の設定などを無視や勝手に創作している場合があります。サーヴァントもマスター達も完全オリジナルです。
そのあたりは暖かい目で見守っていただけるとありがたいです。
…ちょこちょこともしオリジナルサーヴァントがカルデアに召喚されたら…とかやるかも知れません。
…では、どうぞお楽しみください…。

Re: Fate/OS-繰り広げられる新たな聖杯戦争- ( No.5 )
日時: 2016/12/06 13:07
名前: た、まな (ID: k9gW7qbg)

はいはい自害しろよランサー

第3話 -凛とする兄妹- ( No.6 )
日時: 2017/06/13 09:11
名前: kuzan (ID: WVWOtXoZ)

「おお我が愛しの子達よ…!!サーヴァントをついに召喚できたか…!!
儂は嬉しいぞ…!!」

大きな部屋のベッドのそばに2人の男と女が立っている。
そしてベッドには歳をとった男が寝ている。

「はい、お爺様。私達はライダーとキャスターのサーヴァントを召喚することに成功しました。お爺様のご希望通り三騎士のうちのどれかは召喚できませんでしたが、それなりに強いサーヴァントを呼ぶための聖遺物を用意したため強力なサーヴァントを召喚できました。」

「僕達は彼らのことを…そうですね、『災厄のキャスター』と『征服のライダー』とでも言っておきましょうか。」

そういえばキャスターとライダーが霊体化を解き、二人の後ろに現れる。
キャスターは白い髪を持ち、黒と白をメインとしたメイド服のような服を着ている。

「お初にお目にかかります、私はキャスター。
真名は…」

「おっとキャスター、誰が聞いているか分からない。ここは真名を伏せてくれ。」

男が口に人差し指を立ててキャスターを黙らせる。
どうやらその真名は有名らしく、できるだけ伏せるようにしている。

「…む、私だって名乗りを上げてみたいのに…なんか嫌だ、災厄のキャスターって。」

拗ねた様子で頬を膨らませる。
それを見たライダーは笑って見せ

「貴様は子供かキャスター。
そのような年頃ではないだろう。見た目はそれあたりの年齢だがな。」

笑いながらキャスターに挑発するように語りかける。
この戦争では本来的同士なのだ。少なくともその面識はあるようだ。
その様子にキャスターは顔を冷静にし

「黙りなさいライダー。
あなたも真名を伏せなければその有名すぎる名が広まってしまいます。なのでその口を魔術で永遠にだまらせてやりましょうか。」

と静かに語りかける。
先ほどのキャスターとは様子が一変した様子だ。

「おお怖い怖い。
なら儂は静かにしているとするか。」

手を挙げて首を二、三回降ると霊体化し、その場から消える。

「…ふぅ、失礼しました。
陣地作成する場所はここでよろしいのですか?
…ええと。」

キャスターがベットの老人に声をかける。
名前がわからず、少し止まってしまう。

「儂はカイキリ・クロッツェだ。
お主のマスターから名前を聞かなかったか?」

ゆっくりとキャスターの方を向く。
そして男がすぐさま

「申し訳ありませんお爺様。
そこまで気が回っておらず…伝えるのを忘れておりました。」

男がすぐさま首を下げる。それに続き隣の女も首を下げる。

「構わん、シェン、メイ。
そしてキャスター、陣地はここで構わない。それなりにいい霊脈が通っているはずだからな。」

男…シェンが首をあげ、それに続き女…メイが同じように首をあげる。
キャスターはありがとうございます、と言って外に行く。

「ではお爺様。私達は戦争に備えます。失礼致します。」

「頼んだぞ、クロッツェ家の名にかけて聖杯戦争を勝ち抜いてくれ。」

また2人で首を下げ、部屋から出ていく。
そして2人は部屋に行くと

「…はぁ、あのクソジジイ硬いから嫌いなんだよね。
僕らみたいに柔らかくやればいいのに。それに、いつもより真剣だし、アイツ。」

はぁ、とシェンは溜息をつきながら首を回す。
そしてメイは呆れたような表情をし

「仕方ないじゃない。あの老害もかつての夢だった聖杯戦争参加を孫で叶えたんだから。父さんも母さんもマスター適性なんて無かったから、やっと夢が叶ったってところでしょ。」

そう言いながらシェンに近づいている。
シェンも少し笑いながらメイに近づく。

「勝つのはほかのマスターや傍観者クソジジイじゃない。」

「勝つのは…」

「「僕ら/私達兄妹だ/よ。」」

にっ、と笑いながら二人で抱き合う。
その笑みはどこか悪く、そして楽しそうな笑みだ。
そしてそれは悪巧みを企む兄妹の参戦を意味している。

ーーー

お待たせしました。
連載再開しようと思います。
引き続きFate/OSを見ていただければ光栄に思います。

作者の余談1 ( No.7 )
日時: 2017/06/13 22:04
名前: kuzan (ID: gcTkfQD.)

ただ今最後のサーヴァント、アサシンが完成しました。
半年何やってたんだよ俺…w
これでようやく聖杯戦争の幕開けですかね。
更に他サーヴァントの調整も行い、これでサーヴァントは完全に完成と言えるでしょう。
何気にアサシン作るの初めてだったんでちょっと心配ですけどいい出来なんじゃないかとか考えています。
不定期更新でゆっくりやっていこうと思っているのでどうぞ応援よろしくお願いします。

第4話 -2人の暗殺者- ( No.8 )
日時: 2017/06/14 16:18
名前: kuzan (ID: jEJlOpHx)

それは聖杯戦争開催宣言から1日後の夜に起きたものだった。
その夜はとても冷え、雪も見えている。

「…」

男は木の上に立ち、あたりを見渡す。
黒い何かを見た気がした。その何かはもう見えなくなったが、確かに見たと言う。

「ね、ねぇアーチャー。今日は寒いしここ高いから怖いのだけど…」

男…アーチャーのそばにはマスターと思われる女を置いている。

「まあ待てミヤ、恐らくあれはアサシンだ。見つけたと思ったら気配が消えた。気配遮断だろう。どこから来るか分からない。
…周りに気をつけなければな。」

「…それで、私をここに連れてきたの!?
鬼!悪魔!」

アーチャーのマスター、ミヤ・アリベータが声を上げる。
魔術師として優秀だ。しかし危機管理能力がまるで無い。

「…酷い言われようだ。あのまま寝ていたらきっと殺されていたぞ、アサシンに。」

周りを見ながらそういう。
木の後ろを見た途端、正面から黒い布と黒い帽子をかぶった男が現れる。
アサシンだ。
アサシンは黒塗りの短刀を振りかぶる。

「アーチャー、前!!」

ミヤがとっさに叫ぶ。
アーチャーはその場からミヤを抱え、後ろに飛び地面に着地する。
そしてミヤを降ろすと武器であるサブマシンガンを構える。

「チーーー。今のは絶対行ったと思ったんだがなぁ。
マスターの支持だけでなくアーチャー自身の能力も高いと見られる。
そしてなんだその飛び道具。アーチャーとは弓兵のクラスと聞いていたんだが。」

アサシンは二人の前に現れ、帽子の上から頭をかく。
全身が黒い服で闇夜に溶け込んでいる。

「にしても今日はさみィな。雪でも降るんじゃねぇの。」

空を見るとボソリとつぶやく。
現に、パラパラと降り始めている。

「…雪、か。
いいと思うぞ、寒いのも、雪も。」

それに対しアーチャーは白いコートを着ており、アサシンとは対照的だ。

「…はっ、オマエ、アサシン適性もあるな、アーチャー。」

アーチャーを暫く見つめるとそう呟く。
そしてアーチャーは少し考え

「アサシンとして呼ばれた方が正解かもな。
ま、アーチャーとしてなら単独行動があるから楽だ。基本的にいつも1人だったからな。」

いつの間にか雪が降り注ぐように降り始めた。
周りは寒くなり、気温は厳しくなる。
が、そんなことは構わず両サーヴァントは対峙している。

「…アサシン。
残念だが、俺の勝ちだ。お前に勝ち目はない。」

「はっ、それはこっちのセリフよ。
確かに雪のせいでこっちの姿はばればれだ、だがよ、あんまり舐めないでほしいぜ。」

バチ、バチとアサシンの周りから青白い電撃が出始める。
その電撃はアサシンが持つ短刀に付与される。

「…いざ。」

アーチャーは屋根の上に飛び移り、サブマシンガンを乱射する。
アサシンはうまく交わしながら木と木の間を飛び移り、徐々に上に近づく。

「…言っただろう、俺の勝ちだと。
宝具開帳。第1宝具『殺戮のジェノサイド・ヒル』。」

【『殺戮のジェノサイド・ヒル
ランク: B+ 種別: 対人〜対軍宝具
レンジ:1〜100 最大補足:1〜100

アーチャーより低い位置にいる標的に回避不可能の弾丸を受ける。
回避不能、と言っても敏捷による回避が不可能なだけであり、『直感』や高ランクの『千里眼』による未来視などで回避することが可能。】

アーチャーはそう呟くと弾丸をアサシンに向け、一発だけ放つ。
アサシンは木の上におり、自分は木より高い屋根の上にいる。
状況は整い、宝具の開帳が可能だったため、惜しみなく発動したようだ。
弾丸は雪で隠され、そのまままっすぐアサシンに向かっていく。木から屋根に飛び移ろうとしていたアサシンはそれに直前で気がついたが、もう遅い。
その弾丸が肩に埋めこられる。

「ぐ…!
ア、チャー!!」
ふらりと体制を崩し、地面に落ちる。
そしてそのままアサシン霊体化し、撤退した。

「…戦闘終了。英霊にもこの弾丸は通用するか。
この戦争、俺達の勝ちだな。」

屋根から降りればミヤの前まで歩いていく。

「…やるじゃないアーチャー。
褒めるわ。これからもこの調子でやってよね。」

そう言いながら体を温めるように抑え、家の中に入っていく。
アーチャーはただ、「ああ。」と呟き、その後に続いた。

お知らせ ( No.9 )
日時: 2017/06/19 09:40
名前: kuzan (ID: 1T0V/L.3)

こちらの小説を二次創作小説(映像)に移動します。
続きはそちらでご覧ください…。


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