二次創作小説(紙ほか)
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- オレカバトル外伝 一人の黒い怪物の男 冒険の始まり編
- 日時: 2017/05/09 20:36
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
怪物…それはおぞましい存在である、人間の中には自殺で怪物となった男もいる、その男の名は 影宮怪斗 彼がオレカ界に迷い込む時 奇跡の冒険が始まる!!
ストーリー(シーズン1、冒険の始まり編)
「時は現代、大人子供構わず人気のアーケードゲームがあった、そのゲームの名は、”モンスター列伝オレカバトル”、主人公は怪物に生まれ変わった高校生、大野連こと影宮怪斗、怪斗は偶然ゲームセンターを通りかかり店内に入ってオレカバトルを見つける、そしてプレイしようとした途端、画面が光り始めたのだ、目を開けると怪斗は何とオレカバトルの世界に!実はオレカ界は今、崩星竜ブラックドラゴンに因り滅亡の危機に陥っていたのだ、その滅亡の危機を救う真の勇者こそが何と怪斗だったのだ!怪斗は危機を救う真の勇者としてオレカ界を救う冒険の旅へ出た!そしてオレカ界のモンスターやキャラクター達とのさまざまな交流と経験を積んでいきながら怪斗は成長していき、オレカ界のモンスターとキャラクター達は・・・怪斗の本来の姿を見る事となる…果たして怪斗は崩星竜ブラックドラゴンを倒しオレカ界を救う事が出来るのか!?そして怪斗の本来の姿とは…!?」
怪物がゲームの世界を救う!!
※東方オリキャラが主人公 コメは良いけど中傷誹謗は厳禁! 宣伝しないで!
全ての始まり>>1
居酒屋の依頼>>2
八岐大蛇vs半人怪物>>3
新たな仲間の狐少女 ヤコ>>4
伝説の勇者>>14
とある街のとある魔女の場合>>20
孤独の研究者>>24
火の村>>33
仙人山の竜 前編>>34 後編>>41
俺に恋した氷の王女>>42
水の旅館 前編>>45 中編>>46 後編>>47
囚われた者達と野郎ども
part1>>48
part2>>54
part3>>58
part4>>72
part5>>85
part6>>86
part7>>89
part8>>91
- Re: オレカバトル外伝 一人の黒い怪物の男 交流編 ( No.43 )
- 日時: 2017/01/28 20:14
- 名前: ルイージ (ID: l.rgOv2I)
もうこれで本当の本当の本当の本当の本当の本当に最後のリクエストにします!
キングスペーディオ
性別:男
属性:風
特徴:クインガルハートの夫でクラブゾンジャック、ディアノーグエースの父親 覚醒するとひたいに角が生え名前がJOKERになり属性が光になるが邪神レオソードの闇に取り込まれると黒い角がひたいに生え名前がデモンスペーディオになり属性が闇になる取りこまれている間の記憶はない 神獣と呼ばれている 伯爵に捕らえられた
クインガルハート
性別:女
属性:火
特徴:キングスペーディオの妻でクラブゾンジャック、ディアノーグエースの母親 とても穏やかで優しい性格 空を飛ぶことができる 神獣と呼ばれている 伯爵に捕らえられた
ディアノーグエース
性別:男
属性:水・氷
特徴:クインガルハート、キングスペーディオの息子でクラブゾンジャックの弟 傷だらけの体で黒金山に行く途中の怪斗に神獣島から遠路はるばる助けを求めに来た(神獣の城が伯爵ズに襲われたと言う) とても勇敢で家族思いな性格だが、時々向こう見ずな行動をとる
神獣と呼ばれている
クラブゾンジャック
性別:男
属性:土
特徴:クインガルハート、キングスペーディオの息子でディアノーグエースの兄 怪力の持ち主で涙もろい性格 こざるの時は弱いモンスターをいじめていたが今は弱いモンスターを守って戦っている 伯爵に捕らえられた
闘神レオソード
性別:男
属性:光
特徴:キングスペーディオ達の先祖 めちゃくちゃでかくて強い 神獣と呼ばれている 邪神レオソードと互角
邪神レオソード
性別:男
属性:闇
特徴:神獣の城の地下深くに封印されていたが、ノワールによって蘇った すごい片言 闘神レオソードと互角
ノワール伯爵
性別:男
属性:闇
特徴:ザ伯爵ズのリーダー 神獣の城を襲った レオソード並に強い
ナスタシア
性別:女
属性:闇
特徴:ノワールの側近 コウモリに姿を変えられる
ディメーン
性別:男
属性:闇
特徴:ノワールの手下 魔法を使う 分身もできる
ドドンタス
性別:男
属性:闇
特徴:ノワールの手下 クラブゾンジャックと同じく怪力の持ち主 頭は悪い
マネーラ
性別:女
属性:闇
特徴:ノワールの手下 別の人や物に化けることができる
シニガミデス
性別:男
属性:闇
特徴:ノワールの手下 一人称はアッシで語尾にザンスをつける ノワールの手下で一番弱い
長文失礼しました
- Re: オレカバトル外伝 一人の黒い怪物の男 交流編 ( No.44 )
- 日時: 2017/01/14 21:33
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
本当ですね?分かりました
- 水の旅館 前編 ( No.45 )
- 日時: 2017/01/17 20:48
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)
怪斗とヤコは水の村の旅館に泊まっていた
怪斗「1泊二日で頼むぜ、客は俺とヤコの2名だ」
怪斗は受付で受付をしていた、1泊二日をするらしい
アメト「分かりました!二名様の一泊二日ですね、部屋は三○五号室です!鍵をどうぞ」
受付のアメトは怪斗に鍵を渡した、その頃ヤコは
ヤコ「凄い綺麗だコン!」
旅館中を見渡していた、ロビーは体育館みたいに広く、天井は金箔を貼られていて月の光が燦々と降り注いでいるように見える、フロアには大きなサイズのいかにも高価そうなソファが並び、その間に観葉植物の鉢が気前よくたっぷりと配されていた、天井に付いているシャンデリアの光は金色で美しく、壁には薔薇の模様が刻まれており、絨毯は水の様に青かった
怪斗「ヤコ、部屋に行くぞ」
怪斗がヤコに行くように言った
ヤコ「分かったコン!楽しみだコン♪」
ヤコはうきうきして怪斗に付いて行った、二人は階段を上り部屋に行った、階段は赤茶色で美しい感じがする
怪斗「着いたぜ、この部屋だ」
怪斗が戸を開けた
ヤコ「わあああああ〜・・・・!」
ヤコは目をキラキラさせて部屋を見た、部屋の中は和室で壁には筆で
水神様
と書かれていた、窓を開けると中庭があり美しい、真ん中にはちゃぶ台がある
怪斗「思ったより普通だなおい」
しれっと怪斗は言った、確かに普通だ、現代で言う安物の旅館だろう
ヤコ「まぁ確かにそうかもだコン、でも凄い広いコン!あ!布団だコン!」
ヤコは押し入れにしまわれた布団を見つけて勝手に出した、布団は整理整頓で畳まれており、枕が置いてあった
怪斗「おいおい勝手に出すなよ」
怪斗が注意した
ヤコ「あ!ごめんコン、つい出しちゃったコン」
ヤコは謝った
ヤコ「あぁお腹空いたコン・・・・・」
ヤコの言葉を聞いた怪斗は
怪斗「言うかと思ったぜ、おめぇの為に菓子買って来てやったぜ」
怪斗はお菓子を出した
ヤコ「わあ!ありがとうだコン!頂きますコン!」
ヤコは食べようとしたが
怪斗「おい待て、食っても良いがあんま喰い過ぎんじゃねえぞ?晩飯があんだぞ」
怪斗が食べ過ぎを注意した、今は7時半だ、もう少しで夕飯なのにお菓子を食べるヤコは確かに良くない
ヤコ「あ、ごめんコン、ついつい食べ過ぎてしまう事があって・・・」
ヤコは照れて言った、そしてヤコはお菓子を食べた
ヤコ「美味いコン!あれ?怪斗さんは食べないのコン?」
ヤコはお菓子を食べない怪斗に言ったが
怪斗「おめぇの為に買ったんだからおめぇが食え、俺はいらねぇ」
怪斗は乞食を断る如く無愛想な口ぶりで言った、彼は怪物に生まれ変わって以来無愛想で誰に対してもそっけない態度で接するようになってしまっていてひんやりと冷めた口ぶりだった、だがヤコは彼が怪物である事は知らない
ヤコ「何でコン?そんな冷たい事言わないで一緒に食べようコン!うちの為に買ってくれたのは嬉しくて美味しいけど一緒に食べた方が美味しいコン♪」
ヤコは一緒に食べようと言った、ヤコは明るく優しい性格で怪斗を慕い彼と旅をした仲間だ、ヤコは少しでも怪斗の役に立ちたいと言う思いで彼を誘っているのか、悩んでいる兄を思いやる妹の様だった
怪斗「・・・・・・・・」
怪斗はヤコの顔をじっと見た、そして彼の無愛想な所々に彼女の句読点のように小さく挟む彼女の優しさが彼の性格に伝わったのか
怪斗「(ため息をつき)・・・・しょうがねぇ、晩飯までもう少しだが俺も食う事にするぜ」
怪斗はヤコと食べる事にした、ヤコの思いが伝わったらしい
ヤコ「わーい!嬉しいコン!一緒に食べれたコン!」
怪斗「分かった分かった、早く食おうぜ」
ヤコ「うん!あ!このお菓子半分子して食べようコン!」
怪斗「へいへい」
(二人は仲良くお菓子を食べたのだった・・・・)
- 水の旅館 中編 ( No.46 )
- 日時: 2017/01/28 16:27
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)
怪斗とヤコは水の村の旅館に泊まっていた
怪斗「ん?もう夜の8時か、飯の時間だぜヤコ」
怪斗が時計を見てヤコに言った、時計の短い針は8を指している
ヤコ「あ!ほんとだコン、お菓子食べるのはもうやめるコン」
ヤコはお菓子の入った袋をしまった
怪斗「来たぜ」
怪斗の声と共に従業員のウサヌシが飯を運んでちゃぶ台に乗せた
ヤコ「わぁ〜!」
ヤコはちゃぶ台に乗った飯を見て感激した、鋏竜ザリガリオンの4本の腕をまるごと乗せた刺身、そしてクラーケンの足を焼いたイカ焼き、更にプチクラブとカニタラバをそのまま揚げた唐揚げが盛りつけられていた
怪斗「・・・ほとんどが海の幸の喰い物じゃねえか、野菜全然ねぇな」
ウサヌシ「すいません・・・・水の村はほとんどが水族の物ばっかでして・・・・」
ウサヌシが苦笑いして怪斗に謝罪する
怪斗「あ・・・・そうなのか・・・・どうりで水の村って名前なわけだ、そのまんまだけどよ」
ヤコ「大丈夫ですコン!うち海の幸の食べ物が大好きだコン!」
ヤコは全然大丈夫らしい、食べれる物は何でも良いようだ
ウサヌシ「水を置きますので飲みたい時にどうぞ!食べ終わったらこちらから下げますので!それではごゆっくり」
ウサヌシは出て言った
怪斗「さて、食ったら風呂入って寝るぞ、明日は行くの早ぇんだからな」
ヤコ「じゃあ・・・・いただきますコン!」
二人は晩飯を食べた
ヤコ「美味いコン!やっぱり美味しいコン!」
ヤコは喜んで食べた、カニタラバの唐揚げを夢中で頬張って食べている、リスがドングリを溜めて食べるかの様だ、怪斗は落ち着いてクラーケンのイカ焼きを食べている、大食いの娘と小食の男が食べるようだ、二人はちゃぶ台をはさんで向かい合って夕食を食べた。会話は一様した、怪斗とヤコはまるで父と娘がレストランで何かを食べているみたいだった、時間が過ぎて行くのち、二人は完食した
怪斗「ごちそうさまだぜ」
ヤコ「ごちそうさまだコン!美味しかったコン!」
ヤコが喜んでいる中、怪斗が
怪斗「良かったな、さて風呂に入ろうぜ」
怪斗が風呂に入る様に言った
ヤコ「分かったコン!行きたいコン」
怪斗とヤコは風呂場に行った、男湯と女湯がある
ヤコ「あ・・・・ここで離ればなれだコンね」
怪斗「大丈夫だろ、混浴すりゃいい話だ」
ヤコは背が小さい為他の客から二人を見たらどっからどう見ても娘と父親にしか見えない、なので混浴すれば離れる問題はない
ヤコ「そうだコンね、よし!入るコン!」
ヤコは勝手に走って服をしまう場所に走って行った
怪斗「おい待て俺を置いてくんじゃねえ」
ヤコに続いて怪斗が行く、ヤコは服を脱いで中へ入れていた
怪斗「俺はサウナ行ってるからお前は好きなとこ入れ」
怪斗はそう言いながら服を脱ぎ、風呂場へ入って行く
ヤコ「あ!待ってコン!置いてかないでコン!」
今度はヤコが怪斗に置いてかれそうになった、そして二人は風呂に入った
ヤコ「うーん!気持ちいいコン!」
ヤコは風呂に入って気持ち良さそうげだ、それに対し、怪斗は
怪斗「・・・・・・・」
一人サウナに入っていた
ヤコ「よし、頭と体洗うコン」
ヤコは風呂からあがり頭と体を洗った、そして怪斗は
怪斗「一旦出るか」
怪斗はサウナから出て水風呂へ入った
ヤコ「頭と体洗い終わったコン!また湯船に浸かるコン♪」
怪斗「よし・・・・またサウナに入るか」
怪斗は水を浴びて再びサウナに入った、行動すらまるでそっくりだ、ヤコと怪斗は風呂からあがりタオルで体を拭き服を着る、まるで旅館に来た父と娘の様だ、怪斗が頭を拭いている時だ、突然ヤコが
ヤコ「あの〜・・・怪斗さん、コーヒー牛乳飲みたいコン」
ヤコがコーヒー牛乳を飲みたいとせがんできた、怪斗は
怪斗「しょうがねぇな、おら」
怪斗は100円を上げた、ヤコは100円を受け取るとさっとコーヒー牛乳が売られている自動販売機に近寄り100円を入れる、途端に自動販売機が作動した、ヤコはボタンを押してコーヒー牛乳を2個買って1個怪斗に渡した
ヤコ「はい!怪斗さんも飲もうコン!」
ヤコが笑顔で怪斗に渡す、怪斗は
怪斗「ん?あぁ」
ヤコの渡したコーヒー牛乳を受け取る、ヤコと怪斗二人はふたを開けてコーヒー牛乳を飲んだ、うん、やっぱり美味い、風呂上がりに飲むと異常に美味しい
ヤコ「ぷはぁー!!やっぱ風呂上がりのコーヒー牛乳はめっちゃ美味いコン!」
怪斗「寝る前にトイレ行っとけよ?」
怪斗がまるで親のように言う
怪斗「おら、部屋行って寝るぞ」
ヤコ「あ・・・・ちょっとうちトイレ行っていいコン?先行っててコン」
ヤコが早速トイレに行きたがっている、全くこいつと来たら
怪斗「分かった、先部屋行ってるからな?」
ヤコ「うん、分かったコン」
怪斗は部屋へ行ってヤコはトイレに行った、まるで別々の道をたどっている様に見える、怪斗は階段を上り廊下を渡って部屋へ行った、怪斗とヤコの部屋は3階にある、手に鍵を持ちドアノブの鍵穴に鍵を入れてロックを解除して部屋に入る、ヤコはトイレで用をたし終わり、部屋へ戻った
怪斗「さて、布団出すか」
怪斗は押し入れを開けて布団を1枚出して引いた、そして掛け布団を掛け、枕を置いた、そしてヤコが入って来る
ヤコ「あ!怪斗さん!布団出してくれたんだコン、ありがとうだコン」
ヤコは怪斗に礼を言う
怪斗「じゃあ電気消すぜ」
ヤコ「お休みなさいコン」
ヤコは掛け布団に包まって言った、そして怪斗が電気を消した
(水の旅館で夕飯を食べて風呂に入った怪斗とヤコ、二人は仲良く就寝するのだった)
- 水の旅館 後編 ( No.47 )
- 日時: 2017/01/30 18:59
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)
水の旅館に泊まっていた怪斗とヤコは部屋で眠っていた
怪斗「・・・・・・」
怪斗は寝ておらずちゃぶ台に座り込んで首にかけていたロケットペンダントを取り蓋を開け中の写真を見ていた
ヤコ「うーん・・・・・ん?」
ヤコが電気スタンドの光と起きている怪斗に気付き起きた
ヤコ「はっ・・・・!」
ヤコは驚いた、怪斗は黒髪で髪型は変わっておらず、制服を着ている姿の姿だった、一体制服を着ている男は誰なのか?
ヤコ「怪斗・・・さん?」
ヤコは怪斗に声を掛けた、ヤコはもう一度怪斗の姿を見ると制服を着た男の姿ではなくなっていた、そしてヤコの声に気付いた怪斗は
怪斗「あ?何だ、起しちまったか?」
と、ヤコに言った
ヤコ「あ・・・・大丈夫だコン、さっき・・・・制服を着た男の人が居て・・・・」
ヤコの言葉に怪斗は途端に目を真剣なまなざしにしヤコを見た
怪斗「・・・・・・(ヤコを見ている)」
ヤコ「ど・・・・どうしたコン?」
怪斗「・・・・いや、何でもねぇ、寝ろ」
そう言うと怪斗はまたロケットペンダントの写真に目線を向けた、ヤコは怪斗のロケットペンダントの写真が気になるようだ
ヤコ「怪斗さん、そのロケットペンダントの写真は何だコン?」
怪斗「あ?・・・・あぁ、俺の親父の写真さ」
そう言うと怪斗はロケットペンダントの写真をヤコに見せた、そこには老人の写真が刻まれていた
ヤコ「へぇ・・・・怪斗さんのお父さんなんだぁ〜!」
すると、怪斗はくぐもった声で
怪斗「・・・・あぁ」
と返事した、何だか寂しそうに見える
ヤコ「どうしたコン?」
ヤコが心配な声で言った
怪斗「いや、何でもねぇ、明日は早ぇぞ、寝ろ」
怪斗は心配すんなと言わんばかりに言った、そこでヤコは
ヤコ「ねぇ、何かお話して欲しいコン、そしたら寝るコン」
怪斗に条件を言った
怪斗「あ?話か・・・・」
怪斗は沈黙した後
怪斗「ありゃあ俺が高校の帰り道の時の話だ」
怪斗(人間)「ただいま!父さん」
怪斗「俺は大野連と言う高校生でな」
大野連「父さん?あれ、静かだな、茶の間にいんのかな?」
怪斗「俺が茶の間に行った時、親父は倒れてた、俺は慌てて救急車を呼んだ」
大野連「あの!父さんが倒れてるんです!来てください!(救急車を呼んで)」
怪斗「緊急隊員は意識の無い親父を乗せて走り去った、その時俺は救急車の中へ素早く入った、そして病院に着いて、俺は親父のいる手術室に入ってな・・・」
大野連「父さん!父さん!(涙ぐんで手を握って言う」
怪斗「その時俺の親父が意識を取り戻した」
連(怪斗)の父親「連・・・・すまない・・・・お前がもし寂しかったら・・・・この写真を見て思い出してくれ・・・・」
怪斗「親父は死に間際にこれをくれた」
怪斗はロケットペンダントをヤコに見せて言った
怪斗「そして」
ピ・・・ピ・・・・ピ・・・ピーーーーーーー
怪斗「親父は俺の目の前で死んだ、俺は絶句して病院を飛び出し、自転車をこいで森に行った、それが俺がこうなる原因だった」
怪斗「俺は森に着いて自殺を試みた、だが誤って自転車ごと崖から転落して・・・・俺は死んだ、そして俺はこうなったのさ」
怪斗はヤコに言った、何と言う事だろう、怪斗は人間じゃ無かった、彼の話に
ヤコ「・・・・・うぅ・・・」
怪斗の過去の話に感傷しヤコは泣いていた、彼女の目から感傷的な涙が後から後から流れ出る
怪斗「へっ、人はいつか死ぬもんだ、こんな話当たり前だろ」
怪斗は泣いているヤコに言った後こう言った
怪斗「あの森には封印された怪物がいてな、俺がこうなるのはあの怪物の呪いを俺の魂に雑じらせたからな、あとこれも、俺が自殺した後手に入れたのさ」
怪斗は暗黒殺傷剣を見て言った
ヤコ「そんな事が遭ったんだコン・・・・・じゃあ怪斗さんは・・・・人間じゃないのコン?」
ヤコは泣きながら怪斗に言った
怪斗「厳密に言うと半分怪物で半分人間だな」
ヤコ「でも・・・・体は人だコン・・・怪物に見えないコン…」
怪斗「化けの皮さ、俺の本来の姿は異形の怪物だからな、お前に見せたくねぇ、見たらお前は俺から消え去るだろうな、俺の事が嫌いになって」
ヤコ「ううん、ならないコン!確かに怪斗さんは怪物のはずだコン、でも怪斗さんはうちの事助けたでしょ?嫌いになれるわけないコン!怪物の姿を見ても怖くないコン!例え体形が全く違っても、怪斗さんは怪斗さんでしょ?だから怖くないし消え去らないコン、いつまでも一緒にいるコン!大好きだから!」
ヤコは泣きながら言った、自分の事を助けてくれた怪斗が何よりも好きだ、だが怪物でも自分を助けてくれた優しい心を持つ怪斗は怪物でも変わらない、怪斗なんだ、そんな気持ちを胸にヤコは怪斗に言った
怪斗「・・・・・・・・・」
怪斗はヤコを見つめて・・・・・
怪斗「へっ、おめぇに言われると違う意味で聞こえるぜ」
ヤコ「良かった!怪斗さん、今はうちがいるからもう一人じゃないコン」
ヤコは怪斗に励ましの言葉を言った
怪斗「この事は誰も言うんじゃねえよ、二人の秘密だぜ」
怪斗はヤコに言った、ヤコは頷く
怪斗「さぁ寝ろよ、明日は行くの早ぇんだ」
ヤコ「うん!怪斗さん、お休みなさいコン♪」
ヤコはそう言うと眠りに入った
(怪斗の過去を聞いたヤコ、だが今はもう寂しくない、怪斗はもう一人ではない、次は黒金山へ行く、そこには何が待ち構えているのか?そして黒鉄竜アイアンドラゴンを倒す事が出来るのか?)
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