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二次創作小説(紙ほか)
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- カノキド風邪小説 恋愛要素あり
- 日時: 2017/03/27 19:40
- 名前: 藻 (ID: sbAJLKKg)
朝起きると酷く咳き込む声が聞こえた。キドの部屋…?
僕は興味本意でドアを開けた。「キド?どうしたの?」目線を上げると。
「はあはあか、の?」一瞬で非常自体だと思った。
紅く染まった頬に細く荒い息。何より「キド、消えかかってる!」
風邪でも引いたのだろう。キドは風邪をひくといつも能力が暴走してしまう。
「かの、わ、たしきえちゃうよぉ」ついにキドの目からは大粒の涙が溢れた。
「大丈夫。僕は何があってもキドを見つける。」そっと僕はキドの肩を寄せた。
きっと。何があったとしても。
「僕が見つけるから」
- Re: カノキド風邪小説続き 恋愛要素あり ( No.1 )
- 日時: 2017/03/27 19:56
- 名前: 藻 (ID: sbAJLKKg)
「ああああ〜頑張ってキド」あれから僕はキドの看病をしている。消えてしまうと困るのでずっと近くにいなくてはいけない。
今も消えかかって、僕が手を握っていないとどこかへ消えてしまう。
キドは消えかかっては咳き込み、その反動で消えかかってる。
世話が焼ける。潤んだ瞳が何かを訴えるようにこっちを見つめる。
「かの。ありがとう」咳に紛れて聞こえづらいけど、そう聞こえた。
「僕の方こそ」
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