二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

東方二次夢幻
日時: 2017/04/23 12:49
名前: マルディ (ID: 59nFPquI)

キャラ一覧

東 虹心
(あずま にこ)
13歳で母と父を亡くし、紫に幻想郷に連れていかれた。
いろんな能力に恵まれ、いろんな人と仲良くする。

青風 有斗
(あおかぜ あると)
16歳で虹心に信頼を寄せている。
危険を察知する程度の能力を扱う。戦闘を
得意とする。

海風 碧
(うみかぜ あおい)
17歳で片目に眼帯をつけている。
心を閉ざす程度の能力で自分のことを隠している。

形見 友真
(かたみ ゆうま)
17歳で両目の色が異なる。
能力不明で虹心に協力する。

夜風 愛舞
(よかぜ いぶ)
14歳で天使ラファエルの半身。
傷をいやす程度の能力を扱う。

読月 弓月
(よみつき ゆつき)
15歳で天使ミカエルの半身。
色を操る程度の能力を扱う。

Re: 東方二次夢幻 ( No.1 )
日時: 2017/04/23 11:47
名前: マルディ (ID: 59nFPquI)

第一話 妖

4月の後半、桜が散り始めていた。
藍「紫様、もう始まってしまいました・・・。」
藍の申し訳なさそうな言葉が響く。
紫「そう・・・でも、私たちは動かないわ。」
その言葉に耳を疑った。
紫「大丈夫よ。」


ー博麗神社ー
霊夢はお茶をすすり、魔理沙はその隣に座る。
魔理沙「・・・紅魔館にも変な怪物が出たらしいぜ?」
霊夢「また?最近多いわね。異変の予兆かしら?」
二人の会話に誰かの言葉が入る。
紫「あら、ここにいてくれて助かったわ。」
霊夢「紫、あんたが来るなんて珍しいわね。」
紫「霊夢、あなたに伝えておくわ。異変が起きているわ。
  ・・・一つ言っておくわ。碧に気をつけなさい。」
その言葉に二人は耳を疑う。
普段は、クールだがとても優しい彼に気を付けろと言われて驚いた。
魔理沙「なんだよ、どういうことだ?」
紫「言葉の通りよ。」
紫は去って行ってしまった。
静かな空気。

虹心「・・・二人とも!」
虹心の明るい声が響く。
隣には、有斗もいるだが、碧の姿は見えない。
霊夢「ちょうどいいわ。碧は?」
有斗「用があるらしい。」
霊夢「伝えたいことがあるの。さっき紫が来て
   碧に気を付けろって言われたわ。」
霊夢は聞いたことをそのまま伝えた。
二人とも黙っている。
有斗「・・・今起きてる異変に関係してるのか・・・。」
4人の中には重い空気が漂う。



四人の様子を上から見ている人物がいた。
黒いマントに身を包んだ碧だった。
その隣には笑みを浮かべた仮面をつけた人物がいた。
???「君も面倒な子たちに目をつけられたね?」
碧「・・・・・・」




Re: 東方二次夢幻 ( No.2 )
日時: 2017/04/23 13:48
名前: マルディ (ID: 59nFPquI)

第二話 始まった

ー地霊殿ー
地霊殿の扉が開く。
一人の男を背負った勇儀が中に入る。
さとり「勇儀さんっ!?その人は・・・」
勇儀「倒れていたんだ。・・・よっとな。」
男をソファーに寝かせた。
白銀に一部が黄色に染まっていた。



???「・・・・うっ・・・ここは?」
お燐「よかった気づいたんですね。」
???「お前らは?」
お燐「私は火焔猫 燐。お燐って呼んでくれ。」
お空「霊烏路 空だよ。お空って呼ばれてるよ。」
こいし「古明地 こいしだよ。よろしくね。」
さとり「古明地 さとりです。よろしくお願いします。」
四人の自己紹介が終わった。
友真「俺は形見 友真。紫に連れてこられたんだ。よろしく。」
友真は立ち上がり扉の近くまで歩く。
さとり「待ってください!聞きたいことがあります。」
友真「・・・なんだ?」
さとり「あなたは何でここの来たのですか?」
友真「・・・東 虹心を助けるため。」
こいし「どういうこと?」
こいしの問いに静かに答える。
友真「異変が起き始めた。誰か地上まで送ってくれないか?」
さとり「私たちも用事があるので一緒に行きましょう。」



ー博麗神社ー
霊夢「スペルカード!”神技「八方鬼縛陣」”」
魔理沙「スペルカード!”恋符「ノンディレクショナルレーザー」”」
二人の前には、仮面をつけた男、颯斗がいる。
霊夢「(長い時間戦っているのに疲れていない?おかしい・・・)」
霊夢は、はっとする。
霊夢「魔理沙っ!」
魔理沙「行くぜ!スペルカード!”彗星「ブレイジングスター」”」
颯斗「そんなもの、かわそうと思えば、かわせる。」
霊夢「”神技「天覇風神脚」”」
かわした後すぐ攻撃が来る。
颯斗「ぐぁっ!?なぜ・・・俺の弱点・・を・・・。」
霊夢「ずっと遠距離から弾幕を撃っていた。それには魔力や霊力が
   あるのよ。それが効かないなら、物理攻撃をするまでよ。」
二人の顔を見て割れかけた仮面をとる。
そしてため息をつく。
颯斗「・・・駄目だったか・・・。」

Re: 東方二次夢幻 ( No.3 )
日時: 2017/04/23 15:49
名前: マルディ (ID: 59nFPquI)

第3話 Me and you

博麗神社付近。
愛舞「やめてっ、やめてっ!!?」
愛舞の手が震える。
友真の親友である愛舞の手には微かに紅く染まっていた。
目の前にいるのは、友真だった。
友真「・・・・・・」
愛舞「あ・・・あぁ・・・」
涙がこぼれる。
その斬撃が友真をとらえる。
さとり「(友真さん・・・信じていいのですね・・・)」
ついに目の前に立つ。
愛舞「ダメだよ・・・来たら、私・・・」
愛舞の刀の刃を友真は握る。
友真「大丈夫。お前は俺を殺さない。」
愛舞が刀を突きさそうとしても、その刃は
友真の掌に突き刺さる。
そのたびに友真の顔が歪む。
友真「お前は恐れられ、孤独だった俺を救ってくれた。
    今度は俺がおまえを救う!!」
それと同時に刀の割れる音がする。
友真「(核は・・・これかっ!)」
愛舞の首元にある黒いネックレスを掴む。
そして、引きちぎった。

愛舞の体が地面に倒れる。

さとり「大丈夫ですか?」
友真「俺は大丈夫。・・・」
愛舞「・・・ゆ・・・友真!?」
愛舞が声を上げる。
視線がケガをした掌に移る。
愛舞「あ・・・ケガしてる。ごめんね。」
友真「別に謝んなくていい。」
愛舞の白い手は友真の掌に触れる。
すると、白い光が集まった。
掌のケガはもうない。
愛舞「私、いつも友真に助けられてばかりだし、
   こんなことしかできない・・・。」
うつむいてる愛舞の言葉を黙って聞く。
友真「俺からしたらお前は天使だと思うぞ。
   助けられてんのは俺だしな!」
友真の笑顔に元気をもらった。


Page:1 2 3



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。