二次創作小説(紙ほか)
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- 東方次元輝
- 日時: 2017/04/26 20:23
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第1話 ノルンの3女神
???「過去と未来がこの世界から切れていく。」
3人は幻想郷へ向かう。
このことは、紫も気が付いていた。
???「・・・じゃあ、いいのですね?」
紫「えぇ、消えてしまうのは困るもの・・・
それに黒幕たちはここに入ってきてるみたいだし。」
???「では、行かしていただきます。」
3人が走っていくのを見送る。
博麗神社、霊夢や魔理沙などに囲まれる中自己紹介を始める。
美琴「私は美琴。または、過去を司る神ウルドよ。」
春亜「次女の春亜です。現在を司る神ヴェルダンディ。」
美緒「三女の美緒。未来を司る神スクルド。」
共通するのは金髪であることだ。
魔理沙「へぇ、全員神なんだな。」
魔理沙が3人をまじまじと見る。
虹心「で、神様がどうしたの?」
- Re: 東方次元輝 ( No.7 )
- 日時: 2017/04/29 17:15
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第8話 神々
白玉楼
妖夢「”四生剣「衆生無情の響き」”」
斬りかかりつつ、弾幕を放つ。
その剣術をはじき、弾幕をかわす。
幽々子「”幽雅「死出の誘蛾灯」”」
???「そんなもの?」
幽々子はそれに耳を貸さず聞き流す。
妖夢「(さっきから攻撃を続けているはず、なのに疲れが見えない。)」
幽々子「(相当な実力者のようね・・・。)」
2人の考えに察しがつく。
???「・・・俺のことが不思議か?」
幽々子「えぇ、私たちに教えてくれないかしら?」
???「そっちの亡霊さんは随分と素直だな。
お前さんはどうなんだ?」
一瞬驚きつつもすぐに答えを返す。
妖夢「はい、私は頭がいいわけではないので・・・。」
???「なら、教えてやる。
俺は最上 水月。上杉 謙信の生まれ変わり。
さぁ、本気でかかってきな!」
永遠亭
鈴仙「”散符「朧月花栞(ロケット・イン・ミスト)」”」
永琳「”薬符「胡蝶夢丸ナイトメア」”」
輝夜「"神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」”」
3人のスペルをかわしていく。
鈴仙「うそっ!?私の能力が効いてない!」
永琳「(優曇華の能力が効かない・・・)
あなた、何かの能力とかを持ってるんじゃないかしら?」
永琳の鋭い瞳がとらえる。
???「私は弓風 歌風。
木種の神オオヤツヒメの生まれ変わりよ。
でも戦いはおしまい。
あなたにこれをあげるわ。」
歌風は自分の緑のネックレスを鈴仙に託す。
鈴仙「どういうことなんですか?」
歌風「それがあれば能力なんかを少し強化できるわ。
よかったら使って。じゃあね。」
歌風は永遠亭を出ていく。
- Re: 東方次元輝 ( No.8 )
- 日時: 2017/04/29 20:12
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第9話 戦いに勝利を 前編
咲夜「お嬢様方、パチュリー様!!」
横倒れるレミリアたち。
後ろには海月 那岐がいた。
那岐「選択肢をやる。ここで今、起こっていることから
手を引くか、ここで倒れるか・・・
さぁ、選びな。」
咲夜はとても迷う。
ここで手を引けば助けてくれるかもしれないだが、
幻想郷のピンチを見て見ぬふりをすることになってしまう。
だがここで戦えば勝てるかどうかさえ怪しい。
咲夜「・・・もちろん、お嬢様を助けたい。
だけど、私は・・・霊夢たちと幻想郷を
救う!」
那岐「そっちを選んだか。正直、手を引いてほしかったが、
仕方ない。」
短剣を振るう。
その素早さに驚きつつかわしていく。
でも、限界が近づいてきた。
那岐「終わりだ。」
咲夜「”幻符「メンタルマジック」”」
寸前で動きが止まる。
那岐「これは・・・
(身動きが取れない、こんな能力聞いていない・・・)」
那岐に焦りの表情が生まれる。
咲夜「まぁ、これは私のために作ってくれたものだけどね。
”空虚「インフレーションスクウェア」”」
いつの間にかナイフに囲まれた。
那岐「・・・はぁ、でなんだよ、聞きたいことって。」
レミリアたちも回復し、那岐をレミリアたちが囲む。
レミリア「あなたの能力が知りたいってだけよ。」
那岐「場所を操る程度の能力だ。
対象の物を自分の思うがままの場所に
動かしたりできる。
ただし時間に制限がかかっているのが唯一の
弱点だな。
さっきの動きが止められたときに時間が来た。」
全員が唖然とする。
那岐「え、えっと・・・どうした?」
咲夜「少しお願いがあるのよ。」
那岐「・・・・?なんだ?」
レミリア「あなた私たちに協力はしてくれない?
嫌というならそこまでだけど…。」
那岐「・・・いいぜ、勝者の言うことぐらいは
聞いてやるよ。」
人里
マミゾウ「なかなか長引くのぉ。」
3人には疲れが見える。
相手のレーグル・ペルドルは余裕を持っている。
レーグル「あんたら、本当に3人か?
まるで1対1みたいだけど・・・。」
しばらくする。
レーグル「一人一人のあんたらなんて、敵じゃねぇな。」
その言葉で全員がピンとくる。
慧音「ここを守るためだ、お望み通り、
3人で 倒して見せる!!」
レーグル「(それでこそ・・・だな。)
いいぜ、来いよ!」
マミゾウ「いいか?わしが攻撃した後隙ができるはず、
そこを狙え、良いな!?」
2人がこくりとうなずく。
マミゾウ「”「ワイルドカーペット」”」
それを避け、隙ができた。
妹紅「いくぞっ!」
妹紅&慧音「”絆符「歴史を背負う火の鳥」”」
大きな火の鳥がたくさんの鳥たちを率いてレーグルを
襲う。
レーグル「はぁぁっ!?」
驚きを隠せず、それを眺める。
慧音「・・・ふぅ、やったな。みんな。」
レーグル「・・・いてっ、底が知れないな。」
ゆっくり立ち上がりそう、つぶやく。
妹紅「おいおい、まだ起きんのかよ。」
レーグル「さすがにそんな余力はねぇよ。」
- Re: 東方次元輝 ( No.9 )
- 日時: 2017/04/29 21:56
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第9話 戦いに勝利を 後編
白玉楼
水月「・・・さてと、これでわかってくれたか?」
倒れこむ妖夢の首に刀の先を向ける。
妖夢「(私は・・・幽々子様のみんなの力に・・・)」
悔やんでいると声が聞こえる。
???「”戦符「武将乱舞」”」
水月は驚きつつ後ろに下がる。
妖夢も立ち上がる。
妖夢「あなたはっ!?」
???「後で言っとくから。剣士の意地見せてあげましょう。」
妖夢が刀を構える。
水月「・・・決心があるみたいだな。」
妖夢「私はこの刀で迷いを断ち切る!!
”光輝剣「四宝剣」”」
それぞれが赤と青、緑と黄色に輝き、水月に
斬撃を飛ばす。
水月「・・・・。」
水月は仰向けで倒れたまま空を見つめる。
妖夢「・・・・水月さん?」
水月「・・・ぁあ?・・・なんだよ。」
そっぽを向く水月をくすくすと笑う妖夢。
妖夢「あの、少し、協力してくれませんか?」
- Re: 東方次元輝 ( No.10 )
- 日時: 2017/04/30 10:21
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第10話 苦戦
霊夢「”珠符「妙珠暗投」”」
苦しみつつもスペルを放つ。
魔理沙「霊夢っ!危ない!!」
魔理沙が霊夢を自分の方へ引き寄せる。
霊夢「魔理沙、ごめん!」
魔理沙「いっつも助けられてるからいいだろ。
”魔廃「ディープエコロジカルボム」”」
青い光の大きな弾が上空から落とされ爆発する。
魔理沙「・・・まだ倒れないのかよ!?」
赤黒い髪をしたルグレは涼しい顔でいる。
ルグレ「博麗の巫女も落ちたな。
もっと強いと思っていたが、思い違いか?」
愛舞「ダメ、能力が使えない・・・。」
地面に倒れるのは3人。
碧と有斗、友真だった。
どうにか意識があるのは、碧だけ。
虹心「(ノルン3姉妹さんには、戦うのを避けてもらってる。
今戦えるのは、私だけ。もう覚悟するしかない!)」
都和「そこの奴ら、そうとうな変わり者だな。
自分のことだけを考えればいいことなのに余計なことを
考えるから。まぁ、いいか。」
大きな赤い剣が振り下ろされる。
- Re: 東方次元輝 ( No.11 )
- 日時: 2017/04/30 11:43
- 名前: マルディ (ID: 59nFPquI)
第11話 時
妖夢「”奥義「西行春風斬」”」
妖夢と水月の刀が弾き飛ばす。
虹心「みんな!」
霊夢「咲夜たちに神子!?」
2人の危機には紅魔館と神霊廟が助けに来ていた。
神子「いつも2人が異変を解決してますし、たまには・・・
”仙符「日出ずる処の道士」”」
レミリア「”神槍「スピア・ザ・グングニル」”」
布都「”炎符「太乙真火」”」
咲夜「”幻象「ルナクロック」”」
パチュリー「火符「アグニシャイン」”」
青娥「”仙術「ウォールランナー」”」
フラン「”禁忌「レーヴァテイン」”」
スペルカードが同時に発動されて、ルグレを
襲う。
虹心「私も!”勇気「ルビーの舞姫」”」
赤い炎弾と蝶弾があちこちを舞う。
みんなが集まる。
霊夢「さぁ、反撃と行こうじゃないっ!」
都和「ここで負けるわけには、行かねぇんだよ!」
黒い人影が何体も見えてくる。