二次創作小説(紙ほか)

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自己解釈ボカロ小説 吉原ラメント
日時: 2017/04/29 17:22
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)

ようこそ、おいでくんなまし
[りんごっち]でありんす
今回は吉原ラメントを書かせてもらいんしたのだけれど...

あー!ダメだ!この喋り方くっそ分かんねぇぇ!!
こんな奴が書いてるグダグダ小説ですけれど読んでいただけると嬉しいです。

※Rがつくような表現はもちろん含みません。
ものっそい遠回しに[抱く]とか使いますけどそれは吉原だから仕方ない!

Re: 自己解釈ボカロ小説 吉原ラメント ( No.1 )
日時: 2017/04/29 17:41
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)

最近の江戸ではか細い雨が降り続いている。
それはまるで自分の心情を表しているかのようだ。

遊女として吉原に売られてから7年。

−故郷に残したあの人がいつか迎えに来てくれる
そんな淡い期待も時が経つにつれ色褪せていった。

今日も夜がやってくる。
自分を一夜だけ買いに来た客との戯れ。

鏡の前に腰を下ろすと自分を偽るかのように紅を引く。
「わっちは安くなどないわ」
ポツリと呟くと部屋から出た。

今日の相手も終わり、はだけた着物を直しながら立ち上がる。
吉原は今日も雨。

Re: 自己解釈ボカロ小説 吉原ラメント ( No.2 )
日時: 2017/04/29 17:57
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)

真はただ1人の何方かのために咲いていたかったのだけれど
運命はわっちの自由を奪いそいで歯車を回していくのでありんす


「ようこそ、おいでくんなまし」
ろうそくの灯りだけが灯る月明かりもない闇の中。
今夜も戯れる。

花と獣が出会えば必ず花は散ってしまうけれど
案外、子犬だったみたいね...
なんてそんなくだらない事を考えながら抱かれる。

花。わっちはあの人を照らす向日葵でありたかった。
あの橙色に輝く花に憧れ、望んだというのに。
今のわっちは藍色の花になってしまった。
あの頃の貴方からもらった向日葵の花にもう一度触れたい。

Re: 自己解釈ボカロ小説 吉原ラメント ( No.3 )
日時: 2017/04/29 18:08
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)

わっちはこの大きくて狭い鳥籠の中に囚われた鳥。
真は行くあてなど無くなってしまいんしたのだけれど
此方の籠の中から見える景色だけは
わっちをいつなる時も癒してくれるんでありんす

「会いたい...」
咲き出した傘の群れを眺めながら呟いた。

店の前で立ち止まる男性を上から見下ろしながら、
「貴方様どうかわっちを買っていただけないでしょうか」
なんて聞こえるはずのない声でぼやく。

すると、男性は吸い寄せられるように上を見上げる。
目が合った途端わっちの目からは止めどなく涙が溢れていた。
急いで外に出て抱きつく。

やっと会えた。わっちの向日葵に。



終わりです。中途半端ですまん。
一応このあと故郷に帰る感じです!
遊女って買ってもらえないと自由になれないのでこの男性はずっとお金を貯めてたんですね。自己解釈では。
原曲を聞いたことがないなら聞いてください。
それではありがとう!


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