二次創作小説(紙ほか)

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自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭
日時: 2017/04/30 17:24
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)
プロフ: http://123456789

[自己解釈ボカロ小説]第二段!!
今回はウミユリ海底潭!成宮 理斗sのリクエストです!
ポップな曲調だけど、どこか切なくてジーンと来る名曲ですよね
私もいつの間にか曲に引き込まれてしまいます^^

原曲を聞いたことのない方はぜひ聞いて見てください!
ドはまりしますよ(私みたいにww)

Re: 自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭 ( No.3 )
日時: 2017/04/30 17:04
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)
プロフ: http://123456789

これは丁度、一年前...
「行ってくるね!」
君はわざとらしいくらい明るい声を装ってそう言った。

「頑張ってね」
そんな言葉、言わないでよ。

「また、戻ってくるよ」
そう言い残して君は旅立った。

最後まで僕は何も言えなかった。
こんなに君が好きなのに、大好きなのに。
頑張っても言えない。
僕は涙を流しながらその列車を見送った。

涙なんて取り去ってよ。
戻ってくるなんて言わないでよ。
行ってしまうなら君はここに戻らないで

Re: 自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭 ( No.4 )
日時: 2017/04/30 17:20
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)
プロフ: http://123456789

僕は宛もなくフラフラと浜辺を歩く。
一年もたったのに僕はまるで成長しないな
とか、自傷的な笑みを浮かべて考える。
熱い砂に君を描く。消えない君を。僕はまだ忘れないのに。
世界は止まってしまったようだ。
誰も僕を見てくれない。
待って。分かってよ。僕の歌を...僕の夢を...笑わないで

「帰るか...」
そう呟き振り返った僕の視界にいるはずのない人物が映った。
波のように揺らめく僕の心を溶かすように。
僕の心に君が手を振った。

僕は浜辺を走る。
戻ってくるって信じてたって笑うようなハッピーエンド。
僕は想像もしていなかった。

「ただいま」
嗚咽の混じった君の声があの夢を蘇らせる。
僕らは泣いて笑った。
時が経つにつれポッカリと空いてしまった心の穴を
僕らの曖昧な愛でそっと塞ぐ。
「みく。笑わないで聞いてくれる?」
「...うん」
僕の君に宛てた恋歌は最終列車と泣き止んだあの空に...

Re: 自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭 ( No.5 )
日時: 2017/04/30 17:23
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)
プロフ: http://123456789

終わりです!
ハッピーエンド!です。
私の中では^^

リクエストある方は遠慮なく!
それではありがとう!

Re: 自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭 ( No.6 )
日時: 2017/04/30 17:32
名前: 成宮 理斗 (ID: RU0wTL.b)

素晴らしいですね…!
綺麗で、切なくて、温かくて。
とても素敵だなと思いました。
曲を聞きながらもう一度読み返そうと思います。では!

Re: 自己解釈ボカロ小説 ウミユリ海底潭 ( No.7 )
日時: 2017/04/30 17:37
名前: りんごっち (ID: kaY8Y1HD)
プロフ: http://123456789

成宮 理斗s
そうですか!?
ありがとうございます!

今まで小説を書いたことがなかったのですが
誉めていただけると次も頑張ろうって思えます!

リクエストありがとうございました


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