二次創作小説（紙ほか）
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- 東方魔珠双
- 日時： 2017/05/05 10:21
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第1話 おばあちゃんの知恵
祖母「いいかい？未来。
あんたはきっと、幻想郷で大きく成長する。
大昔にサフィーヤという子がいてね、
その子はもう1つの人格に苦しんでいた。
封印はしたけど、その封印も弱くなっているかもしれない。
だからその子に会ったら、助けてあげなさい。
その子はきっと大事な人がいるはず。
いいかい、それを封印できるのはあんただけ。
その子の心臓に封印する方法と
力を消耗させる方法。
最初の方法はあまりお勧めしないよ。
理由はね・・・・からね。」
愛舞「・・・ちゃん・・・未来ちゃん？
大丈夫？」
そうだった、新しく幻想郷に来た人たちがいたんだ。
サフィーヤ「未来ちゃん、久しぶり！
ほかの人は初めてだよね！
私、サフィーヤ！フィーって呼んでね♪」
彼女とは、祖母の関係で何度か仲良くしていた。
？？？「・・・影宮 怪斗、よろしく。」
魔理沙「ったく、不愛想な奴だな・・・。」
ふてくされながら、言う。
未来が「まぁまぁ」という。
？？？「俺はステラ、ステラ・ディールナーだ。」
妖夢「あの少しいいですか？それって・・・？」
黒い包帯を指さす。
口元はどうにか見えるが表情が分かりずらい。
ステラ「・・・どうでもいい話も挟むが、
俺には故郷と両目がない。
すべてあきらめていたが、サフィーヤのおかげで、
希望が持てたんだ。」
霊夢たちが口をぽかんと開けていた。
ステラが静かなことに首を傾げた。
霊夢「されであんた、目、見えてんの？」
ステラ「視界を除く五感で把握してる。」
サフィーヤ「あとは私がスー君の目の代わりなんだ！」
- Re: 東方魔珠双 ( No.8 )
- 日時： 2017/05/05 21:38
- 名前： ルイージ （ID: Hh73DxLo）
魔王軍とあの三人はでますか？
- Re: 東方魔珠双 ( No.9 )
- 日時： 2017/05/05 21:40
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第7話 庭師
ルイス「まぁ、予想通りってところか・・・。」
妖夢「・・・す・・・。あなたを、
貴方を倒して敵を討って見せます！！！」
妖夢が構える。
ルイス「負けるなら真剣勝負で負けたいし、
いいぜ、来いよ。」
妖夢が刀を振るう。
それを避け、ヨーヨーを飛ばす。
妖夢「”六道剣「一念無量劫」”」
素早く斬りまくるとヨーヨーを弾き、
パリンッと割れた。
ルイス「なっ！？」
驚きを隠せない。
妖夢「”天符「天女の舞」”」
ルイスの目の前が見えなくなる。
そのせいで目の前にいる妖夢に気が付けず、
攻撃にあたる。
ルイス「・・・降参だ。気に入ったぞ、
剣士。」
ルイスが妖夢に言う。
そして去っていった。
- Re: 東方魔珠双 ( No.10 )
- 日時： 2017/05/06 10:41
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第8話 謎の人影
サフィーヤ「・・・あの、お話って？
なるべく手早くお願いします。
スーくんを待たせているので・・・。」
服装などから、ロックスターのように感じる。
？？？「・・・いや、時間は取らせないよ。
だってもう、異変の始まりだからさ？」
男がそういうとサフィーヤの胸から赤い火が
出てくる。
？？？「・・・やぁっと、出てこれた。
マーヴェラス、礼を言う。」
マーヴェラス「別に要らないさ。」
2人が話してるのを文が聞いていた。
2人が去っていくのを見て、サフィーヤを背負い、
博麗神社に向かった。
霊夢「・・・まだ帰ってきてないの？」
ステラ「・・・・っ！あれは、文！？」
文が目の前に降りてくる。
背中にサフィーヤを背負っていた。
文「ついさっき、本当に少ししか聞こえませんでしたが・・・」
ついさっきの出来事と見たことを説明した。
未来たちも聞いていた。
未来「・・・もしかしてそれって・・・。」
顔が青くなっていく。
魔理沙「心当たりがあるのか？」
問い詰める。
赤く光る瞳、歪んだ口元、額にある黒いツノ。
祖母の言葉を思い出す。
未来「・・・間違いないよ、グリムだ。」
愛舞「グリム？」
未来「サフィーヤの心臓に封印されていた。
他者を喰らうことでその人の能力を扱うことができるんだ。
あれを封印する方法は２つ。
またサフィーヤの心臓に封印する方法。
でもこれだと、また起こるかもしれない。
だから一番いいのは、力を消耗させる方法。」
鈴仙「・・・その方法しかなさそうですね。」
魔理沙「でもよ、この人数で勝てるのかよ。
２人とは限んないぜ？」
魔理沙の言ったことはもっともなことだ。
文が立ち上がった。
文「なら、私の出番ですね！
情報通達なら、任せてください。」
未来はすでに手紙を書いていた。
この場にいないところ宛てだ。
星蓮船、地霊殿。
- Re: 東方魔珠双 ( No.11 )
- 日時： 2017/05/06 09:20
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第９話 全員集合
無事に手紙が届いたようで、博麗神社に
集まっていた。
霊夢「さてと、未来、見えた？」
未来「うん。向こうに・・・。」
霊夢「じゃあ、行きましょうか。」
周りを見渡す限り、大木が倒れていた。
さとり「これは・・・ひどいですね。」
？？？「この先は、行き止まりだぜ？」
行く先に誰かが立っていた。
どうやら人間らしい。
未来「あなたは・・・。」
？？？「俺はポイズン、お前たちの足止めをさせてもらうぜ。」
ポイズンがこいしに攻撃を加えようとする。
さとり「スペルカード！”想起「テリヴルスーヴニール」”」
さとりがそれを止める。
それを見て、上を飛び越える。
ポイズン「仲間を見捨てていったな？
そこのさとり妖怪さんよぉ。」
ポイズンが不適に笑う。
それをよそにさとりはこいしの耳元でささやく。
さとり「こいし、彼の肌に触れないで。
彼の肌は触れた人を毒にするみたい。」
こいしがうなずく。
ポイズン「作戦会議は終わったか？
さっきの奴らも倒したいし、早くしなきゃいけねぇな。」
- Re: 東方魔珠双 ( No.12 )
- 日時： 2017/05/06 10:19
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第１０話 毒人間
さとり「”想起「ストロードールカミカゼ」”」
こいし「”心符「没我の愛」”」
2人がスペルを放つ。
こいしが姿を消す。
さとり「（どうやら、能力はわからないようね。）」
ポイズン「（どこから来る！？）」
周りを見回す。
こいし「”表象「弾幕パラノイア」”」
ポイズン「ッ！？」
気づけなかったため、反応が遅れる。
さとり＆こいし「「スペルカード！」」
さとり「”想起「二重黒死蝶」”」
こいし「”「嫌われ者のフィロソフィ」”」
2人の同時攻撃に翻弄されていた。
霊夢「・・・なんか、この先が見えてきたわ。」
霊夢がつぶやく。
空「じゃあ、ドカンとやるんだね。」
未来「さすがですなぁ。」
魔理沙「納得してどうするよ。」
？？？「仲がいいねぇ。」
文「あ、あの人ですよ！
グリムとかいう人といたの！！」
文が指をさして言う。
マーヴェラス「げっ！？盗み聞きされてたのかよ！？」
空「”爆符「メガフレア」”」
話の途中で空がスペル宣言する。
燐「ちょっ！？お空！！」
少し不安があるが、ここは二人に任せることにした。
？？？「こいつ、常識ってやつが分かってねえのか？」
燐「（あれは・・・サソリのしっぽ？）」
？？？「これは、名乗った方がいいか？
俺はスコルピオ。
で、こっちがマーヴェラスだ。」
燐「毒でも扱う・・・うわぁっ！？」
スコルピオのサソリのしっぽがお燐を襲う。
それを避けて、体勢を立て直す。
燐「あ、危なかった・・・。」
空「あ、思い出した！あのしっぽサソリだったんだね。」
なるほどと空がうなずく。
スコルピオ「思い出すのに少し時間がかかったな。
そうさ、このしっぽはサソリ。
燐ていったよな？
お前はわかるんじゃないか？」
燐「それに刺されたら、毒が回る？」
スコルピオがうなずく。