二次創作小説(紙ほか)

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東方夢神伝
日時: 2017/05/07 11:40
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

序章 またまた幻想入り

『気を付けろ、夢と現実をつなげてはいけない。』
誰かの声が聞こえた。
未来「(空耳?)」
霊夢「未来、大丈夫?」
顔を覗き込む。
未来は「大丈夫」と答えた。

??「ねぇ、自己紹介させてもらうわ。
   私はレナ、自分で言うのもなんだが、聖女をやっているよ。」
綺麗な藍色の髪が微かに揺れる。
隣には赤い髪をした、レナより身長も年も大きそうだ。
???「俺はリベア。レナの補佐役ってカンジかな。」
???「俺は水風 竜也!1000年生きた水竜さ!」
その自己紹介をして「えっ!?」の一文字だけが霊夢と魔理沙と
咲夜、早苗と妖夢と鈴仙、未来の間に流れる。
未来「竜也さん、竜なんですかぁ!?」
声を張り上げる。
竜也「あぁ、そうだぜ!」
???「驚くことだけど、あとにしてくれる?」
服装から魔法使いと推測できた。
両隣には白髪をしたメイド服を着た少女と
黒髪で青い瞳をした少年がいた。

???「私は魔女ライラよ。よろしく。」
???「僕はヘイズ。よろしく。」
??「私はメル。よろしくね。」
どうやらこの2人はライラの使い魔らしい。

あとからまたもたくさんの人がやってきた。
???「すまん少し遅れた。自己紹介しなきゃな。
    三銃士のリーダー、ムサシ。よろしく。」
???「僕はロビン。ロビン・フッド。よろしく!」
???「俺はビリー・ザ・キッド。よろしくな。」
次に姿を現したのは、藍と同じ9本のしっぽに狐の耳がある。
隣には、狐のしっぽと耳のついた少女がいた。
??「天童 陽と申します。こっちは
   娘のさくらです。」
陽はさくらの背中を軽く押す。
さくら「えっと、さくらです。」
そのあとにミニスカートをはいた少女が自己紹介を始める。

??「私はキラよ。これからよろしく。」
全員の自己紹介が終わると、足音が聞こえる。
アルテマ「あと1人、いいか?」
アルテマの隣に誰かが立っていた。
右目以外が包帯で隠されている。
???「俺はガイト。よろしく。」

Re: 東方夢神伝 ( No.8 )
日時: 2017/05/07 17:00
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

第7話 大切な人

白玉楼に怪しい人物が
現れた。
身長が高く、茶色の髪をしている。
マディスと名乗る。
すぐに重い音がする。

怪斗「・・・っ!?」
マディス「大切な人が倒れちゃったね?」
マディスの隣の檻に横たわる桜。

マディス「・・・そうだなぁ、俺としては、
     3対1でもいいんだが・・・。」
マディスが指を鳴らすと怪斗の周りに魔方陣が現れる。
怪斗「ッ!?」
3人の姿が消える。



怪斗「・・・ここは・・・。ッ!?」
檻の中にいる桜に矢が刺さっている。
マディス「・・・相当冷静みたいだけど、
     こういうのには冷静になれないみたいだね?
     どちらもクズでしかないみたいだね…ッ!?」
怪斗の姿が変わっていく。
巨大化し、元の青い瞳が真っ赤に染まり、そして
手などには青い鱗が肘まである。
人間からはかけ離れている。
怪斗「見ろ・・・これが俺のホントの姿だ!怖いか!?」
マディス「に・・・人間・・・。」
怪斗「人間?じゃあ、この姿を見て俺が人間って言えんのかよ!?」
怪斗の腕がマディスを捕らえ、握る。
その様子を桜は見ていた。
とても人間とは言えず、化け物そのもの。
怪斗「俺だって最初はお前と同じただの人間だったんだ!!」
マディスを開放する。
怪斗「・・・俺みてぇに、自殺で生まれた怪物にはなるなっ!」
マディスの胸を突きさす。
体は小さくなり、赤から青に戻る。

出口に立つと怪斗は、歩みを止める。
桜「・・・どうしたの?」
桜が顔を覗き込み、驚く。
怪斗「もう・・・、人は殺したくなかった・・・。
   なのに・・・桜、ごめん。
   もう、俺にかかわるな。」
桜「な、なんで?」
怪斗「ごまかそうとしても俺にはわかるんだ!
   お前、さっきの姿見てたんだろ?
   分かってんだよ!!」
桜の胸ぐらをつかみ、声を上げる。
ここまで感情的になっているのを見るのは、
初めてだった。
涙を流していた。
桜「連くんが望むなら言うことは聞くよ。
  でも、この望みは聞けない。」
怪斗「ッ!?」
桜「なりたくてなったわけじゃないんでしょう?
  私を助けるためだったんでしょ?」
桜が微笑む。
怪斗「お前・・・っ!?」
桜の暖かい手が怪斗の体を包む。
桜「私は、連君についていくよ。」

Re: 東方夢神伝 ( No.9 )
日時: 2017/05/07 19:57
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

第8話 水竜の本気

霧の湖
大妖精「竜也さんは、ここに祀られていたんですね。」
チルノと大妖精、リグルとミスティア、ルーミアは
湖を見渡す。

リグル「じゃあ、私たちのことは知っていたんだね。」
竜也「まあ、長い間、ここにいたからね。」
ミスティア「竜也さん、確か水竜なんですよね。
      どうして人間の姿なんですか?」
竜也「この姿の方が落ち着くのさ。」

???「あれが、水竜?まぁ、いいや・・・。」

グォォォッ
5人の顔が青ざめる。
ミスティア「りゅ、竜也さん、後ろに!」
斬撃が繰り出される。
5人は遠くへ逃げたが、竜也はそれを
避ける。
竜也「1000年の時を生きた水竜を甘く見てると
   罰が当たるぜ?
   そんなに本来の姿が見たいのか?」
段々と元の姿から青い竜の姿に変わっていく。

チルノ「・・・カッケェ・・・。」
大妖精「綺麗だね・・・。」
5人はそんな会話をする。

水竜が吠えると水がナイフの形になり、
妖怪たちを貫いた。

また、元の姿に戻ると、チルノたちが集まってくる。

Re: 東方夢神伝 ( No.10 )
日時: 2017/05/07 20:49
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

第9話 九尾

早苗「鈴仙さぁんっ!」
早苗が鈴仙を呼ぶ。

鈴仙「早苗さんっ!それと、陽さんまで。
   あがって。」
鈴仙に招かれ、廊下を進んでいく。

永琳「・・・そう、あなた。妖狐なのね。
   それなら納得できるわ。」
輝夜「・・・あら?綺麗な九尾の狐ね。
   あのスキマ妖怪の式とはまた違う雰囲気を感じるわね。」
輝夜も陽の隣に座る。

永琳「姫様、どうされたんですか?」
輝夜「お客が来てるみたいだから、少し気になってね。」

すると大きな揺れが起こる。
全員が外に出ると、妖怪たちが何百体もここを狙っている。
鈴仙「”狂夢「風狂の夢(ドリームワールド)」”」
永琳「”薬符「胡蝶夢丸ナイトメア」”」
輝夜「”新難題「月のイルメナイト」”」
早苗「”奇跡「神の風」”」
4人の弾幕がすり抜けていく。
永琳「すり抜けた?」
非常事態に永琳が動揺する。

『本気を出しなよ、九尾の狐さん?』
陽だけに声が聞こえた。
陽「・・・ここは僕が守ります。
  あまり、この姿で皆さんの前に出たくありませんが
  仕方ありません!」
みるみるうちに陽の姿が青白く巨大な九尾の狐に
変わる。
永琳「(下手をしたら、藍よりも強いかもしれないわね。)」
九つの青い火玉が妖怪を消していく。
1対7で戦っているのに、立場が逆転していた。

早苗「あれが陽さんの本来の姿?」

Re: 東方夢神伝 ( No.11 )
日時: 2017/05/09 18:18
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

第10話 夢と現

未来と霊夢と魔理沙と紫、竜也と陽だけが博麗神社にいた。
空が青と紫のグラデーションになっている。
霊夢「何よ、この空・・・。」
ポツリとつぶやく。
普通ならありえない空の色。
そしていつもなら、集まるはずの人物が来ていない。
紫「結界よ。夢と現実が繋がっていってる。」
それを聞いて未来はあの言葉を思い出す。
そしてこの状況も見たことがあった。
未来「紫さん、私、夢でこの風景を見たことがあるんです。」
陽「予知夢、かな?」
魔理沙「他にはないのかよ?」
そういわれると、真っ先に思いつくことは。
未来「・・・蛇に追われてて、茨がたくさん生えてる道を走ってたよ。
   しばらくしたら、苗木のある場所に着いたよ。」
紫「茨は苦しみのシンボル、そういう道を行くということ、
  蛇は執念深さを示すことね。
  苗木は将来の希望が見えてきたことをさすわ。
  それが本当なら・・・すでに来ているわ。
  ”結界「光と闇の網目」”」

Re: 東方夢神伝 ( No.12 )
日時: 2017/05/16 17:54
名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)

第11話 猛毒の避け方

???「さすが、妖怪の賢者。よく分かったな?」
どうやらゆかりの弾幕は、彼に巻き付いている大蛇に
当たったらしい。

未来「う〜ん・・・、蛇つかいってところでしょうか?」
???「話に聞いた通り、鋭いな。
    俺はジョーカー、そしてこいつはヴェノム・チェイサーだ。
    直球だが、ここで戦ってもらおう。
    俺に勝てたら、元に戻してやる、お前らが負けたら、
    死んでもらうぜ?」
蛇は陽に嚙みつこうとしている。
それをかわすと左手に青い火の玉が現れる。

その火は蛇を焼き尽くす。
ジョーカー「ッ!?」
未来「舐めすぎです。この空の術も解いてしまいましょう!」
手を合わせると、空の色が戻っていく。

ジョーカーもいない。


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