二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

不思議な雑貨屋さんのお話。
日時: 2017/05/11 17:31
名前: ルーシュ (ID: yOB.1d3z)


ーとある村に、雑貨屋がありました。その雑貨屋の中には、人は居ません。…人は居たのですが、長い年月の中で居なくなってしまったようです。
誰も居ない店の中に、ふわふわと宙を舞う生き物が居ました。
その生き物の名前は、『ポチカル』です。
ポチカルはこの雑貨屋の店主のペットの様なものでしたが、もう主人も居なくなってしまい1人(一匹?)で雑貨屋の中で暮らしていました。
ある時、ポチカルはまた雑貨屋を主人と楽しくやりたいと思う様に感じます。
ですが、気付けば店のあちこちがボロボロで汚れていました。
ポチカル一匹では掃除も店番も出来ません。
ポチカルが困っていると、ふとカウンターの下に白いものがあることに気付きました。
なんと、売れ残っていた商品だったのか便箋と鉛筆、消しゴムが置いてありました。
一応ポチカルは字を読めますが、書いたことはありません。
ですが、誰かを呼ばないとこの雑貨屋を開くことは出来ません。
取り敢えず手紙を書いてみたものの、読めるかわからない字のレベルでした。
でも、何度書いても同じ様な字だったため諦めて便箋を封筒に入れ、長年開くことのなかった扉を開けて郵便屋を探しに行くのですが…
この街には郵便屋はありませんでした。
せっかく書いても、何処かに送らなければ意味はありません。
どう送るか考えているポチカルの前に、赤いものが当たりました。風船です。
その時、ポチカルは閃きました。
そして、風船に手紙を括り付け再び飛ばしました。

この願いが、誰かに届くと信じて。

※これは、ゲーム『ホームタウンストーリー』を題材にした二次創作です。

………

目次

Capter1


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。