二次創作小説(紙ほか)
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- テイルズオブエクシリア2〜その瞳に映る世界〜
- 日時: 2017/05/20 01:00
- 名前: エルル (ID: RSw5RuTO)
あらすじ
分史世界の消滅と、ルドガーが時歪の因子化して10年・・・・
ルドガーの娘であり、相棒だったエル・メル・マータは、
アルヴィン、エリーゼ・ルタスと共に、商人の仕事をしていた。
源霊匣の普及により、世界に緑が溢れ、
リーゼ・マクシア、エレンピオスの両国は和平条約を結託し、
束の間の平和が訪れていた。
しかしある日、エルはトリグラフで、行方不明者が多数出ていることを知る。
エルは、行方不明者について調べていくうちに、とんでもない大事件に巻き込まれていく・・・・。
あいさつ
はじめまして、エルルと申します。
TOX2の後日談を書いてみようと思い、スレを立てました!
小説を書くのは初めてですので、お見苦しい点があるかに思いますが、
どうぞ時間のある方だけ、ご覧くださいませ!
何か感想やアドバイスなどあれば、是非コメントをお願いいたします!
- Re: テイルズオブエクシリア2〜その瞳に映る世界〜 ( No.1 )
- 日時: 2017/05/21 02:59
- 名前: エルル (ID: RSw5RuTO)
登場人物
・主要メンバー
エル・メル・マータ(18歳)
ルドガー・ウィル・クルスニクの一人娘。
10年前に比べ、落ち着いた雰囲気があり、しっかり者。
現在はアルヴィン、エリーゼと共に商人の仕事をしている。
アルヴィン(37歳)
エリーゼ、エルと共に商人の仕事を営む男性。
商人として長らくユルゲンスとペアを組んできたが、
ユルゲンスは現在、イスラと共に暮らしているらしい。
エリーゼとエルの雇い主。
エリーゼ・ルタス(23歳)
エルのお姉さんとして、10年間共に過ごしてきたバリボーな女性。
精霊術を得意としていて、ピンク色のモノをこよなく愛するピンキスト。
どんなことにも一生懸命で、諦めの悪い性格に成長している。
ジュード・マティス(26歳)
源霊匣(オリジン)の開発に成功し、普及させた研究者。
現在は、より多くの人々のために、開発を進めている。
が、ある日突然行方不明になってしまう。
レイア・ロランド(26歳)
スクープを日々追い続けるデイリートリグラフの編集長。
ジュードが目の前で行方不明になり、捜索ついでにスクープを追う。
という口実だが、実はものすごく心配している。
ローエン・J・イルベルト(73歳)
ガイアスの補佐をする男性。
現在は、ガイアスと共により良い世界を目指している。
ガイアス(43歳)
今まで王政だったリーゼ・マクシアを議会制民主主義に変え、
議長として世界をより良いものにしようと努力する男性。
ミラ=マクスウェル(31歳)
精霊の主マクスウェルの名を持つ女性。
10年前のオリジンの審判後、ミュゼと共に精霊界に戻ったが、
ジュードが行方不明になったことを知り、ミュゼと共に人間界に降臨する。
ミュゼ(31歳)
ミラの姉。
オリジンの審判後にミラと共に精霊界へ戻ったが、
ミラの手助けをするために、ミラと共に人間界へと降臨するが、
その直後、行方不明になる。
・オリジナルキャラクター
リトアス・キラ・ゲヴェーア(19歳)
オリジンの審判で、父母が骨肉の争いで亡くなり、自身も時歪の因子化に苦しんでいたクルスニク一族の少年。
トリグラフでの行方不明者を目撃している、事件の関係者。
オリジンの審判の最中は、骸殻能力を使い、暗殺の仕事をしていた。
メルスフィーア(?歳)
行方不明者について知る精霊の女性。
大精霊クラスの力を持ち、エルたちの前に立ちはだかる。
人間は自然や世界の秩序を乱す醜いモノだと思い込んでおり、
オリジン・クロノスが人間を認めた後も、人間たちを認めずにいる。
今後オリキャラは増える可能性もあります
- Re: テイルズオブエクシリア2〜その瞳に映る世界〜 ( No.2 )
- 日時: 2017/05/20 02:38
- 名前: エルル (ID: RSw5RuTO)
プロローグ 相棒との約束
エルは見上げていた。
もうすぐ消えかかりそうな相棒の姿を
エルは見つめていた。
鼻歌を歌いながら、微笑んでいる相棒の顔を。
そして「彼」に思いっきり
「エルも約束する!もうウソつかないし、トマトだって食べる!」
エルは涙ぐみながら叫んだ。
「ルドガーが助けてくれたこと・・・・スープの味も、ぜったい忘れないっ!」
「彼」は頷きながらエルの言葉を聞く。
「本当・・・・本当だから・・・・!」
そしてエルは「彼」の瞳を見つめて
「約束」
と一言言い、微笑んだ。
一瞬だが、「彼」も「ああ。」と返事をしてくれたような気がした。
そして、視界が真っ白になり、「彼」は消えてしまった。
あれから10年の月日流れ、エルは18歳になっていた。
「彼」が遺してくれた時計は、まだピカピカで、
ルルももうおじいちゃんだが、まだまだ元気だ。
そんなエルは、現在、
アルヴィンとエリーゼと共に商人の仕事をしている。
GHSも新型に変わり、初めてのお給料で買ったが、割と気に入っている。
ある日、トマトを食べながらGHSでニュースをチェックしていた。
「みんな頑張ってるなぁ〜」
エルは感心しながらルルの子供・・・・コルルをなでる。
「ナ〜」
そして、ニュースを見て感心していると、アルヴィンからの着信がきた。
エルは慌ててトマトをほおばり、着信に応答する。
「もしもし、アルヴィン?」
「エルか、久しぶりだな、元気か?」
アルヴィンは気さくな口調だった。
「うん、元気だよ!というかまた背が伸びたよ〜、アルヴィンをそのうちアルヴィンより大きくなるかもね〜!」
「女の子はちっこい方がかわいいんだけどなぁ・・・・あ、そうだ、この後仕事だからな、10分前にはこっちに来てろよ」
「うん、わかった、エリーゼも一緒だね?」
「エリーゼ姫なら、もうこっちにきてるぞ、まあ最近トリグラフの方は物騒らしいから、エルも気をつけろよな」
「物騒?」
「なんでも、行方不明者が多数出てるらしい、まあ、トリグラフだけじゃなく、ドヴォールやマクスバードでも出てるらしいから、捜索中なんだとよ。」
エルは、ふーんという返事を返しながら
「あ、じゃ、それじゃ!今からそっちに向かうね!10分後には着くと思うから!」
「あいよ、気を付けてな!」
エルは通話を切ると、ポケットにしまい、コルルを呼んだ。
「コルル、仕事だよ!」
「ナ!」
コルルは短く返事をすると、エルの後を走る。
エルはそっと、ポケットの中の金色の時計を出して見つめる。
「ルドガー、私・・・頑張ってるから、安心してね」
そして、エルは力強く踏み出した。
コルルもそれに続く。
「行こう、世界をつくりに!」
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