二次創作小説（紙ほか）
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- 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜
- 日時： 2017/06/09 20:11
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第１話 the boy is a phantom and betrays（少年は幻、そして裏切る）
命蓮寺、澄花は白蓮と話す。
澄花「・・・という夢なんですけど。」
白蓮「ふむ、澄花さんの夢はよく当たりますからね。
でも、私では止められないですしいざとなったら
お願いしてもよろしいでしょうか？」
白蓮が申し訳ないという顔をする。
澄花がうんとうなずく。
夜、翔魔に言われ２人で指定された場所へ行く。
結界が貼り付けられ、周りから隔離されている。
兵間「っ！！」
翔魔の体が消える。
？？？「そんなに驚くことはないだろう？」
声のした方を向く。
夜見は不気味に笑いながらこちらを見ている。
夜見「彼はまだ外の世界にいるのさ。
お前が見てたのは幻、本題に入るけど・・・
俺の言うことを聞いてくれるか？」
兵間「・・・内容によるな。」
目を閉じ、話を聞いている。
夜見「・・・俺はここがなくなれば、外の世界の
完全な平和が訪れると思ってる。だから・・・、
お前も俺たちと一緒にここを壊そうぜ？」
冷静だった兵間の心が乱れる。
兵間「・・・断る、それが完全な平和とは思えない。」
夜見の右ストレートをわかっていたように受け止める。
夜見「なら力ずくで連れてく・・・。」
ー澄花視点ー
２人の後を追い、目的地へたどり着く。
念のために刀となった神無月を持ってきておいた。
神無月『・・・結界で隠されているな。』
澄花には、分からなかったが神無月がいうのだからそうなのだろう。
- Re: 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜 ( No.2 )
- 日時： 2017/06/09 21:47
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第３話 永久不変の思い
光磨「なぜ！？なぜ、倒れないんだ！！」
訳が分からなかった。
混乱する光磨に凪は表情を変えない。
凪「・・・別に、友達との約束を果たす、それだけが
俺が起き上がる理由だ！
そしてっ！！」
瞬く間に光磨との距離を詰め、腹に拳をめり込ます。
凪「お前を、正しい方へ戻す！」
光磨「くっ！！」
光磨が拳を振り上げた時、腹部に何かが当たっていることに気づく。
凪の蒼い神力をまとった拳に力が入れられ、
光磨は血を吐き出し、吹き飛ぶ。
凪「俺にできるのはここまでだ。
でも、これだけは言っとくぜ？
これでまた、仲間だ。」
笑ってその場から離れる。
道を歩く。
意識も朦朧としている中、ゆっくりとチルノたちが待つ湖へと
歩く。
チルノ「・・・・！凪！！」
凪「チル・・・ノ・・・約束は・・・守った・・・ぞ・・・。」
その後の記憶はない。
目を覚ますと、永遠亭にいた。
鈴仙「よかった、目を覚ましたんですね。」
体中に包帯がまかれていた。
隣には、光磨が眠っていた。
鈴仙「妖精たちが私を呼びに来たんですよ。
ひどい傷だったんで不安でしたけど良かったです。」
- Re: 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜 ( No.3 )
- 日時： 2017/06/10 07:52
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第４話 新たな澄みきったスペル
すでに１時間、互いに体力が削れていたが
夜見の方はまだ余裕がありそうだ。
夜見「・・・これで終わりだ！」
もう我慢できない！
澄花が飛び出し、神無月を振るう。
兵間「・・・なんで・・・来たんだ？」
澄花「白蓮さんに頼まれたので・・・スペルカード！」
『「サブタレイニアンサン」』
大きな核弾が放たれ、夜見は後ろへ下がる。
が、そこに魔方陣が展開する
夜見「なっ！？」
澄花『清符「晴雲秋月斬」』
その刹那、夜見が力なく倒れる。
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次の日、兵間の片目には眼帯をつけられ、
腕などには包帯がまかれていた。
- Re: 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜 ( No.4 )
- 日時： 2017/06/10 14:07
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第５話 招待状
紅魔館、ホール。
レミリア「で、紫、その手紙って？」
紫「落ち着きなさい、今読むわ。
『幻想郷の皆様へ。
あなた方をペルマナントへ招待いたします。
そちらに案内人を渡します。』
と、言うわけよ。」
トントンとドアをノックする音がする。
ドアが開くと、薄い青緑のカールのかかったボブヘアに
明るい黄緑の瞳、そして薄い黄緑の花のコサージュが
胸元についている。
？？？「こんにちは、サクレ様に言われた紅魔館とはここで
あっていますか？」
咲夜「えぇ、あなたは？」
少女が一礼する。
？？？「私はミスティックと申します。
準備は整いましたか？」
紫がスキマを開くと妖夢たちが現れる。
紫「えぇ、整ったわ。お願いするわね。」
ミスティックが魔方陣を展開し、指を鳴らす。
一瞬で景色が変わる。
どこか宮殿の大広間のように見えた。
？？？「あら？紫さん。」
声のした方には浅い黄色のふんわりとしたロングに
さえた黄緑の瞳、胸元には薄い黄色の薔薇のコサージュがある。
サクレ「あなたたちのことはみんな知っているわ。
私はサクレ、よろしくお願いします。」
その隣には暗い緑みの青の髪に明るいグレイの瞳をした
青年もたっていた。
サクレ「ごめんなさい、彼はアドレット。
不愛想だけれど優しいのよ。」
- Re: 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜 ( No.5 )
- 日時： 2017/06/10 14:38
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第６話 住人達
ミスティックとアドレットに案内され、街中を歩いていた。
住人「やぁ、ミスティックちゃんにアドレット君。
後ろにいるのは？」
中年の男が２人を呼び止める。
ミスティック「サクレ様の言っていた幻想郷の方々ですよ。」
住人「おぉ、この人たちが。
ゆっくりしていきなさいな。」
妖夢「あの、気になったのですがここには
人間だけじゃないんですね。」
さっきの人は人間っぽいが、街には妖力を持つ人
魔力を持つ人などがいた。
ミスティック「えぇ、幻想郷みたいなものです。
だけどここには差別されていた人もいたんです。
私はずっとここにいますが、アドレットさんは
その１人ですよ。」
澄花「じゃあ、ここの人は優しいんだね。」
と、話し終わる。
？？？「ミスティック。」
ピンクの髪を団子結びし、グレイみのピンクの瞳に
パティシエ風の服を着ている。
ミスティック「フェズリ、お仕事？」
フェズリ「えぇ、こちらの方は？
サクレさんが言ってた幻想郷の人？」
ミスティックがうんとうなずく。
フェズリ「そうだったんだ、ゆっくりしていってくださいね。」
フェズリが走り去っていく。
？？？「お？アドレットとミスティックか。
で、そっちの奴らが幻想郷から来たのか？」
アドレット「ハイト。」
ハイトはにぶい青の髪ににぶい緑の瞳をしている。
ふうんとうなずきながら、見る。
ハイト「・・・あぁ、そいえばお前らは強いみたいだし
少し戦ってみたいんだが？」
ミスティック「ちょっと、何言っているんですか！？」
霊夢や魔理沙たちもうなずく。
澄花「なるべく人がいないところに移動しましょう。」
- Re: 東方三界流転〜Ｔhe girl in the key〜 ( No.6 )
- 日時： 2017/06/10 18:42
- 名前： ウェンズ （ID: 59nFPquI）
第７話 レインボーマジック
澄花「あ、結局私が戦うんだ。」
『魔符「ミルキーウェイ」』
星弾を避けることなく、受け止め
ハイトが目の前に現れる。
澄花『廃線「ぶらり廃駅下車の旅」』
スキマから電車がハイトを襲う。
ハイト「ッ！？」
怯んだところを狙う。
澄花『恋符「マスタースパーク」』
『恋心「ダブルスパーク」』
大きな爆風と煙。
それが晴れると、ハイトが口元をぬぐう。
ハイト「電車に怯んだところにレーザーか。
やるな！でも、俺も負けないぜ？」
澄花「はい、私もちょうどできたものがありますよ！」
ハイトが距離を詰め、攻撃を加えようとした。
澄花『銀符「シルバーメタル」』
『金符「ゴールドレイ」』
ハイト「ッ！？（目くらましか！！）」
その光に気を取られ、澄花の動きに気が付けない。
澄花『赤符「レッドサンシャイン」』
『紫符「スピリチュアルパープル」』
『補色「黄色と青色の協奏曲」』
３つのスペルを同時に発動し、ハイトに大きなダメージを加える。
ハイト「・・・・はぁ、降参だ。」
その様子を近くで見ている者たちがいた。
？？？「・・・・・・。」