二次創作小説(紙ほか)
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- 東方 満月の夜、終わりとはじまり
- 日時: 2017/06/11 16:01
- 名前: y・y (ID: jGJG5YB/)
初めまして!!
y・yです!ちなみにyはイニシャルです
初めてここに来ました!
う宇んと、とりあえず書くので、よろしくお願いします!
- Re: 東方 満月の夜、終わりとはじまり ( No.1 )
- 日時: 2017/06/11 16:22
- 名前: y・y (ID: jGJG5YB/)
〜紅魔館にて〜
「今夜は月がきれいね」
レミリア・スカーレットは紅茶を飲み、妹のフランドールの様子をうかがいながら、ひとり呟いた。
これはまだ、紅魔館の人たちが幻想郷に来る前の話。それから、幻想郷に来た後の話です。
今レミリアたちがいるのは夢想亭 むそうてい という幻想郷の真裏にある世界。
ここには妖怪、亡霊、そして特殊な能力を持った人間しかいない。
だから十六夜咲夜はこの「特殊な人間」の一人、ということになる。
「レミィまた一人で紅茶飲んで、満月の下で紅茶を飲むときは言ってって、いつも言っているじゃないの。」
パチェリーが来た。パチェリーはいつも図書館にこもっていて、たまにしか顔を出さない。もちろん必要な時は数えないとして、
「おねーーさまーーー!!」
フランドールも手を振っている。その横では美鈴が息を切らしながら笑顔で「妹様、つぎはなにをしましょう」と言っている。
それを見て咲夜はぼそりという。
「美鈴、また門番さぼって、お嬢様、美鈴にお仕置き、どうしましょうか」
レミリアは首を振る
「いいえ、いいのよ。コノ世界では悪い人なんていないし。美鈴もフランの面倒を見てくれるなら、構わないわ」
「……はあ、お嬢様がそういうのでしたら」
相変わらず美鈴はフランドールの遊び相手に一苦労しているようだ。
しかしフランドールは笑顔で元気だから、まあこれもありか、とレミリア
そしてこんな楽しい日々も、日常も、このまま続くと誰もが思っていた。
次の日
ある人物が幻想郷についての話をし始めた。
幻想郷という新たなワードに、フランドールとレミリアは心を惹かれていた。
「幻想郷ね、悪くないところかもしれないわ」
レミリアは紅魔館を幻想郷に移すことにした。
だれも異論はなかった。この館の主であるレミリアとフランドールが決めた、特に悪いことでもなかったのだから
作戦はすぐに実行された。
そして幻想郷での生活が始まる……はずだったが
急にフランドールが変わってしまった。
いつも笑顔なフランドールが、急に地下に引きこもってしまうようになったのだ
特に具合が悪いということでもなかった。何があったかはわからない。
でも、フランドールは泣き暮らすようになった。
きっと幻想郷に行けば、フランドールも元に戻る、そう信じていた。
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