二次創作小説(紙ほか)

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ナゾトキ姫は名探偵
日時: 2017/06/23 17:20
名前: 楽結@柚羽 (ID: xBZTpQ7s)

心地よい平日の昼下がり
ひ「えへへ。今日は、読者日和です」
私、詩音ひなみは、優雅に小説を読んでいた。
そう、事件が起こったのはそんな平和な日だった。

ひ「なんだか、外が騒がしいですね」
ふと、私はグラウンドに目をやる、
グラウンドには、藤崎律可(ふじさきりっか)君が、先生から逃げている。
先生「こら〜!!藤崎!炭酸ジュースは、違反だと言ってるだろう!!何度行ったらわかる!!」
リ「へへ〜ん!飲みたいものは、仕方ないじゃん〜!!」
ひ「リッカ君は、相変わらず先生を怒らせてますね」

ふと、背後に気配を感じる。
後ろを振り向くとそこには、梅崎仁(うめざきじん) 梅くんが本を選んでいた。
ひ「うっ、梅くんですか。びっくりしました〜……。」
というと梅くんは、
梅「ひなみさん。ご、ごめんなさい。優雅な読書時間を邪魔してはいけないと思い…。」
と、しゅんとする。
私は、慌てて否定した。
ひ「い、いえ!最近、事件とか多かったので、つい怖くなっただけですよ!」
梅「ですよね。最近ここ周辺で、誘拐事件が多発してますからね。全員女子。
その女子は、いまだ見つかってませんし……。物騒ですよね。」
梅くんは、さらさらと話していく。
そう、最近ここの周辺は、誘拐事件が多発している。
被害者は、みんな女子。
その被害者は、学校内でいなくなるという、珍しい事件内容なのだ。
それに、誘拐された女子の中にはこの学校の生徒も……。
犯人からは、何もなく、ただただ探すだけしか、できなかった。

そんなことを、考えてるのもつかの間、図書館の扉が勢いよく開く、
??「ナゾトキ姫は、いらっしゃる!?」
扉の前には、艶やかな黒髮を無謀にもなびかせ、美しい背格好の女性。
森奈風香(もりなふうか)が立っていた。

Re: ナゾトキ姫は名探偵 ( No.1 )
日時: 2017/06/23 17:39
名前: 楽結@柚羽 (ID: xBZTpQ7s)

風「ナゾトキ姫はいらっしゃる!?」
突然図書館へ、押し入ってきた森奈風香さん。
呆然とする私たちは、


ひ「ナゾトキ姫は、いっ、今は、る、留守です。なっ何か、用事が、、あったんですか?」
私は、噛みながらも聞いた。
風香さんは、私たちを見ていった。
風「あなた達、ナゾトキ姫の助手?
だったら、話聞いてもらえるかしら。」
私たちは、見つめ合い、返事をした。
ひ梅「「もちろんです!」」

風「友達が……、誘拐事件に巻き込まれそうなの…。」

風香さんの言葉を聞いた途端、私たちは、背筋が、ぞくっとした。
梅「それをナゾトキ姫が、どうしろと?」
梅くんが訪ねる。
風香さんは、梅くんを見ていった。
風「守って欲しい。そして、私の妹 森奈柚香を探して欲しい。」
森奈柚香【もりなゆうか】さんは、誘拐事件の最初の被害者にして、ここの学校の生徒。
彼女は、花壇に水やり中に攫われたと思われる。
彼女の靴だけ残して、彼女はいきなりその場から去った。
彼女をはじめとし、ここ周辺の女子生徒が次々と消えていっている。
彼女が、無事なのかさえもわからない。
全てが皆無ってこと。
そんな、彼女を探して欲しい…。

ひ「何か手がかりは、ありますか?」
私がそう聞くと、風香さんは、言った。
風「手がかりになるかどうか、わからないけど、その花壇の周りに、暗号らしき文字があったことだけかな……。」
ひ「その暗号とは、どういったものですか?」
風香さんは、自分の携帯を開き、私たちに見せた。
風「これよ」
そこには、牢屋と工場、そしてドクロ印の車が描かれていた。
梅「牢屋と工場、ドクロ印の車。分かりますか?ひなみさん。」
梅くんが聞いてくる。
私もさっぱりわからなかった。
そんな、時に、後ろから声をかけられる。
??「これって、"ドクロの印がある車がある場所で、牢屋がある工場にいる"っていう意味じゃないかな?」
振り向くとそこには、汗だくになったリッカ君がいた。


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