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二次創作小説(紙ほか)
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- 強いということ 〜大切なもの〜
- 日時: 2017/06/25 13:56
- 名前: Knunok (ID: Uj9lR0Ik)
この世界では、皆が超人。特別な能力は無いけども、身体能力が読者の方々の世界の人々よりも高い。この世界ではそれが普通。ただ、無論、皆が皆強いというわけではない。力の上下間系は、この世界にだってある。
ドン!ダン!ダン!
僕はまた、いじめっ子たちにボコボコにされた。訳もなく。放課後の高校の校舎の裏、誰の目にもつかない安全な場所。これが日常なので、もう慣れっこだ。痛いけどね。僕は弱い。弱い者は強い者にやられる。そんなこと子供だって分かる。
(はぁ〜、帰ろ)
-翌朝-
「おはよ〜」
あ、孝典くん。僕と一番仲のイイ人。だけど、友達かどうかと言われると、悩むな。僕は友達だと思ってる。でも、彼はどうなのか分からないから。そんなんでも、孝典くんとの会話は楽しいw
-放課後-
ダン!!ダン!!
痛い...。今日はいつもよりも怒ってるらしい。ついてない。
「あっ」
声がした。
「なめなよ...」
孝典くん!?
案の定、いじめっこは孝典くんの胸ぐらを掴み、ボコり始めた。
なんで...なんで孝典くんを...。
「やめて...」
僕は恐る恐る言った。僕は腹を蹴られた。そして、また孝典くんをボコり始めた。
友達かどうか分からなくてもいい。ぼくがボロボロになってもいい。でも..だけど..大切なものくらい守らせてくれーーーーーー!!!
僕はあの日、初めてケンカをした。初めて人を殴った。初めて大切な人を守った。ボコボコにされたけど、守れてよかった。僕と孝典は親友です。
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