二次創作小説(紙ほか)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- らくだい魔女と使い神(No.5)
- 日時: 2017/07/16 15:05
- 名前: あみ (ID: gEN.C.v9)
そう言って白い髪をはらった。 「それにしても、みる……友達いんの?」 「あんたってバカなの?」とあたしを無視して聞いてきた。 「はあーーー!?」とあたしがどなる前に「ああ」とチトセが言った。「ちょっと、チトセ!」と言っていると「ならあなたににているわ」と言うと、懐かしそうに目を閉じた。「へー、じゃあついてきなさい!」とあたしがどなると、めんどくさそうに「いーよ、ついてきなさい!」と言った。「着いたわよ」と言って、みるは「ゆうか!遊ぼー」にこやかに言った。しばらくすると、ガチャンと音をならして少し茶色い髪を高くツインテにして、黒い目を大きく見開いて「みる!……とあの子たちって誰!?」と言った。「あ、あたし、フウカ!れっきとしたプリンセスなのよ!」と言い張った。「じゃああたしも!あたし、ゆうか!れっきとしたプリンセスなのよ!」とあたしが言った事を真似していった。「えーーー!?」あたしが驚いていると、ゆうかちゃんは言いはじめた。「あたしはね、火の国のプリンセスなの!あたしは人間だし、ただのゆうかとして今まで生きてきたんだけど、ある日突然、赤色の杖が出て来て「あなたはプリンセスです」とか言うから、もう、本当にビックリしてね……」ゆうかちゃんはブルッと身震いすると、さらに続けた。「母国とかは知らないけど、あたしは火の国のプリンセスなの。それだけは代わりないし、あたしの親友もそうよ。」ふう……と息つくと、「フウカちゃんは?」と言った。「あたしたちは魔法使い!ある大陸のプリンセス、プリンスよー!」と言ってみた。ゆうかちゃんはふふっと笑うと「よろしくね!」とてを差し出した。「よろしくね!」とあたしもその手を繋いだ。