二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 自傷無色
- 日時: 2017/07/23 21:16
- 名前: りんご (ID: KHOJpGst)
- プロフ: http://ringo.
ガー...電車の音がする。僕は大崎零だ。こんな世界に生きている意味なんてあるのか。生まれてくる意味などあるのか。「よく分かんないや。」いつも学校に行き友達と喋り、いじめられている子を見て「かわいそうに」と思う。勉強をすれば家に帰る。毎日同じことを繰り返している。どうしてだろう。死んではダメ。自殺もダメ。殺人もダメ。いつもニュースで健全な子どものために・・・と同じことを言っている。「意味なんかない。人はいつの間にか罪を犯している。子どもも、大人も。」ぽそっ・・・「くきゅんっ!!」くらっ ガー・・・あ、電車が近づいている。このまま死んだらいい。死なせてくれればいい。ガッ!手を掴まれて倒れてしまった。「大丈夫かい?」余計なことしなくていい。なんて言えなくて。「はい。大丈夫です・・・ありがとうございます。」パッパッゴミを払うとある手紙が付いていた。〔あなたには生きていてほしい。私は自殺するけれど、あの女と幸せでいてね。〕という内容だった。「馬鹿らしいな。」でも・・・そんなに生きていてほしい人だったのかな。僕にもそんな人いるのかな絶対いないだろう。親も出て行ったし。もう少しいきていようかな。「!零くん!お久しぶり〜♪」ニコッ♪なんで君はこんな僕に笑顔でいてくれるの?スゥ・・・頬に熱い水が走る。「どうして?美紀は僕に笑顔でいてくれるの?」「大好きだからだよ?零くんのことが。前死にたいって言っていたから不安でね」「ありがとう!僕に生きている意味を教えてくれて。本当に・・・」 end
私が伝えたかったことは死にたいって思っている人がいるかもしれません。でも本当にあなたは死んでもいい存在なの?陰でも助けてくれている人がいる。ということです。