二次創作小説(紙ほか)

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夏だけに会える君へ
日時: 2017/07/29 13:07
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)

こんにちは。


小説カキコで小説を書くのは初めてです。


なにか間違っていることがあれば言ってくだされば幸いです。



ハイキュー!!の二次創作です。





では、よろしくお願いいたします。

Re: 夏だけに会える君へ ( No.1 )
日時: 2017/07/29 13:17
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)














それは、まるで花火のように__





Re: 夏だけに会える君へ ( No.2 )
日時: 2017/07/29 13:16
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)

ここは、宮城。

夏、私はお祭りに来ていた。

打ち上げ花火もあがる大きなお祭り。


俺は、岩ちゃんとはぐれてしまった。

神社の階段に腰を掛け、俺は携帯を取りだし電話をかけるがここは電波が悪いみたいだ。


すると、いつのまにか綺麗な金髪に青い目そして浴衣を着た女性が隣に座っていた。


「どうしたの? 友達とはぐれちゃいましたか?」


見かけによらず日本語が喋れるみたいで俺は「あ、はい」と少し間を開けて答えた。



すると、彼女は自己紹介を始めた。



「私は、バレーの神様よ」



なに言っているんだ、この子。


それが俺の彼女への第一印象だ。



「え?」

Re: 夏だけに会える君へ ( No.3 )
日時: 2017/07/29 13:25
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)

「君の名前は?」


あの、前に流行った映画みたいな台詞だな…なんて思いながら俺は答えた。



「及川徹だよ」


「そう、私は打ち上げ花火が終わる頃には消える」



俺が名前を答えると彼女は突拍子の無いことを言い出した。



「えっと…」


「だから、今決めて。貴方はバレーの才能が欲しい?」



その、吸い込まれるような瞳が俺の顔をとらえる。


正直に言うと、欲しい。


だが、才能というものは必死に努力して努力してそして得られるものだとも思う。


そして、俺が真剣に考えている間にタイムリミットが近づいてくる。



「いら、ない」


俺がそう答えると残念そうな顔をして「そう…」と彼女は言う。


そして、最後の花火が打ち上げられた刹那、彼女は消えた。

Re: 夏だけに会える君へ ( No.4 )
日時: 2017/07/30 14:03
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)

「え…」
「おい、及川。こんなとこにいたのか」

すると、岩ちゃんが此方へ向かってきた。

「あ、岩ちゃん」


長い夢を見ていたような気がするほど彼女はまるで神様のようにはたまた天女のように美しかった。

夢かな…?

そう思った中1の夏。



そして、中2。

すぐに中間、期末と終わりもう夏休みだ。

そして、またあのお祭りの日。
その日は調度、練習試合で牛若に負けた。

岩ちゃんは今年は行かないらしくてなんとなく俺は外に出て、あの神社へ向かう。
また、あの女の子がいる気がして。





Re: 夏だけに会える君へ ( No.5 )
日時: 2017/07/30 14:08
名前: いちご (ID: 0jBqS0Km)

俺が神社に入った数秒後。
凄く大きな音がして振り替えると、打ち上げ花火があがっている。

「綺麗…」

凄く大きな花火だった。

すると、背後から声がした。

「こんにちは、また来てくれたのね。オイカワくん」


彼女は俺に声をかける。


「う、うん」

「バレーの才能は欲しくなった?」

「ううん、俺は自分の力で打ち負かしたいって思ったよ」


そういうと、彼女は一年前と同じ顔で「そう…」と言う。


そして、打ち上げ花火が終わる頃にまた消えた。


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