二次創作小説(紙ほか)

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ハッピーツリーフレンズ☆擬人化
日時: 2017/08/04 21:01
名前: きるみー (ID: .r7VG6cg)

初めての方は初めまして、きるみーです!
現在、『alice in crazy land』という、ホラーの小説を書いていますが、ハピツリ沼にはまってしまったので、この際、二次創作も投稿してみよう!と考えました。
ちなみに、ハッピーツリーフレンズ(HTF)とは、アメリカのアニメです。
では、ここでの注意を下記に記したいと思います。

※多すぎる注意

・この話は二次創作のため、多数のキャラ崩壊などがあります。

・この作品の原作は、超絶グロ系アニメです。そのため、この小説にも、そういったものが含まれる可能性があります。苦手な方は、慎重に読み進めてください!

・この話は、擬人化という設定で進めていきます。上と同じく、擬人化が苦手な方は、原作の素晴らしいアニメを楽しんでいただけると幸いです!

・作者は半分悪ノリです。なので、雑な回や、意味の分からない回、そして、ふざけまくりの回が存在することもあるでしょう。それでもOKという、心優しい方には、土下座で喜びます。

・もし、ここが分からない!、これってどういう意味?、というような質問がある場合は、ばんばんコメントしてください!感想も待ってます!

以上の注意を守って、私の初心者全開な小説を、楽しく読んでいただけると幸いです!

Re: HTF☆擬人化 ( No.1 )
日時: 2017/08/04 20:04
名前: きるみー (ID: .r7VG6cg)

第一話 ≪題名詐欺≫


「…このアニメの題名って、≪ハッピーツリーフレンズ≫じゃん」

ぼそりとつぶやいたのは、鮮やかな黄色い、柔らかい髪を持った、小柄な少年、カドルスだった。
うさ耳のパーカーに、ピンクのもこもこスリッパが、彼の幼い顔を、更にショタ…ゴホゴホッ、童顔に見せている。
「うん」
それに答えたのは、カドルスの目の前に座っていた、紫の短い髪にそばかすの散った顔の大親友、トゥーシー。
トゥーシーは、死んだような目をした友人の姿を、優しくいたわるように眺めている。
こいつ、主人公なのに、登場回数が第三位なんだもんな…、それに、絶対に死ぬんだもんな…、というような哀れみと同情のこもった視線をカドルスに注ぐトゥーシーは、まるで聖母のように神々しく見えないこともない。
「全然ハッピーじゃなくね?題名詐欺じゃね?」
トゥーシーは、無言のまま、ほんのり寂しげに微笑む。
できれば同意してあげたい。
しかしそれを認めてしまったら、駄目な気がする。
…色々あるんだ。
そんなトゥーシーに不満を感じたらしいカドルスは、頬をぷっくり膨らます。
「そう思わないの?なぁなぁ〜、ボクとお前の仲だろ〜。この前だって、椅子から滑り落ちて、釣り針に刺さりそうになったお前のこと、助けてあげたじゃん!」
「いや、いつの話…。というか結局そのあと、フリッピーの車に轢かれて(詳しくいうと、車がぶつかった氷に潰されて)死んだだろ」
「ほれほれ〜。神救世主カドルス様に、感謝しなくてもいいのかね〜?」
「話聞けやオラ」
トゥーシーをドヤ顔で煽りながらも、相変わらず死んだ魚の目をしているカドルスは、よっぽどの鬱憤が溜まっていたのだろうか。
だいぶ前なんか、飛行機のエンジンに吸い込まれて死んでいた。
ギグルスというヒロインには堂々と浮気され、登場回数も減少、そして自らの存在感の無さ。
そこまで並べ立てると、さすがにカドルスが可哀想に思えてくる。
トゥーシーが溜息をついて、にんじんパフェを奢ってやる、という話を
持ち出そうとしたときだった。
「どこかの誰かが、自らの悲運な人生に絶望している声が聞こえるーーーーー!!!!今すぐ救ってやるyo☆」
というハイテンションな声と共に降り注いできたビームで、カドルスは眉間を撃ち抜かれ、そのままノックアウトした。
「no−−−−−−−−−!?」
トゥーシーは、慌ててカドルスの屍をゆするが、すでに息はない。
「カドルス!!ま、また彼の悩みの種が増える…。というか、なんでそんなニヤニヤ笑いながら死んでる!?気色ワリィ!!」
カドルスの口元は、にへら〜、と歪んでいた。
「彼は幸せになったんだよ!」
朗らかな声が、空から聞こえた。
赤いマントがひらひらと波打ち、青髪のヒーローが、輝かしい笑顔で、浮いていた。
「なんでヒーローが人を殺してるんだよっ!!」
「これが、彼の幸せだからね♪」
「は、はあ…?死ぬのが幸せ…?」
「あぁ、勿論!人間誰しも、死んでいるときのことはなにも覚えちゃいない。だからその間だけ、皆は辛い現実を忘れることができるんだ!幸福だろう?嬉しいだろう!?つまり、神様は、僕等に平等な幸せを分け与えてくれている。死という、平等な幸せを!」
トゥーシーは、ぼんやりとした瞳でヒーローを見つめる。

…あぁ、そうか。そうなのか。
僕たちは、ちゃんと≪幸せ≫なんだな。
だから、題名は詐欺でもなんでもない。

「…なぁ、ヒーロー」

これこそ正に、僕らはハッピーなのだから!

「僕にも、幸せを!!」





僕らのハッピーライフは、まだまだ終わらない。

Re: ハッピーツリーフレンズ☆擬人化 ( No.2 )
日時: 2017/08/05 16:31
名前: きるみー (ID: .r7VG6cg)

第二話 ≪紅のヒーロー、スプレンディド≫

ハーイ!オレは、紅のヒーロー、スプレンディドさ!
普段は普通のサラリーマンだけど、街で誰かが助けを求める声が聞こえたら、このスーパーマントでひとっとび。
この紅いマントが、オレのトレードマークなんだ。
どうだい、イケてるだろ?
目元を覆い隠す紅い布も、ヒーローっぽくて、カッコいいと思う。
紅のヒーロー、スプレンディド!
なんて良い響きなんだろう!
え?マントが紅いから、紅のヒーローなのかって??
まあ、それもあるけどね。
丁度、良い子の助けを求める声が聞こえてきたから、キミも一緒に行く?
理由が、分かるかもね!





キミ、マントで飛ぶの、初めてだったんだよね?
飛び心地はどうだったかな。
え、速すぎて怖かっただって!?
このスリルが分からないなんて、変な人だね。
そもそも、マントは速くなきゃヒーローマントじゃないよね!はは!
…ほら、あそこ。
あそこにいるイイ子は、どうやら、暴走トラックに追われているようだね。
運転しているのは…、ハァ…またランピーか。
?あぁ、ランピーっていうのは、呑気な奴で…。
きっと彼、子供を追い回していることにも気づいていないんだろう!
よし、こんな時は、必殺☆スーパービームを使おう!
でも、困ったなぁ。
トラックの速度が速すぎて、照準がブレブレ。
…あ、そうか!
トラックに、追跡爆弾を投げればいいんだ!
つい最近、元軍人の知り合いから譲り受けたものなんだ。
なになに?イイ子たちも危ないだろう?
だぁいじょうぶ!オレは、スーパーヒーローなんだよ?
失敗なんて、ないない!
よっし!この爆弾を…くっらえーっ☆





あはは!ちょいと失敗しちゃった…。
でも、これでトラックは片づけられたんだから、プラマイゼロ、だよね?

…?
どうしたんだい。
なんで、そんなに震えてるんだ?
…あぁ、この服?
爆発の近くにいたから、紅く汚れちゃった。
ね、オレの言ってた意味、分かったろう?
こうなってこそ、紅のヒーロー、スプレンディドさ!
これは、善のために犠牲となった者が零した、正義の穢れなんだ。
オレは、選ばれし存在!
スプレンディドは、スーパーヒーロー!
オレがいるからこそ、皆は幸せに暮らしていける!!



さぁ、キミも、ここのハッピーライフを存分に満喫してくれよ!

Re: ハッピーツリーフレンズ☆擬人化 ( No.3 )
日時: 2017/09/15 20:35
名前: きるみー (ID: .r7VG6cg)

投稿遅れすぎて…!スミマセン


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