二次創作小説(紙ほか)
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- 『painful memory』 カゲプロ
- 日時: 2017/12/25 13:01
- 名前: 虚偽 (ID: r5KTv1Fp)
こんにちは、虚偽です。
二作目です。
((読むときの注意点))
アニメ、ご本家様の小説を参考にしております。
透明アンサーの自己解釈です。
初心者です。
亀更新です。
腐コメ・嫁発言・荒らしはご遠慮ください。
以上のことを踏まえ、何でも許せる方のみご覧ください。
ご協力お願いします。
((目次))
第 * 章 『透明アンサー』 >>1
第一章 『return day's 1』 >>2 >>4 >>5
- Re: 『painful memory』 カゲプロ ( No.1 )
- 日時: 2017/11/25 12:10
- 名前: 虚偽 (ID: wKgYBlW2)
第 * 章 『透明アンサー』
なんで気づかなかったんだ?
…いや、気づいていたはずだ。
見ていたはずた。
あいつが苦しんでいたこと、悩んでたこと、涙を流していたこと。
日常の前で無理やり笑顔を、正常を貼り付けていたことも。
…なのに、なのに。
俺はそれらから目をそらした。
俺さえ動けばあいつは泣くことも、世界を嫌うこともなかった。
なぁ、お前は毎日何を見つめていたんだ?
何を見て笑っていたんだ?
なんで苦しんでたんだ?
ーーーーーどんなものと闘っていたんだ?
教えてくれよ、アヤノ。
…お前から、俺はどう見えた?
どんな景色だった?
俺にはそれが分かるときが来るのか?
「会いたい。」
そう俺は小さく嘆いた。屋上でただ一人。
- Re: 『painful memory』 カゲプロ ( No.2 )
- 日時: 2017/11/25 12:12
- 名前: 虚偽 (ID: wKgYBlW2)
第一章 『return day's 1』
「如月〜。」
「…はい。」
俺は教科担任の先生に呼ばれて前へ出た。
先生の前に行くと、先生は
「お前また満点か。いや〜参っちゃうよ。」
と、俺に小声で笑いかけてきた。
はぁ…。そうですか。
出来栄えなら、まぁ、いいほうだろう。
三桁満点の紙切れを見て、自分のことを少しだけ褒める。
…こんなの頑張ってもしょうがないけど。
先生にバレないように、小さくため息をついた。
さっさと戻ろ…。
そう思い、俺は席に向かった。
が、先生は俺の肩をガシっと掴んで正面を向かせる。
えぇ…。またかよ。
「みんな聞けー。」
先生がクラスの奴らに言った。
ざわざわとしていた教室は、少しすると静かになった。
全員分の視線が、ぱっと俺に集まる。
やっぱり教師の声ってよく通るな。
俺じゃ絶対ムリ。
「如月が今回のテスト、満点取ったぞ!お前らも頑張れよ〜!」
と、自慢げに言う。
反応はだいたい予想がつく。
案の定、クラスのあちこちから、
「えー!すごーい!」やら「またかよー!」「あいつロボットじゃね?」とか。
…ロボットとは言われたくないが。
まぁここはこらえよう。褒めてくれているのだから。怒る理由がない。
だるいが。
- Re: 『painful memory』 カゲプロ ( No.3 )
- 日時: 2017/11/07 18:04
- 名前: 虚偽 (ID: pt4UZong)
お久しぶりです。
何も思い浮かばない…(泣)
ヤバイです…。
- Re: 『painful memory』 カゲプロ ( No.4 )
- 日時: 2017/11/25 11:58
- 名前: 虚偽 (ID: wKgYBlW2)
春。
俺は高校に入学したばかり。
入学したばかり、といっても1カ月以上経つ。
俗に言えば、『ピカピカの1年生!高校生活デビュー!!』
と言ったところだろう。
高校生活もクソもないのだが。
全く世間は馬鹿でしかない。
あまり人と喋らない…喋れない、いわゆるコミュ症の俺がいうのも難だけど。
……いや、この話はよそう。つらくなる。
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