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二次創作小説(紙ほか)
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- 境界のRIINE もう一人の死神
- 日時: 2017/10/13 16:57
- 名前: 雪原みっきい (ID: 9Urj1l4Z)
プロローグ
「六道くん!」
「真宮蘭!俺は今忙しいんだが・・・」
そう言ってりんねは死神の鎌をおろした。
とその時
「お姉ちゃん!私飛べないんだから、少しくらい待って!」
と、息を切らした真宮桜がやってきた。
真宮桜は私の妹。
これはりんねと十文字、そしてれんげとかいんしか知らない。
まぁ簡単に言えば、極々一部の人しか知らないってこと。
私は死神をやってるんだけど、桜は人間だから飛べない。
今はりんねを迎えに来たんだ。
りんねは忘れているみたいだが、今日は死神研修会の日なのだ。
これに参加すれば、死神道具がタダで手に入るのにるからって、
りんねは忘れずに行っていたのに、今日はどうしたっていうの。
今は開始十分前。
りんねはいつも一時間前には研修会場に行ってるのに。
「六道くん、何してるの!
もう研修開始十分前だよ!?」
私がそう言ってあげるとああそうだったと言うように、ハッとした表情をした。
「そうだった。
急ぐぞ、蘭!」
「ったく、
急ぐのは六道くんのほうでしょ!」
桜もあきれた、という顔をしたけれど、すぐ表情を戻してこういった。
「六道君は心配だけど、お姉ちゃんがいれば安心。」
「なっ、何だと真宮桜!
俺は蘭なんていなくたって、全然平気だ!」
「おくれるよ!
早くいくよ!」
と私がそう言うと、りんねはそうだなと言って霊道に入ろうとした。
「行ってらっしゃい!お姉ちゃん、六道くん!」
「うん!行ってくるね!」
私はそう言って、霊道の中に入っていった。
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