二次創作小説(紙ほか)
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- 断罪!ヤマザナドゥ〜魔法界編〜(ハリポタ×東方)
- 日時: 2017/10/21 22:37
- 名前: わよーん (ID: lAkC0vKa)
プロローグ
赤い曼珠沙華の花が咲き乱れ、薄い霧が立ち込める。ここは彼岸。死者の来る場所。中有の道を通り、三途の川を渡った死人はここで閻魔の裁きを待つ。ここでは食う事も寝る事も出来ない。
そんな場所であろうことか業務をすっぽかし眠る死神がいた。彼女の名は小野塚小町。死神と言っても三途の川を渡る船の船頭である。そしてその死神の横に怖い顔でー...おっと失礼。立っているのが小町の上司の四季映姫・ヤマザナドゥ。幻想郷を担当する閻魔である。
「...小町、起きなさい。」
上司を前にしていまだに眠りこけている部下を前に、映姫は声をかける。
「小町!」
少し声を大きくするが、それでも起きない小町に痺れを切らした映姫はついによく通る声で叫んだ。
「小町!いい加減になさい!」
「はひぃ!?」
やっと情けない声をあげ小町が飛び起きた。
「って、四季様!ごめんなさいっお説教は勘弁して下さい!」
「しませんよ。今はそれどころではない。あなたに伝えることがあって起こしたのです。」
「はあ、何ですか?」
説教を始めない映姫に、小町はきょとんとしている。
「良いですか、小町。私、四季映姫はしばらくここを空け外の世界に視察に行って来ます。その間、くれぐれも!今日のように仕事を怠ることのないように。」
「ええっ...四季様、どこ行くんすか?」
「魔法界です。」
「何だってまたそんなところに...」
その質問に、映姫は少し困ったような顔をする。
「上からの命令です。仕方ありません」
「なら仕方ないなー頑張って下さい!」
「...はい。」
そう言って映姫は歩き出す。
そして最後に振り返り小町に言った。
「早く仕事に戻りなさい!」
「忘れてなかったか...」
映姫を見送った小町は残念そうに言う。
「私って、信用ないなあ」
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はい。初めての投稿です...東方は五年くらいやってますが、設定違いとかあったらごめんなさい。これが中学生の駄文かΣ( ゜Д゜)
とにかく読んで下さりありがとうございます!この話では全くハリー・ポッター要素無かったですが、一応ハリー・ポッター✖東方です。
- Re: 断罪!ヤマザナドゥ〜魔法界編〜(ハリポタ×東方) ( No.1 )
- 日時: 2017/11/03 12:33
- 名前: わよーん (ID: lAkC0vKa)
もしできたら感想よろしくお願いしますm(_ _)m
- Re: 断罪!ヤマザナドゥ〜魔法界編〜(ハリポタ×東方) ( No.2 )
- 日時: 2017/11/04 20:18
- 名前: わよーん (ID: lAkC0vKa)
すいません。続き書きます。更新遅れました....orz
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断罪一人目「小町!何なのですか!」
「そろそろですね。」
四季映姫と小野塚小町が立っているこの場所は、無縁塚。映姫が外の世界に行くにあたって、ここから結界の外に出るのが良いだろうと、上司に指図された場所だ。
「ところで小町、何故貴方も居るのですか?」
じろりと映姫は隣のおっぱい...もとい小町を睨み付ける。
「え?だって私も行きますから。」
「は?」
予想外の答えに、映姫は間の抜けた声を出す。
「あれ、言ってなかったっけ、十王様に頼んだら快諾してくれましたよ。」
「......本当に?」
「ほんとですよー。映姫様に嘘なんかつけませんって!」
「まあ、それは見ればすぐわかることです。」
そう言って映姫が懐から取り出したのは、手鏡ほどの大きさの美しい鏡。
浄玻璃の鏡と呼ばれるそれは閻魔なら皆持っている道具で、人の人生を見ることができるやましいことがある人間にはかなり嫌がられるプライバシーもへったくれも無い代物だ。
それを覗きこみ、「小野塚小町」と名前を読み上げる。すると、鏡は突然輝きだし、次の瞬間には小町の姿が移っていた。
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「お願いしますよー私も行きたいです。」
「小町よ...でもそんなこと許可したら映姫ちゃんに怒られ...」
「仮にも貴方上司じゃないですかー、偉いんでしょう?」
「偉い人に対する口の聞き方じゃ無いよねそれ。」
「...仕方ないな。」
そう言って小町は一枚の写真を取り出し、閻魔に見せた。
それを見た閻魔は、ごくりと喉を鳴らす。
「こ、これは...」
「ふふ...そう、映姫様の秘蔵プロマイドですっ!」
「お、お主。これをいったいどこで...!」
「天狗のブンヤから買ったのです。」
「...仕方あるまい。ここここのようなけしからんものは私が責任を持って処分せねばならぬからな...」
そう言って閻魔は写真を受け取った。
「で?」
「ま、まーお主がおってもどうせ仕事せんし。」
「てことは?」
もじもじし始めた閻魔に小町が詰め寄った。
「...まあ行っても良いよ。」
「やったー!」
「ていうか閻魔様、何で映姫様を魔法界何かに行かせるんですか?」
「....あの子は元々地蔵でな。幻想郷しか知らんのじゃ。それに、彼女の真っ直ぐさは、彼女が行く場所に良い影響を与えるだろう。」
「今の魔法界で最大の魔法魔術学校、ホグワーツに。」
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「っていうふーにですね、閻魔様も映姫様のこと気にかけて下さっているんですよ!」
「........」
「あっ、ちゃんとOK貰ってたでしょー?」
「........」
「だから私が映姫様に嘘なんかつくわけないって....」
と、小町は途中まで言いかけて止めた。そこには恐ろしい顔をした楽園の裁判長が立っていたからだ。
「小町。」
「ひゃいっ!?」
「な・に・が快諾ですかーっ!何なのですかあの写真は⁉」
「ごめんなさいいいいいっ⁉」
「問答無用です!審判『ラストジャッジメント』!」
「あっ」
数十秒後、そこにはボロボロの小町が倒れていた。
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短い...結構頑張って書いたと思ったら短い....
十王の一人の閻魔様はもう完全に創作ですね(笑)
映姫様が居ない間はもう一人の裁判官が仕事してくれます。
小町も..多分違う死神が。
読んでくださった方、ありがとうございました。
誤字脱字等ありましたらコメントお願いしますm(_ _)m
- Re: 断罪!ヤマザナドゥ〜魔法界編〜(ハリポタ×東方) ( No.3 )
- 日時: 2017/11/04 20:21
- 名前: わよーん (ID: lAkC0vKa)
うわ、文字化けしてる....
すいません。∗っていうのは ∗ ←コレのことです。次回からは変えますm(_ _)m
- Re: 断罪!ヤマザナドゥ〜魔法界編〜(ハリポタ×東方) ( No.4 )
- 日時: 2017/11/04 20:25
- 名前: わよーん (ID: lAkC0vKa)
うわああああああ。コレってどれだよ...とにかく記号です。
!?とか....
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