二次創作小説(紙ほか)

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あの日見た夕日
日時: 2017/10/22 01:50
名前: ミク (ID: .MshU8s5)

設定
朝比奈 朝日
14歳

身長は低い方。
朝比奈 夕日
朝日の双子の妹。
14歳。



あの日見た夕日を僕は忘れられない。
なぜなら

Re: あの日見た夕日 ( No.1 )
日時: 2017/10/22 01:54
名前: ミク (ID: .MshU8s5)

妹と見た最後の夕日だから。
人に言うと、妹は死んだと勘違いされるが決して、生きている。
今日も、僕は夕日を探している。
いつの日か会えるのを信じて。


プロローグ終了

Re: あの日見た夕日 ( No.2 )
日時: 2017/10/22 02:10
名前: ミク (ID: .MshU8s5)


夕日:兄さん、見て!綺麗な夕日!
朝日:綺麗だね。まるで夕日みたいだ。
夕日:兄さん、冗談はよしてよ〜
朝日:本心だよ。
どんどん景色はくるくる回って、夕日が見えなくなった。
バッ
僕は布団をはねのけて起き上がる
朝日:夕日!
心臓がいつもより大きな音をたてている気がする。
最近は夕日の夢をよく見るようになった。その度に起きる。
その繰り返し。自分でも思っていないほど本心は心配しているんだろう。

Re: あの日見た夕日 ( No.3 )
日時: 2017/10/22 02:39
名前: ミク (ID: .MshU8s5)

心臓の音が収まった後も眠れなかった。
夕日の事がなぜかいつもより心配になって。
朝日:いや、母さんや父さんと一緒に居るから大丈夫だろ。
ポツリと呟く。
いや、母さんと父さんがもし病気になったら?もし、あの日のようになったら?
回想シーン
朝日:夕日、もし、これが一緒に見る最後の夕日だったらどうする?
夕日:どうしたの?兄さんがらでもないこといって。でも私なら目に焼き付けておくよ。忘れないようにね。
このときの僕はこれが一緒に見る最後の夕日だということは知らなかった。
朝日:帰ろうか。母さん達が心配してるかも。
夕日:そうだね。

父さん:朝日、夕日、逃げろ!
叫ぶ父さん。一瞬では子供の僕には状況が理解できなかった。
家の中に居る男たちと囲まれている父さんと母さん。
男:ガキに人を呼ばれると面倒なことになる。一旦引き上げるぞ!
男たちは家から出ていった。
朝日:大丈夫だった?父さんに母さん。
父さん:二人とも無事だ。
朝日:決めたよ。父さんたちを守れるように僕は旅に出る。
母さん:気を付けるのよ。
また会いたいな。母さん、父さん、夕日に。


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