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二次創作小説(紙ほか)
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- 賢者達の燈火
- 日時: 2017/10/23 00:18
- 名前: 凜 (ID: 6Bgu9cRk)
「先生!ここに魔法本置いときますね。」
ここは夢ノ王国。そこにある小さな森には、賢者と呼ばれる人々が住んでいた。誰にも気づかれないようにひっそりと。
そんな賢者に憧れて修行をしている、一人の青年がいた。その青年の名前はマコト・ユウキ。青い眼鏡がトレイドマークの17歳。人形のようにきれいな顔をしているが少し地味。そんなマコトの先生は、
「ありがとう。そこに置いてくれたまえ。」
王国から追放された賢者、シュウである。シュウは現在弟子が2人いる。マコトはその中の一人だ。マコトにとってシュウは尊敬する人だ。何といっても、昔は宮廷魔導士・賢者だったのだから。しかし何故そんなにすごいのに、追放されたのかはシュウは教えてくれなかった。別にそれでもよかったが。
マコトは、シュウの魔法の研究の雑用を主にしている。本格的に研究の手伝いをしているのはもう一人の賢者がしている。
「ユウキ!早くこっちの資料を持ってくれ!」
ケイト・ハスミという、18歳。マコトより1歳上の兄弟子だ。説教は拷問に匹敵するが、根は真面目で優しい。シュウに習って3年ちょっとらしい。この王国の王様と幼馴染という噂がある。
「ユウキ、魔法の練習するぞ。来い。」
「はい!」
「しっかりやるのだよ。まあ、僕が教えているのだからできて当たり前だよ。」
・・・・・そんな物語。
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