二次創作小説(紙ほか)
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- 笑顔の奥
- 日時: 2017/11/04 00:45
- 名前: 朝比奈みやび (ID: u58hNmdw)
「さあ、こっちにおいで」
そんな声に誘われるがまま私は彼の手を取った。その瞬間目の前が真っ暗になり彼が消えた。
『どこ?どこにいったの?』
そう口に出したが、漆黒の闇に飲み込まれて消えた。 寒い
今私はノースリーブのワンピース1枚だけ。ここがどこかも分からない。気が付いたらここにいた。そして、彼の言葉を信じたばかりにどこにも行けなくなった。
この日から私は、人を信じなくなった。
「あの・・大丈夫ですか?」どこからかそんな声が聞こえてきた。目を開ける。目の前には白髪の少年と、着物姿の少女がいた。兄妹だろうか。否、顔のつくりが違いすぎる。そんなことを考えていると、「あの・・聞こえてます?」少年がもう一度話しかけてきた。
『聞こえてますよ。大丈夫です。』そういって私は笑った。うまく笑えただろうか。苦しそうな顔になってはいないだろうか。だが少年は気にした様子もなく
「よかった・・・。あっ!急がないと国木田さんが・・・!」と、焦った顔をして少女の手を引いた。「僕たちそろそろ行きますね。」そう言って歩き出そうとしたが少女が動かない。じっとわたしを見つめてボソッといった 「なんで泣いてるの」
私は呼吸を忘れた。はじめてそんなことを言われて。私にはこの子が恐ろしく見えて仕方がなかった。
- Re: 笑顔の奥 ( No.1 )
- 日時: 2017/11/23 12:18
- 名前: 朝比奈みやび (ID: u58hNmdw)
『え?』と口にしようと思った。だが、口から出たのは乾いた冷たい空気だけだった。
居ても立っても居られなくなり、逃げようと私は勢い良く立ち上がり走り……
出せなかった。
貧血状態に陥った私は、足が地面にすこまれていく感覚を覚えた。最後に私が見たのは驚愕に目を見開いている2人の少年少女だけだった。
「だ、だいじょうぶですか!?」ゆさゆさと体をゆすられても、起きる気配もうかがえない。
「敦、与謝野先生に見せたら…?」
「そうだね…!」
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短くてごめんなさい!
初心者なんです‥‥。
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