二次創作小説(紙ほか)

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おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ! 前編
日時: 2017/12/28 10:32
名前: 井夢夜 (ID: pWP11oLr)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12112

おそ松は、いつものように街中を歩いていた。
「あーあ。なんかおもしれーことねーかなー。」
パチンコにはお金が無いからいけないし、イヤミをいじろうともイヤミも見つからない。
そんな彼の頭にポンと何かが出てきた。
「そうだ!デカパンのところ行って面白い事探そう!」
-デカパンラボにて-
「何か暇つぶしになる物ダスか?ホエ〜、丁度良いものが有るダスよ!」
************
「「「「「えぇぇ!?兄さんどうしたの!?」」」」」
おそ松以外の五人が驚く。驚かれたのは、だぼだぼの赤いパーカーとズボンを必死に引きずって帰ってきた小さなおそ松だった。
チョロ「どうしたんだよ、おそ松兄さん!」
おそ「あぁ。それが…
事情説明中〜
チョロ「………なるほど。つまりおそ松兄さんはデカパンの実験台になったってことか。」
カラ「でもキュートだな、ブラザー」
十四「うんっ!かわいー!」
トド「ほんとだーかわいいー(棒)」
おそ「ぼ、棒読みやめろよトッティ〜!」
トド「と、トッティ言うな!」
一「でも、兄さんこれからどうすんの…?」
チョロ「言われてみれはそうだな。出来る限りの事はカバーしよう…」
チョロ松がフッとおそ松を見ると、おそ松が不満そうにぷうっとほっぺたを膨らましていた。
おそ「よ、幼児扱いすんなよ!これでもお兄ちゃんなんだぞ!」
五人「ハイハイ(^^)」
ー続くー

Re: おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ! 中編 ( No.1 )
日時: 2017/12/09 06:45
名前: 井夢夜 (ID: pWP11oLr)

2
チョロ「そうだ、少し気になったんだけど。」
トド「どしたの?」
チョロ「おそ松兄さんの服どうしようか…。」
トド「あっ、確かに。」
十四「じゃあ子供の時に着ていたやつで良いんじゃないかな!」
カラ「なるほどな。グッドアイデアだぞ、ブラザー」
チョロ「んー…。あるかな」
タンスの奥をあさっていると、一松が声をかけた。
一「チョロ松兄さん、それ…」
チョロ「ん?あっ、これか!あったあった!」
***着替え中***
十四「あははっ!ピッタリだね!」
一松とチョロ松が見つけた服を着たおそ松を見て十四松が言う。
おそ「お、おお〜。とりあえずあってよかった〜〜。」
本当にピッタリだった。
トド「まあこれで外に出れるね。」
チョロ「よし、じゃあデカパンのところへもう一度行こうか。」
すると、突然十四松が叫んだ。
十四「あっっっ!!!」
「「「「「うわっ!!!」」」」」
十四松以外の五人がびっくりする。
一「な、なんだよ十四松…」
十四「靴は!?」
カラ「あぁ…確かにな。……そうだ。誰かが抱っこして連れて行けば良いんじゃないか?」
トド「なるほどね!」
おそ「だから、幼児扱いすんなって〜!」
チョロ「でも、そんなこと言ったってそれじゃ出れないよ。仕方ないじゃん。」
おそ「……わかったよ。でも、これ以外は本当にすんなよ!」
トド「わかってるって」
チョロ「よし、じゃあ行こうか…。」
ー続くー

Re: おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ! 中編2 ( No.2 )
日時: 2017/12/20 18:29
名前: 井夢夜 (ID: pWP11oLr)


一「クソ松。兄さん頼むぞ。」
カラ「な、なぜオレがおそ松を…。」
トド「え?えーっと、だってカラ松兄さん力持ちだし、頼りになるし!」
カラ「…!頼りになる…か。よし、引き受けた!」
おそ「うおっ!」
カラ松はおそ松を肩車した。
おそ「ダーカーラって!」
カラ「まあ、いいじゃないか!」
おそ「よくねぇっ!」
カラ松も一度おだてられるとこうなるんだなぁ…と、チョロ松は思う。
良くないとは言ってるおそ松だが、まんざらでもなさそうだ。
十四「よ〜〜し、行きマッスル!」
チョロ「先行くなよ十四松〜!」
結局、カラ松がおそ松兄さんを肩車してデカパンラボに行くことになった。
***デカパンラボにて***
十四「たのもー!たのもー!」
一「…今時?」
デカパン「ホエ〜、どうしたダスか?」
十四「デカパン博士、おそ松兄さんを元に戻して欲しいんだけど。」
デカパン「ホエ〜、わかっただす。『小さくなる薬』の効果を消すんダスな?」
十四「あるの!?」
デカパン「あるダスよ〜。」
チョロ「良かったぁ…。元に戻れるんだって、兄さん…って、んん!?」
カラ松の近くにいるであろうおそ松の姿がなく、チョロ松は驚いた。
トド「か、カラ松兄さん!おそ松兄さんどこ行ったの!?」
カラ「わからない。途中、降りたいと言ってそこから見てないんだ…。」
一「馬鹿かクソ松!」
カラ「えぇ!?」
チョロ「と、とにかくおそ松兄さんを探さないと…!僕とカラ松が探すから、トド松と一松と十四松はここにいてくれ!」
十四「あ、あいあい!」
トド「わ、わかった!」
一「気をつけろよ。」
こうして、チョロ松とカラ松はおそ松兄さんを探しにデカパンラボを出た。
ー続くー

Re: おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ!後編 ( No.3 )
日時: 2017/12/28 07:43
名前: 井夢夜 (ID: pWP11oLr)

4
チョロ「おそ松兄さーーん!」
カラ「おそ松ーー!」
二人は必死におそ松を探した。周りの目なんか気にせずに叫んだ。
チョロ「見つかんないなー。どこ行ったんだろ…。」
カラ「ここら辺で下ろしたはずなんだが…。でも、こんなところで小さい子が一人で動いてたら目立つと思うんだが…。」
と、その時、マンションとマンションの間の影ですすり泣く声が聞こえた。
カラ松が調べに行くと…。
カラ「おそ松!」
そこには、泣いてまぶたが赤くなったおそ松がいた。
まだ、目に涙が溜まっている。
チョロ「見つかった!?カラ松!」
カラ「あぁ。」
おそ「っうぐ…。」
チョロ「おそ松兄さん!もう、心配したんだよ!なんでどっか行ったの!?」
おそ「らって…また…なんかあったら…こあいし…」
おそ松がしゃくりあげながら言う。
チョロ「大丈夫!さ、デカパンラボに戻ろう!」
チョロ松が見たことも無いような笑顔を見せる。
おそ「…あかった。」
おそ松はコクリとうなずいた。
***デカパンラボにて***
一「…あいつら大丈夫かなぁ…。」
十四「あっ、帰ってきたよ!」
トド「兄さんお帰り〜。」
チョロ「やれやれだよ、ほんっと。」
カラ「起きろ、おそ松。」
おそ「むにゃ…。」
途中で眠たくなって寝てしまったらしく、カラ松におんぶされて戻ってきた。
デカパン「ホエ〜、戻ってくれて良かったダス。じゃあ、これを飲むダス。」
出された薬を飲むと、ボワンという音や煙と共に元に戻ったおそ松がいた。
十四「良かったー!兄さん元に戻ってる!」
おそ「ほんとだ、戻ってる。よかった…。」
こうして、おそ松騒動は幕を閉じた。が、
数日後。
カラ「あれ?一松はどこだ??」
トド「そういえば、どこだろう…。」
一「ここだよ。ここ…。」
下を見ると、小さくなった一松がいた。
チョロ「えぇ!?今度は一松かよ!」
松野家は、今日もにぎやかだ。
-終わり-

Re: おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ! ( No.4 )
日時: 2017/12/27 14:10
名前: 井夢夜 (ID: pWP11oLr)

ありがとうございました!
よければコメントお願いします!
リクエストもおそ松さんならなんでも募集中です!

Re: おそ松さん ちっちゃくても長男なんだぞ! 前編 ( No.5 )
日時: 2017/12/27 19:55
名前: とあ (ID: aU2V5DNl)

すごい面白いです!(こーゆーの好き♪)
もしよかったら他の兄弟バージョンも下さい。


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