二次創作小説(紙ほか)
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- 東方迅丹記
- 日時: 2017/12/17 09:10
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「喜一?会ったことないけど、私と同じ外来人なの?」
「えぇたぶん博麗神社にいなかったから知らなかったんだと思いますよ。
あそこで見てましたが勇儀さんと萃香さんに勝ったみたいなんですよ」
大妖精の話に驚く。
「あの二人相手に!?ちょっと会ってみたいような気もする」
「まだいるかもしれないから行こうよ!久遠!」
チルノたちに手を引かれ博麗神社へやって来た。
「あ、あそこにいる奴だよ!禾本 喜一(なぎもと きいち)って人!」
「え、なんか紫がいつもと違う態度をとってるんだけど!?」
- Re: 東方迅丹記 ( No.1 )
- 日時: 2017/12/17 09:32
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
1.My魔法アイテム
「紫さーん!!」
「久遠!?」
久遠の声に気付き紫は久遠の方を向く。
隣の男の人が妖精たちが言っていた喜一だとすぐ分かった。
『久遠と同じ黒髪で青いTシャツを着てたんだよ』
「紫、そいつがお前が長々と話してた奴か・・・?」
「えぇ喜一さん、彼女は久遠です。彼女は少し特殊でして
彼女が持っている能力は貴方でも扱えないんですよ。
紹介するわ久遠、こちらは」
「あ、名前はルーミアちゃんとかチルノちゃんとかから聞いてるよ。
紫さんにとってはどんな存在なの?師弟関係とか?」
「え、えぇ私のお師匠様よ」
「あ、え?紫さんの師匠・・・・!!?じゃあやっぱり紫さんよりも」
「うんうん」と頷く紫を見て開いた口が塞がらなかった。
紫は少しの間久遠を見つめる。
「なるほどね、かなり前にくれたあれってそれを通して貴方に
聞こえるのね」
紫は右耳につけた紫のピアスを見せる。
「なんだそれ?魔法アイテム的な奴か?」
「はい、簡単に言えば通信機です、霊夢や魔理沙も色は違うけど
着けてるんですよ」
- Re: 東方迅丹記 ( No.2 )
- 日時: 2017/12/17 09:49
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
2.来たらやっぱり戦闘!?
「およ、久しいじゃないか久遠」
「す、すすす萃香さん!?久しぶりです」
「私も忘れてもらっちゃ困るね」
「久遠さん、お久しぶりです」
萃香に勇儀、さとりとこいしとお燐とお空もここに来ていた。
「喜一、あたしたち久しぶりに楽しめたよ。で、今度は観戦側に
いさせてもらうよ」
ヤベェと思った久遠は視線を泳がせる。
『久遠さん、もしかしてなんとなく分かってました?』
『うん、さとりたちに加え鬼二人が来たらなんとなくね』
『ホントにドンマイね久遠・・・』
「まぁアンタも結構楽しめるだろうし久々に久遠の本気が
見たいんだよ、お願いするよ久遠」
喜一は許可したらしく久遠は視線を紫に向ける。
紫はどうにもならないというような仕草をする。
「・・・わ、分かったよやればいいんだよね?」
「さっすが久遠、話が分かる!」
「あ、でも少し時間をもらっていいかな?準備をしたい、情報収集は
しないけど」
「さっき来たばかりで訳わかんないだろうからね、なるべく
ちゃちゃっと済ませるんだよ?」
勇儀からの許可が出て、頭を深々とさげて準備をし始めた。
- Re: 東方迅丹記 ( No.3 )
- 日時: 2017/12/17 11:08
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
3.結界の合図
まだまだたくさんの人妖でにぎわう博麗神社で一人悩む久遠。
「なるほどなそりゃ飛んだ災難だったな久遠」
「私のスペカって遠距離が多いんだよね・・・近距離、
入れた方が良いかな?」
響樹は腕を組み少しの間、目を伏せて考える。
「・・・純粋な力などの戦闘力はあっちの方が高いだろうな。
見た感じ裏をかくのが得意そうだし気を付けろよ?」
響樹のヒントも含み考え、数分が経った。
私のスペルのことを話しておこう。
とりあえず会ったことがある人のスペルカードはすべて使える。
超必殺技ともいえる「繋符」は未だ三枚しかないので何枚か増やした。
繋符「地底のローズガーデン」(さとり×こいし)
繋符「火車フレア」(お燐×お空)
繋符「密と疎の怪力乱神」(萃香×勇儀)
繋符「風神天狗疾風扇」(文×はたて)
「・・・頑張れよ久遠」
「うん」
それだけ言い残し、その場にたどり着く。
「ずいぶんと早かったじゃないか久遠」
「スペルを創っただけですから」
「よしじゃあ早速始めるか。今から張る結界で俺たちは戦うんだが
勝利条件は相手を降参させるもしくは殺すことだ、負けた相手は
自動的に結界外に出される、もちろんその傷も体力も回復してる
から安心しろ、じゃあやるか」
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