二次創作小説(紙ほか)
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- 東方願念碌
- 日時: 2017/12/27 07:20
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
新たな異変が久遠たちに襲い掛かるその時はそう遠くはなかった。
成長した少女、千弦 久遠。
博麗の兄編 >>1-7
- Re: 東方願念碌 ( No.1 )
- 日時: 2017/12/18 18:44
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「嘘だろ?こんなお嬢さんがそんなチート能力持ってんのかよ」
大きなモニターに映る一つのプロフィール。
名前:千弦久遠
年齢:14
能力:不可能を可能にする程度の能力etc.
容姿:黒髪に黒の瞳、身長高
詳細:謙虚、そして人を惹きつける何かを持っている。
「残念ながらそのようだ、だが・・・」
★
場所は幻想郷、忘れ去られた者の楽園。
「っだーもう、また負けたぜ・・・」
その場に尻餅をつき座り込む。
響樹に弾幕勝負を挑み負けてしまった。
「たまたまだと思うんだが?」
「ク、クソッ・・・」
その様子を霊夢と久遠、そして天騎が見ていた。
「ったく飽きないな」
「やっぱり魔理沙の兄よね、戦い方は把握済みってとこかしら?」
「当ったり前だろ!兄が妹より弱かったら守れねえじゃんか」
魔理沙に手を貸し、魔理沙が立ち上がる。
そのうち日は落ち始め空は赤く染まった。
- Re: 東方願念碌 ( No.2 )
- 日時: 2017/12/18 18:46
- 名前: ルイージ (ID: j/F88EhV)
オリキャラの応募しました
- Re: 東方願念碌 ( No.3 )
- 日時: 2017/12/19 18:02
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「は?妖怪狩り?それがどうしたのよ」
文は霊夢に手に入れた情報を説明する。
「分かってないんですか博麗の巫女なのに。ここは妖怪と人間で
成り立っています。人間しかいなかったら成り立ちませんよ。
それに私が調べた限りその妖怪狩りは吸血鬼狩り、巫女狩り、
魔法使い狩りもやっていると言ってたみたいなんですよ、まったく
霊夢さんも気を付けてくださいよ?」
文は黒い羽を羽ばたかせ空へ消える。
—『お兄ちゃん、これ何だろうね』
—『ダメだ、触れんな霊夢!』
その少年の手は刀の柄に触れる。
魔法の森、霧雨魔法店
「魔法使い狩り、ねー・・・あんまりここじゃ聞いたことないな」
「まぁ幻想郷じゃそんなことはしないからな。妖怪狩りはいないが
妖怪退治専門は霊夢がいるってだけだしな、もちろん魔理沙もな」
ゆっくりと楽し気に話す二人はまだ後ろに迫る影を知らなかった。
そのまま魔法使い二人は歩いていく。
「(にしても巫女狩り、魔法使い狩り、か)」
—『ど、どうしたんだ魔理沙!?』
—『お兄ぢゃ〜〜〜〜、霊夢のお兄ぢゃんが〜!!』
—『・・・が?いや聞かないでおこう大丈夫だって、絶対俺が
・・・を連れてきてやるからな、兄ちゃんを信じろ!』
- Re: 東方願念碌 ( No.4 )
- 日時: 2017/12/19 21:07
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
霊夢と久遠は地面に着地し背中を合わせる。
「全く、ちゃっちゃと倒れてくんないのかしら」
「それって普通悪い人が言うような言葉だと思ったんだけど・・・
私だけ?こうなんていうかレミリアとかならまだセーフなんだけど
ば、ばーでぃんぐももことおそらだっけ?覇気がなくて
違和感しかない」
ももこを相手してるのは久遠、おそらを相手してるのは霊夢。
「ま、すぐ終わるでしょうけどね、そうでしょ?」
「そうだけども」
「華麗、ガーベラ…トルネード!」
「ももこの手伝いをするんだ!華麗!紫陽花弾丸!
てりゃあああああ!」
視界は塞がれ種のようなものが連射される中、すでに二人は
一枚のカードを構えていた。
「“霊符「夢想封印」”」
「“光符「弾幕乱反射」”」
弾幕の力は霊夢たちの方が上、決着は目に見えているだろう。
「ごめんなさいね久遠」
「あぁいいんですよ。じゃあ私はこれで!」
霊夢は魔法の森へと向かった。
★
「魔・・・理沙・・・?」
気絶しているだけ、それでも響樹は許せなかった。
「フフフ、フハハハハハッ!!脆いなぁ魔法使いもそっちの魔法使いは
マシのようだがここをてめえらの墓場にしてやるぜ」
「そうかよ、言っとくが俺は今かなりキレてんだぜ?理由は
馬鹿じゃなけりゃわかるだろうよ。
大事な妹をよくもこうしてくれたな、覚悟はできてるよな?」
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