二次創作小説(紙ほか)

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BLEACH−新・改−
日時: 2017/12/31 21:24
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

仕切り直しって奴ですよ。
少しキャラが増える・・・かも?

The story


母親の優美(ゆみ)は料理を作っていた。
一人っ子である私は母親と父親の飛永(ひなが)に育てられた。
父親譲りなのか私は霊が見えていた。
「どう?作文は終えたの?」
「あ、うん。終わったよ、じゃあそろそろ寝るよお休み!」
「「お休み」」

私が部屋に戻ったころの二人。

—『そうか黒崎くんに死神代行を、俺は二本の斬魄刀のうちの
  神楽を彼女に渡すとするか…』



my room
ベッドの中に潜りふと窓の外を見た。
そしてすぐベッドから身を起こした。
「なっ!!」

1.死神ライ、現れた虚と死神になった私!? >>01
2.ルキアと一護、真夜中にいる者  >>02
3.始解!光輝解放、神楽!  >>03
4.連れていかれたルキア、死神・桜月 >>04
5.謎の男、共に向かう場所へ >>05
6.瀞霊廷での戦闘、一角戦 >>06
7.勝利し合流しまた戦闘 >>07
8.剣と恋次と…増えた仲間 >>08
9.戦闘狂、更木 剣八、千月の卍解 >>09
10.決着の卍解、新たな斬魄刀 >>10
11.戦闘、霊神vs千月 >>11
12.決着と動き >>12
13.散る千本桜、霊神の力 >>13
14.一週間後と日常 >>14
15.急に呼び出し、大戦! >>15
16.雷電丸の使い手、萱野凛音 >>16
17.

Re: BLEACH−新・改− ( No.13 )
日時: 2017/12/25 10:13
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「やぁっ!!」
『来るぞ、下がれ千月』
言われた通り大きく後退する。

予想通り刀を構えた。
「お前が俺に勝とうなど100年早い。散れ千本桜!」
刀身が桜の花弁になり言葉の通り散り束になる。
神楽を納刀し霊神を構える。

「切り開け!霊神!」
霊神の刀身が強く青く輝く。
縦に振るうと大きな斬撃が生まれた。

そして辺りは二人の足場以外が削り取られた。
「っ!?」
白哉の腕には大きな傷が、おそらくさっきの斬撃だろう。
更に霊神の刀身には桜の花弁が纏わりついていた。
「霊神と神楽は私の任意で相手の技を自分のモノにすることが出来る。
 だから見せてあげましょう、私の桜を!“千本桜・吹雪”」
白い光を纏った桜は吹雪のように白哉を切り裂いた。

「ではでは私は急いでるので行かせてもらいますね、ルキアさん貴方に
 殺されることは望んでないと思いますよ」
それだけ言い残して先を急ぐ。

 ■

「恋次さん、一護さん!」
「桜月!お前はそこにいろ!」
桜月はそこでいるしかなかった。
助けに行こうにも行けなかった。

「“鏡花水月”」
「っ!?」

「千月!?」
「千月さん!!」
「遅刻したけどとりあえずセーフ、だよね?」
地面に降りた。

「っ!!ルキアさんが!!」
ルキアさんに向けて刀が迫る。


「兄さま…?」
血を吐きルキアさんを抱いて膝をつく。
「ちょっ、白哉さん!!」

同時に何人もの死神が現れる。
だが——。

「何、あれ・・・?」
「深追いはしない方が良いかもしれませんね」


 ★

ルキアさんの処刑は無しに。
兄と妹は和解し元の仲に戻った。

「そっか桜月くんはまたしばらくここに残るんだね」
「うん少しでも何かしたいと思って…」


Re: BLEACH−新・改− ( No.14 )
日時: 2017/12/25 18:08
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「なんだ!?さっきの爆発音は…」
「気にすることはないですよ萱野さん。まぁ黒崎さんを見つけて
 更木さんが暴れてるんでしょうし…にしても仮面のせいで顔が
 見えませんでしたが誰だったんでしょうね?」
爆音をよそに悠長と話す星来。

「…不安だな二つの事件が重なるかも知れない。まぁ俺の勘だが
 にしても、更木を倒した奴、千月と言っていたな…」
「えぇ、斬魄刀を二本、神楽と霊神と呼んでいました。それと
 萱野さん」
「ん?」
「難しい顔は任務の時だけにしましょうよ!」

 ■

剣は死神の死覇装姿の飛永と行動を共にしていた。
「やっぱり千月はお前の娘だったか、それにしても100年近く会って
 なかったな、飛永」
「相変わらずのようだな剣、チビなのは変わってないな」
「う、うるせぇ!ほっとけ!!…お前だって間違われないのか?」
「千月の兄とかに、か?そりゃあ何度もあったが娘は
 学校から帰ってくるたびに笑顔で言ってたさ、
『千月ちゃんのお父さん若くてカッコいいねって友だちが
 言ってくれた』ってな」

 ■

「…神楽、霊神。二人ともいつの間にこっちに出入りできるように
 なったの?」
ベッドにいる白哉、その近くで千月より一足先に見合いに来ていた
恋次を前に千月は右隣にいる二人に言った。
「さぁ?僕らにも分からないよ、いつの間にか出来るように
 なってたし…それより白哉さんにお見舞いとお願いがあって
 来たんだろ?…邪魔になりそうだし僕らは元に戻るよ」


「…!あ、これどうぞ、下手ですけど…気に入らなければご自由に。
 隊章の花が椿って聞いたんで…それとこれからよろしくお願いします
 白哉さん!」
最後に一礼し扉から外へ出ていく。


そして数日後、千月たちは現世へと返された。

Re: BLEACH−新・改− ( No.15 )
日時: 2017/12/26 16:43
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「…お前らしいな、こんな殺風景な場所を好み人を呼び出すとは
 趣味が悪いぜ?」
剣は目の前にいる男を睨む。

「そこまで厳しくしないでくれないか?好んでるわけじゃない。
 後どうなんだ?どうせ一人二人、危険視する死神を見つけてきたろ?」
「あぁだが教える気はない。それに俺はお前の仲間になったつもりも
 ない、忠告するためにわざわざお前の呼び出しに耳を貸しただけだ」
男は後ろを向き出て行こうとする剣に怒りをぶつける。

「忠告?ふざけてんじゃねーぞ剣!お前も俺も似たようなモンだろ!!
 俺もお前も奴らを憎んでることには変わりないだろうが!!」
胸ぐらを掴まれ身動きを取れずにいた剣は力を抜いた。
「過去を辿れば、な…だがお前は罪に罪を重ねようとしている。
 俺は今ここで罪を償う、どうせ死ぬことはできねえし拷問にでも
 かけられるんだろうな。俺はお前のようになるつもりはない。
 
 お前は倒される、人間の死神に…」

 ■

「…そうか剣なら頼みたいことがあるんだ」
一息つき飛永はこう言った。
「アイツがすることにはなるべく口を挟まずアイツがピンチの時は
 助けってやってくれ」

Re: BLEACH−新・改− ( No.16 )
日時: 2017/12/31 20:14
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


『はい!?織姫さんがぁ!!?分かったから行くから!!』

という言葉を最後に私たちは虚夜宮(ラス・ノーチェス)へ。
だがしかし数時間と歩いても中々私は同じ道をぐーるぐる。

「…!?誰、誰かいるの?」
近くの瓦礫をどうにか退けると二人の男が横たわっていた。
「この人たちは破面——うっ!!」
爆風と混じった衝撃波にあたり壁に背中をぶつける。
「貴様…ッガハッ、グッ…!!」
「あー動かない方が良いと思いますよ?それにこの傷、私たちでは
 ないようですね、仲間に裏切られたってところですかね、もう一人も」
もう一人、横たわっている方は結構な重傷。
手当てするのに少し時間がかかりそうだ。

「貴様、死神だろう。なぜ俺たちを破面を殺さない?」
「じゃあなんで私を今、殺そうとしてないんですかね?…はい
 治療完了、まぁ二人のことだしもう動けるっしょ?」
もう片方の男も上半身を起こした。

「あ、そういえばさここの土地勘がないせいで迷っちゃったんだよね
 良ければ協力してくんないかな?」
この時、二人には目の前の死神が優しく微笑む天使や女神に
見えていた。

こっちでそんな優しい微笑みをくれるような者はいない、ましてや
敵のケガまでも治してくれる者など…その笑みに見惚れ彼女の
差し出す小さな右手に真っ白い雪のような色の自身の手で握る。
「俺はリエン、でこっちの赤髪がウォンだ、さぁたぶん最終段階に
 入ってるはずだぜ急ぐぞ」
二人に手を引かれ風を切る。
神楽を口にくわえ霊神を右手に握った。

Re: BLEACH−新・改− ( No.17 )
日時: 2017/12/31 21:23
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「光輝解放!神楽!」
「っ!!神楽ってことは…もしかして!」
一護と織姫は上を見上げる。

「“日輪開花向日葵”」
大きな向日葵が咲いた瞬間眩い光が二体の破面を貫く。

 ■

「朽木隊長、僕は…」
「三直桜月、下がれ」
淡々とした口調で命令され桜月はルキアを背負い狼の姿になり
言われた通り下がった。

そして卍解という一言が聞こえた。
なるほどそのために下がれと言われたのか…。
結界を張り崩壊に巻き込まれることはなかった。

止めを刺され相手は倒れる。

 ■

「轟け、雷電丸!!」
男の声と刀が一振りされる音の後、大きな雷が辺りに落ちた。

「萱野隊長!!やりすぎはよくないですよ、他の方にケガを
 させてしまうでしょう?」
「まぁそこんとこは大目に見てくれ。こっちは終わったしな。
 弱ってて良かったぜ」
電気を帯びた少し大きい刀を肩に担いで私を見る。
「おう、お前だったのか二刀流は。てっきり年上の男かと思ったぜ。
 俺と星来は予備隊でなこういう人手が必要な時に仕事があるんだぜ
 よろしくな」
「あ、はいよろしくです。じゃあえっと…」
「あぁ自己紹介か。萱野 凛音、昔は名前が女みたいだからって
 よくイジメられては星来に助けられてばっかりだった弱い男だぜ」


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