二次創作小説(紙ほか)
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- 東方四属録
- 日時: 2017/12/27 18:39
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「最近、火事が増えてない?前までは全くと言っていいほど
なかったのに…」
「それだけじゃないぜ。全体的にではないが木の枝が枯れていたり、
川の水が突然止まったり、とかな」
魔理沙と霊夢が話しているのはそういった異変。
主に自然関係だろうか。
1.兄と姉、妹と妹の恋バナ? >>01
2.氷の支配者フリーズ >>02
3.風の支配者 >>03
4.
- Re: 東方四属録 ( No.1 )
- 日時: 2017/12/27 17:30
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
霧雨魔法店。
丁度そこには二人のお客が来ていた。
一人はミトラ、魔理沙のもとで修業している魔法使いだ。
「久しぶりだね響樹くん!ん?そこの金髪の子は誰?」
彼女はショコラ、ミトラの姉で響樹の同級生だ。
「金髪?あぁ魔理沙のことか。魔理沙は俺の妹だぜ」
「い、妹なんていたの!?」
「ちょっと待て、俺は前に教えたはずなんだが?」
舌を出して「テヘ」と言うショコラに溜息をついた。
「じゃ、ミトラ早く練習しようぜ!」
「は、はい」
「気を付けろよー!魔理沙、ミトラ!」
■
「…怖がっちゃダメだぜミトラ。余計乗れなくなっちゃうからな」
「は、はい…あの魔理沙さん」
「ん?」
「魔理沙さんって好きな人いるんですか?」
魔理沙は沈黙する。
「…恋愛対象としては別にいないぜ。そういうミトラはどうなんだ?」
ミトラはカァと顔を赤くする。
いるんだな、と思い聞かないようにした。
■
「へぇ…じゃあ響樹くんも魔理沙ちゃんに倒されたの?」
「む、失敬な!その言い方じゃ俺が悪役じゃねえか!!…
まぁ操られてたし本気で殺そうとしてたからそうなのかも知れんが」
「だからまだ強くなりたいって言ってたわけね納得」
ショコラがクスクスと笑う。
「なんだよ気持ち悪いな」
「何よ気持ち悪いって!で、話題変えるけど響樹君は好きな人って
いるの?私はいないけど」
その言葉を聞いて水を飲んでいた響樹はすぐにむせ咳き込む。
「ゲホッ…お前、何言ってんだよ。俺はノーコメント」
- Re: 東方四属録 ( No.2 )
- 日時: 2017/12/27 18:13
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「ッ!?何!?」
ショコラと響樹は外に出る。
辺りは雪も降っていないのに白銀の雪が積もっていた。
「で、お前がこの現象を起こしてるのか…出てこい!断れば
マスパで辺りを吹っ飛ばす!!」
「ちょ、それはよくないでしょ」
幽霊のように姿を現したのは銀髪に青い目の少年だった。
「吹っ飛ばされては困る、僕はここが気に入ってる…僕以外
誰もいらない」
少年は白いマフラーを下げフゥ…と息を吹いた。
突然、響樹とショコラの足元が凍り付き身動きが取れなくなる。
「僕はフリーズ、氷や雪、寒気を司る程度の能力。僕が創り出した
雪や氷はt「“煉獄「バーニングドライブ」”」…」
その声と同時にフリーズはマフラーを下げまた息を吹きかける。
するとその炎が凍り付き砕け散った。
「なっ!?嘘でしょ!!」
「言おうとしたのに…僕の氷や雪は絶対に解けない。後君たちの
足元の氷は段々と全身を凍らせていく。後10分もすれば
全身が凍り付く」
ショコラが焦りの表情を見せる。
フリーズは表情一つ変えない。
響樹は楽しげに笑っていた。
「ならやってみようぜ?どっちが先に折れるか…スペルカード!
『火星「マーズバーニング」』!!」
空から火炎を纏った隕石が降り注ぐ。
だがそれも凍り付き砕け散る。
その後も同じ末路を辿った。
「ハァ…ハァ…」
「響樹くん…魔力が」
「うっせえな、まだあるし勝てるに決まってんだろ」
八卦炉を握り笑った。
「“星符「ドラゴンメテオ」”」
フリーズの上空からマスタースパークが放たれる。
驚いていたのか一瞬動きが止まるがマスパを凍らせる。
「行くぜ、響樹兄!」
魔理沙はミトラを降ろし八卦炉を構える。
「「“魔砲「ファイナルスパーク」”」」
「ッ!!?」
二人のファイナルスパークを凍らせようとするも凍ることはなかった。
- Re: 東方四属録 ( No.3 )
- 日時: 2017/12/27 18:37
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「うぐっ・・・なん、で僕の力が…?」
うつ伏せに倒れながらそう呟く。
「最終手段ってところだ。魔力を全部注ぎ込んだ魔砲、おかげで
俺はヘトヘトだぜ…」
雪と共にフリーズが消えていきついには白い光子になってしまった。
■
博麗神社。
急に少しでも力を抜けば吹き飛ばされそうな風が吹いた。
勾時が霊夢を庇うような格好になる。
「…ッ!なんだ、ただの風ってワケじゃなさそうだな」
「そうね、怪しい奴はもういるようだし…」
緑色の髪をした男と霊夢は目が合いそれが合図を示していた。
「気付くのが早いですね流石博麗の巫女、恐れ入ります。その様子だと
私を倒そうとご考えですか?」
「あったり前でしょ?ちゃっちゃと倒れてもらうわよ!」
霊夢は何枚ものお札を投げつける。
「怖い方ですね。ですが無駄ですよ」
男が片手を思いきり上にあげると風が吹き、そのお札は霊夢の方へ
向きを変えた。
「なっ!?」
大きな爆発を起こし辺りに煙が立ちこむ。
「私は風を司る程度の能力、ここにいる天狗とはわけが違うんですよ
甘く見過ぎましたね博麗 霊夢さん、博麗 勾時さん」
- Re: 東方四属録 ( No.4 )
- 日時: 2017/12/28 07:54
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
男が帰ろうとしたその時。
「“神技「八方鬼縛陣」”」
攻撃を避けるときに微かに人影が見えた。
「(今のは女性らしくは見えませんね、となると)」
「死んだかチェックもせずに帰るたぁ、相当の自信家だな」
「ッ!?なぜ生きているんです!?彼女は倒れているのに…」
「あのなあれでも巫女だぜ?そんな簡単に負けるような奴じゃねえよ
“神霊「夢想封印」”」
「“霊符「夢想封印」”」
二人の夢想封印が炸裂する。
※予約
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